キーナの魔法

小笠原慎二

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小ネタ

毎度お馴染み

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とある宿屋。
テルディアスが目覚めた。
キーナがいない。

・・・・・・・・・

いや、それが当たり前のハズなのだけれど・・・。
何故か不自然に感じられてしまうのはきっと気のせいだろう。
服を着て、身支度を整える。
今までのことからして、きっとアレなんだろうなぁ・・・。
と、キーナの部屋へ向かう。

コンコン

とノックする。
返事がない。

「キーナ」

返事がない。
試しに取っ手を押してみる。
動いた。

(鍵かけとらんのか? あいつは・・・)

溜息を吐きつつ、扉を開ける。

「入るぞ」

一応一声掛けて入る。
見ると、ベッドですやすやと眠るキーナ。

(あれ? 熟睡? 気のせいか?)

てっきり痛みで丸まってるのではないかと思っていたのだが。

(ならいいか)

と側にあった椅子に座り、キーナが起きるまで待つことにする。
時を置かず、キーナの目が薄く開いた。
テルディアスの姿を確認し、その目が大きく開かれた。

「おふぁよ~、テル~」

と盛大に欠伸をしながら、のそのそと起き上がる。

「ああ、起きたか」
「アレ?」

そこでキーナ、やっと異変に気付いた。

【ここは自分の部屋】
    
【昨夜テルの部屋に行った覚えがない】
    
【でもテルが今目の前に座っている】

以上の事実から導き出された答えは!

【つまり寝過ごした?!】

そんなに寝てたのかー!
と慌てるキーナ。

「ごめん! テル! 僕どんだけ寝てた?!」

あわあわあわと泡食い出すキーナ。

「え? いや、その・・・」

キーナのその慌てっぷりに、テルディアスも自身の考えが違っていたか?と慌てる。

「そうじゃなくて、体調は大丈夫かな・・・と・・・」

キーナが固まった。
次の瞬間顔が赤くなり、

「どうして昨日の晩にお月さまが来たこと分かった?!」

と慌てて下半身を布団で隠し出す。
テル君心で呟いた。

(嫌でも分かるわ!)


















その後、キーナは毎度お馴染みの生理痛で動けなくなり、テルディアスは無理難題を聞き入れつつ、己の煩悩と必死に闘った・・・ぐえ!バタリ

普通に看病しましたとさ。

チン

コツコツコツ・・・(去って行く足音)

ハンニンハ・・・テル・・・

ガク
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