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FINAL CHAPTER スカーレット・グリフィン
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2025年8月、スカーレット・グリフィンとフレデリック・ギレスピーの死闘から1ヶ月。Green RoseとDAとの大戦争はスカーレットが勝利し、フレデリックが自ら命を絶ったことによってGreen Roseの勝利となった。しかし失われた命はもう戻ってこない…仲間の大切さと、愛を教えることの難しさを知った激闘だった。しかし世界は彼女の英雄話を知ることはない…何故なら、暗殺者は光に当たりながら闇で戦うしかないからだ。そんなことを考えながら彼女は、久しぶりに帰った自宅でワインを飲んでいた。あの死闘の後、彼女は無事だった。
フレデリックの死後、タワーの屋上で倒れている彼女は駆けつけたヒカリとアンドリューによって救助されていた。瀕死の重体で危うい状況の中、カサンドラの尽力により、かなりギリギリの状態だったが一命を取り留めた。クラゲ男のホフマンとの戦いで、足の裏から血を流し過ぎたことによって彼女は誘拐か死亡したのかと思われていたが、彼女が入院したことによって警察には「DAに誘拐されて命からがら逃げた」と供述して処理されたことによって自宅へ戻ることができた。自宅を訪れたのはヒカリ、アンドリュー、そしてカサンドラだ。いや、カサンドラと名乗ることはもうない。正体を明かしたことで、スカイラー・エヴァンスとして生きることを選び、ボスの座はアンドリューに引き継がれることになった。
3人が彼女の自宅を訪れた理由、それはズバリ彼女の手料理を食べるためだ。この瞬間を誰もが心待ちにしていた。何を作ってくれるのだろうか?
「今日はデザートもあるわよ?」
「おおう!」
「やったー!」
「楽しみね」
玉葱をみじん切り、あえて玉葱はアメ色になるまでは炒めない。シャキシャキ感を残すためだ。玉葱を炒めると牛挽き肉に混ぜ込む。溶き卵、牛乳、パン粉を混ぜると、微量のニンニクもみじん切り。ブラックペッパーを多めに入れてスパイシーな風味になる。そして油はオリーブオイルで炒める。メニューはズバリ、彼女が大好物のハンバーグだ。ソースは赤ワインをベースにした手作りソース。
「できたわよ」
「美味しそう!」
「美味そうだな」
「遠慮なくいただくわね」
4人が手を合わせると
「いただきます!」
ナイフで肉を切ると肉汁が溢れ出し、肉厚ながら食感は柔らかめ。お手製ソースと肉汁がからみ合う。こんなの美味いに決まっている。
「うめぇ~!やっぱうめぇわ!」
「死んじゃいそう…美味しくて」
「スカーレットの料理初めて食べるけど、話で聞いた通り本当美味しいわね」
絶品ハンバーグと一緒に赤ワインが絶妙に合う。4人はあっという間にハンバーグを平らげると、次はデザートだ。
「スカーレットちゃん、デザート!」
「勿論よ」
デザートはティラミス、これもワインに合うスイーツだ。ふわふわ食感のティラミス、お腹いっぱい食べてもこの甘みは別腹でいくらでも食べられそうだ。
食事を終えた4人は、ポールの墓参りに行くために外出の準備をする。彼女はポールの死を見届けることができなかった。まだ20歳だったが、一流の暗殺者になるためにどんな努力も惜しまなかった。彼の墓は徒歩圏内にあり、花束を持って墓に優しく置くと、4人が同時に手を合わせる。
「ポール…あなたは立派なエージェントだったわ」
「そうだな…あいつはもっと強くなれたはずだよな」
ポールは若くて可能性に満ちていたエージェントだ。彼の死は非常に悔やまれるもので、彼自身もスカーレットを目標に向上心を持ち続け、近い未来組織の強力な戦力になっていたに違いない。死の間際、アンドリューは激励のために「まだまだ弱い」と言ったことを少なからず後悔していた。やっぱり褒めたい気持ちもあっただろう。
「ポール、生まれ変わったら絶対俺のところに来いよ!見てろよ…俺は必ずお前の分まで戦ってやるからな!」
最も後悔していたのはアンドリューだった。彼が一番泣いている。男同士語り合いたい、上司として彼を支えたかった気持ちで腹いっぱいだ。
「あなたの想いを私も受け継ぐわ。私も、もっと強くならなくちゃね」
「強すぎるお前がよく言うよ…まあ、お前らしいな」
墓参りをする中でスカーレットとアンドリューはポールの意志を受け継ぐことを新たにし、こうして、新生Green Roseとして生まれ変わることになる。
墓参りの翌日、スカーレットはバーで酒を飲んでいた。その隣にいるのはヒカリだ。久しぶりに恋人同士で飲む酒、2人きりも悪くない。
「ねぇヒカリちゃん」
「何?」
「本当に、私たちは何も残せないのかな?暗殺者だから、やっぱり無理よね…?」
確かに裏社会の人間以外彼女の正体を知る者は誰もいない。むしろ知られてしまえば警察は必ず組織を追う。彼女は「姿なき暗殺者」と呼ばれ、存在を信じない者が圧倒的に多い。けど、本当に何もできないのだろうか?
「スカーレットちゃん、伝説ってのは自分から語り継がせるものじゃない。人から人へ受け継ぐものなの。少なくとも私たちはあなたの伝説を知っているから、私からセツカへ。それかスカーレットちゃんから子供、そして孫へと代々受け継がれていくのよ」
「私の、子供?」
「スカーレットちゃんはまだ伝説を語れないと思っているんだわ。まだやることが沢山あると思っているから」
ヒカリの言う通り、暗殺者としての使命が沢山あるからこそ、誰かに受け継いでもらうことが最も良い判断だろう。もし子供が生まれても、子供には自身と同じ道は歩んでほしくない。スカーレットという暗殺者は唯一人でいい。
「大事なのは、スカーレットちゃん自身が忘れないことよ」
「そうね、やっぱり私は覚えてなきゃね!」
スカーレット・グリフィンの伝説はこれからも続いていく。そして、伝説は未来へと受け継がれるのだ!
フレデリックの死後、タワーの屋上で倒れている彼女は駆けつけたヒカリとアンドリューによって救助されていた。瀕死の重体で危うい状況の中、カサンドラの尽力により、かなりギリギリの状態だったが一命を取り留めた。クラゲ男のホフマンとの戦いで、足の裏から血を流し過ぎたことによって彼女は誘拐か死亡したのかと思われていたが、彼女が入院したことによって警察には「DAに誘拐されて命からがら逃げた」と供述して処理されたことによって自宅へ戻ることができた。自宅を訪れたのはヒカリ、アンドリュー、そしてカサンドラだ。いや、カサンドラと名乗ることはもうない。正体を明かしたことで、スカイラー・エヴァンスとして生きることを選び、ボスの座はアンドリューに引き継がれることになった。
3人が彼女の自宅を訪れた理由、それはズバリ彼女の手料理を食べるためだ。この瞬間を誰もが心待ちにしていた。何を作ってくれるのだろうか?
「今日はデザートもあるわよ?」
「おおう!」
「やったー!」
「楽しみね」
玉葱をみじん切り、あえて玉葱はアメ色になるまでは炒めない。シャキシャキ感を残すためだ。玉葱を炒めると牛挽き肉に混ぜ込む。溶き卵、牛乳、パン粉を混ぜると、微量のニンニクもみじん切り。ブラックペッパーを多めに入れてスパイシーな風味になる。そして油はオリーブオイルで炒める。メニューはズバリ、彼女が大好物のハンバーグだ。ソースは赤ワインをベースにした手作りソース。
「できたわよ」
「美味しそう!」
「美味そうだな」
「遠慮なくいただくわね」
4人が手を合わせると
「いただきます!」
ナイフで肉を切ると肉汁が溢れ出し、肉厚ながら食感は柔らかめ。お手製ソースと肉汁がからみ合う。こんなの美味いに決まっている。
「うめぇ~!やっぱうめぇわ!」
「死んじゃいそう…美味しくて」
「スカーレットの料理初めて食べるけど、話で聞いた通り本当美味しいわね」
絶品ハンバーグと一緒に赤ワインが絶妙に合う。4人はあっという間にハンバーグを平らげると、次はデザートだ。
「スカーレットちゃん、デザート!」
「勿論よ」
デザートはティラミス、これもワインに合うスイーツだ。ふわふわ食感のティラミス、お腹いっぱい食べてもこの甘みは別腹でいくらでも食べられそうだ。
食事を終えた4人は、ポールの墓参りに行くために外出の準備をする。彼女はポールの死を見届けることができなかった。まだ20歳だったが、一流の暗殺者になるためにどんな努力も惜しまなかった。彼の墓は徒歩圏内にあり、花束を持って墓に優しく置くと、4人が同時に手を合わせる。
「ポール…あなたは立派なエージェントだったわ」
「そうだな…あいつはもっと強くなれたはずだよな」
ポールは若くて可能性に満ちていたエージェントだ。彼の死は非常に悔やまれるもので、彼自身もスカーレットを目標に向上心を持ち続け、近い未来組織の強力な戦力になっていたに違いない。死の間際、アンドリューは激励のために「まだまだ弱い」と言ったことを少なからず後悔していた。やっぱり褒めたい気持ちもあっただろう。
「ポール、生まれ変わったら絶対俺のところに来いよ!見てろよ…俺は必ずお前の分まで戦ってやるからな!」
最も後悔していたのはアンドリューだった。彼が一番泣いている。男同士語り合いたい、上司として彼を支えたかった気持ちで腹いっぱいだ。
「あなたの想いを私も受け継ぐわ。私も、もっと強くならなくちゃね」
「強すぎるお前がよく言うよ…まあ、お前らしいな」
墓参りをする中でスカーレットとアンドリューはポールの意志を受け継ぐことを新たにし、こうして、新生Green Roseとして生まれ変わることになる。
墓参りの翌日、スカーレットはバーで酒を飲んでいた。その隣にいるのはヒカリだ。久しぶりに恋人同士で飲む酒、2人きりも悪くない。
「ねぇヒカリちゃん」
「何?」
「本当に、私たちは何も残せないのかな?暗殺者だから、やっぱり無理よね…?」
確かに裏社会の人間以外彼女の正体を知る者は誰もいない。むしろ知られてしまえば警察は必ず組織を追う。彼女は「姿なき暗殺者」と呼ばれ、存在を信じない者が圧倒的に多い。けど、本当に何もできないのだろうか?
「スカーレットちゃん、伝説ってのは自分から語り継がせるものじゃない。人から人へ受け継ぐものなの。少なくとも私たちはあなたの伝説を知っているから、私からセツカへ。それかスカーレットちゃんから子供、そして孫へと代々受け継がれていくのよ」
「私の、子供?」
「スカーレットちゃんはまだ伝説を語れないと思っているんだわ。まだやることが沢山あると思っているから」
ヒカリの言う通り、暗殺者としての使命が沢山あるからこそ、誰かに受け継いでもらうことが最も良い判断だろう。もし子供が生まれても、子供には自身と同じ道は歩んでほしくない。スカーレットという暗殺者は唯一人でいい。
「大事なのは、スカーレットちゃん自身が忘れないことよ」
「そうね、やっぱり私は覚えてなきゃね!」
スカーレット・グリフィンの伝説はこれからも続いていく。そして、伝説は未来へと受け継がれるのだ!
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