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屈辱 そして・・・
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聞こえてきた愉快極まる言葉に、ハァハァ・・・と息を荒くしながら、ラシュレスタが頭を振る。
開発などさせられてはいない。腹立たしい。だが、否定をしきれない自分がいる。前回を遙かに上回る快感なのだ。その理由は―――
「ここには、我の胞子もぺったりと根付いておるからのぅ・・・フフフ・・・」
魔王が指先から魔気を注ぐ。と同時に、ズクンッ!! と最奥が反応した。
「アァッ!!」
ゾクゾクとした刺激が身体を走り抜ける。甲高い声が無情にも意志に反して出た。
放った後だというのに、一向に萎えていなかった芯がポタポタと悦びの液を滴らす。魔王がニヤリと口角を上げた。
「我の指に吸い付かんばかりだのぅ・・・どうだ? うごめくだろぅ~? フフフ・・・たまらんだろぅ~?」
そうだ。言うとおりなのだ――ラシュレスタが肩で息をしながら、否定したくともできないその言葉と向き合う。
魔王にまさぐられる都度、自分の意志とはかかわらずに、快感に悶える身体。
邪気の溢れる魔界に戻ってきてからというもの、魔気を注がれては悦んでいるのだ、最奥の性感帯に根付いた胞子が。疼くのだ。
「そなたが、もっともっと、してぇ~ と望むものだから、ほぉ~ら、我に例の制裁なんか起こりゃしない~ フフフ・・・」
悔しくて悔しくてたまらない。ムカムカと怒りがこみ上げてたまらない。それなのに抗えない。
(まずい・・・このままでは・・・)
初めて覚える焦燥感。自分を制御できない不安と、引きずり墜とされるかもしれないという警告がラシュレスタの中で点滅し始めた。
情けなくも汚れきったきった身体でも、最愛の存在に愛されていた自我までは、その誇りまでは失いたくない。
(どうしたらいい・・・どうしたら・・・)
指輪も魔鏡も全て取り上げられた。今回は呪を唱える隙もそうそう与えられないだろう。なによりも、身体が言うことをきかなくなっていく気配に、怖いとすら感じ始めている。
心がかなり弱ってきている証だ。自身に対する失望がさらに拍車をかける。
(どうしたらいい・・・どうしたら・・・)
このまま屈するわけには行かない。だが、考えを巡らせても、手段が見当たらない。
否が応でも弱気が加速する。その現状を本能的に察知した相手が、パチンと指をならした。
ジャラララ・・・・・・
鎖が引き上げられる。ラシュレスタの前屈みになっていた身もまた、強引に上へと引っ張られる。吊られる立ち姿勢となった。
「おやおや、こんなに勃たせて~ 腹につかんばかりじゃないかぁ~ ん~? 好きだのぅ・・・」
魔王がゆったりと立ち上がった後、指先でこれ見よがしに弾いた。ブルンとはしたなく揺れる。
「せっかくだからのぅ・・・好き者には好き者の、それに相応しい格好を取らせてやろうかのぅ・・・」
指先で招くような仕草を見せると同時に、闇色の天井から、ジャラララ・・・・と黒く長い鎖が降りてきた。
シュルンッ!!
ラシュレスタの膝に勢いよく巻きつくと、その左脚をグーッと高く持ち上げた。股を大きく開いた形の片足立ちに、秘所が露わにされる。
「フフフ・・・よいではないか、よいではないか、実にのぅ・・・あ~ぁ、そうだぁ・・・そろそろ、ご褒美をやらないとのぅ・・・」
芝居がかった、わざとらしい独り言。シャッ!! と隣の隠し部屋を覆っていた垂れ幕が左右に開いた。
「!!」
その光景から、相手の意図をラシュレスタが瞬時にして理解する。琥珀色の瞳が剣呑な色合いを一気に帯びた。
開発などさせられてはいない。腹立たしい。だが、否定をしきれない自分がいる。前回を遙かに上回る快感なのだ。その理由は―――
「ここには、我の胞子もぺったりと根付いておるからのぅ・・・フフフ・・・」
魔王が指先から魔気を注ぐ。と同時に、ズクンッ!! と最奥が反応した。
「アァッ!!」
ゾクゾクとした刺激が身体を走り抜ける。甲高い声が無情にも意志に反して出た。
放った後だというのに、一向に萎えていなかった芯がポタポタと悦びの液を滴らす。魔王がニヤリと口角を上げた。
「我の指に吸い付かんばかりだのぅ・・・どうだ? うごめくだろぅ~? フフフ・・・たまらんだろぅ~?」
そうだ。言うとおりなのだ――ラシュレスタが肩で息をしながら、否定したくともできないその言葉と向き合う。
魔王にまさぐられる都度、自分の意志とはかかわらずに、快感に悶える身体。
邪気の溢れる魔界に戻ってきてからというもの、魔気を注がれては悦んでいるのだ、最奥の性感帯に根付いた胞子が。疼くのだ。
「そなたが、もっともっと、してぇ~ と望むものだから、ほぉ~ら、我に例の制裁なんか起こりゃしない~ フフフ・・・」
悔しくて悔しくてたまらない。ムカムカと怒りがこみ上げてたまらない。それなのに抗えない。
(まずい・・・このままでは・・・)
初めて覚える焦燥感。自分を制御できない不安と、引きずり墜とされるかもしれないという警告がラシュレスタの中で点滅し始めた。
情けなくも汚れきったきった身体でも、最愛の存在に愛されていた自我までは、その誇りまでは失いたくない。
(どうしたらいい・・・どうしたら・・・)
指輪も魔鏡も全て取り上げられた。今回は呪を唱える隙もそうそう与えられないだろう。なによりも、身体が言うことをきかなくなっていく気配に、怖いとすら感じ始めている。
心がかなり弱ってきている証だ。自身に対する失望がさらに拍車をかける。
(どうしたらいい・・・どうしたら・・・)
このまま屈するわけには行かない。だが、考えを巡らせても、手段が見当たらない。
否が応でも弱気が加速する。その現状を本能的に察知した相手が、パチンと指をならした。
ジャラララ・・・・・・
鎖が引き上げられる。ラシュレスタの前屈みになっていた身もまた、強引に上へと引っ張られる。吊られる立ち姿勢となった。
「おやおや、こんなに勃たせて~ 腹につかんばかりじゃないかぁ~ ん~? 好きだのぅ・・・」
魔王がゆったりと立ち上がった後、指先でこれ見よがしに弾いた。ブルンとはしたなく揺れる。
「せっかくだからのぅ・・・好き者には好き者の、それに相応しい格好を取らせてやろうかのぅ・・・」
指先で招くような仕草を見せると同時に、闇色の天井から、ジャラララ・・・・と黒く長い鎖が降りてきた。
シュルンッ!!
ラシュレスタの膝に勢いよく巻きつくと、その左脚をグーッと高く持ち上げた。股を大きく開いた形の片足立ちに、秘所が露わにされる。
「フフフ・・・よいではないか、よいではないか、実にのぅ・・・あ~ぁ、そうだぁ・・・そろそろ、ご褒美をやらないとのぅ・・・」
芝居がかった、わざとらしい独り言。シャッ!! と隣の隠し部屋を覆っていた垂れ幕が左右に開いた。
「!!」
その光景から、相手の意図をラシュレスタが瞬時にして理解する。琥珀色の瞳が剣呑な色合いを一気に帯びた。
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