私はあなたを追い続ける

ぐでたま(?)

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1章 育ち

4.レオ、婚約指輪を付ける

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はいはーいこんにちはこんばんどうも1ヶ月ほど投稿をしていない人でーす、そしてこの言葉を送ろう!
「我は君たちを忘れたことなど……ないッッッッッッッ!」

━━━━━━━━━━━━━━━
(会場)

「よし、それじゃあこの指輪を付け合うんだ、この会場でな」

「「嫌です(だ)」」

バレルドの提案にすぐやりたくないと言うグランドとレオだったが

「いや、付けてくれ、プログラムの中にもう婚約指輪をつけるのは決まってるんだよ」

「なんでですか」

「お前がいつも独りだからだよレオ」

「レオは1人ではないぞ?デュランダルや私がいるからな」

「うんうん……ってえ?」

「え?」

「いや俺師匠とずっと一緒にいたっけ?」

「いたぞ?一応お前を俺やお前の母親を除いて最初に抱いた人だからなグランドさんはな」

「えぇ……マジすか」

「マジだマジだ大本気オオマジだわ」

「えぇ………」

「とりあえず、婚約指輪は付けるだけにして、パーティが終わったら外せばいいんじゃないか?」

「まぁそうですね」

「いや生活する時もパーティが終わったあとも付けてもらうぞ」

「外したりしたらどうなるんですか?」

「ちょっと火傷して痛い」

「それは嫌ですね……」

意外にもレオは魔法を学ぶ研究者でありながら傷や痛みなどが苦手で、特に火傷などが嫌い

「よし、ならつけてもらうぞ」

「悪いが私はつけないぞ?」

「その場合は考慮して束縛の呪文をかけてつけてもらうのであしからず」

「対策バッチリだな……」

「えぇそれはそうですとも」

「あのー……お父様、師匠、そろそろ戻った方がいいのでは無いですか?」

グランドとバレルドが話している間に入り話したレオにバレルドは

「おっと、そうだな、そろそろ行かなくては」

「よし行くぞ……」

少し焦って話しているバレルドと正反対としてグランドは嫌そうに返事をしている

「まぁまぁ……ちょっとだけ……ってわけじゃないですけど、頑張りましょう?それに師匠の場合は婚約者の申請が山ほど来るはずですからそれが消えますし」

「そうだな、婚約者レオのの申請書は大量に来るな」

「そうなんですね、それなら良かったじゃないですか?」

「んじゃ行くぞ」

とバレルドが言い、会場までの扉を開けてグランドとレオと共に会場に入ると、"早くしろー"や、"早くー!早く早くー!"と言うような空気になっており……まぁ一応盛り上がってはいたが、デュランダルやバトルガンドの家系の皆さんは険しい顔をしていて、デュランダルに関しては頬を膨らまして怒っている可愛い顔をしていた

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