私の居場所

AKO

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026 20年後の再会の後

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その日は晴天だった。
さすが天性の晴れ男。

さすがに2人とも連日の同窓会とは家族に言えない。
ましてや今日は2人しかいないから、他人が見ればデート、しかもW不倫だ。
いや、それは飛躍しすぎか。
会社員同士でお茶してる人もたくさんいるからね。

みーたんは、旦那と息子を送り出し、2人の帰宅時間をそれとなく聞き出し、着替えを始めた。

何を期待しているのか、いや何もないんだけど、おしゃれをしていきたい気分だった。
念入りに化粧もした。
香水は、、、やめておいた。
彼もそうだろうから。

こうちゃんもいつも以上に髭を剃り、メンズ化粧水などで簡易にお肌ケア。
そしてやはり香水はつけずに出かけた。

なんだか駅がものすごく混んでいた。
昔の待ち合わせ場所にしたけれど、こうちゃんの記憶は怪しいので確認しあっておいた。

しかしこうちゃんはみーたんをすぐに見つけられた。
「衰えてないな。みーたんサーチ(笑)」
「さすがー!」
「っていうか、、、え、なんで、可愛い!目立つってば!」
「いや、おばさんのこと、こんなところでからかわないでよ!恥ずかしいわよ。」

お昼はピザとパスタを1つずつにしてシェアして食べた。
昔もそういうことをよくやった。この店で。

「懐かしいね。まだお店があってよかった。」
「そうだね。そうそう、こうちゃん、昨日の反省会だよね。」
「そうだー、あのさ、言葉に詰まったのはなんで?」
「あ、あれ?あ、ついついこうちゃんと私のことを「私達カップル」って言っちゃったから。同窓会って、時間も戻すよねー。」
「みんなだって知ってるんだし、あのまま言えば良かったのに、止めるから微妙な感じになっちゃったよね(笑)」
「ナイスフォロー、ありがとね!」

「ところでさ、私達カップルはこの後どこ行こうか?」
「もう~」
「あはは。なんか映画とかあるかなぁ。デパート行く?ボウリング?」
「海は遠いしね。」
「あー、いいねー、海。次回はそうしよう。」

「パフェ、どう?おじさんとおばさんだと無理?」
「いくー!」
みーたん、パフェ大好きだから、大賛成でした。

「一人一個は無理だなぁ。」
「オレ、アイスコーヒーで。」
「協力してね。」

パフェが出てきた。
「ではでは、最初にどうぞ。」
「いやいや、最初はみーたんでしょ。」
「いただきまーす。おいし~。はいっ、」
「うまい!懐かしい味だね。大人になってから食べてないな。」
「あ、スプーン。。。ごめん。」
「あ、みーたん、確信犯か!?(笑)」
「中学生かよー(笑)」
「でもさ、さっきもシェアして食べてさ、ここでパフェもそうしてさ、やっぱり私達カップルなんじゃないの?(笑)」
「もう~またそれ言う!?」
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