150 / 303
これでリニアモーターが吹っ飛ぶ!沖縄から伊豆諸島経由で東京へのエアトレイン構想
しおりを挟む
1831
予定通りにやってきた。バリアーは外してある。
[どうもいらっしゃいませ。どうぞおかけになってください。][国王がここで毎日店番をしているというのは面白いですね。][まあ、お茶でも飲んでボチボチ始めますか。][ずいぶんときつい条件ですが、あれではこちらが成り立たないのもご存じのはず。][はい。わかっています。では日本でのデリバリーの分を外してください。][日本にはかなりの金額が流れているので、それは無理です。][それではこの話は打ち切りです。お疲れさまでした。][まあ、結論を急ぎなさんな。こちらも引っ込めるとこは引っ込めるつもりで、本家のロスチャコスとも充分に話し合ってきたんです。][あなたたちは今までにやりたい放題にやってきた。ここらへんで方針を転換しないといけないですね。米国と日本の中央銀行からの撤退にデリバリ商品販売の禁止、それに日本からのデリバリ商品の復旧。このくらいは当然です。]
1832
[驚いたな。こんなに強気の人は初めてだ。さすがに人工ダイヤを粉にしちゃうだけあるな。はっはっは。わかった。あんたの四菱銀行の5兆円だけは元に戻そう。あとはあなたの提案に従うよ。これでいいだろ。][わかりました。そちらの方が完了しましたら全面解除します。][これで交渉は終わった。面白い陶器が出たら連絡してください。では失礼するよ。]
[ありがとうございました。]サスケ[落としどころは一緒ですが、こんなもんでしょ。四菱銀行の株価が上がると、15兆円の儲けです。不良債権が消えるからもっと上がるかな。]
遠州[お疲れさまでした。やっと終着しましたね。竹の茶碗を私は気に入っていますよ。まさしく黄瀬戸ですが、こんなの見たこともありませんね。花活けの切込みは見事ですが、この人も寸分のくるいのない名人ですよ。両方ともに1千5百万円は行きたいところですが、割れですね。こまめにやれば問題ないですが、そこらへんの見切りですね。]
1833
副首相と会長が情報を掴んですぐにやってきた。副[済んだようだな。ロックフェラーリを呼びつけてまとめるというのはなかなかのもんだ。中央銀行が入れ替わってイカサマのデリバティブが無くなれば大勝利っていうとこだろ。約束を実行しないと元に戻れないんだから、それはやるだろうよ。四菱銀行の株を大量に買っておいたけど損はしないけどどのくらい儲かるかだな。王様は株価が元に戻ったら15兆円の儲けだ。我々が少し儲けるのと桁が違うぞ。][それよりも会長、これを見てください。油揚手の黄瀬戸です。]と2種類の竹製品を見せた。会長[これはまたすごいものだが、私は黄瀬戸が好きでね。竹とはとても思えんぞ、珍品だな。今までにこんなものはないし、この花活けは利休張りの達人で切り口にスキが全くなくみごとだ。いくらで売っているのかな、かなりの金額だろ。][値付けでまだ迷っているのです。会長の見立てでしたらどんなもんですか。]
1834
会[私は黙って1千5百万円は払うよ。胆ぱんの緑青の文様は自然のものなので作為が無くていい。やっぱり天然は貴重だよ。][そうですね。それで決めます。会長の見立ての通りで1千5百万にいたします。]会[そ~か、ふ~む。1千5百万円で買うよ2点とも。][ありがとうございます。すずさん振り込みの用意をしてください。]すず[こちらになります。][確認ができました。ありがとうございました。]会[これは久々にいいものだよ。九十九なすよりこっちのほうが好きだね。]副[お茶はわからんが、これはいいと思う。家内に言っておくよ。]
[ありがとうございます。]副[話はかわるが米軍は景気が悪いので、アジアから軍備を縮小するかもわからんぞ。そうなるとまた厄介だ。][副首相と私だけの内々の話ですけど、明日香王国一国で日本を守れます。もう核なんて古いですよ。米軍に支払っている費用の3分の2でそれ以上の働きをします。秘密のプロジェクトを立ち上げたらどうですか。]
1835
[面白いことを言うがその通りだな。王様ならC国やNK国も2・3秒で石器時代にできる。真面目に考えてみるが、同志はかなり集まると思うよ。なにしろあの露四阿を味方を一人も死なせずにやっつけちゃったんだからな。また来るわ。][ありがとうございました。]
サスケ[米軍の3分の一程度の軍隊を送ってチャラチャラやっていればいいので、楽なもんですよ。まず燃料費がかからないのが大きいですね。核とかミサイルなどの旧式なのはいりませんよ。軍隊はほとんどがデモンストレーション用ですからね。][まあ、それで露四阿に勝った実績があるので文句も出て来んだろうな。]サスケ[うまくやれば1兆円は抜けますよ。いや、もっとかもしれません。][純利で1兆円を出すのは大変だからな。それにしても黄瀬戸は急遽に1千5百万円で決まりだ。はっはっは。こんなもんだ。油揚手の特徴である表面のゴツゴツ感まで出ているのには驚きだな。]
1836
サスケ[あの会長の目利きですから間違いがないでしょう。新作の発表でマスコミを呼びましょう。マスコミは王様の作品に期待をしていますので、いつものメンバーが来ますよ。九十九なすの茶入れと花活けと一緒にやりましょう。この4点は評判になりますよ。][そうだな。作品紹介と記者会見とをセットにしてくれますか。][はい。承知しました。]
いつものマスコミの面々が集まっている。
記者[今回の4作品はレベルの高いものですね。九十九なすと言ったら茶入れが大名物ですものね。木でよくここまで質感を出せました。花活けも切込みに寸分の狂いがありません。黄瀬戸の作者もそうですが、名人の境地でしょうね。この竹も珍しいものですが、どんなところで取れるものなんですか。][この竹は先祖代々から伝わっているところから採ってくるということで、ここもトラやヒョウの密集地で現地人もあまり行かないところのようです。]
1837
[この2名の作者は茶道の素人とは思えませんが。][茶道関係の写真集と私の茶碗を見て勉強しました、それだけです。][それだけで利休クラスの達人の域にいるというのは本物ですね。][私もそのように思い、世界の宝だと思います。][黄瀬戸は天然の色と文様なので全くの作為がないものです。その貴重な天然素材を用いて見事に製品化しました。宇宙と作者が合体したような作品ですね。]記者会見が終了すると、数拾件の問い合わせがあった。今までにないことである。京都の仁和寺の和尚から動けないので4点を持ってこいとの連絡があった。分身してサスケと行くことにした。[どうもありがとうございます。お持ちいたしました。]和尚[どれどれ拝見させていただくよ。いいものを持ってきていただきました。この寺は真言宗なので、このように宇宙と一体になったような作品はとても相性が良いのです。九十九も黄瀬戸も素晴らしいので4点をいただきます。]
1838
かれこれ半年前から要望のあった、ミニエアトレインを通すことで小池東京都知事と玉城沖縄県知事が連れ立ってやってきた。伊豆七島から小笠原諸島に行って沖縄県の南大東島から沖縄本島、それに宮古島に石垣島と西表島に至るアイランドホッピングである。小池[ご存じのように小笠原には小笠原丸が週1便で行っているだけです。歴代の知事が知恵を絞って改善にチャレンジしてきたのですが有効打がありませんでした。そこで沖縄本島から400km離れていてアクセスのたいへんな南大東島の交通インフラに苦慮している玉城知事と共同で、お願いに上がりました。]会議室に両知事の他に王様と長兵衛を加えたスタッフに犬2匹も参加している。[小笠原までは東海汽船の守備範囲ですが問題はありませんか。]小池[この案件は長年に渡り検討されてきたことなので問題ありません。王様の方はエアトレインを通すことと、超能力運送をかみ合わせたシステムで対処していただければと思います。]
1839
[よく検討したのですが、1日に朝夕の2便ぐらい運行してもまったく面白みがありません。せっかく話を持ってこられたので何とかならないかと知恵を絞った結果、御蔵島に釣りとスキンダイビングそれにそれにイルカと遊べる独自のシステムを作ります。御蔵島は小さな島なので新しく作る堤防に8階建てのビルを造りそこにステーション兼ホテルを造ります。新しい漁場も作りますので漁協との調整も必要ですね。詳細は案として冊子を作りましたので検討ください。積極的に進めるつもりですのでよろしくお願いします。]2人[これでやっと明るくなりました。早急にこの冊子の内容を確認して、またお邪魔をさせていただきます、失礼します。]
[事業的にはたいして面白みはないけど、昴達をここで泳がせてやれる環境を作ると面白いですしね。犬達ものびのびと遊べる。それだけですよ。はっはっは。]
1840
すず[御蔵島はイルカと遊べることで有名ですが、確かミナミバンドウイルカだったと思いますが、さわれるわけではありません。ベルーガなどを独自に調教してさわれてわいわいと遊べるようにすると人気になります。]サスケ[わてはイシダイをバンバンと連れるようにすればそれだけで、かなりの富裕客を呼べると思います。]長[イシダイは餌だけでお金がかかりますのである程度に余裕がないとできません。しかし防波堤の上にホテルを造っちゃうのには驚きました。普通でしたら都は許可しないでしょうね。][自分で堤防を造り都は関与しないので、何とかなると思いますよ。]長[この建物の周りにバリアーを貼って波を被らないようにして、大風を通さないようにすれば可能ですね。たぶん人気になりますので200室ぐらいどうですか。][堤防は1本ということはないので大衆向けと少し高級なものの2棟を造ろうと思っています。ゴンちゃん達にもライフジャケットを着せて泳がすか。]ワンワンワン
予定通りにやってきた。バリアーは外してある。
[どうもいらっしゃいませ。どうぞおかけになってください。][国王がここで毎日店番をしているというのは面白いですね。][まあ、お茶でも飲んでボチボチ始めますか。][ずいぶんときつい条件ですが、あれではこちらが成り立たないのもご存じのはず。][はい。わかっています。では日本でのデリバリーの分を外してください。][日本にはかなりの金額が流れているので、それは無理です。][それではこの話は打ち切りです。お疲れさまでした。][まあ、結論を急ぎなさんな。こちらも引っ込めるとこは引っ込めるつもりで、本家のロスチャコスとも充分に話し合ってきたんです。][あなたたちは今までにやりたい放題にやってきた。ここらへんで方針を転換しないといけないですね。米国と日本の中央銀行からの撤退にデリバリ商品販売の禁止、それに日本からのデリバリ商品の復旧。このくらいは当然です。]
1832
[驚いたな。こんなに強気の人は初めてだ。さすがに人工ダイヤを粉にしちゃうだけあるな。はっはっは。わかった。あんたの四菱銀行の5兆円だけは元に戻そう。あとはあなたの提案に従うよ。これでいいだろ。][わかりました。そちらの方が完了しましたら全面解除します。][これで交渉は終わった。面白い陶器が出たら連絡してください。では失礼するよ。]
[ありがとうございました。]サスケ[落としどころは一緒ですが、こんなもんでしょ。四菱銀行の株価が上がると、15兆円の儲けです。不良債権が消えるからもっと上がるかな。]
遠州[お疲れさまでした。やっと終着しましたね。竹の茶碗を私は気に入っていますよ。まさしく黄瀬戸ですが、こんなの見たこともありませんね。花活けの切込みは見事ですが、この人も寸分のくるいのない名人ですよ。両方ともに1千5百万円は行きたいところですが、割れですね。こまめにやれば問題ないですが、そこらへんの見切りですね。]
1833
副首相と会長が情報を掴んですぐにやってきた。副[済んだようだな。ロックフェラーリを呼びつけてまとめるというのはなかなかのもんだ。中央銀行が入れ替わってイカサマのデリバティブが無くなれば大勝利っていうとこだろ。約束を実行しないと元に戻れないんだから、それはやるだろうよ。四菱銀行の株を大量に買っておいたけど損はしないけどどのくらい儲かるかだな。王様は株価が元に戻ったら15兆円の儲けだ。我々が少し儲けるのと桁が違うぞ。][それよりも会長、これを見てください。油揚手の黄瀬戸です。]と2種類の竹製品を見せた。会長[これはまたすごいものだが、私は黄瀬戸が好きでね。竹とはとても思えんぞ、珍品だな。今までにこんなものはないし、この花活けは利休張りの達人で切り口にスキが全くなくみごとだ。いくらで売っているのかな、かなりの金額だろ。][値付けでまだ迷っているのです。会長の見立てでしたらどんなもんですか。]
1834
会[私は黙って1千5百万円は払うよ。胆ぱんの緑青の文様は自然のものなので作為が無くていい。やっぱり天然は貴重だよ。][そうですね。それで決めます。会長の見立ての通りで1千5百万にいたします。]会[そ~か、ふ~む。1千5百万円で買うよ2点とも。][ありがとうございます。すずさん振り込みの用意をしてください。]すず[こちらになります。][確認ができました。ありがとうございました。]会[これは久々にいいものだよ。九十九なすよりこっちのほうが好きだね。]副[お茶はわからんが、これはいいと思う。家内に言っておくよ。]
[ありがとうございます。]副[話はかわるが米軍は景気が悪いので、アジアから軍備を縮小するかもわからんぞ。そうなるとまた厄介だ。][副首相と私だけの内々の話ですけど、明日香王国一国で日本を守れます。もう核なんて古いですよ。米軍に支払っている費用の3分の2でそれ以上の働きをします。秘密のプロジェクトを立ち上げたらどうですか。]
1835
[面白いことを言うがその通りだな。王様ならC国やNK国も2・3秒で石器時代にできる。真面目に考えてみるが、同志はかなり集まると思うよ。なにしろあの露四阿を味方を一人も死なせずにやっつけちゃったんだからな。また来るわ。][ありがとうございました。]
サスケ[米軍の3分の一程度の軍隊を送ってチャラチャラやっていればいいので、楽なもんですよ。まず燃料費がかからないのが大きいですね。核とかミサイルなどの旧式なのはいりませんよ。軍隊はほとんどがデモンストレーション用ですからね。][まあ、それで露四阿に勝った実績があるので文句も出て来んだろうな。]サスケ[うまくやれば1兆円は抜けますよ。いや、もっとかもしれません。][純利で1兆円を出すのは大変だからな。それにしても黄瀬戸は急遽に1千5百万円で決まりだ。はっはっは。こんなもんだ。油揚手の特徴である表面のゴツゴツ感まで出ているのには驚きだな。]
1836
サスケ[あの会長の目利きですから間違いがないでしょう。新作の発表でマスコミを呼びましょう。マスコミは王様の作品に期待をしていますので、いつものメンバーが来ますよ。九十九なすの茶入れと花活けと一緒にやりましょう。この4点は評判になりますよ。][そうだな。作品紹介と記者会見とをセットにしてくれますか。][はい。承知しました。]
いつものマスコミの面々が集まっている。
記者[今回の4作品はレベルの高いものですね。九十九なすと言ったら茶入れが大名物ですものね。木でよくここまで質感を出せました。花活けも切込みに寸分の狂いがありません。黄瀬戸の作者もそうですが、名人の境地でしょうね。この竹も珍しいものですが、どんなところで取れるものなんですか。][この竹は先祖代々から伝わっているところから採ってくるということで、ここもトラやヒョウの密集地で現地人もあまり行かないところのようです。]
1837
[この2名の作者は茶道の素人とは思えませんが。][茶道関係の写真集と私の茶碗を見て勉強しました、それだけです。][それだけで利休クラスの達人の域にいるというのは本物ですね。][私もそのように思い、世界の宝だと思います。][黄瀬戸は天然の色と文様なので全くの作為がないものです。その貴重な天然素材を用いて見事に製品化しました。宇宙と作者が合体したような作品ですね。]記者会見が終了すると、数拾件の問い合わせがあった。今までにないことである。京都の仁和寺の和尚から動けないので4点を持ってこいとの連絡があった。分身してサスケと行くことにした。[どうもありがとうございます。お持ちいたしました。]和尚[どれどれ拝見させていただくよ。いいものを持ってきていただきました。この寺は真言宗なので、このように宇宙と一体になったような作品はとても相性が良いのです。九十九も黄瀬戸も素晴らしいので4点をいただきます。]
1838
かれこれ半年前から要望のあった、ミニエアトレインを通すことで小池東京都知事と玉城沖縄県知事が連れ立ってやってきた。伊豆七島から小笠原諸島に行って沖縄県の南大東島から沖縄本島、それに宮古島に石垣島と西表島に至るアイランドホッピングである。小池[ご存じのように小笠原には小笠原丸が週1便で行っているだけです。歴代の知事が知恵を絞って改善にチャレンジしてきたのですが有効打がありませんでした。そこで沖縄本島から400km離れていてアクセスのたいへんな南大東島の交通インフラに苦慮している玉城知事と共同で、お願いに上がりました。]会議室に両知事の他に王様と長兵衛を加えたスタッフに犬2匹も参加している。[小笠原までは東海汽船の守備範囲ですが問題はありませんか。]小池[この案件は長年に渡り検討されてきたことなので問題ありません。王様の方はエアトレインを通すことと、超能力運送をかみ合わせたシステムで対処していただければと思います。]
1839
[よく検討したのですが、1日に朝夕の2便ぐらい運行してもまったく面白みがありません。せっかく話を持ってこられたので何とかならないかと知恵を絞った結果、御蔵島に釣りとスキンダイビングそれにそれにイルカと遊べる独自のシステムを作ります。御蔵島は小さな島なので新しく作る堤防に8階建てのビルを造りそこにステーション兼ホテルを造ります。新しい漁場も作りますので漁協との調整も必要ですね。詳細は案として冊子を作りましたので検討ください。積極的に進めるつもりですのでよろしくお願いします。]2人[これでやっと明るくなりました。早急にこの冊子の内容を確認して、またお邪魔をさせていただきます、失礼します。]
[事業的にはたいして面白みはないけど、昴達をここで泳がせてやれる環境を作ると面白いですしね。犬達ものびのびと遊べる。それだけですよ。はっはっは。]
1840
すず[御蔵島はイルカと遊べることで有名ですが、確かミナミバンドウイルカだったと思いますが、さわれるわけではありません。ベルーガなどを独自に調教してさわれてわいわいと遊べるようにすると人気になります。]サスケ[わてはイシダイをバンバンと連れるようにすればそれだけで、かなりの富裕客を呼べると思います。]長[イシダイは餌だけでお金がかかりますのである程度に余裕がないとできません。しかし防波堤の上にホテルを造っちゃうのには驚きました。普通でしたら都は許可しないでしょうね。][自分で堤防を造り都は関与しないので、何とかなると思いますよ。]長[この建物の周りにバリアーを貼って波を被らないようにして、大風を通さないようにすれば可能ですね。たぶん人気になりますので200室ぐらいどうですか。][堤防は1本ということはないので大衆向けと少し高級なものの2棟を造ろうと思っています。ゴンちゃん達にもライフジャケットを着せて泳がすか。]ワンワンワン
0
あなたにおすすめの小説
鎮魂の絵師 ー長喜と写楽ー
霞花怜
歴史・時代
【第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞】
絵師・栄松斎長喜は、蔦屋重三郎が営む耕書堂に居住する絵師だ。ある春の日に、斎藤十郎兵衛と名乗る男が連れてきた「喜乃」という名の少女とで出会う。五歳の娘とは思えぬ美貌を持ちながら、周囲の人間に異常な敵愾心を抱く喜乃に興味を引かれる。耕書堂に居住で丁稚を始めた喜乃に懐かれ、共に過ごすようになる。長喜の真似をして絵を描き始めた喜乃に、自分の師匠である鳥山石燕を紹介する長喜。石燕の暮らす吾柳庵には、二人の妖怪が居住し、石燕の世話をしていた。妖怪とも仲良くなり、石燕の指導の下、絵の才覚を現していく喜乃。「絵師にはしてやれねぇ」という蔦重の真意がわからぬまま、喜乃を見守り続ける。ある日、喜乃にずっとついて回る黒い影に気が付いて、嫌な予感を覚える長喜。どう考えても訳ありな身の上である喜乃を気に掛ける長喜に「深入りするな」と忠言する京伝。様々な人々に囲まれながらも、どこか独りぼっちな喜乃を長喜は放っておけなかった。娘を育てるような気持で喜乃に接する長喜だが、師匠の石燕もまた、孫に接するように喜乃に接する。そんなある日、石燕から「俺の似絵を描いてくれ」と頼まれる。長喜が書いた似絵は、魂を冥府に誘う道標になる。それを知る石燕からの依頼であった。
【カクヨム・小説家になろう・アルファポリスに同作品掲載中】
※各話の最後に小噺を載せているのはアルファポリスさんだけです。(カクヨムは第1章だけ載ってますが需要ないのでやめました)
アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)
三矢由巳
歴史・時代
時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。
佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。
幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。
ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。
又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。
海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。
一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。
事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。
果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。
シロの鼻が真実を追い詰める!
別サイトで発表した作品のR15版です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
別れし夫婦の御定書(おさだめがき)
佐倉 蘭
歴史・時代
★第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。
離縁後、生家の父の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。
月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。
おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。
されどもある日突然、与岐の仕舞屋にとっくの昔に離縁したはずの元夫・又十蔵が転がり込んできて——
※「今宵は遣らずの雨」「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」「大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる