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給仕としての仕事
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「マール!起きて!マール!?」
うるさいなぁ、まだ朝早いでしょう…何時?
まだ7時じゃん。
「起きて!もう仕事だよ!」
はぁ~!こんな朝早くから働くの?食堂時代ならまだ寝てて良い時間なのに…。
「こんな朝早くから何するの?」
「掃除と朝食の準備!もう皆いっちゃったよ、早く行かないとナーシャさんに怒られちゃう!」
はぁ…給仕ってご飯作るだけだと思った…。
「すみません、遅くなりました!」
広いホールに入り、深々と謝るミーネだったが、寝不足で頭が回らない私はボーッとしていた。
「マール!ちゃんと起きなさい!新人とは言え、給仕として自覚しなさい!」
怖っ!昨日までの優しかったナーシャさんとは別人だ。
それに、集まった給仕達が私を一斉に見る。
何人いるの…この場所に…。
20、いや50人くらいはいるかも。
手を引かれ、フランやソフィアの近くに集まった。
「それでは、今日の仕事を伝えます」
なるほど…朝礼って訳ね。
これを毎日やる為に朝早く起きないといけないんだ。
それが億劫なんだけど~…。
「ミーネ、フラン、ソフィア、マールは宮廷の掃除とトイレを掃除しなさい。終わったらデザートとお茶の準備」
「はいっ」
4人で掃除を分担する事になり、私はミーネと宮廷の掃除をする事に。
「ねぇ…毎日こんな感じ?」
「んー。大体そうかな。マールは朝は苦手?」
「朝は無理…昼近くまで寝ていた生活だし、一気に辞めたくなっちゃうよ。なんでミーネはここで働く事にしたの?」
「…」
あれ、もしかして地雷踏んじゃった?
人にはそれぞれ理由あるし、詮索しちゃダメだよね。
「ごめんね」
「ううん」
話してくれる時あったら聞いてみよう。
「こっち終わったよ~。そっちは?」
「私達も終わったし、デザート作りしよっか」
厨房に行き、朝のデザートを議論した。
でも毎日だと被ったり、似たような物になる気がする。どうやって決めてるんだろう…。
「今日はフランの番だね」
あ、なるほど。ローテーションかぁ、ならすんなり決まるね、フランは何にするんだろ。
「やっぱり朝はコレかな」
材料を取り出すと、卵、砂糖、牛乳…
なるほど、プリン!簡単だし、すぐ作れる。
そして、ちょっとサボって寝ちゃえる!
フラン、最高~~!
「飲み物は色々用意して備えたら良いと思うからプリン作っちゃおっか」
それぞれ、プリンを作りにかかる。
あれ?陛下って…もしかして…。
私達は作り終え、陛下達の給仕に向かった。
うるさいなぁ、まだ朝早いでしょう…何時?
まだ7時じゃん。
「起きて!もう仕事だよ!」
はぁ~!こんな朝早くから働くの?食堂時代ならまだ寝てて良い時間なのに…。
「こんな朝早くから何するの?」
「掃除と朝食の準備!もう皆いっちゃったよ、早く行かないとナーシャさんに怒られちゃう!」
はぁ…給仕ってご飯作るだけだと思った…。
「すみません、遅くなりました!」
広いホールに入り、深々と謝るミーネだったが、寝不足で頭が回らない私はボーッとしていた。
「マール!ちゃんと起きなさい!新人とは言え、給仕として自覚しなさい!」
怖っ!昨日までの優しかったナーシャさんとは別人だ。
それに、集まった給仕達が私を一斉に見る。
何人いるの…この場所に…。
20、いや50人くらいはいるかも。
手を引かれ、フランやソフィアの近くに集まった。
「それでは、今日の仕事を伝えます」
なるほど…朝礼って訳ね。
これを毎日やる為に朝早く起きないといけないんだ。
それが億劫なんだけど~…。
「ミーネ、フラン、ソフィア、マールは宮廷の掃除とトイレを掃除しなさい。終わったらデザートとお茶の準備」
「はいっ」
4人で掃除を分担する事になり、私はミーネと宮廷の掃除をする事に。
「ねぇ…毎日こんな感じ?」
「んー。大体そうかな。マールは朝は苦手?」
「朝は無理…昼近くまで寝ていた生活だし、一気に辞めたくなっちゃうよ。なんでミーネはここで働く事にしたの?」
「…」
あれ、もしかして地雷踏んじゃった?
人にはそれぞれ理由あるし、詮索しちゃダメだよね。
「ごめんね」
「ううん」
話してくれる時あったら聞いてみよう。
「こっち終わったよ~。そっちは?」
「私達も終わったし、デザート作りしよっか」
厨房に行き、朝のデザートを議論した。
でも毎日だと被ったり、似たような物になる気がする。どうやって決めてるんだろう…。
「今日はフランの番だね」
あ、なるほど。ローテーションかぁ、ならすんなり決まるね、フランは何にするんだろ。
「やっぱり朝はコレかな」
材料を取り出すと、卵、砂糖、牛乳…
なるほど、プリン!簡単だし、すぐ作れる。
そして、ちょっとサボって寝ちゃえる!
フラン、最高~~!
「飲み物は色々用意して備えたら良いと思うからプリン作っちゃおっか」
それぞれ、プリンを作りにかかる。
あれ?陛下って…もしかして…。
私達は作り終え、陛下達の給仕に向かった。
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