Millennium226 【軍神マルスの娘と呼ばれた女 6】 ― 皇帝のいない如月 ―

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第一章 三ヶ月前

06 帝国皇帝の深い苦悩

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「以上がここまでの経緯であります。
 次に、3つの島のうち最も南に位置するベセル島より回収した遺物及び現場の調査結果につきましてはインビンシブルに乗艦し現地調査に参加したバカロレアのキュリー教授よりご報告いたします」
 海軍の将官の後ろに控えていたスタッフの中に、同じネイビーブルーの軍服姿、30台半ばほどの黒髪をボブにした女性士官がいた。他の士官と違い階級章はない。
「理学部化学工学教室のキュリーと申します」
 名前からするとフランス系だろう。起立したキュリー教授は臙脂色の縁のメガネをズリ上げ、ツン、と尖った鼻を反らし、説明を始めた。
「現地から回収致しました石炭を分析したところ、我が帝国が製鉄用に使用している強粘結性歴青炭と同等以上の質の良いものでした。旧文明の資料によれば、アメリカ大陸の東岸にあったアパラチア炭田でこうした石炭が採掘されていたと。北はペンシルベニア州から南はオハイオ州まで南北約500キロに及ぶ広大な炭田であったといいます。
 またベセル島周辺の地質を詳しく調査したところ、我が海軍の使用している炸薬と同種の火薬による焼け焦げ跡が発見されました。
 この事実から考えられ得るのは、我が海軍が実弾演習でフジヤマ島の南のハコネ岩礁を目標にして行っているのと同様、何者かが長期にわたり同島付近で火力演習を為している証拠だと思われます。以上です」
「ありがとう、キュリー教授」
 説明を終えたキュリー女史は、ほ、と息を吐いて着席した。
「続きまして、工業技術院のフェルミ教授の報告です」
 代わって統合参謀本部のスタッフ席を立ったのが黒髪にドングリみたいな大きな目をした額の広い三十台後半の男性だった。フェルミ教授も他のスタッフ同様カーキ色の陸軍の軍服に身を包んでいた。
「昨年のチナ戦役終了後より周波数をより広範囲に設定し、現在、バカロレアだけでなく、北はシュバルツバルドシュタット。南はキール、及びターラントに設置した複数のアンテナで傍受を続けておりますが、現在までのところ帝国外からと思われる通信の受信はありません」
 教授の説明が終わった。その場がしん、と鎮まった。
 当然、皆の目は暖炉の前の帝国皇帝に注がれた。
 皇帝は、じっと目を閉じ、ひじ掛けの上にゆったりと両腕を置いたまま、沈黙を守っていた。
 浅黒い精悍な貌の黒い両目が開いた。
「わかった。ご苦労だった」
 皇帝は席を立った。
 暖炉に向かって右側は北に面している。窓には高価なガラスがはめ込まれ、家々のひしめき合う市街地の向こう、帝都の北を流れるテヴェレ河の美しい水面が見下ろせた。



 皇帝が窓の外に目を向けたまま、さらに時が経った。
 統合参謀本部のスタッフが同僚と目配せし、軍服姿の民間人を促して退席させた。
 ドアが閉められ、その場は再び沈黙に包まれた。
 その場の者たちには帝国皇帝の背後からの横顔しか見えない。もちろん、その横顔からだけでは帝国の最高権力者の心の内を思い測ることはできなかった。
 さらに長い時が経った。
「統合参謀本部長! 」
 皇帝の力強い声が上がりやや太り獅子の額が大きく後退したフリューア大将の役職名を呼んだ。
「はい、陛下! 」
「この件に対する現在の我が帝国軍の施策はどうなっているのか」
「それにつきましては海軍のベッケンバウアー大将よりご説明いたします」
 統合参謀本部長は少しく汗をかきつつ海軍のトップ、痩せぎす白髪の軍令部長に説明を譲った。
「この際、通常のパトロール任務に加え、当該海域の警戒を厳とするため、第一、第二艦隊を4つの分艦隊に再編成し、常時行動、パトロールさせる計画であります。
 しかしながら、海軍の石炭運搬船の船腹数が不足しており、是非とも中継地点を確保いたしたく、すでに内閣府のヤン総裁に申請し、このノール領のSør Kamchatka 南カムチャツカ島に補給基地を租借するべく、手配中であります」



 続いて内閣府のヤン総裁が立った。
 彼は帝国皇帝ルディー・カエサル・アウグストゥスの子息である。が、血のつながりはない。現在は帝国領である東部チナ郡の出身であり皇帝がまだ第十軍団の歩兵少佐だったころに養子になった。
 東洋風の穏やかな顔をカーキ色の軍服の上にのせたヤンは、落ち着いた風情で説明を始めた。
「すでに在ノールのルントシュテット伯に訓電を発信しております。一両日中には返信があるものと思われます。その後、我が国より正式な要請を行いますが、ノールとの友好維持の観点から、帝国には同島を領有する意思は一切ないことを特に強調するつもりです。
 もちろん、ノールに対しては当初は真の目的を秘匿いたしますが、今後の展開によってはいずれ露見するものと睨んでおります。その際、情況次第ではノールとの間にさらなるそしてより強力な軍事同盟の締結を図ることが必要になる可能性があることを付け加えます。石炭の件だけでなく、未知なる勢力がノールに浸透する前に、先手を打ちます」
「ふむ。さもあろうな」
「陛下。もう2点ございます」
 そこで、ヤン総裁は口を閉じた。
 今度は帝国皇帝が気を利かす番だった。
 皇帝は席に戻り、だが立ったまま、こう言った。
「フリューア大将。他に何か現時点で私が知っておくことは? 」
「現時点では、以上でございます」
「では、本件に関して現在までのところは今報告があった通りでよい。年が明けたら、探索についてのさらに詳細な提案、計画案を聞くとしよう。
 私は本件を国家最高機密に指定する。以降左様心得るよう。
 他に無ければ、以上とする! 」
 その場の全員が席を立ち、右手を挙げて敬礼し、退席していった。
 後に、ヤン総裁と特務部隊司令官ウリル少将が残った。
「ヤン。要は、カネの話であろう」
 皇帝は再びソファーに掛けため息交じりに吐き出した。
 先刻までの精悍な風は消え、60台を目前にした一人の初老の男になり、掌を額に当て、俯いた。
「はい、父上」
 ヤンは頷いた。
「どれほど必要なのだ」
「当面の対処策として海軍が実施する哨戒行動だけでも当初の軍事予算を数パーセントほどオーバーするようです」
 驚いた皇帝がヤンを見上げた。
「それほどになるか! イザという時の予備費があったであろう。それを充当してもダメか? 」
「予備費を充てた上での数字です。昨夜、スタッフに徹夜で計算させました。4500キロは、やはり、遠いです」
「なんと・・・」
「さらに。現在進行中の北と西への探索調査事業に加え、東南方面、すなわち『アメリカ大陸探索事業』を、政府の最重要なタスクとして来年度予算に組み込む必要があります。もう一度予算案を計上させますが、本年度予算に対し、概算で約1・5から2割増しとなる予測を立てました。
 超過分の内訳の大部分は主に海軍の装備です。工業技術院で開発中のレーダー技術を公開しバカロレアでより大規模に行います。機密保護の観点から問題がありますが、なにしろ時間がありません」
「うむ。この際、やむを得まい」
「そして、あと数年かかるといわれるレーダーの配備が完了するまでのツナギとして、艦隊に付属させる水上機母艦2隻の建造費用も盛り込んでおります。一から建造している時間と予算がありませんので老朽化した巡洋艦を改修し、水上機を載せます。航空機による偵察技術を海で活用するためです。未知の勢力に対抗し、我が帝国の安全を担保するには最低限、これらは必要です! 
 さらに、昨年のルメイ事件で問題となった、第一艦隊の戦艦の主兵装を20センチに変更する事業も含みます。いざ海戦となった場合、我が国の軍事的優位を担保するためです」
「となれば、また増税せねばならぬ・・・。もしくは貴族たちにさらに臨時国債を購入してもらわねば・・・。国民の怨嗟の声が聞こえてくるようだ」
「西のドンに対する属州税を増額する案もありますが、その場合はドンの政情を安定させるため、さらにもう1個か2個軍団をドンに駐在させる必要があろうかと。いずれにしても来年度予算ではさらなる増税は回避できないでしょう」
 ヤンは穏やかな顔のわりに次から次、過激な軍拡政策を開陳して皇帝に示した。
 予想外の国費の増大・・・。
 親指と中指で両のこめかみを揉み込みつつ、皇帝はプレッシャーを耐えた。そして、もう一人の「身内」に問いかけた。
「ウリル少将。目下の民情はどうか」
 見目形が帝国の最高権力者によく似た50代前半ほどの黒髪の男は応えた。
「昨年の戦争勝利後ほどの興奮はもうありません。帝都だけでなく地方の都市でも同様です。戦時国債の償還に充てるための臨時所得税は、国民にとっては痛手だったようです」
 このウリルと呼ばれた男は、実は帝国皇帝の甥にあたる。
 彼は国内外の諜報を任務とする部隊のボスだった。帝国は専制君主の国家ではなく、国民の政治への参加も言論や就業の自由もある程度は保障されていた。それだけに国内治安の安定は重要事項であり、皇帝は身内であるウリルにその任を委ねていた。甥であるだけに、特務部隊司令官は浅黒い肌に精悍な印象の皇帝に、よく似ていた。
「ですが、目下のところ反政府的な言論はそれほど顕著ではありません。ただし・・・」
 言い澱んだ甥に皇帝は顔を上げた。
「先刻陛下は緘口令を敷かれましたが、仮にこの一件が露見し、さらにもし、未知の国家の出現によって海軍の艦艇が損害を出すなどの要素が重なると社会不安は増すでしょう。先行きが大きく不透明になるのは必定となりましょう」
「だが、いずれにせよ東の海に探索の手を広げる以上はノールには話を着けねばならん。そうなれば、遅かれ早かれ国民には知れよう。ヤン、外交と探索後の政府発表のタイミングについてはお前に任せる。頼むぞ」
「かしこまりました、父上!」
 帝国皇帝「ルディー・カエサル・アウグストゥス」は、このチナ人の血を引く養子ヤンに全幅の信頼を置いていた。
 戦乱に巻き込まれ孤児となり、帝国に助けられて父帝の子となってから、ずっと傍で見てきた父だった。
 家族の暖かい愛に包まれながら育ち、気が付けば自分を子にしてくれた頃の父の歳になっていた。
 ヤンにも父の老いと自分を頼る気持ちがわかるようになっていた。

 大丈夫です、お父さん! わたしが全力で、支えます!












アサシン・ヤヨイシリーズ ひとくちメモ

 50 優れた政治家であり財政家 高橋是清


 226事件で決起部隊に私邸を襲撃され命を落とした明治から昭和にかけて活躍した高橋是清ですが。
 この【軍神マルスの娘 6】を書くにあたっていろんな人の文章や本を読みましたが、いや、この人、スゴイ人なんですね。
 有名なのは日露戦争で外債募集、つまり日本の戦費調達に活躍したという一事ですが、これだけでも新しい一万円札の人よりもスゴイんじゃないかと。
 だって、あのお妾さんが50人の人がいなくても日本の経済はそれなりに回ってたと思いますが、もし高橋是清がいなかったら、おそらく日本はロシアに負けて、いまごろ朝鮮半島はロシアの領土か租借地になってたんじゃないかと。もちろん、日本も無事では済まなくて日本の半分はロシアの港になってて街にはロシア語が氾濫してたでしょう。あるいは、ベトナムのように分割されて日本の国土がアメリカとロシアの代理戦争の戦場になってたかも。当然今はもうシナとアメリカの利権の戦場、切り取り放題、奴隷状態の日本人になってたかも、ですね。
 当時、朝鮮半島を失うということは、そういう恐れが多分にあったんです。

 で、日銀の副総裁としてイギリス、及びアメリカに向かった高橋は、
「交渉の結果、当時香港上海銀行のロンドン支部長ユーウェン・キャメロン (英国首相デーヴィッド・キャメロンの高祖父)らが公債発行に応じ、さらにジェイコブ・シフなどニューヨークの人脈も外債を引き受け、公債募集は成功し、戦費調達が出来た。1905年 (明治38年)、貴族院議員に勅選。1911年 (明治44年)に日銀総裁に就任。」(ウィキペディア)

「さらに、晩餐(ばんさん)会で知遇を得たユダヤ人資本家、ニューヨークのクーンロプ商会代表、ジェイコブ・シフが残りの5百万ポンドを引き受け、米国で発行。その後、ロスチャイルド家なども加わり、07年まで計6回、総額1億3千万ポンド(約13億円)の外債発行に成功し、日露戦争の勝利につながった。」(産経新聞WEB)
 当時の13億円と言えば、平成十年ベースでは現在の1兆4千億円ほどですか。20年前よりも今の貨幣価値は、つまり円の価値は落ちてますので、もしかすると5、6兆円ほどですかね。
(明治40年の1万円は平成10年の1,088万円になる(レファレンス共同データベース https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?page=ref_view&id=1000046202 による)

 驚くべきことに、この高橋さん、子供のころにアメリカに売られていたんですよね。もっとも、本人は助け出されるまで売られているのに気が付かなかったとか。今で言う児童人身売買の被害に遭っているんですが、その割に悲壮感が全然なくていつも前向きでニコニコしてた人らしいです。江川達也がビッグコミックスピリッツに連載してた「日露戦争物語」にそのあたりのエピソードが書かれてます。
(この「日露戦争物語」、なんと途中で連載終了になっちゃいました。惜しい!)
 
 要するに、高橋さんは日本を救ったわけです。
 で、それだけでも新しい一万円札よりもはるかにスゴイ業績なんですが、この人の財政家として優れた点は後に大蔵大臣になってから発揮されます。

 第一次大戦が終わり、やがて世界恐慌が起き、日本も巻き込まれてスーパーデフレの大不況に見舞われます。
しかも、ただでさえ大変なのに、その当時日本は朝鮮を抱えてました。
 日本の東北などの寒村が飢えて娘を売らねばならぬほど困窮してる中、朝鮮には道路作ったりダム作ったり台湾より先に帝国大学 (現在のソウル大)作ったり、こどもたちにハングルと日本語を教える学校作ったり、そりゃもう、至れり尽くせりのコトやってやったんですよ。学校の歴史だけではこういうの、学ばないですよね。(むしろ逆に朝鮮半島を植民地として収奪して虐殺したとかウソこいてます。)でも、事実なんです。
 で、当然ながら、日本はビンボーになっちゃいました。
 そこで、高橋是清、登場です。
 そのあたりのことを、何年か前に、なんと自民党の麻生さんが喋ってる動画がありましたので載せときますね。
 要は、お札をバンバン刷ったんです。
「この仕組み改めて拡散したい。
https://x.com/g_t_branch/status/1263595960136949767」

(余談ですが、面白いのはこの動画で麻生さんは今の財務省と全く逆のことを言ってるんですね。当時は民主党政権でした。
「日本は借金以上の資産があるんです。これでどうして破産しますか? ジャンジャンお金刷って財政出動したらいいんですよ。で、借金たって円建てですよ。日本人が買ってるんですから、日本が日本人から借金してる。破産なんかするわけがないじゃないですか! 」

 後に財務省はギリシャの国家破産、デフォルトを引き合いに出して頻りに「カネがない。だから増税だ」って言うわけですが、ギリシャはユーロだから自国でお金刷れないんです。だから破産するんです。しかも、日本みたいに特別会計500兆円もないし、200兆円もの米国債をはじめとする対外純資産も持ってない。
 日本は世界一の債権国なんです。まったくもって、財務省の言い分はバカげてます! )

 で、高橋是清に戻りますが、麻生さんもホメてましたが、経済学でいう「財政出動」というやつですね。それバンバンやったんです。公共事業もバンバン起こしました。
 その結果、アメリカやイギリス、フランスなどがまだハアハア言ってるのに真っ先に不況から脱出します。
 で、ちょっとやり過ぎちゃったんで、今度は金利を高くしてインフレ抑制策を実施します。この時がちょうど2・26辺りらへんになるんですね。

 1930年というとロンドンに続いてワシントン軍縮会議があって、世界の列強の間で主力艦の制限交渉が行われてたんですね。交渉をして制限しなければならないほど、世界の海軍の建艦競争はハゲしかった。今で言えば核戦力制限交渉みたいなモンですね。当時は主力戦艦を何隻持ってるかが国力のバロメーターだったんです。

 当然、植民地持ってない日本は不利です。朝鮮なんか、カネ搾ろうと思っても出ない。資源も何にもないですのでね。むしろ、書きましたように逆にカネ注ぎ込んだ。今と違って超債権国じゃありませんでしたしね。
 で、なんとか対米英比率10・10・6ぐらいで妥結します。
 これ、「お前はオレたちの6/10でガマンしろ! 」じゃないんですね。
 むしろ日本が、「ウチは6/10でガマンしますので、なんとかこれ以上作らないでください! 」
 そういう意味だったんですね。これで日本はなんとか救われました。
 そういうのわかってないのが当時の新聞マスコミであり、大多数の日本国民であり、純粋培養の「熱血青年士官」というやつだったんですね。
 これが5・15事件とか2・26の遠因になっちゃいました。

 で、高橋是清です。
 書きましたように財政出動で景気は持ち直しましたが、今度はインフレになりそうになっちゃった。だから政策金利を上げて流動性を絞った。お金の出回りを抑えたんです。軍事費も削減します。
 これに、陸軍は面白くないわけです。ただでさえ、陸軍は海軍の1/10ほどしか予算がない。
「高橋をコロせば、陸軍は強くなる! 」
 そう言って青年将校を焚きつけたワルい将軍とかがいたんです!
 
 日本が生んだ傑出した財政家、高橋是清は、そういうアンポンタンのアホに殺されました。

 後に高橋是清もお札の肖像になりました。額面は50円です。ですが、今の一万円札よりはるかに価値が高いと思います。
 この人だったら10万円札ぐらいでもいいんじゃないかと思いますね。







 日本の戦費調達を支援したのはキャメロン英首相の高祖父だった! 銀行家として高橋是清から真っ先に外債引き受け…
 2016/6/13 02:00
 https://www.sankei.com/article/20160613-4VI67DULYJMMJM7VMA6YKFVSII/


 Portrait of Takahashi Korekiyo (高橋是清, 1854 – 1936)
 不明 - この画像は国立国会図書館のウェブサイトから入手できます。, パブリック・ドメイン,  https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1713981による


 B五拾円券:表面
 Eclipse2009 - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン,  https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=15664041による




 
 
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