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宮廷専属給仕⑤
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「ふぅ…」
ようやく仕事が一区切りついたみたいだ。
食べるかな…わくわくが止まらない!早く早くって気持ちしかない。
お茶を飲み、休憩。少しボーッとしたら、またお茶。
え…作り損??
挙句に部屋を出ていった…。
「はぁ~~!なんなの!?」
堪らず大声を上げ、怒りを露わにしてしまった。
食べろって~!
無理やり食べさせてやる、というか文句の一つは言わせてもらわないと!
部屋を出て、すぐ陛下を追いかけた。
あっ、いた!
「陛…」
アリス嬢がいる…。今はダメだ。状況が悪すぎる。
「あ、お姉ちゃん!」
無邪気に笑顔を見せるアリス嬢はまだいいが、陛下に今は怒りが…。
「お姉ちゃん、また何か作って~!」
「分かりました、またお作りしますね」
「おい、ならさっき作った皿持ってこい」
「えぇ!もしかして食べなかったのは今のため!?」
「持ってこいっていったよな、マール」
もう~!キィー!ってなる。
来た道を引き返し、部屋からアップルパイを持っていく。だけど、私は怒りで頭から抜け落ちていた。
今回のアップルパイは中身が違う事を…。
そして、それをアリス嬢にも食べさせてしまう事に。
「はい。陛下持ってきました」
「わぁ、アップルパイだ~、食べたい!」
私は切り分け、皿に盛り、アリス嬢に渡した。
「いただきます!」…パクッ
「あれ~…なんか美味しくない…」
あっ……いま、思い出した。
中身が…リンゴじゃなく梨にしていたから。見た目が少し似てるし、驚くかなと思ったけど、まさか、アリス嬢が食べる形になるなんて想像してなかった。
「お姉ちゃん、これ、アップルパイ?」
「あ、えっと、それは、え~っと…」
「おい、何入れたんだ?まさか、腹いせに毒とか入れたのか?マール!!すぐ吐き出せ、アリス」
「違います、違います!陛下を驚かそうと梨を入れました、すみません!」
深く深く頭を下げて謝るしか無かった。
陛下は私の下げた頭を上から更に押し、謝る姿勢を取らせた。
「部屋に来い、マール。おい、お前、アリスを部屋に連れて行け」
「は、はいっ」
近くの給仕にアリス嬢を任せ、私は陛下と共に再び部屋に向かった。
ようやく仕事が一区切りついたみたいだ。
食べるかな…わくわくが止まらない!早く早くって気持ちしかない。
お茶を飲み、休憩。少しボーッとしたら、またお茶。
え…作り損??
挙句に部屋を出ていった…。
「はぁ~~!なんなの!?」
堪らず大声を上げ、怒りを露わにしてしまった。
食べろって~!
無理やり食べさせてやる、というか文句の一つは言わせてもらわないと!
部屋を出て、すぐ陛下を追いかけた。
あっ、いた!
「陛…」
アリス嬢がいる…。今はダメだ。状況が悪すぎる。
「あ、お姉ちゃん!」
無邪気に笑顔を見せるアリス嬢はまだいいが、陛下に今は怒りが…。
「お姉ちゃん、また何か作って~!」
「分かりました、またお作りしますね」
「おい、ならさっき作った皿持ってこい」
「えぇ!もしかして食べなかったのは今のため!?」
「持ってこいっていったよな、マール」
もう~!キィー!ってなる。
来た道を引き返し、部屋からアップルパイを持っていく。だけど、私は怒りで頭から抜け落ちていた。
今回のアップルパイは中身が違う事を…。
そして、それをアリス嬢にも食べさせてしまう事に。
「はい。陛下持ってきました」
「わぁ、アップルパイだ~、食べたい!」
私は切り分け、皿に盛り、アリス嬢に渡した。
「いただきます!」…パクッ
「あれ~…なんか美味しくない…」
あっ……いま、思い出した。
中身が…リンゴじゃなく梨にしていたから。見た目が少し似てるし、驚くかなと思ったけど、まさか、アリス嬢が食べる形になるなんて想像してなかった。
「お姉ちゃん、これ、アップルパイ?」
「あ、えっと、それは、え~っと…」
「おい、何入れたんだ?まさか、腹いせに毒とか入れたのか?マール!!すぐ吐き出せ、アリス」
「違います、違います!陛下を驚かそうと梨を入れました、すみません!」
深く深く頭を下げて謝るしか無かった。
陛下は私の下げた頭を上から更に押し、謝る姿勢を取らせた。
「部屋に来い、マール。おい、お前、アリスを部屋に連れて行け」
「は、はいっ」
近くの給仕にアリス嬢を任せ、私は陛下と共に再び部屋に向かった。
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