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変えてしまった償い
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私の手は真っ赤に染まっていた…。
その側には冷たく動かなくなっているクロウさんがいる。
泣き崩れた私だったが、クロウさんの言葉を思い出し、ふらりと立ち上がると部屋を出て行った。
そして、屋敷を出て、私は馬房へと歩みを進めていた。
『お、おい!こんな雨の中なにしてる!』
クロウリーが私に話しかけてきたが、私はなにも言わず柵を開け外に連れて行こうとした。
『どこ行くんだ!変だぞ、あんた。なにがあった?』
「…」
『頼む、何か言ってくれ』
「私が悪い…」
『はぁ?なんだ、とりあえず止まれ。
いや、屋根がある場所にまずは…』
「私を乗せて…そしてあそこに行って…」
『こんな雨の中どこに?…それになんだ、その格好。
血か…?おい、誰の血だ?
あんたのか?』
クロウリーの質問には一切私は答えなかった。
馬のが力が強いはずなのに私が引く足を止めることが出来ずにいるクロウリーがいた。
『行けばいいのか?そうしたら話してくれるのか?』
こくりと私は頷いた。
『…分かった。乗れ。どこに行けばいいんだ』
「私とクロウさんが初めて会った場所」
『…いまからあそこに行きたいのか?』
「早く!?」
私の怒鳴り声に仕方ないといった感じでクロウリーは走り出した。
屋敷から街を抜け、すぐに森へと向かって行った。
雨の中走るクロウリーは私を気遣ってかスピードを落としつつあった。
「もっと早く走って!早く!」
『なんでそんな急ぐんだ…?』
「いいから!」
緩めたスピードをまた上げ始め、私は森へと辿り着いた。
そして教えてもらった滝付近で私はクロウリーから降りた。
「ありがとう…」
『なぁ、来たんだから教えてくれ。
何があってあんたは血だらけなんだ。屋敷で何があった?』
「私が人生をメチャクチャにした…。
私がこの世界に来たからおかしくなった。
だから私なんていないほうがいい…。
人に好かれる人なんかじゃない。
私が全部悪い」
『な、なにいってんだ、あんた、おかしいぞ』
「クロウリー、あなたのご主人はもういないの。
ゴメンね…」
私はゆっくりと滝の方に足を進めていった。
そして…
滝壺に身を投げた…。
-Fin-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んで頂き本当にありがとうございます。
3月より新しい作品を投稿する予定です。
また読んで頂けたら嬉しいです。
その側には冷たく動かなくなっているクロウさんがいる。
泣き崩れた私だったが、クロウさんの言葉を思い出し、ふらりと立ち上がると部屋を出て行った。
そして、屋敷を出て、私は馬房へと歩みを進めていた。
『お、おい!こんな雨の中なにしてる!』
クロウリーが私に話しかけてきたが、私はなにも言わず柵を開け外に連れて行こうとした。
『どこ行くんだ!変だぞ、あんた。なにがあった?』
「…」
『頼む、何か言ってくれ』
「私が悪い…」
『はぁ?なんだ、とりあえず止まれ。
いや、屋根がある場所にまずは…』
「私を乗せて…そしてあそこに行って…」
『こんな雨の中どこに?…それになんだ、その格好。
血か…?おい、誰の血だ?
あんたのか?』
クロウリーの質問には一切私は答えなかった。
馬のが力が強いはずなのに私が引く足を止めることが出来ずにいるクロウリーがいた。
『行けばいいのか?そうしたら話してくれるのか?』
こくりと私は頷いた。
『…分かった。乗れ。どこに行けばいいんだ』
「私とクロウさんが初めて会った場所」
『…いまからあそこに行きたいのか?』
「早く!?」
私の怒鳴り声に仕方ないといった感じでクロウリーは走り出した。
屋敷から街を抜け、すぐに森へと向かって行った。
雨の中走るクロウリーは私を気遣ってかスピードを落としつつあった。
「もっと早く走って!早く!」
『なんでそんな急ぐんだ…?』
「いいから!」
緩めたスピードをまた上げ始め、私は森へと辿り着いた。
そして教えてもらった滝付近で私はクロウリーから降りた。
「ありがとう…」
『なぁ、来たんだから教えてくれ。
何があってあんたは血だらけなんだ。屋敷で何があった?』
「私が人生をメチャクチャにした…。
私がこの世界に来たからおかしくなった。
だから私なんていないほうがいい…。
人に好かれる人なんかじゃない。
私が全部悪い」
『な、なにいってんだ、あんた、おかしいぞ』
「クロウリー、あなたのご主人はもういないの。
ゴメンね…」
私はゆっくりと滝の方に足を進めていった。
そして…
滝壺に身を投げた…。
-Fin-
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3月より新しい作品を投稿する予定です。
また読んで頂けたら嬉しいです。
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ありがとうございました!