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第四章 人神代理戦争 霹靂
二十話 人神代理戦争 其の陸 闘樹富豪① 機械人形①
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グランとトネリコ、彼らは近くにいたせいか二人とも同じ空間に居た。
「トネリコさん、無事か?」
「ええ、大丈夫です、そちらはどうですか?」
二人は辺りを見渡すと屋敷の広間に連れて来られており、目の前にある階段をカツカツと音を立てて歩く男の姿があった。
すぐに男を切り裂こうとグランは距離を詰めるも首に剣を振るった途端、彼は何かに拒まれ弾き飛ばされた。
(硬いな、なんだ今の。いや? 硬いじゃないな。弾かれた?)
「良いね! その殺気、嬢ちゃんはなんも見えない、幾らになるか分からねえけどよー、ざっと騎士団長二人の首で軽く20000$ってところかな」
男が言う言葉、それは理解出来ず、グランとトネリコは立て直し、武器を構えた。
「あー、そんなに戦闘態勢に入ってもらっても困るんだ。ここは俺の屋敷でなー。死ぬ前にいた場所だからな。俺は弱いが殺されない。あんたらを足止め出来りゃ万々歳。廃棄孔九席富豪リャンだ。金になる戦いをしよう」
「ミレニアム四護聖グラン・フーガ!」
「シャルル騎士団トネリコ」
富豪はニカッと笑い、二人の騎士団長を前にして、余裕の表情を見せた。
「グランとトネリコ、か。良い名前だ! お前らはどっちにベットする? この戦争! 俺らに乗るなら助けてやるぜ。乗らねえなら、まぁ、どうなるかは分からんがな!」
***
「視界良好、ここは一体?」
ダラモスは味方が一機のみの部屋におることを瞬時に理解する。
視界に広がるのは大量の見たこともない人形、そして、それを操る存在、黒いローブに身を包む正体不明の何かが立っていた。
「状況理解、あえて問いましょう。あなた達は一体?」
「ふひひひ、いいね、いいね。本当に機械の兵器だ」
「???? 質問です。あなたは一体、」
「私? 私は私。ひひひ、その艶々のボディ、新しい物に変えましたねえ。以前、帰還者のデータから見せてもらった貴方から比べ物にならないくらい強くなってる! あ、申し遅れました。私、廃棄孔十二席人形パペットと申します」
人形と名乗ったそれは黒いローブを取るとその正体は紫の髪をした少女であった。
ニヤリと笑っており、ギザギザの歯を常に見せつけるとダラモスはその少女が放つ異常な雰囲気を振り切ろうと声を出した。
「ヴェープル騎士団長ダラモス。貴方が廃棄孔と名乗るであれば私は今から貴方を倒さねばなりません」
「ふひひ、かっこいいなぁ、その声! あー、興奮する! ねえ、ダラモスー! 君、私のものにならない?」
「なりません」
そう一言残すとダラモスは人形との距離を詰めた。
「火焔撃」
腕が変化し、火炎の一撃が彼女を襲う。
命中しており、それははっきりと命を奪う行動であった。
燃え盛る炎の中、少女は平然とした素振りで姿を現した。
「あー! いい! 素晴らしいよ! ダラモス! でも、残念。攻撃したなら私もするよ! 私さ! 昔、機械になりたかったの! 始めよう! 私と貴方の決闘を! 勝った方が体をもらう!」
気味の悪い笑みを浮かべ、人形はダラモスを欲する。彼の機体、それら全てが人形は彼女のものにしたい。
だが、ダラモス本体はそんな思惑を気にしない。
自らの国を、世界に迫る敵を滅却するために。
「トネリコさん、無事か?」
「ええ、大丈夫です、そちらはどうですか?」
二人は辺りを見渡すと屋敷の広間に連れて来られており、目の前にある階段をカツカツと音を立てて歩く男の姿があった。
すぐに男を切り裂こうとグランは距離を詰めるも首に剣を振るった途端、彼は何かに拒まれ弾き飛ばされた。
(硬いな、なんだ今の。いや? 硬いじゃないな。弾かれた?)
「良いね! その殺気、嬢ちゃんはなんも見えない、幾らになるか分からねえけどよー、ざっと騎士団長二人の首で軽く20000$ってところかな」
男が言う言葉、それは理解出来ず、グランとトネリコは立て直し、武器を構えた。
「あー、そんなに戦闘態勢に入ってもらっても困るんだ。ここは俺の屋敷でなー。死ぬ前にいた場所だからな。俺は弱いが殺されない。あんたらを足止め出来りゃ万々歳。廃棄孔九席富豪リャンだ。金になる戦いをしよう」
「ミレニアム四護聖グラン・フーガ!」
「シャルル騎士団トネリコ」
富豪はニカッと笑い、二人の騎士団長を前にして、余裕の表情を見せた。
「グランとトネリコ、か。良い名前だ! お前らはどっちにベットする? この戦争! 俺らに乗るなら助けてやるぜ。乗らねえなら、まぁ、どうなるかは分からんがな!」
***
「視界良好、ここは一体?」
ダラモスは味方が一機のみの部屋におることを瞬時に理解する。
視界に広がるのは大量の見たこともない人形、そして、それを操る存在、黒いローブに身を包む正体不明の何かが立っていた。
「状況理解、あえて問いましょう。あなた達は一体?」
「ふひひひ、いいね、いいね。本当に機械の兵器だ」
「???? 質問です。あなたは一体、」
「私? 私は私。ひひひ、その艶々のボディ、新しい物に変えましたねえ。以前、帰還者のデータから見せてもらった貴方から比べ物にならないくらい強くなってる! あ、申し遅れました。私、廃棄孔十二席人形パペットと申します」
人形と名乗ったそれは黒いローブを取るとその正体は紫の髪をした少女であった。
ニヤリと笑っており、ギザギザの歯を常に見せつけるとダラモスはその少女が放つ異常な雰囲気を振り切ろうと声を出した。
「ヴェープル騎士団長ダラモス。貴方が廃棄孔と名乗るであれば私は今から貴方を倒さねばなりません」
「ふひひ、かっこいいなぁ、その声! あー、興奮する! ねえ、ダラモスー! 君、私のものにならない?」
「なりません」
そう一言残すとダラモスは人形との距離を詰めた。
「火焔撃」
腕が変化し、火炎の一撃が彼女を襲う。
命中しており、それははっきりと命を奪う行動であった。
燃え盛る炎の中、少女は平然とした素振りで姿を現した。
「あー! いい! 素晴らしいよ! ダラモス! でも、残念。攻撃したなら私もするよ! 私さ! 昔、機械になりたかったの! 始めよう! 私と貴方の決闘を! 勝った方が体をもらう!」
気味の悪い笑みを浮かべ、人形はダラモスを欲する。彼の機体、それら全てが人形は彼女のものにしたい。
だが、ダラモス本体はそんな思惑を気にしない。
自らの国を、世界に迫る敵を滅却するために。
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