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第一試験②
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甘い物…。
そもそも陛下が何が好きか分からないから作る物が定まらない。
デザート?料理?飲み物?…。
全く分からん…。
「ちょっとあなた!」
呼び止められたが、私だとは思わず、そのまま歩き続けた。が。肩を掴まれたので、あー、私か!って思った。
「何か?」
「あなたも陛下の給仕試験受けるの?」
「一応そうだけど?」
「…そんな格好で受かると思ってるの?頭もボサボサだし」
「私は受かるつもりはなく、ただ陛下を見たいだけだから、作っても落ちるから大丈夫ですよ」
「…」
「じゃあ私はこれで」
まさか、声かけてくるとは…。
とりあえず食堂に帰り、なんでも良いから作ってみようと食材を並べてみる。
んー…全然浮かばない。
「何、マール。手が動かないけど、試験課題が無理難題?」
声を掛けてくれたのが、食堂の主で私を雇ってくれているビーグルさん。
体がふくよかでいかにも食堂のおばちゃんって体型だ。
「いやー、甘い物が課題なんだけど、陛下が何が好きかさっぱり分からないから。ビーグルさん陛下が好きな物知らない?」
「んー、確か果物とか好きだったような…」
果物かぁ。
デザートでいっか。私が作る物が決まった。
そもそも陛下が何が好きか分からないから作る物が定まらない。
デザート?料理?飲み物?…。
全く分からん…。
「ちょっとあなた!」
呼び止められたが、私だとは思わず、そのまま歩き続けた。が。肩を掴まれたので、あー、私か!って思った。
「何か?」
「あなたも陛下の給仕試験受けるの?」
「一応そうだけど?」
「…そんな格好で受かると思ってるの?頭もボサボサだし」
「私は受かるつもりはなく、ただ陛下を見たいだけだから、作っても落ちるから大丈夫ですよ」
「…」
「じゃあ私はこれで」
まさか、声かけてくるとは…。
とりあえず食堂に帰り、なんでも良いから作ってみようと食材を並べてみる。
んー…全然浮かばない。
「何、マール。手が動かないけど、試験課題が無理難題?」
声を掛けてくれたのが、食堂の主で私を雇ってくれているビーグルさん。
体がふくよかでいかにも食堂のおばちゃんって体型だ。
「いやー、甘い物が課題なんだけど、陛下が何が好きかさっぱり分からないから。ビーグルさん陛下が好きな物知らない?」
「んー、確か果物とか好きだったような…」
果物かぁ。
デザートでいっか。私が作る物が決まった。
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