12 / 118
第12話:回る水車は富の象徴
しおりを挟む
新農法の成功によって、アシュフォード領はかつてない豊作に沸いていた。黄金色に輝く小麦の山は、民の心を安堵させ、冬への不安を払拭するには十分すぎた。
しかし、新たな問題がすぐに浮上した。
収穫した小麦を、処理しきれないのだ。
この領地には、川沿いに古びた水車小屋が一つあるだけ。その水車が一日中回り続けても、製粉できる小麦の量には限りがある。残りは各家庭で石臼を使って手で挽くしかないが、その労力は膨大で、全ての収穫物を粉にする前に、品質が落ちてしまう恐れがあった。
せっかくの豊作も、このままでは宝の持ち腐れだ。
「どうしたものか……人手を増やして交代で石臼を挽かせるしかあるまい」
父アルフォンスは、うず高く積まれた小麦の袋を前に、頭を悩ませていた。
その横で、俺は静かに決意を固めていた。
必要なのは人海戦術ではない。根本的な、生産能力の向上だ。
俺の視線は、川の流れの先にある古びた水車小屋へと向けられていた。
翌日、俺はバルガスを伴い、問題の水車小屋を視察した。
水車小屋の中は、粉塵と湿気でむせ返るようだった。ギシギシと頼りない音を立てて回る巨大な木製の水車。その回転は弱々しく、一つの石臼をのろのろと動かすのがやっとという有り様だ。
「ひどいな、これは」
俺は思わず呟いた。問題点は一目瞭然だった。
まず、水車の形式が原始的すぎる。水の流れが車輪の下半分に当たることで回る「下掛け水車」だ。これでは、水の運動エネルギーのほんの一部しか力に変えられていない。
さらに、その回転を石臼に伝える歯車の仕組みが、あまりにも稚拙だった。同じ大きさの歯車が噛み合っているだけで、エネルギーのロスが大きすぎる。
「バルガス、親方たちを呼んできてくれ。鍛冶屋の親方と、大工の棟梁だ」
俺は懐から羊皮紙と炭を取り出し、その場で新しい水車の設計図を描き始めた。
集まった職人たちは、俺が広げた設計図を見て、一様に困惑の表情を浮かべた。
「リオ様、これは……一体?」
大工の棟梁が、複雑怪奇な図面を指差して尋ねる。
「新しい水車だ。これがあれば、製粉の能力は今の十倍以上になる」
俺の言葉に、職人たちはざわめいた。
俺は設計の要点を説明していく。
「まず、水路を新しく作り、水を今よりずっと高い場所から水車の上に落とす。こうすることで、水の重さそのものを力に変えるんだ。これを『上掛け式』という」
「次に、歯車だ。見ての通り、大きさの違う歯車をいくつも組み合わせる。小さな歯車の速い回転を、大きな歯車でゆっくりだが力強い回転に変えるんだ。そうすれば、一つの水車でいくつもの石臼を同時に動かせるようになる」
俺の説明を聞いても、職人たちの困惑は解けないようだった。
「高いところから水を……そんな大掛かりな水路、どうやって作るんですかい」
「こんなに細かい歯車、我々の腕で正確に作れるかどうか……」
無理もない。彼らの経験則を遥かに超えた設計だ。
俺は無言で立ち上がると、近くにあった木材の切れ端と小刀を手に取った。そして、その場で大小二つの歯車の模型を削り出す。
それを組み合わせて、小さな歯車を指で回してみせる。俺が指で一回転させる間に、噛み合った大きな歯車は、ゆっくりと、しかし確かな力強さを持ってわずかに動くだけだ。
「これが、力の変換だ。小さな力で大きなものを動かすための知恵。俺たちの新しい水車は、この仕組みを何重にも組み合わせたものになる」
俺の実演と、熱意のこもった説明に、職人たちの目の色が変わっていくのが分かった。不可能だという諦めが、挑戦してみたいという職人魂の光へと変わっていく。
鍛G冶屋の親方が、腕を組んで唸った。
「……なるほどな。理屈は分かった。面白い。実に面白いじゃねえか」
大工の棟梁も、深く頷いた。
「リオ様がそこまで言うなら、やってみようじゃありませんか。わしらの腕が、どこまで通用するか。試してみるのも一興だ」
こうして、アシュフォード領の技術の粋を集めた、一大プロジェクトが始動した。
建設作業は困難を極めた。
川の上流に堰を作り、そこから水車小屋まで、精密な角度計算に基づいた木製の水路を建設する。少しでも勾配が狂えば、水の力は半減してしまう。
水車本体の組み立ては、まさに巨大な立体パズルだった。大工たちがミリ単位で木材を加工し、組み上げていく。
そして、最も難航したのが、心臓部である歯車機構の製造だった。
硬い木材を寸分の狂いなく削り、滑らかに噛み合うように調整する。鍛冶屋は歯車の軸となる鉄芯を打ち、強度を高めるための金具を作った。
俺自身も、毎日現場に足を運び、泥と木屑にまみれながら職人たちと共に汗を流した。バルガスは俺の護衛をしながら、その屈強な腕力で重い木材を運ぶのを手伝ってくれた。
リオ様がここまでやるのなら、俺たちも。
そんな一体感が、現場には満ちていた。
数週間の苦闘の末、ついに新型水車はその威容を現した。
以前の倍はあろうかという巨大な水車。そして、小屋の中には複雑かつ精巧に組み上げられた歯車の群れ。それはもはや機械というより、一つの芸術作品のように見えた。
完成の日には、噂を聞きつけた領民たちが大勢、川岸に集まっていた。
俺の合図で、水路の堰が切られる。
ゴウという音と共に、大量の水が水路を流れ下り、巨大な水車の上へと降り注いだ。
一瞬の静寂。
そして、ギ、ギギ……という軋み音の後、巨大な水車が、以前とは比べ物にならないほど力強く、そして驚くほど滑らかに回転を始めた。
「おおおお!」
領民たちから、割れんばかりの歓声が上がった。
俺は職人たちと共に、水車小屋の中へ駆け込んだ。そこでは、信じられない光景が繰り広げられていた。
主軸の回転が、大小の歯車に次々と伝達されていく。ガション、ガションと、力強い金属音を響かせながら、四つある石臼が、全て同時に、高速で回転しているのだ。
「すげえ……本当に動いてる……」
大工の棟梁が、自分の仕事を信じられないといった様子で呟く。
「小麦を入れろ!」
俺の号令で、農夫が小麦の袋を石臼の投入口へと流し込む。
すると、どうだろう。
これまで何時間もかかっていた量の小麦が、まるで水が砂に吸い込まれるように石臼に吸い込まれ、その出口からは、真っ白でキメの細かい小麦粉が、滝のように流れ出してきた。
処理能力は、計算通り、いや、それ以上だった。
「やったぞ! これでいくらでも粉が挽ける!」
「もう夜通し石臼を回さなくてもいいんだ!」
歓喜の声が、小屋の中に満ち溢れた。この力強く回る水車は、単なる機械ではない。それは領地の豊かさを象徴し、人々の生活を楽にする、希望の象徴だった。
俺は力強く回り続ける水車を見ながら、満足げに微笑んでいた。
食料、衛生、そして動力。
領地発展の三本の柱が、これでようやく揃った。この回転力は、製粉だけではない。鍛冶場の鞴を動かし、製材機を回し、様々な産業の動力源として応用できる。アシュフォード領の産業の夜明けは、もうすぐそこだ。
だが、俺の思考はすでに次の段階へと移っていた。
この豊かさを、どうやって外に売っていくか。領地の富をさらに増大させるための、新たな特産品は何にすべきか。
俺の脳裏に、砂と石灰から生まれる、透明な宝石のイメージが浮かび上がっていた。
この世界の誰もが見たことのない、光の芸術。
ガラス。
次なる目標は、それに決まっていた。
しかし、新たな問題がすぐに浮上した。
収穫した小麦を、処理しきれないのだ。
この領地には、川沿いに古びた水車小屋が一つあるだけ。その水車が一日中回り続けても、製粉できる小麦の量には限りがある。残りは各家庭で石臼を使って手で挽くしかないが、その労力は膨大で、全ての収穫物を粉にする前に、品質が落ちてしまう恐れがあった。
せっかくの豊作も、このままでは宝の持ち腐れだ。
「どうしたものか……人手を増やして交代で石臼を挽かせるしかあるまい」
父アルフォンスは、うず高く積まれた小麦の袋を前に、頭を悩ませていた。
その横で、俺は静かに決意を固めていた。
必要なのは人海戦術ではない。根本的な、生産能力の向上だ。
俺の視線は、川の流れの先にある古びた水車小屋へと向けられていた。
翌日、俺はバルガスを伴い、問題の水車小屋を視察した。
水車小屋の中は、粉塵と湿気でむせ返るようだった。ギシギシと頼りない音を立てて回る巨大な木製の水車。その回転は弱々しく、一つの石臼をのろのろと動かすのがやっとという有り様だ。
「ひどいな、これは」
俺は思わず呟いた。問題点は一目瞭然だった。
まず、水車の形式が原始的すぎる。水の流れが車輪の下半分に当たることで回る「下掛け水車」だ。これでは、水の運動エネルギーのほんの一部しか力に変えられていない。
さらに、その回転を石臼に伝える歯車の仕組みが、あまりにも稚拙だった。同じ大きさの歯車が噛み合っているだけで、エネルギーのロスが大きすぎる。
「バルガス、親方たちを呼んできてくれ。鍛冶屋の親方と、大工の棟梁だ」
俺は懐から羊皮紙と炭を取り出し、その場で新しい水車の設計図を描き始めた。
集まった職人たちは、俺が広げた設計図を見て、一様に困惑の表情を浮かべた。
「リオ様、これは……一体?」
大工の棟梁が、複雑怪奇な図面を指差して尋ねる。
「新しい水車だ。これがあれば、製粉の能力は今の十倍以上になる」
俺の言葉に、職人たちはざわめいた。
俺は設計の要点を説明していく。
「まず、水路を新しく作り、水を今よりずっと高い場所から水車の上に落とす。こうすることで、水の重さそのものを力に変えるんだ。これを『上掛け式』という」
「次に、歯車だ。見ての通り、大きさの違う歯車をいくつも組み合わせる。小さな歯車の速い回転を、大きな歯車でゆっくりだが力強い回転に変えるんだ。そうすれば、一つの水車でいくつもの石臼を同時に動かせるようになる」
俺の説明を聞いても、職人たちの困惑は解けないようだった。
「高いところから水を……そんな大掛かりな水路、どうやって作るんですかい」
「こんなに細かい歯車、我々の腕で正確に作れるかどうか……」
無理もない。彼らの経験則を遥かに超えた設計だ。
俺は無言で立ち上がると、近くにあった木材の切れ端と小刀を手に取った。そして、その場で大小二つの歯車の模型を削り出す。
それを組み合わせて、小さな歯車を指で回してみせる。俺が指で一回転させる間に、噛み合った大きな歯車は、ゆっくりと、しかし確かな力強さを持ってわずかに動くだけだ。
「これが、力の変換だ。小さな力で大きなものを動かすための知恵。俺たちの新しい水車は、この仕組みを何重にも組み合わせたものになる」
俺の実演と、熱意のこもった説明に、職人たちの目の色が変わっていくのが分かった。不可能だという諦めが、挑戦してみたいという職人魂の光へと変わっていく。
鍛G冶屋の親方が、腕を組んで唸った。
「……なるほどな。理屈は分かった。面白い。実に面白いじゃねえか」
大工の棟梁も、深く頷いた。
「リオ様がそこまで言うなら、やってみようじゃありませんか。わしらの腕が、どこまで通用するか。試してみるのも一興だ」
こうして、アシュフォード領の技術の粋を集めた、一大プロジェクトが始動した。
建設作業は困難を極めた。
川の上流に堰を作り、そこから水車小屋まで、精密な角度計算に基づいた木製の水路を建設する。少しでも勾配が狂えば、水の力は半減してしまう。
水車本体の組み立ては、まさに巨大な立体パズルだった。大工たちがミリ単位で木材を加工し、組み上げていく。
そして、最も難航したのが、心臓部である歯車機構の製造だった。
硬い木材を寸分の狂いなく削り、滑らかに噛み合うように調整する。鍛冶屋は歯車の軸となる鉄芯を打ち、強度を高めるための金具を作った。
俺自身も、毎日現場に足を運び、泥と木屑にまみれながら職人たちと共に汗を流した。バルガスは俺の護衛をしながら、その屈強な腕力で重い木材を運ぶのを手伝ってくれた。
リオ様がここまでやるのなら、俺たちも。
そんな一体感が、現場には満ちていた。
数週間の苦闘の末、ついに新型水車はその威容を現した。
以前の倍はあろうかという巨大な水車。そして、小屋の中には複雑かつ精巧に組み上げられた歯車の群れ。それはもはや機械というより、一つの芸術作品のように見えた。
完成の日には、噂を聞きつけた領民たちが大勢、川岸に集まっていた。
俺の合図で、水路の堰が切られる。
ゴウという音と共に、大量の水が水路を流れ下り、巨大な水車の上へと降り注いだ。
一瞬の静寂。
そして、ギ、ギギ……という軋み音の後、巨大な水車が、以前とは比べ物にならないほど力強く、そして驚くほど滑らかに回転を始めた。
「おおおお!」
領民たちから、割れんばかりの歓声が上がった。
俺は職人たちと共に、水車小屋の中へ駆け込んだ。そこでは、信じられない光景が繰り広げられていた。
主軸の回転が、大小の歯車に次々と伝達されていく。ガション、ガションと、力強い金属音を響かせながら、四つある石臼が、全て同時に、高速で回転しているのだ。
「すげえ……本当に動いてる……」
大工の棟梁が、自分の仕事を信じられないといった様子で呟く。
「小麦を入れろ!」
俺の号令で、農夫が小麦の袋を石臼の投入口へと流し込む。
すると、どうだろう。
これまで何時間もかかっていた量の小麦が、まるで水が砂に吸い込まれるように石臼に吸い込まれ、その出口からは、真っ白でキメの細かい小麦粉が、滝のように流れ出してきた。
処理能力は、計算通り、いや、それ以上だった。
「やったぞ! これでいくらでも粉が挽ける!」
「もう夜通し石臼を回さなくてもいいんだ!」
歓喜の声が、小屋の中に満ち溢れた。この力強く回る水車は、単なる機械ではない。それは領地の豊かさを象徴し、人々の生活を楽にする、希望の象徴だった。
俺は力強く回り続ける水車を見ながら、満足げに微笑んでいた。
食料、衛生、そして動力。
領地発展の三本の柱が、これでようやく揃った。この回転力は、製粉だけではない。鍛冶場の鞴を動かし、製材機を回し、様々な産業の動力源として応用できる。アシュフォード領の産業の夜明けは、もうすぐそこだ。
だが、俺の思考はすでに次の段階へと移っていた。
この豊かさを、どうやって外に売っていくか。領地の富をさらに増大させるための、新たな特産品は何にすべきか。
俺の脳裏に、砂と石灰から生まれる、透明な宝石のイメージが浮かび上がっていた。
この世界の誰もが見たことのない、光の芸術。
ガラス。
次なる目標は、それに決まっていた。
153
あなたにおすすめの小説
赤ん坊なのに【試練】がいっぱい! 僕は【試練】で大きくなれました
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はジーニアス
優しい両親のもとで生まれた僕は小さな村で暮らすこととなりました
お父さんは村の村長みたいな立場みたい
お母さんは病弱で家から出れないほど
二人を助けるとともに僕は異世界を楽しんでいきます
ーーーーー
この作品は大変楽しく書けていましたが
49話で終わりとすることにいたしました
完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい
そんな欲求に屈してしまいましたすみません
落ちこぼれ職人、万能スキルでギルド最強になります!
たまごころ
ファンタジー
ギルド最弱の鍛冶師レオンは、仲間に「役立たず」と笑われて追放された。
途方に暮れる彼の前に現れたのは、伝説の鍛冶書と、しゃべる鉄塊(?)。
鍛冶・錬金・料理・魔道具――あらゆるクラフトスキルを吸収する《創精鍛造》を極め、万能職人へと覚醒!
素材採取から戦闘まで、すべて自作で挑む“ものづくり異世界成り上がり譚”が今、始まる。
裏切った元仲間? 今さら後悔しても遅いぞ!
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【コミックス第2巻発売中です!】
逞しく成長したリューク、そしてジーナ、ユフィオ、キスティーが大活躍します!
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
【書籍第3巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。アニスもレムも超カワで、表紙もカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【2024年10月23日コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
どうやら俺は、魔王を倒した英雄の両親より強いらしい。~オリハルコンを斬ってくっつけたら試験無しで王立学園に入学、いろいろやらかすハメに
試運転中
ファンタジー
山を割るほどに剣を極めたおとん「ケン」と、ケガなど何でも治してしまうおかん「セイ」。
そんな二人に山で育てられた息子「ケイ」は、15歳の大人の仲間入りを機に、王都の学園へと入学する。
両親の素性すらも知らず、その血を受け継いだ自分が、どれほど常軌を逸しているかもわからず。
気心の知れた仲間と、困ったり楽しんだりする学園生活のはずが……
主人公最強だけど、何かがおかしい!? ちょっぴり異色な異世界学園ファンタジー。
薬師の名門ブレルスクに入学した私は、退学するまで暴れます。〜少年アレクの倫理で殴る学園ファンタジー〜
鮒捌ケコラ
ファンタジー
入学式から3週間目にして『退学」を言い渡された。
(早くない?RTAじゃないんだからさ。)
自分で言うのもアレだけど、入学してからは結構真面目に通ってた。
けど、どうやら教員の不況を買ってしまったらしい。
幸か不幸か、退学まで1週間の執行猶予が与えられた。
けど、今更どう足掻いても挽回する事は不可能だろうし、
そもそも挽回する気も起こらない。
ここまでの学園生活を振り返っても
『この学園に執着出来る程の魅力』
というものが思い当たらないからだ。
寧ろ散々な事ばかりだったな、今日まで。
それに、これ以上無理に通い続けて
貴族とのしがらみシミッシミの薬師になるより
故郷に帰って自由気ままな森番に復職した方が
ずっと実りある人生になるだろう。
私を送り出した公爵様も領主様も、
アイツだってきっとわかってくれる筈だ。
よし。決まりだな。
それじゃあ、退学するまでは休まず毎日通い続けるとして……
大人しくする理由も無くなったし、
これからは自由気ままに、我儘に、好き勝手に過ごす事にしよう。
せっかくだし、教員達からのヘイトをカンストさせるのも面白そうだ。
てな訳で………
薬師の名門ブレルスクに入学した私は、退学するまで暴れます。
…そう息巻いて迎えた執行猶予満了日、
掲示板に張り出された正式な退学勧告文を
確認しに行ったんだけど……
どういう事なの?これ。
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる