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第三章 人神代理戦争 勃発
四十六話 五大王国会議 其の拾弐
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破壊される天井、その落下する物を退けるために各国の騎士達はコンマを刻まず動き出す。それぞれの騎士が自身の得物を握り締めると全て破壊し、王の安否を確認した。
王達は無傷、だが、彼らの目の前にそれは立っていた。そして、その立った物に対して、どの記事よりも速く、剣を振るった者もいた。
カツラギ・バサラ、彼である。敵なのか味方なのか、分からない。そんな者であるがバサラの目に映る氣はここに居る中で遥かに濃く、隠すことのない強者の物であった。涅槃静寂を振るい、その脅威を取り除こうとするものの男は腰に差した二本の剣を抜き、それを弾く。
「誰だお前?」
バサラの問いに対して、応えず、男は双剣をぶつけると彼を簡単に吹き飛ばした。
(ただの力強さじゃない。あの感じ、力の流し方が異常に上手い。僕の一撃の力を一気に自分のものに変えて弾き出した。コイツ、強いな)
ドゴンと音を立て、壁にバサラは打ち付けられるもの剣を使い立ち上がった。
「御師様!」
ジータは壁に打ち付けられたバサラを心配するものの王から離れず、その男から目を逸らさずにいた。王と彼らの騎士の視線が一心に注がれる中、男はゆっくりと口を開く。
「廃棄孔一席帰還者」
名乗りを上げた途端、ヴェープルの騎士であるダラモスが帰還者との距離を詰め、突きを放った。
「火焔撃」
ダラモスの声と共に爆発が帰還者を襲い、彼が自ら破壊した天井から外に吹き飛ばした。
「躾のなって居ない犬め」
帰還者は吹き飛ばされはせどそれによる傷は一切在らず、そんな彼に向かってダラモスが追撃する。足から火を吹き出し、空を舞うとダラモスに蹴りつけた。
「火焔撃豪炎」
電子音と共に二度目の爆発、それは帰還者に直撃する。爆発共に帰還者のローブが焼かれ、全身の姿を表すと様々な装飾がなされた服には見た事のない王国の国章が刻まれているのをダラモスは確認した。
「所属不明、本当に別の世界からの放浪者らしいですね」
ダラモスの言葉を聞き、帰還者はため息を吐くと彼は平然と空を歩きながら声を出した。
「何の躊躇いもなく私に向かって来るとは、実に合理的だな。運命が与えられたモノと言うのに、自分の身を案じないとは設計者もさぞ悲しだろう」
「あなたの言葉を聞くことはないですよ、帰還者。何故なら私にとって国を脅かす存在こそ排除の対象。ならば、必要りません」
ダラモスは両手を前にし、帰還者を排除しようと再び構えるも彼は至って冷静にそれを見ているだけであった。
(何なんだ、この人間。いや、人間なのか? そこから疑問に感じる)
ダラモスに渡された眼、それは凡ゆる存在を見抜き、細かく見通すために作られたもの。 それを用いて帰還者を捉え、分析する。
その眼が捉えた帰還者の肉体に対しての評価、それは完全無欠であった。
全てにおいて肉体としての機能が完璧であり、一切の無駄が無い。機械の身でありながら尊敬すら抱いてしまう様な肉体に、ダラモスは早急な焼却を決めた。
これが敵として立つと言う脅威、それは紛れもなくこの場にいる全ての人間を殺し尽くせるものであると判断し、ダラモスは帰還者に向けた腕から火焔の砲撃を放つ。
「火焔撃」
爆炎が帰還者を包み込んだ、はずだった。ダラモスの目は一切帰還者から離すことは無く、追っていた。
それであっても追えず、ダラモスは帰還者を探すために辺りを見回す。
「良いな、お前、気に入った。少し遊んでやろう」
その声が聞こえた瞬間、ダラモスは腕を人では不可能な関節の動きを見せ、帰還者に向けて再び砲撃を放った。帰還者は砲撃を右手握っていた剣で裂き、背後からダラモスの頭を持つと急に彼は全力で空から地面に叩きつけた。
「あそこでは観覧者が多すぎてな、戦士の痴態を見せるのはあまりにも酷だろう」
ダラモスを地面に叩きつけ、彼から帰還者は距離を取ると少しだけ嬉しそうに呟いていた。
そんな帰還者とは違い、ダラモスは彼を何としても倒そうと叩きつけられた体を起こす。
「なら、あそこで見せるのはあなたの痴態ですよ」
「機械なのに煽りが上手いな。来いよ、私を殺してみせろ」
王達は無傷、だが、彼らの目の前にそれは立っていた。そして、その立った物に対して、どの記事よりも速く、剣を振るった者もいた。
カツラギ・バサラ、彼である。敵なのか味方なのか、分からない。そんな者であるがバサラの目に映る氣はここに居る中で遥かに濃く、隠すことのない強者の物であった。涅槃静寂を振るい、その脅威を取り除こうとするものの男は腰に差した二本の剣を抜き、それを弾く。
「誰だお前?」
バサラの問いに対して、応えず、男は双剣をぶつけると彼を簡単に吹き飛ばした。
(ただの力強さじゃない。あの感じ、力の流し方が異常に上手い。僕の一撃の力を一気に自分のものに変えて弾き出した。コイツ、強いな)
ドゴンと音を立て、壁にバサラは打ち付けられるもの剣を使い立ち上がった。
「御師様!」
ジータは壁に打ち付けられたバサラを心配するものの王から離れず、その男から目を逸らさずにいた。王と彼らの騎士の視線が一心に注がれる中、男はゆっくりと口を開く。
「廃棄孔一席帰還者」
名乗りを上げた途端、ヴェープルの騎士であるダラモスが帰還者との距離を詰め、突きを放った。
「火焔撃」
ダラモスの声と共に爆発が帰還者を襲い、彼が自ら破壊した天井から外に吹き飛ばした。
「躾のなって居ない犬め」
帰還者は吹き飛ばされはせどそれによる傷は一切在らず、そんな彼に向かってダラモスが追撃する。足から火を吹き出し、空を舞うとダラモスに蹴りつけた。
「火焔撃豪炎」
電子音と共に二度目の爆発、それは帰還者に直撃する。爆発共に帰還者のローブが焼かれ、全身の姿を表すと様々な装飾がなされた服には見た事のない王国の国章が刻まれているのをダラモスは確認した。
「所属不明、本当に別の世界からの放浪者らしいですね」
ダラモスの言葉を聞き、帰還者はため息を吐くと彼は平然と空を歩きながら声を出した。
「何の躊躇いもなく私に向かって来るとは、実に合理的だな。運命が与えられたモノと言うのに、自分の身を案じないとは設計者もさぞ悲しだろう」
「あなたの言葉を聞くことはないですよ、帰還者。何故なら私にとって国を脅かす存在こそ排除の対象。ならば、必要りません」
ダラモスは両手を前にし、帰還者を排除しようと再び構えるも彼は至って冷静にそれを見ているだけであった。
(何なんだ、この人間。いや、人間なのか? そこから疑問に感じる)
ダラモスに渡された眼、それは凡ゆる存在を見抜き、細かく見通すために作られたもの。 それを用いて帰還者を捉え、分析する。
その眼が捉えた帰還者の肉体に対しての評価、それは完全無欠であった。
全てにおいて肉体としての機能が完璧であり、一切の無駄が無い。機械の身でありながら尊敬すら抱いてしまう様な肉体に、ダラモスは早急な焼却を決めた。
これが敵として立つと言う脅威、それは紛れもなくこの場にいる全ての人間を殺し尽くせるものであると判断し、ダラモスは帰還者に向けた腕から火焔の砲撃を放つ。
「火焔撃」
爆炎が帰還者を包み込んだ、はずだった。ダラモスの目は一切帰還者から離すことは無く、追っていた。
それであっても追えず、ダラモスは帰還者を探すために辺りを見回す。
「良いな、お前、気に入った。少し遊んでやろう」
その声が聞こえた瞬間、ダラモスは腕を人では不可能な関節の動きを見せ、帰還者に向けて再び砲撃を放った。帰還者は砲撃を右手握っていた剣で裂き、背後からダラモスの頭を持つと急に彼は全力で空から地面に叩きつけた。
「あそこでは観覧者が多すぎてな、戦士の痴態を見せるのはあまりにも酷だろう」
ダラモスを地面に叩きつけ、彼から帰還者は距離を取ると少しだけ嬉しそうに呟いていた。
そんな帰還者とは違い、ダラモスは彼を何としても倒そうと叩きつけられた体を起こす。
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