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第二話 茨の道へ
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スライムを連れて街の外に出る。始まりの街フロンティアの周辺には、なだらかな草原が広がっていた。初心者プレイヤーたちが、思い思いの武器を手に最弱クラスのモンスターと戦っている。剣を振るう者。魔法を放つ者。誰もが希望に満ちた顔をしていた。
俺の足元では、相棒のスライムがぽよんぽよんと跳ねている。愛嬌のある姿は見ていて飽きないが、戦力としては絶望的に見えた。ステータスを確認すると、攻撃力も防御力も一桁。HPだけはそこそこあるが、それだけだ。
『ピロン』と軽快な音が鳴り、フレンド申請の通知が届いた。送り主は『ケンジ』。現実世界での数少ない友人、健太のプレイヤーネームだ。俺たちはサービスが始まったら一緒にプレイしようと約束していた。
『ユー、どこにいる?俺は西門の前だ』
『こっちも西門を出たところだ。すぐ合流できると思う』
メッセージを送ると、すぐに人混みの中から手を振る男が見えた。がっしりとした体格の戦士アバター。背中には鞘に収まったブロードソードを背負っている。ケンジだ。
「よお、ユー。お前も無事にログインできたか。すげえなこのゲーム、マジで別世界じゃん」
「ああ。本当にすごい。歩いてるだけで楽しい」
ケンジは興奮を隠せない様子で、自分の装備を自慢げに見せた。
「職業は剣士にしたぜ。やっぱりMMOの王道だろ。お前は何にしたんだ?テイマーか?お前、昔から育成ゲームとか好きだったし」
「いや、俺はモンスターメイカーだ」
俺がそう答えた瞬間、ケンジの笑顔が固まった。彼は信じられないという顔で俺と、俺の足元にいるスライムを交互に見た。
「……は?モンスターメイカー?マジで言ってるのか?」
「マジだ。このスライムも、さっき俺が創った」
「いやいや、待てよ。それってβテストで『産廃職』って言われてたやつだろ。戦闘はできない、モンスターは弱い、生産するにしても他の専門職に負けるって」
ケンジの言葉は、俺も事前に調べた情報と同じだった。モンスターメイカーは、器用貧乏という言葉すら生ぬるいほどの不遇職として有名だった。創造できるモンスターはプレイヤーのレベルに依存するため、序盤はスライムのような最弱モンスターしか創れない。レベルを上げるにはモンスターに敵を倒させるしかないが、そのモンスターが弱いのでレベルが上がらない。完全な負のループだ。
「なんでまた、そんな茨の道を選んだんだよ。モンスターが好きなら、普通にテイマーを選べばいいだろ。あっちは捕まえたモンスターをそのまま使えるから、運が良ければ序盤から強いやつを仲間にできるぞ」
彼の言うことはもっともだった。効率だけを考えれば、テイマーやサマナーの方が遥かに優れている。だが、俺が惹かれたのは完成された強さじゃない。自分の手で、ゼロから何かを創り出すという可能性だ。
「俺は、自分で創りたかったんだ。誰も見たことのないような、俺だけのモンスターを」
「お前らしいと言えば、お前らしいけどさ……」
ケンジは呆れたようにため息をついた。彼は根は良いやつだ。俺の選択を馬鹿にしているわけではなく、純粋に心配してくれているのが伝わってくる。
「まあ、決めたんなら仕方ないけどな。とりあえず、一緒にレベル上げ行くか?俺が前に出て戦うから、ユーは後ろで見てろよ。攻撃には参加できないだろうけど、パーティを組んでれば経験値は入るだろ」
その申し出はありがたかった。だが、俺は首を横に振った。
「ありがとう。でも、少し一人でやってみる。この職業のこと、まずは自分で理解したいんだ」
「……そうか。分かったよ。でも、無理すんなよ。困ったらいつでも連絡しろ。それじゃ、俺は先に進んでるからな!」
ケンジはそう言うと、剣を抜き放ち、草原の奥へと駆け出していった。その背中は、いかにもMMORPGの主人公といった感じで頼もしかった。彼の姿が見えなくなると、俺は再び一人になった。
さて、どうしたものか。ケンジに頼れば楽にレベルを上げられただろう。だが、それでは意味がない。この職業の可能性は、俺自身で見つけ出すしかないのだ。
俺はまず、一番近くにいたモンスターに狙いを定めた。丸々としたウサギ型のモンスター『ホーンドラビット』。初心者向けの、いわゆる雑魚モンスターだ。
「よし、行け!スライム!」
俺の命令を受け、スライムはぽよんと跳躍してホーンドラビットに体当たりを敢行した。『-1』という、あまりにも情けないダメージ表示がウサギの頭上に浮かぶ。スライムの攻撃は、ほとんど効果がないようだった。
一方、怒ったホーンドラビットが角で反撃する。スライムの体がぐにゃりと歪み、そのHPゲージが一気に三割ほど削られた。『-15』。ダメージの桁が違いすぎる。
「うわっ、まずい!」
俺は慌ててスライムを下がらせた。このままでは、あと数回攻撃されただけでやられてしまう。創造したモンスターが倒されると、一定時間再創造できなくなるペナルティがあるらしい。最初の相棒を、こんなところで失うわけにはいかない。
俺は回復ポーションを取り出し、スライムに使った。砕けたクリスタルのような光がスライムを包み、HPが全快する。だが、根本的な解決にはなっていなかった。攻撃が通じないのでは、どうしようもない。
この一連の情けない戦いを、近くで狩りをしていたプレイヤーのグループが見ていた。派手な装備を身につけた三人組。リーダー格らしき剣士の男が、俺を指差してげらげらと笑い出した。
「おい、見ろよあれ。モンスターメイカーだぜ」
「うわ、本当だ。スライム一匹でホーンドラビットに負けそうになってる。ダッサ」
「β版から何も変わってねえな、あの職業。なんであんなの選ぶ奴がいるんだか」
魔法使い風の女と、弓使いの男も同調して嘲笑の声を上げる。その視線が、針のように俺の肌に突き刺さった。顔が熱くなる。悔しいという感情よりも先に、恥ずかしさが込み上げてきた。
彼らは興味を失ったように、すぐに自分たちの狩りに戻っていった。剣士がスキルを発動させると、剣がまばゆい光を放ち、一撃でホーンドラビットを屠る。その圧倒的な強さが、俺の惨めさをより一層際立たせた。
俺は戦うのをやめ、すごすごと街へと引き返した。広場のベンチに腰を下ろし、深いため息をつく。足元では、スライムが心配そうに俺を見上げていた。
本当に、この選択は間違いだったのだろうか。ケンジの言う通り、素直にテイマーになっていれば。あるいは、剣士や魔術師を選んでいれば。今頃は爽快なバトルを楽しめていたのかもしれない。創造なんていう、曖昧な言葉に惹かれたのが間違いだったのか。
心が折れかけていた。だが、その時だった。俺はふと、スライムのステータスウィンドウをもう一度開いてみた。HP、攻撃力、防御力。並んだ数字はどれも低い。スキルも『体当たり』しかない。
諦めきれず、ウィンドウの隅々まで目を凝らす。すると、今まで気づかなかった項目が目に入った。
【ユニーク特性:なし】
【配合素材:スライムの核×1、清浄な水×1、ただの石ころ×1】
【配合比率:1:1:1】
配合素材、そして配合比率。これは、チュートリアルでゲッペトから渡されたものと全く同じだ。彼は言っていた。「最も基本的なモンスターを創ってみるんじゃ」と。
基本があるということは、応用もあるのではないか。もし、この配合素材や比率を変えたら、生まれてくるスライムの性能も変わるのではないだろうか。例えば、『ただの石ころ』の代わりに、もっと硬い『鉄鉱石』を使ったら?『清浄な水』の代わりに、燃える性質を持つ『オイル』を使ったら?
一つの仮説が、俺の頭の中に雷のように閃いた。
モンスターメイカーは、ただ決まったレシピ通りにモンスターを創る職業ではない。素材の組み合わせと比率を研究し、未知のモンスターを創り出す、真の意味での『創造者』なのではないか。
そう思い至った瞬間、目の前が急に開けた気がした。俺がやろうとしていたのは、剣士の真似事だった。スライムという名の剣を振るい、敵と正面から戦おうとしていた。それが間違いだったのだ。俺の武器は、モンスターそのものではない。モンスターを創り出す、この『創造』スキルそのものだ。
「そうか……そういうことか……!」
俺は思わず立ち上がっていた。さっきまでの絶望が嘘のように、心が奮い立つのを感じる。嘲笑してきたプレイヤーたちへの怒りも、今はどうでもよかった。そんなことより、試したいことが山ほどある。
俺の戦場は、モンスターがひしめく草原じゃない。多種多様な素材が眠る、この世界そのものが俺の戦場だ。
「よし、行くぞ!」
俺はスライムに声をかけ、再び街の外へと駆け出した。目的はレベル上げではない。新しい素材を探すためだ。誰もやらないのなら、俺がやる。誰も知らないのなら、俺が見つけ出す。この不遇職【モンスターメイカー】に秘められた、無限の可能性を。
茨の道。それは他のプレイヤーから見れば、そう見えるのかもしれない。だが俺にとっては、まだ誰も踏み入れたことのない、未知へと続く黄金の道に見えていた。
道の脇に転がる、苔むした石。崖に生えている、粘着性の樹液。洞窟の奥で発光する、奇妙なキノコ。他のプレイヤーが目もくれないガラクタが、今の俺には全て宝の山に見えた。
俺の本当の冒険は、ここから始まる。胸の高鳴りは、もう誰にも止められない。
俺の足元では、相棒のスライムがぽよんぽよんと跳ねている。愛嬌のある姿は見ていて飽きないが、戦力としては絶望的に見えた。ステータスを確認すると、攻撃力も防御力も一桁。HPだけはそこそこあるが、それだけだ。
『ピロン』と軽快な音が鳴り、フレンド申請の通知が届いた。送り主は『ケンジ』。現実世界での数少ない友人、健太のプレイヤーネームだ。俺たちはサービスが始まったら一緒にプレイしようと約束していた。
『ユー、どこにいる?俺は西門の前だ』
『こっちも西門を出たところだ。すぐ合流できると思う』
メッセージを送ると、すぐに人混みの中から手を振る男が見えた。がっしりとした体格の戦士アバター。背中には鞘に収まったブロードソードを背負っている。ケンジだ。
「よお、ユー。お前も無事にログインできたか。すげえなこのゲーム、マジで別世界じゃん」
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「職業は剣士にしたぜ。やっぱりMMOの王道だろ。お前は何にしたんだ?テイマーか?お前、昔から育成ゲームとか好きだったし」
「いや、俺はモンスターメイカーだ」
俺がそう答えた瞬間、ケンジの笑顔が固まった。彼は信じられないという顔で俺と、俺の足元にいるスライムを交互に見た。
「……は?モンスターメイカー?マジで言ってるのか?」
「マジだ。このスライムも、さっき俺が創った」
「いやいや、待てよ。それってβテストで『産廃職』って言われてたやつだろ。戦闘はできない、モンスターは弱い、生産するにしても他の専門職に負けるって」
ケンジの言葉は、俺も事前に調べた情報と同じだった。モンスターメイカーは、器用貧乏という言葉すら生ぬるいほどの不遇職として有名だった。創造できるモンスターはプレイヤーのレベルに依存するため、序盤はスライムのような最弱モンスターしか創れない。レベルを上げるにはモンスターに敵を倒させるしかないが、そのモンスターが弱いのでレベルが上がらない。完全な負のループだ。
「なんでまた、そんな茨の道を選んだんだよ。モンスターが好きなら、普通にテイマーを選べばいいだろ。あっちは捕まえたモンスターをそのまま使えるから、運が良ければ序盤から強いやつを仲間にできるぞ」
彼の言うことはもっともだった。効率だけを考えれば、テイマーやサマナーの方が遥かに優れている。だが、俺が惹かれたのは完成された強さじゃない。自分の手で、ゼロから何かを創り出すという可能性だ。
「俺は、自分で創りたかったんだ。誰も見たことのないような、俺だけのモンスターを」
「お前らしいと言えば、お前らしいけどさ……」
ケンジは呆れたようにため息をついた。彼は根は良いやつだ。俺の選択を馬鹿にしているわけではなく、純粋に心配してくれているのが伝わってくる。
「まあ、決めたんなら仕方ないけどな。とりあえず、一緒にレベル上げ行くか?俺が前に出て戦うから、ユーは後ろで見てろよ。攻撃には参加できないだろうけど、パーティを組んでれば経験値は入るだろ」
その申し出はありがたかった。だが、俺は首を横に振った。
「ありがとう。でも、少し一人でやってみる。この職業のこと、まずは自分で理解したいんだ」
「……そうか。分かったよ。でも、無理すんなよ。困ったらいつでも連絡しろ。それじゃ、俺は先に進んでるからな!」
ケンジはそう言うと、剣を抜き放ち、草原の奥へと駆け出していった。その背中は、いかにもMMORPGの主人公といった感じで頼もしかった。彼の姿が見えなくなると、俺は再び一人になった。
さて、どうしたものか。ケンジに頼れば楽にレベルを上げられただろう。だが、それでは意味がない。この職業の可能性は、俺自身で見つけ出すしかないのだ。
俺はまず、一番近くにいたモンスターに狙いを定めた。丸々としたウサギ型のモンスター『ホーンドラビット』。初心者向けの、いわゆる雑魚モンスターだ。
「よし、行け!スライム!」
俺の命令を受け、スライムはぽよんと跳躍してホーンドラビットに体当たりを敢行した。『-1』という、あまりにも情けないダメージ表示がウサギの頭上に浮かぶ。スライムの攻撃は、ほとんど効果がないようだった。
一方、怒ったホーンドラビットが角で反撃する。スライムの体がぐにゃりと歪み、そのHPゲージが一気に三割ほど削られた。『-15』。ダメージの桁が違いすぎる。
「うわっ、まずい!」
俺は慌ててスライムを下がらせた。このままでは、あと数回攻撃されただけでやられてしまう。創造したモンスターが倒されると、一定時間再創造できなくなるペナルティがあるらしい。最初の相棒を、こんなところで失うわけにはいかない。
俺は回復ポーションを取り出し、スライムに使った。砕けたクリスタルのような光がスライムを包み、HPが全快する。だが、根本的な解決にはなっていなかった。攻撃が通じないのでは、どうしようもない。
この一連の情けない戦いを、近くで狩りをしていたプレイヤーのグループが見ていた。派手な装備を身につけた三人組。リーダー格らしき剣士の男が、俺を指差してげらげらと笑い出した。
「おい、見ろよあれ。モンスターメイカーだぜ」
「うわ、本当だ。スライム一匹でホーンドラビットに負けそうになってる。ダッサ」
「β版から何も変わってねえな、あの職業。なんであんなの選ぶ奴がいるんだか」
魔法使い風の女と、弓使いの男も同調して嘲笑の声を上げる。その視線が、針のように俺の肌に突き刺さった。顔が熱くなる。悔しいという感情よりも先に、恥ずかしさが込み上げてきた。
彼らは興味を失ったように、すぐに自分たちの狩りに戻っていった。剣士がスキルを発動させると、剣がまばゆい光を放ち、一撃でホーンドラビットを屠る。その圧倒的な強さが、俺の惨めさをより一層際立たせた。
俺は戦うのをやめ、すごすごと街へと引き返した。広場のベンチに腰を下ろし、深いため息をつく。足元では、スライムが心配そうに俺を見上げていた。
本当に、この選択は間違いだったのだろうか。ケンジの言う通り、素直にテイマーになっていれば。あるいは、剣士や魔術師を選んでいれば。今頃は爽快なバトルを楽しめていたのかもしれない。創造なんていう、曖昧な言葉に惹かれたのが間違いだったのか。
心が折れかけていた。だが、その時だった。俺はふと、スライムのステータスウィンドウをもう一度開いてみた。HP、攻撃力、防御力。並んだ数字はどれも低い。スキルも『体当たり』しかない。
諦めきれず、ウィンドウの隅々まで目を凝らす。すると、今まで気づかなかった項目が目に入った。
【ユニーク特性:なし】
【配合素材:スライムの核×1、清浄な水×1、ただの石ころ×1】
【配合比率:1:1:1】
配合素材、そして配合比率。これは、チュートリアルでゲッペトから渡されたものと全く同じだ。彼は言っていた。「最も基本的なモンスターを創ってみるんじゃ」と。
基本があるということは、応用もあるのではないか。もし、この配合素材や比率を変えたら、生まれてくるスライムの性能も変わるのではないだろうか。例えば、『ただの石ころ』の代わりに、もっと硬い『鉄鉱石』を使ったら?『清浄な水』の代わりに、燃える性質を持つ『オイル』を使ったら?
一つの仮説が、俺の頭の中に雷のように閃いた。
モンスターメイカーは、ただ決まったレシピ通りにモンスターを創る職業ではない。素材の組み合わせと比率を研究し、未知のモンスターを創り出す、真の意味での『創造者』なのではないか。
そう思い至った瞬間、目の前が急に開けた気がした。俺がやろうとしていたのは、剣士の真似事だった。スライムという名の剣を振るい、敵と正面から戦おうとしていた。それが間違いだったのだ。俺の武器は、モンスターそのものではない。モンスターを創り出す、この『創造』スキルそのものだ。
「そうか……そういうことか……!」
俺は思わず立ち上がっていた。さっきまでの絶望が嘘のように、心が奮い立つのを感じる。嘲笑してきたプレイヤーたちへの怒りも、今はどうでもよかった。そんなことより、試したいことが山ほどある。
俺の戦場は、モンスターがひしめく草原じゃない。多種多様な素材が眠る、この世界そのものが俺の戦場だ。
「よし、行くぞ!」
俺はスライムに声をかけ、再び街の外へと駆け出した。目的はレベル上げではない。新しい素材を探すためだ。誰もやらないのなら、俺がやる。誰も知らないのなら、俺が見つけ出す。この不遇職【モンスターメイカー】に秘められた、無限の可能性を。
茨の道。それは他のプレイヤーから見れば、そう見えるのかもしれない。だが俺にとっては、まだ誰も踏み入れたことのない、未知へと続く黄金の道に見えていた。
道の脇に転がる、苔むした石。崖に生えている、粘着性の樹液。洞窟の奥で発光する、奇妙なキノコ。他のプレイヤーが目もくれないガラクタが、今の俺には全て宝の山に見えた。
俺の本当の冒険は、ここから始まる。胸の高鳴りは、もう誰にも止められない。
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