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第四章 人神代理戦争 霹靂
七十三話 人神代理戦争 其の伍拾陸 神殺魔王⑤
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バサラの腕には涅槃静寂を握る為のガントレットが生まれると柄を握りしめ、その刃を公爵に向けた。構えたと同時に、バサラは踏み込むと公爵目掛けて涅槃静寂を振るう。
公爵は第六天魔王波旬を片手に握り、その涅槃静寂をの一振りを涅焔を使い防いだ。
「燃えろ、涅焔」
涅槃静寂の刃が打つかったと同時に公爵が握っていた涅焔から黒い炎が上がると彼の目を眩ました。
「小賢しい!」
涅焔からの炎を無理矢理消し去ると先ほどまで撃ち合っていたはずのバサラが目の前から消えた。
視界から消えたと思った瞬間、公爵の真下から蹴りが彼の顔に打ち込まれる。重心を極限まで下げ、相手の視界から消える技術。それは異界ではあまり見ることはない物であり、バサラが独自に見出した技術であった。
蹴りにより涅焔を握っていた腕の力が若干緩むと次にそこに目掛けて蹴り上げると公爵の腕からバキリと音が鳴る。
腕から落ちる涅焔を握り、バサラは次の一撃を放とうとするも彼の目の前に公爵を守る様に五本の剣が回転し、飛んで行った。忠義を見せる第六天魔王波旬に対してバサラはそれらを軽くいなし、公爵から距離を取るも彼は折れた左腕を気にせずに立ち上がっていた。
「腕、ただの腕だ。されど、150年物の腕。高くつくぞ」
左腕の折れ曲がった状態にも関わらず、公爵は左腕を動かすと骨が折られているにのにそれは筋肉により無理矢理機能させられた。
「嘘だろ、オイ」
流石のバサラも驚くとそんな彼を気にすることなく、両手に第六天魔王波旬を握りしめる。
「お互いにダメージが入って来たところだろ? いいじゃないか! これでこそ俺が求めた闘争だ!」
公爵が止まらないことを知り、バサラは彼を叩きのめそうと双剣を構えた。そして、間合いに入った瞬間、彼らは迷う事なく、お互いの得物を打つけ合う。
同じ黒い刃の剣と刀であり、手数はニと六である。
それでいて、一歩も引くことはない。
引けば最後、相手を傷つけるのは十分であり、己の剣と技術のみを信じて真っ向から切り合った。
致命的にはならなくてもそれらは振るうたびに風圧を生み、服には簡単に切り傷が生まれるといつの間にか、互いの服はボロボロになっていた。
(師匠の腕は治ってるのか? 分からん! 打ち合いながらですらおかしいと思えるほどの腕の筋力、痛みなんて屁でもない感じね!)
涅焔による目眩ましをバサラは再び使うと公爵はそれを気にすることなく、真っ直ぐ突破した。
第六天魔王波旬の突きにより、黒い炎が切り裂かれるもそこにバサラは居なかった。
公爵が迷わず、黒い炎による目眩しを突破してくるであろうことを予想しており、それであってもほんの数秒は隙が生まれると知っていたからこそ、バサラは背を向けずにそこから距離を取った。
「我が運命は壊滅。求めるは終焉、目覚めるは破壊者。共鳴器・涅槃静寂、涅焔よ、我が運命の導に従い解き放て。その真なる姿を」
そして、行うは二つ目の共鳴器の解放。
バサラの両腕には形は違うが漆黒のガントレットが握られ、涅槃静寂と涅焔を構えた。
「涅焔・死装束」
バサラの全身に黒いコートが生まれ、それに裾を通すと切り裂かれていた顔を焼き、出血を止めた。
公爵はそんな彼の姿を見て、バサラがまだまだ闘う気を見せたことに喜ばしく思い、怒りと狂喜をミックスして両手に宙に浮いていた第六天魔王波旬《ヴァシャ・ヴァルティン》の一つを握り締めると互いに準備が出来たのか、寸分違わぬ瞬間に互いの間合いに踏み込んだ。
公爵は第六天魔王波旬を片手に握り、その涅槃静寂をの一振りを涅焔を使い防いだ。
「燃えろ、涅焔」
涅槃静寂の刃が打つかったと同時に公爵が握っていた涅焔から黒い炎が上がると彼の目を眩ました。
「小賢しい!」
涅焔からの炎を無理矢理消し去ると先ほどまで撃ち合っていたはずのバサラが目の前から消えた。
視界から消えたと思った瞬間、公爵の真下から蹴りが彼の顔に打ち込まれる。重心を極限まで下げ、相手の視界から消える技術。それは異界ではあまり見ることはない物であり、バサラが独自に見出した技術であった。
蹴りにより涅焔を握っていた腕の力が若干緩むと次にそこに目掛けて蹴り上げると公爵の腕からバキリと音が鳴る。
腕から落ちる涅焔を握り、バサラは次の一撃を放とうとするも彼の目の前に公爵を守る様に五本の剣が回転し、飛んで行った。忠義を見せる第六天魔王波旬に対してバサラはそれらを軽くいなし、公爵から距離を取るも彼は折れた左腕を気にせずに立ち上がっていた。
「腕、ただの腕だ。されど、150年物の腕。高くつくぞ」
左腕の折れ曲がった状態にも関わらず、公爵は左腕を動かすと骨が折られているにのにそれは筋肉により無理矢理機能させられた。
「嘘だろ、オイ」
流石のバサラも驚くとそんな彼を気にすることなく、両手に第六天魔王波旬を握りしめる。
「お互いにダメージが入って来たところだろ? いいじゃないか! これでこそ俺が求めた闘争だ!」
公爵が止まらないことを知り、バサラは彼を叩きのめそうと双剣を構えた。そして、間合いに入った瞬間、彼らは迷う事なく、お互いの得物を打つけ合う。
同じ黒い刃の剣と刀であり、手数はニと六である。
それでいて、一歩も引くことはない。
引けば最後、相手を傷つけるのは十分であり、己の剣と技術のみを信じて真っ向から切り合った。
致命的にはならなくてもそれらは振るうたびに風圧を生み、服には簡単に切り傷が生まれるといつの間にか、互いの服はボロボロになっていた。
(師匠の腕は治ってるのか? 分からん! 打ち合いながらですらおかしいと思えるほどの腕の筋力、痛みなんて屁でもない感じね!)
涅焔による目眩ましをバサラは再び使うと公爵はそれを気にすることなく、真っ直ぐ突破した。
第六天魔王波旬の突きにより、黒い炎が切り裂かれるもそこにバサラは居なかった。
公爵が迷わず、黒い炎による目眩しを突破してくるであろうことを予想しており、それであってもほんの数秒は隙が生まれると知っていたからこそ、バサラは背を向けずにそこから距離を取った。
「我が運命は壊滅。求めるは終焉、目覚めるは破壊者。共鳴器・涅槃静寂、涅焔よ、我が運命の導に従い解き放て。その真なる姿を」
そして、行うは二つ目の共鳴器の解放。
バサラの両腕には形は違うが漆黒のガントレットが握られ、涅槃静寂と涅焔を構えた。
「涅焔・死装束」
バサラの全身に黒いコートが生まれ、それに裾を通すと切り裂かれていた顔を焼き、出血を止めた。
公爵はそんな彼の姿を見て、バサラがまだまだ闘う気を見せたことに喜ばしく思い、怒りと狂喜をミックスして両手に宙に浮いていた第六天魔王波旬《ヴァシャ・ヴァルティン》の一つを握り締めると互いに準備が出来たのか、寸分違わぬ瞬間に互いの間合いに踏み込んだ。
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