4 / 37
1章
1章-①-Ⅱ:SideEpisode②…近付く時
しおりを挟む
地球ではないどこかの世界での一幕――
そして…異なる世界が重なり合う前兆の一幕――
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王国内の会議室にて白いドレスを着た金髪の綺麗な年若い女性と、白いフードで口元以外を隠している魔導の使い手である女性、王国に仕える鎧を着こんだ騎士や魔導士がこれからについて話し合っていた。
「では、召喚に必要なものは全て整ったのですね?白の魔導師殿」
金髪の長めの髪を結っているこの場で最も高い地位なる者である少女が白の魔導師と呼ぶ口元以外深く被っている白いローブの女性に確認する。
「はい。姫様。召喚に必要な術式と詠唱、必要なものは揃いました。後は召喚先の正確な座標と、召喚時に必要な魔力が溜まるのを待つだけでございます」
「そうですか…これでこの国を、いえ、この地を【魔王】の手から救う存在を。”女神に選ばれし者”達を招きよせえる事ができます。…それで必要な魔力は後どのくらいかしら?白の魔導師殿」
「えぇ、私の計算通りですと…四日後が最も高まるとなるでしょう」
「そうですか。あと4日…待ち遠しいです…」
(これで……あの【魔王】を討てる者が招く事が出来ます…)
(さてっ……私の見たものが当たるか否か…当日立ち会えないのは残念ですが致し方ないですね…)
こうして、色んな思惑が交差する中、運命の時計の針が近づいていたのだった……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そして…異なる世界が重なり合う前兆の一幕――
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
王国内の会議室にて白いドレスを着た金髪の綺麗な年若い女性と、白いフードで口元以外を隠している魔導の使い手である女性、王国に仕える鎧を着こんだ騎士や魔導士がこれからについて話し合っていた。
「では、召喚に必要なものは全て整ったのですね?白の魔導師殿」
金髪の長めの髪を結っているこの場で最も高い地位なる者である少女が白の魔導師と呼ぶ口元以外深く被っている白いローブの女性に確認する。
「はい。姫様。召喚に必要な術式と詠唱、必要なものは揃いました。後は召喚先の正確な座標と、召喚時に必要な魔力が溜まるのを待つだけでございます」
「そうですか…これでこの国を、いえ、この地を【魔王】の手から救う存在を。”女神に選ばれし者”達を招きよせえる事ができます。…それで必要な魔力は後どのくらいかしら?白の魔導師殿」
「えぇ、私の計算通りですと…四日後が最も高まるとなるでしょう」
「そうですか。あと4日…待ち遠しいです…」
(これで……あの【魔王】を討てる者が招く事が出来ます…)
(さてっ……私の見たものが当たるか否か…当日立ち会えないのは残念ですが致し方ないですね…)
こうして、色んな思惑が交差する中、運命の時計の針が近づいていたのだった……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
46
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる