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第一話 闇と光
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その日はあいにくの天気だった。
雨が容赦なく降り注ぎ、俺の体を叩きつけるように濡らしていた。だが、その雨は、燃え上がる炎を沈めるだけでなく、俺の中にある何かも消し去ってしまった。
俺は無力に地面に崩れ落ち、悲痛な叫びを上げた。その声は、心の奥底から湧き上がる絶望の証だった。
「うわぁああ!!」
「……」
しかし、どれだけ叫んでも、涙は一滴も流れなかった。まるで感情が枯れ果てたかのように、どんなに目を擦っても、熱いものがこみ上げてくることはなかった。
周囲にいた者たちは、軽蔑の眼差しを向けていた。彼らが何を言いたいのか、俺には理解できた。それが辛くてたまらなかった。
この日を境に、俺は生きる希望や願いを失った。
そして、空を見ることが無くなった。
◇
俺の名前は剛。あの日から六年の月日が流れた。
高校二年生になった俺は、いつもと変わらない毎日を過ごしていた。桜の花びらが舞い、タンポポが綿毛を作り始め、春の終わりを告げていた。
「暑い……」
ボロボロのアパートの玄関を出ると、荒れた花壇にひっそりと青い花が咲いていた。ワスレナグサだ。その小さな青い花は、まるで俺に何かを思い出させるかのようだった。
「……っ!」
胸の奥が締め付けられるような感覚に襲われ、俺は急いで上着のポケットから指輪を取り出した。それは青い宝石が輝く、小さくて美しい指輪だった。
その指輪を見つめていると、不思議と心が落ち着いていくのを感じた。
「はぁ……」
俺は指輪をしまい、この暑さにもかかわらず、上着を着たまま学校へ向かった。
◇
学校に着くと、いつもの嫌がらせが待っていた。机の中には、膨大な量の新聞紙が詰め込まれていた。それらの記事は、俺を嘲笑うような内容だった。
「クスクス……」
背後から聞こえる笑い声。振り向かなくても、犯人は分かっていた。クラスメイトの小太郎と、その取り巻きたちだ。
だが、俺は彼らに怒りを感じることはなかった。なぜなら、俺がこの状況を招いたのだ。
◇
放課後、小太郎は俺を校舎裏に引きずり込み、リュックサックの中身を乱暴に探った。しかし、彼らが求めるものは入っていなかった。
「んだよ貧乏人。昨日と中身変わってねぇじゃねえか」
「はーい、保釈金が支払われなかったので死刑執行ー!」
小太郎はそう言うと、俺の腹を蹴り上げた。気持ち悪さが込み上げたが、痛みは感じなかった。俺を殺すほどの力を感じなかったからだ。
「ほら、ほら! やり返せよ」
小太郎は俺を殴り、何度も蹴りつけた。だが、俺は声を一切上げず、耐え抜いた。彼らが疲れ果てて休み始めると、俺は地面に倒れ込み、ポケットに手を突っ込んで指輪を確かめた。
「キモすぎだろこいつ……ちっとも叫ばねぇよ」
「おい、明日までに保険金半分下ろしてこい」
小太郎の取り巻きたちは俺に財布とリュックを投げつけて去っていった。俺にとって財布の中身などどうでも良かった。この指輪さえ残っていれば……。
「剛くん……」
背後から聞こえた声に振り返ると、そこには友美が立っていた。彼女は俺の幼馴染で、昔はよく一緒に遊んだ仲だ。しかし、今ではただの知り合いに過ぎなかった。
「ご、ごめんね。何も助けてあげられなくて……」
「……」
「先生に言いに行こうよ。あれはいくら何でもやり過ぎだよ」
いくら何でもやり過ぎ……つまり、やっていること自体は間違っていないって言いたいのか。
そう、問い詰めたかった。これ以上、俺は友美と一緒にいるわけにはいかなかった。
「……もう俺に話しかけるなって言っただろ」
「何言ってんの。友達が困っているのを、見捨てられるわけが無いでしょ!」
その瞬間、俺は衝動的に友美を突き飛ばしてしまった。彼女が驚いた顔でこちらを見つめる中、俺はリュックを背負い、背を向けた。
「俺はお前を友人だと思ったことは一度も無い」
「えっ……」
俺はそれだけ言い残し、その場を去った。小太郎たちの暴力は自業自得だと、心の奥底で理解していた。それでも、誰かに救いを求めてしまう自分がいるのを感じていた。
だが、俺は後戻りできなかった。犯した罪を背負い続けなければならないから。
「ご、剛くん……」
「……」
その時、友美の背後に謎の少年が姿を現した。青い眼鏡を掛けたその少年は一枚の紙を取り出し、どこかへ去っていった。
◇
学校から実家のアパートに帰ってきた俺は、夕食を食べた。夕食は両親の代わりに、叔母の安子と叔父の竜太が作ってくれていた。俺はおにぎりを口へ運ぶが、少しかじっただけだった。
「家に着いたなら上着くらい脱ぎなさいよ」
「寒いんだよ……」
「風邪引いたの? それより、最近帰り遅いんじゃ無い?」
「……別に、ちょっと呼び出しあっただけ……」
「いつも呼び出し、呼び出し……。ちょっとはこっちのことも考えてほしいわよ」
勿論、本当の原因は小太郎だ。だけど、これ以上二人に悩みの種を作らせたくなくて、俺は心の中で我慢を貫いた。
本当は全てを吐き出したかった……かもしれない。
「はぁ、お兄ちゃんの方はよく出来てたのにね」
「おいっ」
しかし、すぐにその我慢は吹っ切れた。叔父さんが止めてはくれたが、どうしてもそのことだけは許せなかった。
「いつもそうだよな、毎回毎回俺より兄貴の方がって……!」
「……ちょっ、剛……」
「何か間違ってんの? 誰だってあんな立派な子を見たら比べたくなるわよ」
「その態度が気に入らねぇって言ってんだよ!」
俺は椅子から勢いよく立ち上がり、叔母さんと正面からぶつかり合った。
二人とも仕事帰りで疲れてる時に、俺のアパートにやってきて夕食を作ってくれているが、その度に何か嫌味を言ってくる。二人にストレスが溜まるのは分かっているが、俺も何かをずっと言われて耐え続けているのも限界だった。
「そうやってすぐ誰かと比べやがって、それでも親の代わりかよ!」
「じゃあ言わせてもらうけど、こんな生活になったのは誰のせいよ!」
「おい! 安子!」
叔父さんが大声を上げた時、俺はその場を飛び出した。携帯電話を持っていくのも忘れて、玄関の扉を勢いよく開けて出ていった。
アパートの階段を駆け下り、出口へ飛び出した。
「!?」
その時、黒いバイクに乗った謎の集団が現れ、俺の目の前を通過していった。俺のアパートの前によく現れる暴走族のようだったが、何か様子が違っていた。
彼らは何か、大量のケースを持参していた。
「見たことのないグループだ……」
◇
アパートから飛び出した俺はコンビニへ向かい、なけなしの金でお菓子を買った。
その後、狭い裏道を通り、誰も使っていないような雑草だらけの公園に入った。ここは友美とよく遊んだ公園だ。あの時は木登りが大好きで、よく競争しては俺が必ず勝っていた。
……そんな日々は、もう戻ってこない。
「誰のせい……か……」
俺は公園のベンチに座り、頭を抱えた。
叔母が言っていたことも間違っていないと分かっていた。何故小太郎達にいじめられ、叔母には叱られ、誰も俺を庇ってくれないのか。
その原因は全て俺にあったのを分かっていた。
「あの時、あいつさえいなければ……」
気を抜けば、何度もあの悪夢を思い出してしまう。
自分の目の前で燃え上がる炎。それに恐れて、全く動けなかった自分。そして、炎の中から助けを求める黒い影……。
あの時、俺に勇気があれば、一歩踏み出すことができたら、もっと良い運命が見つけられたのかもしれなかった。自分で選んでしまった運命の中、何を胸に生きていけば良いのか分からなかった。
「俺には……どんな願いがあったんだろうな……」
背負ってしまった罪、友美に言ってしまったあの言葉。後戻りできないことを続けた俺には、もう希望も願いも、何も残っていなかった。
失ってしまったいつかの痛みと笑顔。
そして、涙。
この孤独という名の闇からは、決して解放されることはないだろう。そう思っていた……。
これは運命という闇に導かれた、光誕生の系譜である。
現在使える??? 零個
雨が容赦なく降り注ぎ、俺の体を叩きつけるように濡らしていた。だが、その雨は、燃え上がる炎を沈めるだけでなく、俺の中にある何かも消し去ってしまった。
俺は無力に地面に崩れ落ち、悲痛な叫びを上げた。その声は、心の奥底から湧き上がる絶望の証だった。
「うわぁああ!!」
「……」
しかし、どれだけ叫んでも、涙は一滴も流れなかった。まるで感情が枯れ果てたかのように、どんなに目を擦っても、熱いものがこみ上げてくることはなかった。
周囲にいた者たちは、軽蔑の眼差しを向けていた。彼らが何を言いたいのか、俺には理解できた。それが辛くてたまらなかった。
この日を境に、俺は生きる希望や願いを失った。
そして、空を見ることが無くなった。
◇
俺の名前は剛。あの日から六年の月日が流れた。
高校二年生になった俺は、いつもと変わらない毎日を過ごしていた。桜の花びらが舞い、タンポポが綿毛を作り始め、春の終わりを告げていた。
「暑い……」
ボロボロのアパートの玄関を出ると、荒れた花壇にひっそりと青い花が咲いていた。ワスレナグサだ。その小さな青い花は、まるで俺に何かを思い出させるかのようだった。
「……っ!」
胸の奥が締め付けられるような感覚に襲われ、俺は急いで上着のポケットから指輪を取り出した。それは青い宝石が輝く、小さくて美しい指輪だった。
その指輪を見つめていると、不思議と心が落ち着いていくのを感じた。
「はぁ……」
俺は指輪をしまい、この暑さにもかかわらず、上着を着たまま学校へ向かった。
◇
学校に着くと、いつもの嫌がらせが待っていた。机の中には、膨大な量の新聞紙が詰め込まれていた。それらの記事は、俺を嘲笑うような内容だった。
「クスクス……」
背後から聞こえる笑い声。振り向かなくても、犯人は分かっていた。クラスメイトの小太郎と、その取り巻きたちだ。
だが、俺は彼らに怒りを感じることはなかった。なぜなら、俺がこの状況を招いたのだ。
◇
放課後、小太郎は俺を校舎裏に引きずり込み、リュックサックの中身を乱暴に探った。しかし、彼らが求めるものは入っていなかった。
「んだよ貧乏人。昨日と中身変わってねぇじゃねえか」
「はーい、保釈金が支払われなかったので死刑執行ー!」
小太郎はそう言うと、俺の腹を蹴り上げた。気持ち悪さが込み上げたが、痛みは感じなかった。俺を殺すほどの力を感じなかったからだ。
「ほら、ほら! やり返せよ」
小太郎は俺を殴り、何度も蹴りつけた。だが、俺は声を一切上げず、耐え抜いた。彼らが疲れ果てて休み始めると、俺は地面に倒れ込み、ポケットに手を突っ込んで指輪を確かめた。
「キモすぎだろこいつ……ちっとも叫ばねぇよ」
「おい、明日までに保険金半分下ろしてこい」
小太郎の取り巻きたちは俺に財布とリュックを投げつけて去っていった。俺にとって財布の中身などどうでも良かった。この指輪さえ残っていれば……。
「剛くん……」
背後から聞こえた声に振り返ると、そこには友美が立っていた。彼女は俺の幼馴染で、昔はよく一緒に遊んだ仲だ。しかし、今ではただの知り合いに過ぎなかった。
「ご、ごめんね。何も助けてあげられなくて……」
「……」
「先生に言いに行こうよ。あれはいくら何でもやり過ぎだよ」
いくら何でもやり過ぎ……つまり、やっていること自体は間違っていないって言いたいのか。
そう、問い詰めたかった。これ以上、俺は友美と一緒にいるわけにはいかなかった。
「……もう俺に話しかけるなって言っただろ」
「何言ってんの。友達が困っているのを、見捨てられるわけが無いでしょ!」
その瞬間、俺は衝動的に友美を突き飛ばしてしまった。彼女が驚いた顔でこちらを見つめる中、俺はリュックを背負い、背を向けた。
「俺はお前を友人だと思ったことは一度も無い」
「えっ……」
俺はそれだけ言い残し、その場を去った。小太郎たちの暴力は自業自得だと、心の奥底で理解していた。それでも、誰かに救いを求めてしまう自分がいるのを感じていた。
だが、俺は後戻りできなかった。犯した罪を背負い続けなければならないから。
「ご、剛くん……」
「……」
その時、友美の背後に謎の少年が姿を現した。青い眼鏡を掛けたその少年は一枚の紙を取り出し、どこかへ去っていった。
◇
学校から実家のアパートに帰ってきた俺は、夕食を食べた。夕食は両親の代わりに、叔母の安子と叔父の竜太が作ってくれていた。俺はおにぎりを口へ運ぶが、少しかじっただけだった。
「家に着いたなら上着くらい脱ぎなさいよ」
「寒いんだよ……」
「風邪引いたの? それより、最近帰り遅いんじゃ無い?」
「……別に、ちょっと呼び出しあっただけ……」
「いつも呼び出し、呼び出し……。ちょっとはこっちのことも考えてほしいわよ」
勿論、本当の原因は小太郎だ。だけど、これ以上二人に悩みの種を作らせたくなくて、俺は心の中で我慢を貫いた。
本当は全てを吐き出したかった……かもしれない。
「はぁ、お兄ちゃんの方はよく出来てたのにね」
「おいっ」
しかし、すぐにその我慢は吹っ切れた。叔父さんが止めてはくれたが、どうしてもそのことだけは許せなかった。
「いつもそうだよな、毎回毎回俺より兄貴の方がって……!」
「……ちょっ、剛……」
「何か間違ってんの? 誰だってあんな立派な子を見たら比べたくなるわよ」
「その態度が気に入らねぇって言ってんだよ!」
俺は椅子から勢いよく立ち上がり、叔母さんと正面からぶつかり合った。
二人とも仕事帰りで疲れてる時に、俺のアパートにやってきて夕食を作ってくれているが、その度に何か嫌味を言ってくる。二人にストレスが溜まるのは分かっているが、俺も何かをずっと言われて耐え続けているのも限界だった。
「そうやってすぐ誰かと比べやがって、それでも親の代わりかよ!」
「じゃあ言わせてもらうけど、こんな生活になったのは誰のせいよ!」
「おい! 安子!」
叔父さんが大声を上げた時、俺はその場を飛び出した。携帯電話を持っていくのも忘れて、玄関の扉を勢いよく開けて出ていった。
アパートの階段を駆け下り、出口へ飛び出した。
「!?」
その時、黒いバイクに乗った謎の集団が現れ、俺の目の前を通過していった。俺のアパートの前によく現れる暴走族のようだったが、何か様子が違っていた。
彼らは何か、大量のケースを持参していた。
「見たことのないグループだ……」
◇
アパートから飛び出した俺はコンビニへ向かい、なけなしの金でお菓子を買った。
その後、狭い裏道を通り、誰も使っていないような雑草だらけの公園に入った。ここは友美とよく遊んだ公園だ。あの時は木登りが大好きで、よく競争しては俺が必ず勝っていた。
……そんな日々は、もう戻ってこない。
「誰のせい……か……」
俺は公園のベンチに座り、頭を抱えた。
叔母が言っていたことも間違っていないと分かっていた。何故小太郎達にいじめられ、叔母には叱られ、誰も俺を庇ってくれないのか。
その原因は全て俺にあったのを分かっていた。
「あの時、あいつさえいなければ……」
気を抜けば、何度もあの悪夢を思い出してしまう。
自分の目の前で燃え上がる炎。それに恐れて、全く動けなかった自分。そして、炎の中から助けを求める黒い影……。
あの時、俺に勇気があれば、一歩踏み出すことができたら、もっと良い運命が見つけられたのかもしれなかった。自分で選んでしまった運命の中、何を胸に生きていけば良いのか分からなかった。
「俺には……どんな願いがあったんだろうな……」
背負ってしまった罪、友美に言ってしまったあの言葉。後戻りできないことを続けた俺には、もう希望も願いも、何も残っていなかった。
失ってしまったいつかの痛みと笑顔。
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