1 / 8
第1話 異世界転生っぽいのですが、これからどうしましょう
しおりを挟む
——ここは一体、どこなんだろう……。
途方にくれた時、よく、ため息をつく、とは言うけど、本当なんだ……。
意外に冷静だな……と、自分でも呆れながら、夕里菜《ゆりな》はそんなことを思った。
——いやいや、こんな風に冷静に考えられることが、そもそも、おかしい。
これはきっと、夢なのに違いない……。
「ねぇ、わんちゃん。あなたも、そう思うでしょ?」
縁にネイビーブルーのラインの入った白いスカートに、濃紺のセーラー服、スカイブルーのリボンを結んだ夕里菜は、桜色の髪を耳の後ろで結い上げたポニーテールを少し揺らしながら、抱き上げている子犬に話しかけた。
夕里菜は、顔立ちは綺麗というよりは、可愛いと表現したほうがいいかもしれない。
童顔で、背はあまり高くはない。
まなじりは少し、つり上がっていて、目つきは鋭いのが、どことなくアンバランスで、それが魅力的にも感じられた。
夕里菜とじゃれている子犬だが、トイプードルだろうか——真っ黒い毛並みのふさふさとしており、触れていると、心地よい。
あまり吠えず、撫でてやっても、嫌がったりしなかった。
持ち上げてやると、夕里菜の頬を舐め、尻尾を振り立てて、喜んでいる。
夕里菜たちがいるのは、どうにも説明の難しい場所だった。
太陽も月も、いや——ここには、星空すら見えなかった。
暗く、照らすものなどひとつもないのに、真っ暗闇ではなく、ものを見ることが出来る。
夕里菜が座り込んでいるのは、四角く切り取られた岩盤で、遠くには塔や遺跡のような石の建物、それに、あちこちに配置されている階段などが見えている。
見上げてみるが、水面に写った姿のように、夕里菜が座り込んでいるのとそっくりな岩盤と塔、遺跡などが空を塞いでしまっている。
ずっと離れた場所に、逆さまのピラミッドがあるが、あれは一体、何なのだろう……。
目覚めたら、夕里菜はこの奇妙な場所に、横たわっていたらしい。
くすぐったさに、目覚めると、目の前のわんちゃんに、顔を舐められていたのだ。
もう一度、眠りについたら、今度はベッドで目覚められるのかもしれない。
しかし、夕里菜には、記憶がなかった。
セーラー服姿、ということは、夕里菜は学生なのだろう。
でも、それ以外のことは、何も覚えていない。
どうして、自分がここにいるのか。
その前は、何をしていたのか。
自分の名前以外、何も記憶がなかった。
そんなことがあるのだろうか。
いや——夢ならば、その可能性もあるのかもしれない。
「ね、ね、わんちゃん。これから、どうしよっか」
決めかけて、夕里菜は子犬に頬ずりをしながら、問いかけてみた。
子犬は、夕里菜の腕からすり抜けると、少し離れてから、わん、と吠えた。
ついて来い! と言っているようにも、思える。
これが、夢のなかだとしても、こんな異世界としか思えない風景のなかを、散歩してみるのも、いいのかもしれない。
子犬は、案内でもしてくれるつもりなのか、地面をとことこと歩くと、振り返って、わん、ともう一度、吠えた。
夕里菜は立ち上がると、子犬の後を追った。
◆ □ ■
遺跡のようなものは無人で、なかを覗いてみても、誰もいない。
家具の類もなく、岩をくりぬかれただけのようだった。
もちろん、人が暮らしていたような気配もない。
夕里菜たちのいる岩盤は、巨大なブロックのようだった。
縁まで行ってみるが、崖のようにまっすぐ岩の壁が切り立っていて、果ては見えない。
——ここから、もし、落ちたら、どうなってしまうのだろう。
そんなことを思っていると、わんちゃんが夕里菜のスカートを噛んで、縁から引き戻してくれた。
飛び込んでみたら、目が覚めるかもしれないが、永遠に落ち続けたら——と思うと、やはり近づかないほうがいいだろう。
この世界だが、生物がまったくいない——ということでもないようだった。
遠すぎて、よく見えないのだが、塔やピラミッドの周りを、黒いものが動き回っていた。
しかし、ぱっと見は人間のようには見えない。
動物でもないし、植物でもない。
得体の知れないもので、恐怖をかきたてられた。
子犬について、夕里菜は階段を昇っていった。
段の高さがまちまちで、気をつけていないと、踏み外しそうになる。
一歩、一歩、確かめるようにして、夕里菜は階段を昇り続けていると、途中で目眩を起こしてしまった。
ふらつくと、子犬が体を支えてくれた。
「あ……ありがとう。わんちゃん——」
——あ、あれ?
トイプードルだった、わんちゃんは、いつの間にか、中型犬ぐらいの大きさになっていた。
黒い毛並みで、ふさふさなのは変わりないが、シュナウザーに見える。
不思議なのは、それだけでない。
階段を昇ってきていたはずなのに、正面は下に向かっている。
振り返ってみると、後ろの階段は、上へと続いている。
ということは、途中で重力の向きが変わった、ということなのだろうか。
だが、戻って確かめてみよう、という気にはなれなかった。
また、あの目眩のようなものを味わいたくなかったし、確かめたところで、どうにもならないのだから。
階段を下りきり、平らな岩盤に脚をつけた。
今、夕里菜たちがいるのは、滝と池がある水場だった。
滝はずっと高い場所から、岩壁に沿って流れ落ち、中央の窪みの部分の池へと注がれていた。
池の水位はまったく、変わっていないので、底からどこかへと、水は続いているのかもしれない。
こんな場所なので、水を飲むようなつもりはなかったが、夕里菜は池に近づいてみた。
滝から聞こえてくる水音と冷たい空気は、少し夕里菜の気分を軽くしてくれた。
ここまで、ずっと歩いてきているので、ちょっと、休みたいところだ。
——顔をちょっと、拭うくらいは、大丈夫だよね。
ポケットにハンカチはあるので、それに水を浸してみようと、腰を低くした時だった。
犬が、夕里菜の横に並んだ。
耳をぴくぴくと動かし、周囲を警戒するように、首を動かしている。
そして、わん! わん! と激しく、吠えはじめた。
夕里菜の背筋がぞわっとした。
犬の吠え声に、ではない。
気配がする。
——何か、池のところにいる!
それも、夕里菜たちに敵意を抱いた、何かが……。
ばしゃっと、水面で音がした。
波紋が広がり、飛沫があがる。
その時、夕里菜は池の底から数体、黒いものが浮かび上がってきているのを、目にした。
犬が、夕里菜の制服の裾を噛み、池から遠ざかるように、引っ張っていく。
脚がすくみ、夕里菜は四つん這いになって、必死に離れた。
——あれは……何……?
池の底から現われたものは、黒い染み状のもの、としか説明の出来ないものだった。
スライム、と言ったらいいのだろうか。
偽足を伸ばして、ゆっくりと岸へと上がってくる。
スライムのようだったそれは、岩盤のところまで進んでくると、表面から茎のようなものをのばしてきた。
黒い体の表面に、あちこちにキラキラと輝く宝石のようなものがあり、こんな時じゃなかったら、じっと見入っていたのかもしれない。
「だ、ダメだよ。わんちゃんも、あれに近づいちゃ……」
思わず、夕里菜は犬に抱きついた。
「逃げよう」
脚は遅そうだから、走れば、何とかなるのかもしれない。
途方にくれた時、よく、ため息をつく、とは言うけど、本当なんだ……。
意外に冷静だな……と、自分でも呆れながら、夕里菜《ゆりな》はそんなことを思った。
——いやいや、こんな風に冷静に考えられることが、そもそも、おかしい。
これはきっと、夢なのに違いない……。
「ねぇ、わんちゃん。あなたも、そう思うでしょ?」
縁にネイビーブルーのラインの入った白いスカートに、濃紺のセーラー服、スカイブルーのリボンを結んだ夕里菜は、桜色の髪を耳の後ろで結い上げたポニーテールを少し揺らしながら、抱き上げている子犬に話しかけた。
夕里菜は、顔立ちは綺麗というよりは、可愛いと表現したほうがいいかもしれない。
童顔で、背はあまり高くはない。
まなじりは少し、つり上がっていて、目つきは鋭いのが、どことなくアンバランスで、それが魅力的にも感じられた。
夕里菜とじゃれている子犬だが、トイプードルだろうか——真っ黒い毛並みのふさふさとしており、触れていると、心地よい。
あまり吠えず、撫でてやっても、嫌がったりしなかった。
持ち上げてやると、夕里菜の頬を舐め、尻尾を振り立てて、喜んでいる。
夕里菜たちがいるのは、どうにも説明の難しい場所だった。
太陽も月も、いや——ここには、星空すら見えなかった。
暗く、照らすものなどひとつもないのに、真っ暗闇ではなく、ものを見ることが出来る。
夕里菜が座り込んでいるのは、四角く切り取られた岩盤で、遠くには塔や遺跡のような石の建物、それに、あちこちに配置されている階段などが見えている。
見上げてみるが、水面に写った姿のように、夕里菜が座り込んでいるのとそっくりな岩盤と塔、遺跡などが空を塞いでしまっている。
ずっと離れた場所に、逆さまのピラミッドがあるが、あれは一体、何なのだろう……。
目覚めたら、夕里菜はこの奇妙な場所に、横たわっていたらしい。
くすぐったさに、目覚めると、目の前のわんちゃんに、顔を舐められていたのだ。
もう一度、眠りについたら、今度はベッドで目覚められるのかもしれない。
しかし、夕里菜には、記憶がなかった。
セーラー服姿、ということは、夕里菜は学生なのだろう。
でも、それ以外のことは、何も覚えていない。
どうして、自分がここにいるのか。
その前は、何をしていたのか。
自分の名前以外、何も記憶がなかった。
そんなことがあるのだろうか。
いや——夢ならば、その可能性もあるのかもしれない。
「ね、ね、わんちゃん。これから、どうしよっか」
決めかけて、夕里菜は子犬に頬ずりをしながら、問いかけてみた。
子犬は、夕里菜の腕からすり抜けると、少し離れてから、わん、と吠えた。
ついて来い! と言っているようにも、思える。
これが、夢のなかだとしても、こんな異世界としか思えない風景のなかを、散歩してみるのも、いいのかもしれない。
子犬は、案内でもしてくれるつもりなのか、地面をとことこと歩くと、振り返って、わん、ともう一度、吠えた。
夕里菜は立ち上がると、子犬の後を追った。
◆ □ ■
遺跡のようなものは無人で、なかを覗いてみても、誰もいない。
家具の類もなく、岩をくりぬかれただけのようだった。
もちろん、人が暮らしていたような気配もない。
夕里菜たちのいる岩盤は、巨大なブロックのようだった。
縁まで行ってみるが、崖のようにまっすぐ岩の壁が切り立っていて、果ては見えない。
——ここから、もし、落ちたら、どうなってしまうのだろう。
そんなことを思っていると、わんちゃんが夕里菜のスカートを噛んで、縁から引き戻してくれた。
飛び込んでみたら、目が覚めるかもしれないが、永遠に落ち続けたら——と思うと、やはり近づかないほうがいいだろう。
この世界だが、生物がまったくいない——ということでもないようだった。
遠すぎて、よく見えないのだが、塔やピラミッドの周りを、黒いものが動き回っていた。
しかし、ぱっと見は人間のようには見えない。
動物でもないし、植物でもない。
得体の知れないもので、恐怖をかきたてられた。
子犬について、夕里菜は階段を昇っていった。
段の高さがまちまちで、気をつけていないと、踏み外しそうになる。
一歩、一歩、確かめるようにして、夕里菜は階段を昇り続けていると、途中で目眩を起こしてしまった。
ふらつくと、子犬が体を支えてくれた。
「あ……ありがとう。わんちゃん——」
——あ、あれ?
トイプードルだった、わんちゃんは、いつの間にか、中型犬ぐらいの大きさになっていた。
黒い毛並みで、ふさふさなのは変わりないが、シュナウザーに見える。
不思議なのは、それだけでない。
階段を昇ってきていたはずなのに、正面は下に向かっている。
振り返ってみると、後ろの階段は、上へと続いている。
ということは、途中で重力の向きが変わった、ということなのだろうか。
だが、戻って確かめてみよう、という気にはなれなかった。
また、あの目眩のようなものを味わいたくなかったし、確かめたところで、どうにもならないのだから。
階段を下りきり、平らな岩盤に脚をつけた。
今、夕里菜たちがいるのは、滝と池がある水場だった。
滝はずっと高い場所から、岩壁に沿って流れ落ち、中央の窪みの部分の池へと注がれていた。
池の水位はまったく、変わっていないので、底からどこかへと、水は続いているのかもしれない。
こんな場所なので、水を飲むようなつもりはなかったが、夕里菜は池に近づいてみた。
滝から聞こえてくる水音と冷たい空気は、少し夕里菜の気分を軽くしてくれた。
ここまで、ずっと歩いてきているので、ちょっと、休みたいところだ。
——顔をちょっと、拭うくらいは、大丈夫だよね。
ポケットにハンカチはあるので、それに水を浸してみようと、腰を低くした時だった。
犬が、夕里菜の横に並んだ。
耳をぴくぴくと動かし、周囲を警戒するように、首を動かしている。
そして、わん! わん! と激しく、吠えはじめた。
夕里菜の背筋がぞわっとした。
犬の吠え声に、ではない。
気配がする。
——何か、池のところにいる!
それも、夕里菜たちに敵意を抱いた、何かが……。
ばしゃっと、水面で音がした。
波紋が広がり、飛沫があがる。
その時、夕里菜は池の底から数体、黒いものが浮かび上がってきているのを、目にした。
犬が、夕里菜の制服の裾を噛み、池から遠ざかるように、引っ張っていく。
脚がすくみ、夕里菜は四つん這いになって、必死に離れた。
——あれは……何……?
池の底から現われたものは、黒い染み状のもの、としか説明の出来ないものだった。
スライム、と言ったらいいのだろうか。
偽足を伸ばして、ゆっくりと岸へと上がってくる。
スライムのようだったそれは、岩盤のところまで進んでくると、表面から茎のようなものをのばしてきた。
黒い体の表面に、あちこちにキラキラと輝く宝石のようなものがあり、こんな時じゃなかったら、じっと見入っていたのかもしれない。
「だ、ダメだよ。わんちゃんも、あれに近づいちゃ……」
思わず、夕里菜は犬に抱きついた。
「逃げよう」
脚は遅そうだから、走れば、何とかなるのかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
72時間ワンオペ死した元球児、女神の『ボッタクリ』通販と『絶対破壊不能』のノートPCで異世界最強のコンビニ・スローライフを始める
月神世一
ファンタジー
「剣? 魔法? いいえ、俺の武器は『鈍器になるノートPC』と『時速160kmの剛速球』です」
あらすじ
ブラックコンビニで72時間連続勤務の末、過労死した元甲子園優勝投手・赤木大地。
目覚めた彼を待っていたのは、コタツでソシャゲ三昧のダメ女神・ルチアナだった。
「手違いで死なせちゃった☆ 詫び石代わりにこれあげる」
渡されたのは、地球のAmazonもGoogleも使える『絶対破壊不能』のノートPC。
ただし、購入レートは定価の10倍という超ボッタクリ仕様!?
「ふざけんな! 俺は静かに暮らしたいんだよ!」
ブラック労働はもうこりごり。大地は異世界の緩衝地帯「ポポロ村」で、地球の物資とコンビニ知識、そして「うなる右腕(ジャイロボール)」を武器に、悠々自適なスローライフを目指す!
……はずが、可愛い月兎族の村長を助けたり、腹ペコのエルフ王女を餌付けしたり、気づけば村の英雄に!?
元球児が投げる「紅蓮の魔球」が唸り、女神の「ボッタクリ通販」が世界を変える!
異世界コンビニ・コメディ、開店ガラガラ!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる