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中南米攻略の作戦
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酒造りの名人に奥さんに子供3人に大型の赤犬が隣家のメンバーになっている。
名人[酒はこの通り今日は黒米と蕎麦を持ってきたよ。][牛肉はこの通りいっぱいあるので、好きなだけ食べていいぞ。唐辛子と山椒も用意したので味付けは各自が好きなようにやってくれ。こちらはこちらで勝手にやるから。]犬達には骨付き肉をそれぞれに与えてある。3人の子供たちは肉が久々なのか、むしゃぶりついている。大人も同じである。[この黒米酒はうまいな。もろみ造りも木桶かな。][もちろんです。もろみ造りや蒸留機にはそれぞれに木桶や木樽を使用しています。味が違うんで。]すず[蕎麦酒もおいしいですよ。これはいいですね。]志野[私はこの2種類ともに美味しくて、上出来のお酒だと思いますよ。][黒米と山芋に白米に蕎麦ですか、麦はやらないのかな。明日香人は麦も飲むので造ってくれるかな。今の品質と同じなら、造った分のすべてを買い取るよ。
1112
だからもろみ桶を増やし貯蔵用の樽も増やした方がいいな。金が無いのなら貸すよ。][そりゃあまた夢みたいな話だ。容器を揃えるぐらいの金はあります。家内も市場で働かなせなくてすむので大助かりです。][ボムディラに私の酒造場が完成したので、親父さんのものは別口として買取り製品化します。買値は1リットル450円で紫檀が入った場合は550円ですね。とりあえず麦を加えた全種類と親父さんが紫檀を入れたら一番うまいという酒を1種類入れて6種類をたくさん造ってくれますか。ただし先ほども言ったように、品質が落ちてしまったらそれでお終いですのでよろしくお願いします。][わかった。品質を落とさないでたくさん作るよ。ところで自分で工場を造るなんてお金持ちのようだけど、旦那さんはどんな人なんだい。なんか偉そうに見えるよ。][はっはっはっ。少しだけお金を持っているだけだ。まだ肉はあるので、どんどん食べてくれ。果物もあるぞ。]奥さん[この果物はなんていうんですか。とてもおいしいですね。]
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すず[メロンと言います。子供達にも気にいってくれると思いますよ。][お母さんこれおいしいよ。]名人[ブータン語はペラペラだけどブータン人じゃあないな。どこの国の人ですか。サスケ[明日香王国です。][チベットやウィグルを独立させた偉い国ですか。]サスケ[そうですよ。良く知っていますね。][そりゃあ知っていますよ。あすこの王様は大したもんだとみんなが言っていますぜ。うちのワンチュクとは大違いでさ、うちのはかっこだけでイエスマンに囲まれて全くいけませんや。][そうなのか、はっはっはっ。それから親父さんが造っている酒だけど、今までのお得意さんはそのままだけども、私が全部を買い取るので新規の大口のお客さんは無しということでいいかな。全部買い取る約束は必ず守るので親父さんも約束を守ってくれ。][わかった。それは守るよ。]子供たちは持参してきたクッキーの詰め合わせを大事に抱えて持って帰っていった。
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[サスケさん王様の評判はいいようです。][そうですね。でもチベッ〇にウィグ〇は大赤字です。][他の国々がやれなかったことをやったんですから、世界も注目したと思います。][それはそうです。グッと展開が楽になりました。損して得取れですか。]翌日、完成した酒造場にやってきた。銅製の蒸留釜が一基に大きな木桶蒸留釜が2基備え付けられている。この建物は外側が厳重なレンガ造りで内側は天井から壁一面に板が張り巡らされている。外気をシャットアウトするとともに、板に酵母菌を付着させる狙いである。貯蔵用の素焼き甕が、半地下に埋め込まれ500個に達している。もろみの製造場所は空調機が取り入れられ、一年中仕事ができるようにした。6~8月はモンスーンの季節で気温が40度になるからである。人員は現地の酒造り名人が2人に歴代の酒造り名人を5人連れてきて、リーダーと副リーダーを王様が自ら指名をしてある。山芋焼酎造りの時だけ6~8月は抜かしてある。
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材料の調達と気温の関係である。工場長の重蔵は肥後熊本の人吉の出身で、芋でも米でも焼酎造りの名人と言われた伝説の職人である。まだ35歳であるが仕事を支える手下に相性の良い4人を選んで、チームワークを第一としている。後は明日香からの営業と瓶詰に経理のスタッフである。総勢が16人に現地採用の雑用係が5人である。[なかなかの人員だな。量はいくらでも分身で調節できるので、とにかく丁寧でうまい酒を造るようにしてください。それと名人からの桶買いは超能力で桶から甕に直接移動をするようにすると楽ですね。]サスケ[わかりました。そのようにさせます。]カンルンの別宅のそばの小川で隣家の子供3人と昴が川に入り込んで、魚かエビでも獲っているのか網や竹籠で追い回している。流れはあるが浅いので溺れる心配はない。びしょびしょになっているが、志野の方針でそのまま自由に遊ばせている。3匹の犬達も見守っているが心配をしている様子は全くない。
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年長者がエビが入っていることを叫んでいるが、子供たちにとっては絶好の遊び場である。
南米4ヵ国での砂漠地の買収が終わり、条件も全箇所が予定通りに締結された。すなわち5年以内に砂漠や荒れ地を緑化できなければ無料で返却する。但し地域内は治外法権であり無税である。それに滑走路を造って上空を飛ぶこともできる。また域内で生産された農産物や酒に牧畜酪農製品などの物産を、域外で販売を自由にできるものとしてその場合も無税であることが契約書に盛り込まれ、緑地の50分の1の廃価で購入することができた。契約が締結されてすぐに用地の地下10mまでの土壌を入れ替えて肥沃な土壌にして、適切な雨量が確保できるようにしたので、後は頃合いを見計らって移動をするだけである。尚、用地周りには頑丈な柵を設けて監視人も置くことになっている。担[用地の買収が終了してただいま緑化中で、10日ほどで肥沃な大地が出来上がりますが、とても広大な敷地になります。]
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担[緑化が終わりましたらすぐに住居を造り移動が終わりましたら、ワイン醸造所を造り葡萄園に野菜畑それに牧畜場を造ります。いずれも超能力で造りますので簡単にできます。それから大木や果樹園も思いのままにできますよ。なお主要産業は酒に小麦に大豆それからトウモロコシを予定しています。斎藤[それにしても広い。獲得用地はアルゼンチンで九州程度でブラジルで四国程度それにペルーとチリは2ヵ所ともに千葉県の面積の3倍程度だが、義弟の斎藤彦四郎をペルーに赤間義信をチリにそして氏家卜全をブラジルに、本陣はアルゼンチンで筆頭家老で安藤伊賀の守、次席家老で竹中半兵衛になっている。それでは引っ越しの準備にかかります。]
王宮に明日香王国軍総司令官の島津義弘と副司令官の甥の豊久がやってきた。
義弘[王様、南米でまた面白いことになっているとの情報が入っております。]
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[そうですね。南米の各地で砂漠を買い付けまして合計面積は九州の3倍程度ですが、4ヵ所に分かれています。緑地化が終わりましたので間もなく移動しますが、総大将は斎藤道三です。][近くの方面軍に緊急の場合はすみやかに対処をするように、申し渡しておきました。それにしても道三とは面白い人選ですね。落ち着いたらもう15,000~20,000人ぐらいを呼び寄せたらどうですか。日系人が増えて心強いことです。][そうだね。3~6ヵ月後までに増やそうかな。][砂漠を緑地に変えるので、何処からも文句が出てきません。とても良いことです。]豊久[王様は他にもあっと言わせるようなことを、考えているのではないでしょうか。][まだここの誰にも話していないのだが、南米の次は中米に狙いを定めているな。ここはギャングだらけで世界から見捨てられたようなところだけど、ここを制覇しようと思っています。頭のいい副司令官だったらどのような策略をめぐらしますか。]
1119
豊久[超能力でやるしかないと思うのですが、どのようにやるかは思いもつきません。教えてください。大変興味があります。][ここは南米と違って大変に厳しい戦法を取ります。まずパナマからガテマラまでの大手の会社を投げ売りするように仕向けます。あらゆることを駆使しますよ。スキャンダルに民衆による暴動などあらゆることです。こちらは疲弊した農民を救うために、主食であるトウモロコシの粉でできたトルティージャと副食を添えて毎日ボランティアをします。民衆の尊敬を集めるようにして、悪いのは富豪だということで洗脳します。ここから暴動に発展して大手企業に富豪はボコボコにされます。暴動の前にガードマンというか私兵の武器は超能力で異次元に送ってしまいますので、民衆は鎮圧されません。これですっかり嫌気がさして相場の10分1で売りに出すわけです。このようになる気を送りますのでこのようになります。
1120
これはあくまで側面で本線はギャングや民衆の代表と話をつけて政府を転覆させます。それとともに財閥や富豪も同類とみなしてすべての財産を奪います。土地の所有権もすべていただきますが、ギャングを含めてすべての民衆に農業をやることによって、衣食住に医療に教育まですべて面倒を見ることを約束します。いくら所有権で土地の権利を取得しても不満がたまればすべてを奪われてしまいます。しかし明日香王国は超能力国ですので、何とでもなります。ウィグルやチベットのように赤字にはならないと算段しています。本当はパナマとコスタリカにドカンと居座りたいんですけどね。その辺はまだ決まっていません。ここの責任者は北条早雲で副が息子の氏綱を予定しています。]義弘[ギャングを平定して職に就かせたら世界は最敬礼をしますよ。パナマとコスタリカを乗っ取っても当たり前のように、それこそ洗脳をしてしまえばいいわけです。ここを押さえておくことは戦略上とても重要です。
酒造りの名人に奥さんに子供3人に大型の赤犬が隣家のメンバーになっている。
名人[酒はこの通り今日は黒米と蕎麦を持ってきたよ。][牛肉はこの通りいっぱいあるので、好きなだけ食べていいぞ。唐辛子と山椒も用意したので味付けは各自が好きなようにやってくれ。こちらはこちらで勝手にやるから。]犬達には骨付き肉をそれぞれに与えてある。3人の子供たちは肉が久々なのか、むしゃぶりついている。大人も同じである。[この黒米酒はうまいな。もろみ造りも木桶かな。][もちろんです。もろみ造りや蒸留機にはそれぞれに木桶や木樽を使用しています。味が違うんで。]すず[蕎麦酒もおいしいですよ。これはいいですね。]志野[私はこの2種類ともに美味しくて、上出来のお酒だと思いますよ。][黒米と山芋に白米に蕎麦ですか、麦はやらないのかな。明日香人は麦も飲むので造ってくれるかな。今の品質と同じなら、造った分のすべてを買い取るよ。
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だからもろみ桶を増やし貯蔵用の樽も増やした方がいいな。金が無いのなら貸すよ。][そりゃあまた夢みたいな話だ。容器を揃えるぐらいの金はあります。家内も市場で働かなせなくてすむので大助かりです。][ボムディラに私の酒造場が完成したので、親父さんのものは別口として買取り製品化します。買値は1リットル450円で紫檀が入った場合は550円ですね。とりあえず麦を加えた全種類と親父さんが紫檀を入れたら一番うまいという酒を1種類入れて6種類をたくさん造ってくれますか。ただし先ほども言ったように、品質が落ちてしまったらそれでお終いですのでよろしくお願いします。][わかった。品質を落とさないでたくさん作るよ。ところで自分で工場を造るなんてお金持ちのようだけど、旦那さんはどんな人なんだい。なんか偉そうに見えるよ。][はっはっはっ。少しだけお金を持っているだけだ。まだ肉はあるので、どんどん食べてくれ。果物もあるぞ。]奥さん[この果物はなんていうんですか。とてもおいしいですね。]
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すず[メロンと言います。子供達にも気にいってくれると思いますよ。][お母さんこれおいしいよ。]名人[ブータン語はペラペラだけどブータン人じゃあないな。どこの国の人ですか。サスケ[明日香王国です。][チベットやウィグルを独立させた偉い国ですか。]サスケ[そうですよ。良く知っていますね。][そりゃあ知っていますよ。あすこの王様は大したもんだとみんなが言っていますぜ。うちのワンチュクとは大違いでさ、うちのはかっこだけでイエスマンに囲まれて全くいけませんや。][そうなのか、はっはっはっ。それから親父さんが造っている酒だけど、今までのお得意さんはそのままだけども、私が全部を買い取るので新規の大口のお客さんは無しということでいいかな。全部買い取る約束は必ず守るので親父さんも約束を守ってくれ。][わかった。それは守るよ。]子供たちは持参してきたクッキーの詰め合わせを大事に抱えて持って帰っていった。
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[サスケさん王様の評判はいいようです。][そうですね。でもチベッ〇にウィグ〇は大赤字です。][他の国々がやれなかったことをやったんですから、世界も注目したと思います。][それはそうです。グッと展開が楽になりました。損して得取れですか。]翌日、完成した酒造場にやってきた。銅製の蒸留釜が一基に大きな木桶蒸留釜が2基備え付けられている。この建物は外側が厳重なレンガ造りで内側は天井から壁一面に板が張り巡らされている。外気をシャットアウトするとともに、板に酵母菌を付着させる狙いである。貯蔵用の素焼き甕が、半地下に埋め込まれ500個に達している。もろみの製造場所は空調機が取り入れられ、一年中仕事ができるようにした。6~8月はモンスーンの季節で気温が40度になるからである。人員は現地の酒造り名人が2人に歴代の酒造り名人を5人連れてきて、リーダーと副リーダーを王様が自ら指名をしてある。山芋焼酎造りの時だけ6~8月は抜かしてある。
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材料の調達と気温の関係である。工場長の重蔵は肥後熊本の人吉の出身で、芋でも米でも焼酎造りの名人と言われた伝説の職人である。まだ35歳であるが仕事を支える手下に相性の良い4人を選んで、チームワークを第一としている。後は明日香からの営業と瓶詰に経理のスタッフである。総勢が16人に現地採用の雑用係が5人である。[なかなかの人員だな。量はいくらでも分身で調節できるので、とにかく丁寧でうまい酒を造るようにしてください。それと名人からの桶買いは超能力で桶から甕に直接移動をするようにすると楽ですね。]サスケ[わかりました。そのようにさせます。]カンルンの別宅のそばの小川で隣家の子供3人と昴が川に入り込んで、魚かエビでも獲っているのか網や竹籠で追い回している。流れはあるが浅いので溺れる心配はない。びしょびしょになっているが、志野の方針でそのまま自由に遊ばせている。3匹の犬達も見守っているが心配をしている様子は全くない。
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年長者がエビが入っていることを叫んでいるが、子供たちにとっては絶好の遊び場である。
南米4ヵ国での砂漠地の買収が終わり、条件も全箇所が予定通りに締結された。すなわち5年以内に砂漠や荒れ地を緑化できなければ無料で返却する。但し地域内は治外法権であり無税である。それに滑走路を造って上空を飛ぶこともできる。また域内で生産された農産物や酒に牧畜酪農製品などの物産を、域外で販売を自由にできるものとしてその場合も無税であることが契約書に盛り込まれ、緑地の50分の1の廃価で購入することができた。契約が締結されてすぐに用地の地下10mまでの土壌を入れ替えて肥沃な土壌にして、適切な雨量が確保できるようにしたので、後は頃合いを見計らって移動をするだけである。尚、用地周りには頑丈な柵を設けて監視人も置くことになっている。担[用地の買収が終了してただいま緑化中で、10日ほどで肥沃な大地が出来上がりますが、とても広大な敷地になります。]
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担[緑化が終わりましたらすぐに住居を造り移動が終わりましたら、ワイン醸造所を造り葡萄園に野菜畑それに牧畜場を造ります。いずれも超能力で造りますので簡単にできます。それから大木や果樹園も思いのままにできますよ。なお主要産業は酒に小麦に大豆それからトウモロコシを予定しています。斎藤[それにしても広い。獲得用地はアルゼンチンで九州程度でブラジルで四国程度それにペルーとチリは2ヵ所ともに千葉県の面積の3倍程度だが、義弟の斎藤彦四郎をペルーに赤間義信をチリにそして氏家卜全をブラジルに、本陣はアルゼンチンで筆頭家老で安藤伊賀の守、次席家老で竹中半兵衛になっている。それでは引っ越しの準備にかかります。]
王宮に明日香王国軍総司令官の島津義弘と副司令官の甥の豊久がやってきた。
義弘[王様、南米でまた面白いことになっているとの情報が入っております。]
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[そうですね。南米の各地で砂漠を買い付けまして合計面積は九州の3倍程度ですが、4ヵ所に分かれています。緑地化が終わりましたので間もなく移動しますが、総大将は斎藤道三です。][近くの方面軍に緊急の場合はすみやかに対処をするように、申し渡しておきました。それにしても道三とは面白い人選ですね。落ち着いたらもう15,000~20,000人ぐらいを呼び寄せたらどうですか。日系人が増えて心強いことです。][そうだね。3~6ヵ月後までに増やそうかな。][砂漠を緑地に変えるので、何処からも文句が出てきません。とても良いことです。]豊久[王様は他にもあっと言わせるようなことを、考えているのではないでしょうか。][まだここの誰にも話していないのだが、南米の次は中米に狙いを定めているな。ここはギャングだらけで世界から見捨てられたようなところだけど、ここを制覇しようと思っています。頭のいい副司令官だったらどのような策略をめぐらしますか。]
1119
豊久[超能力でやるしかないと思うのですが、どのようにやるかは思いもつきません。教えてください。大変興味があります。][ここは南米と違って大変に厳しい戦法を取ります。まずパナマからガテマラまでの大手の会社を投げ売りするように仕向けます。あらゆることを駆使しますよ。スキャンダルに民衆による暴動などあらゆることです。こちらは疲弊した農民を救うために、主食であるトウモロコシの粉でできたトルティージャと副食を添えて毎日ボランティアをします。民衆の尊敬を集めるようにして、悪いのは富豪だということで洗脳します。ここから暴動に発展して大手企業に富豪はボコボコにされます。暴動の前にガードマンというか私兵の武器は超能力で異次元に送ってしまいますので、民衆は鎮圧されません。これですっかり嫌気がさして相場の10分1で売りに出すわけです。このようになる気を送りますのでこのようになります。
1120
これはあくまで側面で本線はギャングや民衆の代表と話をつけて政府を転覆させます。それとともに財閥や富豪も同類とみなしてすべての財産を奪います。土地の所有権もすべていただきますが、ギャングを含めてすべての民衆に農業をやることによって、衣食住に医療に教育まですべて面倒を見ることを約束します。いくら所有権で土地の権利を取得しても不満がたまればすべてを奪われてしまいます。しかし明日香王国は超能力国ですので、何とでもなります。ウィグルやチベットのように赤字にはならないと算段しています。本当はパナマとコスタリカにドカンと居座りたいんですけどね。その辺はまだ決まっていません。ここの責任者は北条早雲で副が息子の氏綱を予定しています。]義弘[ギャングを平定して職に就かせたら世界は最敬礼をしますよ。パナマとコスタリカを乗っ取っても当たり前のように、それこそ洗脳をしてしまえばいいわけです。ここを押さえておくことは戦略上とても重要です。
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