-Z-世界の終わり

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第1章『神の天罰』

第1話 2022年

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.



「はぁ。今日も学校疲れたぁ。」



「お前、何言ってん?1日中寝てたやん!」



「うるさいなぁ。僕の事見すぎだろ。」



「ばーか!誰がお前の事見るかよアホ!」






少し明るめの茶髪で制服を着崩しているチャラそうな男と、
黒髪で眠たそうにしている男の他愛もない会話。






「ねぇ良樹。知ってる?」



「急に改まってどした?寝過ぎか?達也」



「実はね、良樹、、、」



「お、、おう。なにした。」



「バカって言った方がバカなんだよ?」



「、、、、、、、殺すぞ。」



「はっはっはっはっは~!冗談だよ!冗談!」



「ったく。達也が笑ってるとこ久しぶりに見た気がするぜ。」



「え?そう?」



「お前、学校じゃ寝てるか本読んでるかどっちかだもんな」



「そんなことないよ。ちゃんと勉強してるよ。」

「良樹もそんな感じなのに何で学年トップの成績出せるのさ」



「そんな感じってなんやねん!」

「俺は両親居ないから弟を立派にさせる為に良い大学行くのさ!」



「良樹は偉いよな。そんな感じなのに。」



「そんな感じは余計だろ!お前もちゃんと勉強しろよな!」



「なーにいってんの。いつも良樹のせいで万年2位だよ。」

「どう頑張っても良樹には勝てないよ。」



「だっはっはっはー!!俺は天才だからな!」



「そ、そだね。」

「良樹は弟の為に頑張ってるもんね」



「弟が立派になるまで俺が支えてやらんと行けねーからな!」



「頑張ってね。」

「あ、僕はこっちだから、また明日ね」



「おうよ!また明日な!」









良樹と僕は小学生の頃から一緒にいるけど、なんでこんな僕と一緒に居るのか分からないくらい真逆の存在だ。




でも、良樹は誰にでも優しい。
イケメンでチャラいけど、しっかりしている。
ホントに良い友達をもった気がする。




僕の家は厚木にある。良樹の家は本厚木だ。
厚木と本厚木の間に大きい川があるから同じ厚木でも遠い。




でも、そんな事はどうでも良い。




良樹は弟為に頑張るって目標があるけど、僕にはない。




ただ、普通の家庭に生まれ、普通に両親に愛され、普通に育ち、普通にご飯を食べて、普通に寝る。
良樹にとって、僕はどんな存在なんだろう。




良樹は中学2年の時に両親を交通事故で亡くし、まだ6歳の弟と2人で生活している。弟を幼稚園に行かせ、バイトで身を粉にして夜遅くまで頑張っている。












「あ、、」




こんな事を帰り道で思ってたけど、一瞬だった。































ドッッカーーーーーーーーーン!!!!!!
































そう、一瞬で川から向こう側、本厚木方面の建物が消えたのだ。


























「、、、、、、、、、え?」






















意味が分からなかった。














僕はおかしくなってしまったのか?













川から向こう側がただの荒地、何も無い荒地。


















意味が分からなかった。











































「はぁ、疲れたぁ。早く帰って寝よう。」















































僕はいつも通りの帰り道をいつも通り眠そうに歩く。





.



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

みなさん初めまして Aimer-S2- と申します。
毎回、このように文章の最後に僕の雑談混ぜていきますw

初めての作品なので下手くそですが読んでください(  ´^`° )

質問や案件など何かありましたら↓

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感想 2

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みんなの感想(2件)

過疎神@淵武

最初はみんなこんな感じだと思いますよ、根気よく頑張っていってください。

2018.03.13 VIP.Re

ありがとうございます!

解除
...re...
2018.03.12 ...re...

1話だけじゃわからんぜ

2018.03.12 VIP.Re

コメントありがとうございます( ´^`° )
1日1話ずつ投稿していくつもりです。
長くなりますが、よろしくお願いします!

解除

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