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屈辱 そして・・・

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 「フフフ・・・クックックッ・・・ハハッ、これはいい・・・ハッーーハハッ・・・フフフ・・・」

 魔王が勝ち誇ったように笑い声を上げた。

 「堕ちたものよのぅ・・・よいぞ、よい・・・叶えてやろうぞ・・・」

 膝を突くと、震えて待ちわびる芯へと、舌先をちらつかせながら、ゆっくりと顔を近づけていく。

 ぢゅぅぅうぅぅ・・・・・・

 外に垂れ流しになっている液から、まだ奥に潜んでいる分まで。

 一滴も残さずに吸引してやるとばかりに。貪欲にくわえこまれると同時に、強く吸い上げられた。

 「アァアァーーッ!!」

 そのあまりの気持ちよさ。足の爪先まで快感が走り抜けた。

 そのまま、ぬめっとした熱い舌に絡まれながら、じゅっ、じゅっ、じゅる、じゅるっ・・・と顔を上下に動かされる。

 「アッ、アッ、アッ・・・ゥゥンンーーッ!!」

 もはや抗えない。抗わない。ブルブルと身を震わせて、あっという間に達した。

 ゴクリと嚥下した魔王が顔を上げる。放心状態の相手の顔をニヤつく顔で見つめた。

 「なんだ、なんだぁ~ ずいぶんと早かったではないか・・・おやおや、とうとう変化も取れたかぁ~? 肌と髪の色が変わって、牙も伸びきって・・・ん~? 涙まみれで、よくわからないがのぅ・・・いや、どうだ・・・天界にいた頃の、あどけない顔に戻ってるではないかぁ~ フフフ・・・いいのかぁ~ ラシュレスタ~?」

 あぁ・・・とラシュレスタがぼやけた視界でその声を聞く。

 (もぅ・・・堕ち・・・る・・・・・・)

 上級天使だった頃の容貌。その顔は最愛の存在に仕えていた頃の、守りたかった最後の砦。

 それすら、なんとか回復して防御しようとする力が沸かない。触れられるだけで、悦ぶ身体と化してしまった。

 ズクズクッ、ズクズクッと後ろで大きくなった気配。あぁ・・・と瞳がさらに潤んだ。

 これからもっともっと犯されるのだ。ゾクゾクとした興奮が秘所から湧き上がった。

 ギュウギュウと締めつけることで感じる、犯している側の質感。気持ちがよくてたまらない。

 (もぅ・・・ダメだ・・・)

 たんまりと魔液と魔気を注がれて、力を得た闇の胞子。乗っ取られたのだ。どうやっても太刀打ちできない。

 (あぁ・・・)

 ラシュレスタの意識が急速に遠ざかっていく。

 「代われぇ~ 我が中に出す・・・存分に可愛がってやろぅ・・・なんなら、もう一つや二つ、孕ませてやってもいいかもしれぬのぅ・・・フフフ・・・」

 魔王が立ち上がり、影がズルリと引き出した。

 立場を入れ替わるのだろう。うっすらと認識していても、既に身体はただの性の器と化している。

 物のように抱え上げられて、桁違いな凶悪な性器に背後から貫かれた。悲鳴のように上がり続ける嬌声も遠くに聞こえる。

 (あぁ・・・)

 薄れ行く意識の中、ぼんやりとした光が見えた。それは、愛する存在の美しい姿。

 その光景を最後に、ラシュレスタの意識が闇に飲まれた。


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