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エピソード41:蒼き再臨、究極の試金石
原初の不定形へと至る究極進化。それはゼロの存在そのものを変質させるほどの、劇的な変化だった。忘れられた王国跡の地下遺跡から地上に戻ったゼロは、まず自らの内に満ちる新たな力を確かめることから始めた。
【万象擬態】Lv.1。これは単なる姿形の模倣ではない。試しに近くの巨大な古木に擬態してみると、外見だけでなく、その質感、内部構造、放つ微弱な生命エネルギー、さらには風にそよぐ葉の動きといった『在り方』そのものを完全にトレースすることができた。もはや、どんな探知能力をもってしても、ゼロの擬態を見破ることは不可能に近いだろう。
【原初の不定形】Lv.1。これもまた、ゼロの可能性を無限に広げるスキルだった。ゲル状の基本形態は変わらないが、そこから派生する形態変化の自由度と精度が飛躍的に向上した。【形態変化戦闘(竜技)】で竜の爪や翼を形成する際も、より鋭く、より強靭に、そしてより自然に変化させることができる。さらに、このスキルは環境への適応能力も極限まで高めており、灼熱の溶岩地帯でも、極寒の氷河でも、深海の高圧下でも、ゼロは自身の形態を最適化し、活動することが可能になった。
そして【混沌核】Lv.1。これはゼロの力の根幹だ。エネルギー容量は膨大になり、魔力回復速度も【自己修復】Lv.6と合わせて驚異的なレベルに達している。捕食による吸収効率も劇的に向上し、対象から得られる情報やスキル要素の解析能力も格段に上がった。何より、コアが安定したことで、以前のように力の暴走や精神汚染に怯える必要がなくなった。混沌とした力をも、冷静に制御し、振るうことができる。
ゼロは、その力を確かめるように、近くにいた遺跡守護者のゴーレム(ストーンガーディアンの上位種)に戦いを挑んだ。以前なら苦戦したかもしれない相手だが、今のゼロにとっては赤子の手をひねるようなものだった。【竜の威圧(低級)】だけで動きが鈍り、【形態変化戦闘(竜技)】で形成した竜腕の一撃で粉砕。【捕食】しても、ステータスへの影響はほとんどない。もはや、このレベルの相手では、ゼロの進化の糧にすらならない。
『力が……違いすぎる』
強くなりすぎた、という奇妙な感覚。だが、これは慢心ではない。事実として、ゼロはEFO世界のモンスターのヒエラルキーにおいて、かなり上位に食い込む存在へと変貌していた。
その時だった。
ヒュンッ!
風を切る鋭い音と共に、青い閃光がゼロのすぐそばを掠め、背後の遺跡の壁に深々と突き刺さった。それは一本の短剣だった。
ゼロが振り返ると、少し離れた場所、崩れた円柱の上に、見覚えのある人影が立っていた。青い髪、軽量な革鎧、そして腰にはもう一本の短剣。
「よぉ、ウロボロス。やっぱりここにいたか」
蒼き疾風、アルト。彼は、まるでゼロがここに来ることを知っていたかのように、不敵な笑みを浮かべていた。
『アルト……! なぜここに?』
ゼロは【精神感応(テレパシー)(初級)】で問いかける。
「ん? テレパシーか? 便利になったじゃねえか」
アルトは少し驚いたように目を見開いたが、すぐに笑みを深める。
「なぜって、決まってんだろ。あんたの気配を追ってきたんだよ。あの山脈での戦いの後、妙にデカい魔力の反応がこっちの方角で感じられたからな。まさかとは思ったが……ビンゴだったぜ」
アルトの感知能力は、ゼロが【万象擬態】で気配を消していても、その存在を探り当てることができるレベルらしい。あるいは、ゼロの持つ特異なエネルギーパターンを記憶しているのかもしれない。
「前より、また一段とヤバいオーラになってるじゃねえか。一体、何を喰ったらそうなるんだ?」
アルトは興味深そうにゼロを観察する。
「まあ、いい。理屈はどうでもいいんだ。要は、今のあんたが、前よりずっと『面白そう』だってことだ」
アルトは腰の短剣を抜き放ち、青白いオーラを再びその身に纏う。
「やろうぜ、ウロボロス。前回の続きだ。今度は、どっちが上か、はっきりさせようじゃねえか!」
アルトの全身から、凄まじい闘気が放たれる。それは、前回ゼロが感じたものよりも、さらに凝縮され、研ぎ澄まされている。彼もまた、ゼロとの遭遇の後、修練を積んでいたのだろう。
ゼロもまた、望むところだった。究極進化したこの力が、トップランカーであるアルトにどこまで通用するのか。試金石として、これ以上の相手はいない。
ゼロは【装甲化(竜鱗)】Lv.1を発動し、全身を黒曜石のような鱗で覆う。背中には力強い竜翼を生やし、【形態変化戦闘(竜技)】で両腕を鋭利な竜爪へと変化させる。【竜の威圧】を放ち、アルトを牽制する。
「ハッ! 威圧か! だが、そんなもんは俺には効かねえよ!」
アルトは【竜の威圧】を意に介さず、地を蹴った。その姿が、再び掻き消える!
だが、今回はゼロも遅れを取らない。【魔力感知(上級)】と【時間流感知(上級)】を組み合わせ、アルトの神速の動きを捉える! 同時に、【時間操作(初歩)】を発動し、自身の周囲の時間をわずかに減速させる!
キィィン!
アルトの短剣が、ゼロの竜爪と激突する! 前回とは違い、ゼロはアルトの初撃を受け止め、弾き返した!
「なっ!?」
アルトの表情に、驚愕の色が浮かぶ。彼の神速の一撃を、ゼロが完璧に対応してみせたのだ。
「面白い……! 面白いじゃねえか、ウロボロス!」
アルトは驚きをすぐに闘争心へと変え、さらに速度を上げて連続攻撃を仕掛けてくる。だが、ゼロも【飛行(竜翼)】と【飛行戦闘(極級)】スキルを駆使し、空中で互角以上の高速戦闘を展開する!
竜爪と短剣が交錯し、火花と衝撃波が遺跡に響き渡る。ゼロはアルトの攻撃パターンを読み、【形態変化戦闘】で盾や槍を瞬時に形成して防御・反撃を行う。【腐食毒液】や【電撃操作】、【混沌弾】なども織り交ぜ、アルトを翻弄しようとする。
対するアルトも、風の刃を飛ばしたり、分身のような幻影を生み出して攻撃したりと、多彩なスキルで応戦してくる。彼の速度は、ゼロが時間操作を使っても完全には捉えきれないほど速く、一瞬の油断も許されない。
戦いは、互いに決定打を与えられないまま、激しさを増していく。遺跡の地形を利用した攻防、空中と地上を縦横無尽に使った立体的な戦闘。それは、もはや単なるプレイヤー対モンスターの戦いではなく、二つの規格外な存在による、極限の死闘だった。
「ハァ……ハァ……。やるじゃねえか、ウロボロス……!」
アルトの息が上がり始める。彼のオーラも、わずかに揺らぎを見せている。一方、ゼロも無傷ではない。【自己修復】Lv.6でダメージは回復しているものの、コアのエネルギーは確実に消耗していた。
決着をつけるか――ゼロとアルト、二人の意識が交錯した、その時。
ピピピッ!
アルトの懐から、通信機のようなもののアラート音が鳴り響いた。アルトは一瞬動きを止め、表示を確認すると、忌々しげに舌打ちした。
「……チッ、もう時間かよ。野暮な連中だぜ」
アルトは短剣を鞘に納め、ゼロに向き直る。
「悪いな、ウロボロス。どうやら、お開きの時間らしい。ジャッジメントの連中が、こっちに向かってる」
『ジャッジメント……!』
「あんたとの戦闘で放った魔力がデカすぎたか、あるいは、俺の動きを追ってたか……どっちにしろ、奴らに捕まるのはごめんだ」
アルトは肩をすくめる。
「今日のところは、引き分けってことにしておいてやるよ。だが、次は必ず決着をつける」
アルトは、再びゼロに好戦的な笑みを向けた。
「もっと強くなれよ、ウロボロス。あんたみたいな奴がいないと、張り合いがなくてつまらねえからな!」
そう言い残すと、アルトは風のように駆け出し、遺跡の闇の中へと消えていった。
ゼロは、アルトが去った方向を見つめた。引き分け。だが、実質的には、アルトに再び逃げられたとも言える。究極進化を遂げてもなお、彼我の実力差は完全には埋まっていないのかもしれない。あるいは、戦闘の『質』が違うのか。
だが、今は感傷に浸っている場合ではない。ジャッジメントが接近している。アルトが感知できるということは、ゼロの【魔力感知(上級)】も、既に彼らの接近を捉えていた。数は多くないが、精鋭部隊のようだ。おそらく、ゼロとアルトの戦闘で生じた大規模な魔力反応を追ってきたのだろう。
ゼロは、アルトとは別の方向へと、素早く移動を開始した。【万象擬態】で完全に気配を消し、遺跡の地下構造へと潜行する。
蒼き疾風との再戦は、ゼロに自身の現在地と、さらなる進化への渇望を強く認識させた。そして、ジャッジメントという脅威が、常に背後にあることも。
忘れられた王国跡の探索はまだ始まったばかりだ。原初の遺産、そして追跡者の影。ゼロの孤独な戦いは、ますます複雑な様相を呈していく。次にアルトと会う時までに、ゼロはどれほどの進化を遂げているのだろうか。そして、ジャッジメントとの全面対決の時は、いつ訪れるのか。答えはまだ、混沌の中にある。
---
名前: ゼロ
種族: 名無し(原初の不定形)
称号: 千貌を喰らう者、星屑を宿す者、竜を喰らう者
所属: 未定義
【能力値】
体力: 103
魔力容量: 80
物理攻撃力: 36
物理防御力: 60
魔法攻撃力: 41
魔法防御力: 55
素早さ: 17
【スキル】
(※前話からのスキルレベル等変化なし。ただしアルトとの戦闘経験により、対人戦闘、高速戦闘への習熟度が向上)
【万象擬態】Lv.1。これは単なる姿形の模倣ではない。試しに近くの巨大な古木に擬態してみると、外見だけでなく、その質感、内部構造、放つ微弱な生命エネルギー、さらには風にそよぐ葉の動きといった『在り方』そのものを完全にトレースすることができた。もはや、どんな探知能力をもってしても、ゼロの擬態を見破ることは不可能に近いだろう。
【原初の不定形】Lv.1。これもまた、ゼロの可能性を無限に広げるスキルだった。ゲル状の基本形態は変わらないが、そこから派生する形態変化の自由度と精度が飛躍的に向上した。【形態変化戦闘(竜技)】で竜の爪や翼を形成する際も、より鋭く、より強靭に、そしてより自然に変化させることができる。さらに、このスキルは環境への適応能力も極限まで高めており、灼熱の溶岩地帯でも、極寒の氷河でも、深海の高圧下でも、ゼロは自身の形態を最適化し、活動することが可能になった。
そして【混沌核】Lv.1。これはゼロの力の根幹だ。エネルギー容量は膨大になり、魔力回復速度も【自己修復】Lv.6と合わせて驚異的なレベルに達している。捕食による吸収効率も劇的に向上し、対象から得られる情報やスキル要素の解析能力も格段に上がった。何より、コアが安定したことで、以前のように力の暴走や精神汚染に怯える必要がなくなった。混沌とした力をも、冷静に制御し、振るうことができる。
ゼロは、その力を確かめるように、近くにいた遺跡守護者のゴーレム(ストーンガーディアンの上位種)に戦いを挑んだ。以前なら苦戦したかもしれない相手だが、今のゼロにとっては赤子の手をひねるようなものだった。【竜の威圧(低級)】だけで動きが鈍り、【形態変化戦闘(竜技)】で形成した竜腕の一撃で粉砕。【捕食】しても、ステータスへの影響はほとんどない。もはや、このレベルの相手では、ゼロの進化の糧にすらならない。
『力が……違いすぎる』
強くなりすぎた、という奇妙な感覚。だが、これは慢心ではない。事実として、ゼロはEFO世界のモンスターのヒエラルキーにおいて、かなり上位に食い込む存在へと変貌していた。
その時だった。
ヒュンッ!
風を切る鋭い音と共に、青い閃光がゼロのすぐそばを掠め、背後の遺跡の壁に深々と突き刺さった。それは一本の短剣だった。
ゼロが振り返ると、少し離れた場所、崩れた円柱の上に、見覚えのある人影が立っていた。青い髪、軽量な革鎧、そして腰にはもう一本の短剣。
「よぉ、ウロボロス。やっぱりここにいたか」
蒼き疾風、アルト。彼は、まるでゼロがここに来ることを知っていたかのように、不敵な笑みを浮かべていた。
『アルト……! なぜここに?』
ゼロは【精神感応(テレパシー)(初級)】で問いかける。
「ん? テレパシーか? 便利になったじゃねえか」
アルトは少し驚いたように目を見開いたが、すぐに笑みを深める。
「なぜって、決まってんだろ。あんたの気配を追ってきたんだよ。あの山脈での戦いの後、妙にデカい魔力の反応がこっちの方角で感じられたからな。まさかとは思ったが……ビンゴだったぜ」
アルトの感知能力は、ゼロが【万象擬態】で気配を消していても、その存在を探り当てることができるレベルらしい。あるいは、ゼロの持つ特異なエネルギーパターンを記憶しているのかもしれない。
「前より、また一段とヤバいオーラになってるじゃねえか。一体、何を喰ったらそうなるんだ?」
アルトは興味深そうにゼロを観察する。
「まあ、いい。理屈はどうでもいいんだ。要は、今のあんたが、前よりずっと『面白そう』だってことだ」
アルトは腰の短剣を抜き放ち、青白いオーラを再びその身に纏う。
「やろうぜ、ウロボロス。前回の続きだ。今度は、どっちが上か、はっきりさせようじゃねえか!」
アルトの全身から、凄まじい闘気が放たれる。それは、前回ゼロが感じたものよりも、さらに凝縮され、研ぎ澄まされている。彼もまた、ゼロとの遭遇の後、修練を積んでいたのだろう。
ゼロもまた、望むところだった。究極進化したこの力が、トップランカーであるアルトにどこまで通用するのか。試金石として、これ以上の相手はいない。
ゼロは【装甲化(竜鱗)】Lv.1を発動し、全身を黒曜石のような鱗で覆う。背中には力強い竜翼を生やし、【形態変化戦闘(竜技)】で両腕を鋭利な竜爪へと変化させる。【竜の威圧】を放ち、アルトを牽制する。
「ハッ! 威圧か! だが、そんなもんは俺には効かねえよ!」
アルトは【竜の威圧】を意に介さず、地を蹴った。その姿が、再び掻き消える!
だが、今回はゼロも遅れを取らない。【魔力感知(上級)】と【時間流感知(上級)】を組み合わせ、アルトの神速の動きを捉える! 同時に、【時間操作(初歩)】を発動し、自身の周囲の時間をわずかに減速させる!
キィィン!
アルトの短剣が、ゼロの竜爪と激突する! 前回とは違い、ゼロはアルトの初撃を受け止め、弾き返した!
「なっ!?」
アルトの表情に、驚愕の色が浮かぶ。彼の神速の一撃を、ゼロが完璧に対応してみせたのだ。
「面白い……! 面白いじゃねえか、ウロボロス!」
アルトは驚きをすぐに闘争心へと変え、さらに速度を上げて連続攻撃を仕掛けてくる。だが、ゼロも【飛行(竜翼)】と【飛行戦闘(極級)】スキルを駆使し、空中で互角以上の高速戦闘を展開する!
竜爪と短剣が交錯し、火花と衝撃波が遺跡に響き渡る。ゼロはアルトの攻撃パターンを読み、【形態変化戦闘】で盾や槍を瞬時に形成して防御・反撃を行う。【腐食毒液】や【電撃操作】、【混沌弾】なども織り交ぜ、アルトを翻弄しようとする。
対するアルトも、風の刃を飛ばしたり、分身のような幻影を生み出して攻撃したりと、多彩なスキルで応戦してくる。彼の速度は、ゼロが時間操作を使っても完全には捉えきれないほど速く、一瞬の油断も許されない。
戦いは、互いに決定打を与えられないまま、激しさを増していく。遺跡の地形を利用した攻防、空中と地上を縦横無尽に使った立体的な戦闘。それは、もはや単なるプレイヤー対モンスターの戦いではなく、二つの規格外な存在による、極限の死闘だった。
「ハァ……ハァ……。やるじゃねえか、ウロボロス……!」
アルトの息が上がり始める。彼のオーラも、わずかに揺らぎを見せている。一方、ゼロも無傷ではない。【自己修復】Lv.6でダメージは回復しているものの、コアのエネルギーは確実に消耗していた。
決着をつけるか――ゼロとアルト、二人の意識が交錯した、その時。
ピピピッ!
アルトの懐から、通信機のようなもののアラート音が鳴り響いた。アルトは一瞬動きを止め、表示を確認すると、忌々しげに舌打ちした。
「……チッ、もう時間かよ。野暮な連中だぜ」
アルトは短剣を鞘に納め、ゼロに向き直る。
「悪いな、ウロボロス。どうやら、お開きの時間らしい。ジャッジメントの連中が、こっちに向かってる」
『ジャッジメント……!』
「あんたとの戦闘で放った魔力がデカすぎたか、あるいは、俺の動きを追ってたか……どっちにしろ、奴らに捕まるのはごめんだ」
アルトは肩をすくめる。
「今日のところは、引き分けってことにしておいてやるよ。だが、次は必ず決着をつける」
アルトは、再びゼロに好戦的な笑みを向けた。
「もっと強くなれよ、ウロボロス。あんたみたいな奴がいないと、張り合いがなくてつまらねえからな!」
そう言い残すと、アルトは風のように駆け出し、遺跡の闇の中へと消えていった。
ゼロは、アルトが去った方向を見つめた。引き分け。だが、実質的には、アルトに再び逃げられたとも言える。究極進化を遂げてもなお、彼我の実力差は完全には埋まっていないのかもしれない。あるいは、戦闘の『質』が違うのか。
だが、今は感傷に浸っている場合ではない。ジャッジメントが接近している。アルトが感知できるということは、ゼロの【魔力感知(上級)】も、既に彼らの接近を捉えていた。数は多くないが、精鋭部隊のようだ。おそらく、ゼロとアルトの戦闘で生じた大規模な魔力反応を追ってきたのだろう。
ゼロは、アルトとは別の方向へと、素早く移動を開始した。【万象擬態】で完全に気配を消し、遺跡の地下構造へと潜行する。
蒼き疾風との再戦は、ゼロに自身の現在地と、さらなる進化への渇望を強く認識させた。そして、ジャッジメントという脅威が、常に背後にあることも。
忘れられた王国跡の探索はまだ始まったばかりだ。原初の遺産、そして追跡者の影。ゼロの孤独な戦いは、ますます複雑な様相を呈していく。次にアルトと会う時までに、ゼロはどれほどの進化を遂げているのだろうか。そして、ジャッジメントとの全面対決の時は、いつ訪れるのか。答えはまだ、混沌の中にある。
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名前: ゼロ
種族: 名無し(原初の不定形)
称号: 千貌を喰らう者、星屑を宿す者、竜を喰らう者
所属: 未定義
【能力値】
体力: 103
魔力容量: 80
物理攻撃力: 36
物理防御力: 60
魔法攻撃力: 41
魔法防御力: 55
素早さ: 17
【スキル】
(※前話からのスキルレベル等変化なし。ただしアルトとの戦闘経験により、対人戦闘、高速戦闘への習熟度が向上)
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