底辺冒険者、ギルドを辞めて最強鬼畜魔神(美少女)とキャンピングカーで旅に出る

一本坂苺麿

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1話 アイトさん、はじめましてっ!

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「おい、アイト」

 誰かが僕の名を呼んでいる。

「起きろってんだよアイト!!」

 その怒鳴り声と共に腹に衝撃が走る。

「うぐっ!」

 目を開けると厳つい顔付きの大男が僕を睨みつけるように見下ろしていた。
 彼は先輩であるガナンだ。

「今日はダンジョン攻略に向かうんだ。さっさと起きて準備しやがれ」
「はい……」

 寝床である藁の上から起き上がると、僕は馬小屋から出た。馬小屋といってもここに馬はいない。僕ともう1人の下っ端がここを寝床にしていた。
 馬小屋のすぐ隣には大きな建物がある。そこには冒険者ギルドの看板が掲げられている。ギルドの拠点、ギルドハウスだ。

 そう、僕は冒険者だ。今僕は18歳で、冒険者になったのが15歳だから、もう3年ここに所属していることになる。
 幼い時に両親を亡くした僕がこの世界で生きていく為にはこれしか無かった。
 初めの内は色んな所に行ける冒険者にワクワクしていた。しかし現実は違った。

「おらアイト、さっさと点検終わらせろ!」

 ハウスに入った途端、ガナン含めた先輩冒険者たちからの怒声を受ける。
 彼らはハウス備え付けの酒場で一杯飲んでいるところだった。

 これからダンジョンに挑むというのに酒を飲むなんてありえない。が、ここではこれが当たり前だった。
 そして僕ともう1人の下っ端はそんな飲んだくれたちの装備品を丁寧に点検する。
 薬草や傷薬は切れていないか、武器が壊れていないかなどだ。

「おらボサッとせずにさっさと終わらせろ!」

 ガナンが他の下っ端を蹴り飛ばす。
 僕は思わず睨みつけてしまった。タイミングが悪いことにガナンは僕の視線に気づいた。

「てめぇ、なんだその目は!」

 顔面を思いっきり蹴り飛ばされた。口の中に血の味が広がる。
 ガナンは何度も僕を殴り蹴飛ばした。その間、他の連中はゲラゲラと笑っている。

 暴行が終わり、床に倒れ込んでいる僕の側にヒーラーのカイルがやってきた。

「しょうがねぇな」

 カイルは僕に治癒魔法を施してくれた。
 しかし、この治癒も親切心や仲間意識で行なっているわけではないことを僕は入りたての頃に思い知らされた。

 初めてガナンに痛めつけられた時、カイルが今と同じように治癒してくれた。僕は彼に礼を述べたのだが、彼は舌打ちし、僕の髪を掴み上げた。

「誰もお前の為にやってねぇから。怪我されたまんまだと雑用俺に回されんだよ。俺に余計な魔力を使わせないよう、もっと丈夫になってくれよな新入り」

 と、こんな感じのことを言われたと思う。

 なぜこんなギルドにいるのか。
 確かに他にもマシな冒険者ギルドはあるだろう。だけど僕には無理だ。
 後ろ盾も才能もない僕にはここしか居場所がなかった。

 ◆

 僕たちが今日挑んだダンジョンは初級クラスのものだ。と言っても、中にはトラップやモンスターがいて簡単に命を落としてしまうことがある。だから気を引き締めていかなければならないのに……

「あー、怠いなぁ」
「朝から飲み過ぎなんだよ、おめぇは」

 緊張感のない声がダンジョンの通路内に響く。
 先頭は僕たち下っ端。そして後方を先輩冒険者たちがついてきている。
 彼らは基本的に戦わない。遭遇したモンスターは僕らで処理している。

「アイトくん、そっちにゴーレムだ!」
「はいっ!」

 僕の右の方からゴーレムが立ち現れた。
 土でできた腕の攻撃をしゃがんで避けて、その懐に片手剣を突き刺した。
 ボロボロと崩れ落ちて土の塊に成り下がるゴーレム。僕はその様子を無表情で眺めていた。

「おう、ここだな」

 ガナンたちはとある両開きの扉の前で立ち止まった。
 扉を開けると、中には宝石や装飾品などが積み上げられていた。

「情報屋の言う通りだな。モンスター共が人間から奪った宝石類を集めてやがるんだとよ」

 ガナンは上機嫌に言った。
 そして彼らは宝石類を袋に詰め込み始めた。

 ダンジョン内で手に入れたモノはある程度をギルドに収めて、残りを冒険者たちが貰えるようになっていた。

 僕も袋を取り出して装飾品を入れていく。首飾り、指輪、そして、

「ん?」

 キラキラ輝く中に一つだけ黒く汚れたモノがあった。
 取ってみるとそれはランプだった。
 見た目は汚くてあまり高価そうには見えないが、なぜか僕はそのランプに心奪われた。

 そういえば、昔孤児院にいた頃、ランプの魔神のお伽話を聞いたことがあった。
 七晩の間、月の光に当てながらランプを磨き続けると封印された魔神が出てきてなんでも願いを叶えてくれるという話だった。

 いっそ試してみようかな。でも、さすがに7日間も夜に磨き続けるのはキツイな。

 そんな他愛のないことを考えていると、

「おい、アイト手止まってんぞ! ん? 何だその汚ねぇの?」
「あっ!」

 ガナンにランプを取られてしまった。
 思わず手を伸ばしてしまう。その様子を見たガナンはニヤリと笑みを浮かべた。

「お前、これがそんなに欲しいのか? よぅし、だったらくれてやる。ただし、お前の取り分はこれだけな」

 ガナンはランプを投げ渡してきた。
 僕を呆然とそれを受け取った。

 そんな……それじゃ今日の僕の稼ぎは無いに等しいじゃないか。

「それが欲しいって、お前バカじゃないの」

 カイルが嘲笑ってきた。

「気の毒に」

 もう1人の下っ端がそう言って通り過ぎる。

 目的のモノは手に入れた。後はダンジョンから出るだけだった。
 しかし、不意に下っ端の上に何かが降りてきた。
 ソイツはいとも簡単に下っ端の首を跳ね飛ばした。

 赤い巨体に頭部から生えた禍々しい2本の角。

「オ、オーガだっ!」

 先輩冒険者の誰かが叫んだ。
 その声を合図に彼らは一斉に逃げ出した、僕を置いて。

 オーガは中級のモンスターだ。普通の冒険者でも苦戦する相手。そんなヤツが僕に向き直り、威嚇している。

 死ぬ。

 頭の中にその言葉が浮かぶ。

 そして、オーガが襲いかかってきた。

 ◆

 夕暮れ時、僕はボロボロの体を引きずりながらギルドハウスに戻ってきた。

 あの後、僕は死に物狂いで戦い、何とかオーガから逃げ果せた。

 そして、ギルドハウスに足を踏み入れると、冒険者たちは一斉に僕の方を向いた。

「よく生きて帰って来たな」

 そんな言葉を一瞬期待したがそんなことはなかった。

「なんだ、お宝持ってきてないのかよ。使えないヤツだな!」

 ガナンがそう怒鳴ってきた。他のヤツらも同じように僕を責め立てる。

「あの、カイルさん。治癒魔法を……」
「あ、面倒くせ。自分で傷薬でも塗ってろ」

 もはや怒りさえ感じなかった。
 あるのは絶望。

 ここで一生虐げられるか、もしくは今日みたいにモンスターに殺されるかの二択だ。

 僕は自分の寝床に戻り、藁のベットに倒れ込んだ。
 すると懐に違和感を覚える。
 探ってみると、ダンジョンで拾ったランプだった。

 これだけは持ってきてたんだな。

 僕はしげしげと眺め、そしてボロ布で汚れを取り始めた。
 月の光に当てる為、痛む体を押して窓際に移動する。

 あのお伽話を試してみようと思った。
 そんなバカなことがあるわけない。そう思っても止めることはできない。
 これは希望だった。先が暗黒の中、唯一か細い光を放つ希望。
 もしかしたら、ここから抜け出せるかもしれない。そんな小さな希望を支えにしないと僕は壊れる。

 それから毎晩ランプを磨き続けた。
 ギルドの仕事を終えた後はキツいが、それでも磨き続けた。

 そして7日目の晩。
 僕は月の光にランプをかざした。それは銀色に輝いている。
 あんなに汚れていたのに、こうも見違えるとは、これは本当は高価なモノかもしれない。

 僕は期待を込めて、優しく擦った。

「……」

 辺りは静まりかえっている。
 特に何の変化も起きていない。ランプから火花を飛び散らしながら魔神が飛び出すことはなかった。

「ハハッ、そうだよな……そんなお伽話、あるわけ……」

 気づけば涙が頬を伝っていた。
 わかりきったことだが、希望の光は呆気なく消え去った。

「あの……」

 明日からまた僕は苦痛の日々を過ごすことになる。

「ちょっと……」

 そんなの嫌だ。
 ここから逃げ出したい。でもその後はどうするんだ?

「あのぅ、聞こえてます?」
「え?」

 僕は驚いて周囲を見回した。
 突然可愛らしい女の子の声が聞こえてきたからだ。

 その声の主は藁の山に半身隠れるようにして僕のことを見ていた。
 その娘の長い銀色の髪が月の光で輝いてみえる。その眼は対照的で、黄金色をしている。
 とても美しい娘であった。

「あの、あなたがわらわの解放者ですか?」

 見惚れている僕に銀髪の娘は尋ねた。

「え? 解放者?」
「そのランプを磨いてくれたのでしょう?」
「う、うん」

 すると娘は嬉しそうに藁の山から飛び出してきた。白いワンピースを身にまとっている。
 そして意外と大きい。どこがとは言わないけど。

「わぁ、良かった! ゴミみたいなヤ……じゃなくて、ふ、相応しくない者だったらどうしようかと思っていたんですよ」

 ん?
 なんか乱暴な言葉遣いが聞こえた気がしたけど気のせいかな。
 いや、そんなことよりも……

「あなたはもしかしてランプの魔神なのですか?」

 そう尋ねると彼女は大きく頷いた。

「そうですよー。名前はナナシュテナンダールナターシアンナナナです。ナナって呼んでください」

 ランプの魔神は自らをナナと名乗った。

「それで、あなたのお名前は?」

 ナナは小首を傾げた。

「僕はアイトです」
「なるほど。アイトさん、はじめまして!」
「は、はじめましてナナさん」

 僕は今起こっていることが夢なんじゃないかと思った。それかタチの悪いイタズラだ。

「ところでアイトさんはどうして泣いていたんです?」

 僕は一通りのことを彼女に説明した。

「なるほど、だから死んだような目をしていたのですね。可哀想に」

 でも、と彼女は指を挙げる。

「あなたは今、この世界で最も幸運なのですよ。この魔神ナナを解放してくれたのです。お礼として願いを一つ叶えてあげましょう」

 彼女は胸を張って言い切った。
 ホントに何でも願いを叶えてくれるのだろうか?

「お金持ちになりたいですか? 権力者になりたい? それとも嫌いなヤツをぶっ殺して欲しいですか?」

 眼を輝かせながらナナさんは顔を寄せてくる。
 言ってることはとんでもないけど、不思議と話していて愉快な気持ちになる。

 僕はもっとナナさんと話したいと思った。この不思議な魔神と……

 だから、僕の口から出た願いは、

「あなたと一緒に、旅がしたいです」

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