30 / 32
最終章~真実の世界~
全てが終わったその後に
最後の部屋に入って龍の目線は、今までの部屋と、作りはほぼ同じなのに、明らかに違う所に導かれる。
部屋の奥には今までなかった階段があり、その3、4段ほどの段差の頂上には椅子があった。
その椅子は背もたれが嫌に高く、肘掛けと背もたれの回りは金色、背もたれと座面は赤色で、まるで玉座の間に来たようだった。
そしてそこには、全身に黒いローブを着て、顔は、赤く、口を大きく開いた、額に二本の角が飛び出している、鬼の面を被った何者かが座っていた。
「ようこそ、龍君。君達の長い旅もそろそろ終わりに近付いてきたようだ。何はともあれ、労おうではないか。」
その男が座ったまま、パチパチとゆっくり手を叩き、他人事のように宣った。
「お前が、黄龍か?」
軽く、ステップを踏みながら龍が問う。
「あぁ…いやいや。勘違いさせてしまったようだね。私は、君の相手の黄龍ではないんだよ。そうだなぁ…【鬼龍】とでも、呼んでもらおうかね。」
おおよそ、この場に似つかわしくない喋り方で、右掌をこちらに向け否定の意を表し、ゆったりと言葉を繋いでいく鬼龍。
椅子の後ろの壁には、先ほどまでの部屋の様にタイル張りではなく、赤い布が垂らされており、そこから、一人、また一人と階段を降りてくる。
「こ、こいつらはっ…」
ガシャンガシャンと金属音を鳴らして、中世の騎士のような銀色の鎧をきた者達が龍の前に並んでいく。
各々の手には、ソードや斧、槍にモーニングスター、ハンマー等、様々な武器を携えている。
「おっ、流石に覚えているかね?そうだよ、あの日、君達の街を襲ったのが主要メンバーとして何人か紛れているのだよ。」
鬼龍が話してる間にも、布から金属音が奏でてくる。
「なるほど、つまり【黄龍】っていうのは…」
部屋の半分程が埋め尽くされ、等間隔に並んだ騎士達を見て、龍が口を開く。
「ご明察!ざっと100人の彼等、一人一人が『黄龍』なのだよ。絶望したかね?それとも、リベンジ出来る事に嬉しいかね。」
ふふふ、と笑いが鬼の面から漏れる。
ファイティングポーズを崩さない龍を見て、鬼龍が素早く右手を上げる。
「さぁ、敵は数々の修羅場を潜り抜けた猛者の『龍』である!すみやかに駆除したまえ!突撃!」
けたたましい金属音が地鳴りの様に鳴り響き、前進する。
すると、龍も呼応するように走り出し、騎士の足と足の間をスライディングしながらすり抜け、密集地帯の中を主戦場とした。
飛び上がる様に立ち上がりながら、肘を振り上げ、槍を持っている騎士の顎を打ち抜く。
そのまま、右隣のソード持ちの騎士の右鎖骨に振り上げた肘を垂直に振り下ろす。
そして、首に沿うように腕を巻き付け、ゴキッ、という音と共に強引に向きを変える。
更に巻き付けてる間に左隣の斧持ちの膝に強く横蹴りをいれ、足をくの字に曲げる。
その上で、後ろからハンマーの男の振りかぶりの動きを見透かした様に、顎を打ち抜いた騎士に突進して避けていく。
「これだよ!この動き、立ち振舞い。まさに『主人公』に相応しくないか!なぁ、爺よ?」
いつの間にか、玉座の横に立っていた黒いローブで全身を覆った老年の男に語りかける鬼龍。
「嬉しそうで何よりでございます。確かに、体のバネ、判断能力、当て勘。すべての値が高いですね。更に、あの鎧の弱点を的確に突ける状況把握が素晴らしい。」
直立不動で、爺と呼ばれた男が目の前の戦いを見ながら応える。
「そうなんだよ!あの鎧は生半可な攻撃じゃダメージを与えられない位に防御力は高いんだけど、可動域的な問題で関節を狙われると弱いんだよなぁ…気付かれないと思ったんだけど。これは、本当に【全クリ】しちゃうかもね。」
「そういえば、他の部屋もご覧になられますか?仮面の内に映し出す事も出来ますが。」爺が他の部屋の様子が映し出されたタブレットを差し出した。
「おっ、見る見る。こっちの方が自分で切り替えられるしね。」
タブレットを受け取り、画面を凝視する。
*
巳が緑龍の左腕に鞭を絡ませた瞬間、3人が走り出す。
卯は伸びきった鞭を使い、更なる高さまで飛び上がり、緑龍の頭上へ蹴りを繰り出す。
その邪魔をさせないように、豊と未が朱龍に向かって、未は足へ向かって全身を使いタックルを、豊は武器を持つ手を蹴りで狙う。
*
「なるほどね、武器を封じて主戦力が攻撃を仕掛けて、もう一方は動きを封じる訳か。」
「えぇ、良い作戦だと思います。ですが…」
「そうだね。鞭を切れないのを前提に戦ってるから…その内、決着がつくな。さて、次は…」
*
ネズミが青龍の懐に入り、左手でシースナイフを逆手で振り上げるが、容易く棒で防がれる。
鍔迫り合いの最中、鷹がこまめに移動しながら矢を射抜こうとするが、その度に青龍がポジショニングを変え、ネズミの背中を盾にする。
*
「うーん…膠着状態かな。」
「そのようですね…いや、見て下さい。ネズミが動くようですよ?」
画面の中で、ネズミが鷹の位置まで下がり、鷹に耳打ちをする。
その瞬間、シースナイフと鷹の矢が時間差で青龍に向かって一直線に伸びていく。
と、同時に2人が駆け出す。
「決めにいったな。で、龍は…おっ!いつの間に!?」
鬼龍が目線を上げると、龍が1人の黄龍から武器のソードを奪い、突き出された槍を反転しながら避け、そのまま回転しながら、膝の裏へ斬りつけた。
そして、ソードを敵の密集してる方向に投げ、今し方、自身へ攻撃された槍を奪い、前方の敵の首、膝、肩の節へ三段突きを繰り出した。
辺りを見ると、半分以上の騎士達が、体の何処かしらが異常な方向に曲がって倒れ込んでいた。
「あと、30体もいないかな?」
「えぇ、いよいよですな。しかし段々と…やはり、100人を相手にするには厳しそうですな。」
少しずつ、疲れのせいか龍の動きが鈍くなり、正面から、横殴りのハンマーをスウェーでかわした所を、右から槍が突き出される。
何とか、右手で軌道を変えたが、逆方向からのソードの袈裟斬りを左肩が被弾する。
叫び声一つ上げずに、龍は左足を右に大きく踏み込み、槍持ちの首に、右の肘を叩き込んだ。
「息も絶え絶え…線香花火の様にか細い煌めき。…こうなると、寂しいものがあるね。」
「その割には、声が弾んでおりますが?」
「あら、バレた?…おっ、一人加勢にきたね。勝てたんだな。」
2人が龍の入ってきた扉を見ると、茶髪がかった長い髪の男が龍を見て、直ぐ様、走り出した。
「龍さん!」
叫びながら、目の前のモーニングスターを振り回す騎士に向かって、ローキックをお見舞いする。
「ネズミ!こいつらは関節を狙え、じゃないと倒れないぞ!」少しずつ傷だらけになっている龍が叫ぶ。
その言葉を聞いて、モーニングスターを振り下ろした騎士の一撃を下がって避け、跳躍しながら相手の右側の首に、左の回し蹴りを叩き込んだ。
その後も、2人は時に相手の武器を奪い、時に自身の体で相手を打ち倒していった。
そして。
遂に。
パチパチパチパチ。
鬼龍の拍手が静まり返った部屋にこだまする。
「いやぁ、凄かった!まさか、最後までイケるとは!おめでとう!これで君達の復讐は達成された!」
『ゲームクリア!世界に平和が戻った。ゲームクリア!世界に平和が戻った。』
「ふざけるなよ…」足を引き摺り、右手で肩を押さえながら、玉座に向かって歩き出す龍。
「あら?納得がいかない?」
いつの間にか、くだけた口調に変わった鬼龍が口を開く。
「いくわけがねぇだろうが…!俺達はただ、平和に、幸せに暮らしたかっただけなのに。普通に生きて、毎日過ごして、たまには戌のおっさんの店でくだを巻いて、なのに…」
それなのに!
「もう、虎にも、丑にも、亥にも、午にも、戌のおっさんにも逢えない!申とも、もう全部なかった事にして、顔を合わせて、笑いあうことも出来ない!なのに、これで…こんな状態で全部終わって帰れる訳がねぇ!そんな所で高みの見物をして、何の説明もせずに済むと思うなよ!」
最後の力を振り絞り、龍が走り出す。
「あぁ、またしても勘違いさせてしまったようだね。」
パンッ!パンッ!乾いた音が部屋を覆い尽くす。
ドサッ、と龍が階段に倒れ込んだ。
「龍さん!?」
「帰る場所?そんなものはね、君達には最初からありはしないんだよ。」
鬼龍が玉座に座ったまま、右手を上げ、隣の老年の男性が右手に構えた拳銃をおろす。
「なんだ?その武器は…」
「鉄砲だよ、正真正銘のね。」
「嘘をつくな!鉄砲っていうのは、鷹さんが持ってるああいうのを言うんだろ?弾丸を装填して、手で引いて発射させる…」
「そう、ネズミ君。良い質問だ。」
嬉しそうに微笑みながら、玉座に深く座り直し、頬杖をつきながら鬼龍が口を開く。
「君達はね、僕が造り出したゲームの世界の住人なんだよ。」
部屋の奥には今までなかった階段があり、その3、4段ほどの段差の頂上には椅子があった。
その椅子は背もたれが嫌に高く、肘掛けと背もたれの回りは金色、背もたれと座面は赤色で、まるで玉座の間に来たようだった。
そしてそこには、全身に黒いローブを着て、顔は、赤く、口を大きく開いた、額に二本の角が飛び出している、鬼の面を被った何者かが座っていた。
「ようこそ、龍君。君達の長い旅もそろそろ終わりに近付いてきたようだ。何はともあれ、労おうではないか。」
その男が座ったまま、パチパチとゆっくり手を叩き、他人事のように宣った。
「お前が、黄龍か?」
軽く、ステップを踏みながら龍が問う。
「あぁ…いやいや。勘違いさせてしまったようだね。私は、君の相手の黄龍ではないんだよ。そうだなぁ…【鬼龍】とでも、呼んでもらおうかね。」
おおよそ、この場に似つかわしくない喋り方で、右掌をこちらに向け否定の意を表し、ゆったりと言葉を繋いでいく鬼龍。
椅子の後ろの壁には、先ほどまでの部屋の様にタイル張りではなく、赤い布が垂らされており、そこから、一人、また一人と階段を降りてくる。
「こ、こいつらはっ…」
ガシャンガシャンと金属音を鳴らして、中世の騎士のような銀色の鎧をきた者達が龍の前に並んでいく。
各々の手には、ソードや斧、槍にモーニングスター、ハンマー等、様々な武器を携えている。
「おっ、流石に覚えているかね?そうだよ、あの日、君達の街を襲ったのが主要メンバーとして何人か紛れているのだよ。」
鬼龍が話してる間にも、布から金属音が奏でてくる。
「なるほど、つまり【黄龍】っていうのは…」
部屋の半分程が埋め尽くされ、等間隔に並んだ騎士達を見て、龍が口を開く。
「ご明察!ざっと100人の彼等、一人一人が『黄龍』なのだよ。絶望したかね?それとも、リベンジ出来る事に嬉しいかね。」
ふふふ、と笑いが鬼の面から漏れる。
ファイティングポーズを崩さない龍を見て、鬼龍が素早く右手を上げる。
「さぁ、敵は数々の修羅場を潜り抜けた猛者の『龍』である!すみやかに駆除したまえ!突撃!」
けたたましい金属音が地鳴りの様に鳴り響き、前進する。
すると、龍も呼応するように走り出し、騎士の足と足の間をスライディングしながらすり抜け、密集地帯の中を主戦場とした。
飛び上がる様に立ち上がりながら、肘を振り上げ、槍を持っている騎士の顎を打ち抜く。
そのまま、右隣のソード持ちの騎士の右鎖骨に振り上げた肘を垂直に振り下ろす。
そして、首に沿うように腕を巻き付け、ゴキッ、という音と共に強引に向きを変える。
更に巻き付けてる間に左隣の斧持ちの膝に強く横蹴りをいれ、足をくの字に曲げる。
その上で、後ろからハンマーの男の振りかぶりの動きを見透かした様に、顎を打ち抜いた騎士に突進して避けていく。
「これだよ!この動き、立ち振舞い。まさに『主人公』に相応しくないか!なぁ、爺よ?」
いつの間にか、玉座の横に立っていた黒いローブで全身を覆った老年の男に語りかける鬼龍。
「嬉しそうで何よりでございます。確かに、体のバネ、判断能力、当て勘。すべての値が高いですね。更に、あの鎧の弱点を的確に突ける状況把握が素晴らしい。」
直立不動で、爺と呼ばれた男が目の前の戦いを見ながら応える。
「そうなんだよ!あの鎧は生半可な攻撃じゃダメージを与えられない位に防御力は高いんだけど、可動域的な問題で関節を狙われると弱いんだよなぁ…気付かれないと思ったんだけど。これは、本当に【全クリ】しちゃうかもね。」
「そういえば、他の部屋もご覧になられますか?仮面の内に映し出す事も出来ますが。」爺が他の部屋の様子が映し出されたタブレットを差し出した。
「おっ、見る見る。こっちの方が自分で切り替えられるしね。」
タブレットを受け取り、画面を凝視する。
*
巳が緑龍の左腕に鞭を絡ませた瞬間、3人が走り出す。
卯は伸びきった鞭を使い、更なる高さまで飛び上がり、緑龍の頭上へ蹴りを繰り出す。
その邪魔をさせないように、豊と未が朱龍に向かって、未は足へ向かって全身を使いタックルを、豊は武器を持つ手を蹴りで狙う。
*
「なるほどね、武器を封じて主戦力が攻撃を仕掛けて、もう一方は動きを封じる訳か。」
「えぇ、良い作戦だと思います。ですが…」
「そうだね。鞭を切れないのを前提に戦ってるから…その内、決着がつくな。さて、次は…」
*
ネズミが青龍の懐に入り、左手でシースナイフを逆手で振り上げるが、容易く棒で防がれる。
鍔迫り合いの最中、鷹がこまめに移動しながら矢を射抜こうとするが、その度に青龍がポジショニングを変え、ネズミの背中を盾にする。
*
「うーん…膠着状態かな。」
「そのようですね…いや、見て下さい。ネズミが動くようですよ?」
画面の中で、ネズミが鷹の位置まで下がり、鷹に耳打ちをする。
その瞬間、シースナイフと鷹の矢が時間差で青龍に向かって一直線に伸びていく。
と、同時に2人が駆け出す。
「決めにいったな。で、龍は…おっ!いつの間に!?」
鬼龍が目線を上げると、龍が1人の黄龍から武器のソードを奪い、突き出された槍を反転しながら避け、そのまま回転しながら、膝の裏へ斬りつけた。
そして、ソードを敵の密集してる方向に投げ、今し方、自身へ攻撃された槍を奪い、前方の敵の首、膝、肩の節へ三段突きを繰り出した。
辺りを見ると、半分以上の騎士達が、体の何処かしらが異常な方向に曲がって倒れ込んでいた。
「あと、30体もいないかな?」
「えぇ、いよいよですな。しかし段々と…やはり、100人を相手にするには厳しそうですな。」
少しずつ、疲れのせいか龍の動きが鈍くなり、正面から、横殴りのハンマーをスウェーでかわした所を、右から槍が突き出される。
何とか、右手で軌道を変えたが、逆方向からのソードの袈裟斬りを左肩が被弾する。
叫び声一つ上げずに、龍は左足を右に大きく踏み込み、槍持ちの首に、右の肘を叩き込んだ。
「息も絶え絶え…線香花火の様にか細い煌めき。…こうなると、寂しいものがあるね。」
「その割には、声が弾んでおりますが?」
「あら、バレた?…おっ、一人加勢にきたね。勝てたんだな。」
2人が龍の入ってきた扉を見ると、茶髪がかった長い髪の男が龍を見て、直ぐ様、走り出した。
「龍さん!」
叫びながら、目の前のモーニングスターを振り回す騎士に向かって、ローキックをお見舞いする。
「ネズミ!こいつらは関節を狙え、じゃないと倒れないぞ!」少しずつ傷だらけになっている龍が叫ぶ。
その言葉を聞いて、モーニングスターを振り下ろした騎士の一撃を下がって避け、跳躍しながら相手の右側の首に、左の回し蹴りを叩き込んだ。
その後も、2人は時に相手の武器を奪い、時に自身の体で相手を打ち倒していった。
そして。
遂に。
パチパチパチパチ。
鬼龍の拍手が静まり返った部屋にこだまする。
「いやぁ、凄かった!まさか、最後までイケるとは!おめでとう!これで君達の復讐は達成された!」
『ゲームクリア!世界に平和が戻った。ゲームクリア!世界に平和が戻った。』
「ふざけるなよ…」足を引き摺り、右手で肩を押さえながら、玉座に向かって歩き出す龍。
「あら?納得がいかない?」
いつの間にか、くだけた口調に変わった鬼龍が口を開く。
「いくわけがねぇだろうが…!俺達はただ、平和に、幸せに暮らしたかっただけなのに。普通に生きて、毎日過ごして、たまには戌のおっさんの店でくだを巻いて、なのに…」
それなのに!
「もう、虎にも、丑にも、亥にも、午にも、戌のおっさんにも逢えない!申とも、もう全部なかった事にして、顔を合わせて、笑いあうことも出来ない!なのに、これで…こんな状態で全部終わって帰れる訳がねぇ!そんな所で高みの見物をして、何の説明もせずに済むと思うなよ!」
最後の力を振り絞り、龍が走り出す。
「あぁ、またしても勘違いさせてしまったようだね。」
パンッ!パンッ!乾いた音が部屋を覆い尽くす。
ドサッ、と龍が階段に倒れ込んだ。
「龍さん!?」
「帰る場所?そんなものはね、君達には最初からありはしないんだよ。」
鬼龍が玉座に座ったまま、右手を上げ、隣の老年の男性が右手に構えた拳銃をおろす。
「なんだ?その武器は…」
「鉄砲だよ、正真正銘のね。」
「嘘をつくな!鉄砲っていうのは、鷹さんが持ってるああいうのを言うんだろ?弾丸を装填して、手で引いて発射させる…」
「そう、ネズミ君。良い質問だ。」
嬉しそうに微笑みながら、玉座に深く座り直し、頬杖をつきながら鬼龍が口を開く。
「君達はね、僕が造り出したゲームの世界の住人なんだよ。」
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております