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第六章 5日前
70 伸るか、反るか
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「なんだって?! グールド大佐? 」
407号室で、レシーバーに全神経を集中していたリヨンは、耳を疑い、驚愕した。
第一近衛軍団第一落下傘連隊の前連隊長。
チナ戦役時、南からチナ領に侵攻する第三軍の先鋒部隊として自らもチナ領の街アイホーに降下し、陣頭指揮を執った、その人だったからだ。
リヨンも敵情偵察のために潜入した南部戦線で、大佐に会っている。
豪放磊落(ごうほうらいらく)。だが温かい人柄で、高所に立って説教を垂れるのを好まず、常に兵たちの輪の中に入って誰にでも胸襟を開くタイプ。
いや、だが、今問題なのは、『伝説』だ。
『エマニュエル中尉』が最も敵領深いアルム攻略部隊に参加した、という『伝説』を使っている以上、当然、大佐は彼女のことを知っていなければおかしい!
『エマニュエル中尉』など、アルムの攻略部隊にはいなかったのだ。
それが、バレてしまう!
これは、まずい!
まずいぞ、「マーキュリー」!
どうする?
しかし、もうどうしようもなかった。
当然ながら、それはモロに矢面に立っている『エマニュエル中尉』こと、エマール中尉が最も感じている、「いまそこにある危機」だった。
あまりな衝撃に、表情に出さぬようにするのだけで精一杯だった。
やっ、ばいわ・・・
俯くわけにも行かない。
「空挺部隊のエマニュエル中尉」ことエマール中尉は、大きな動悸を悟られぬよう、宴会場に入ってきたグールド大佐を見、テーブルを囲んだ私服の士官たちが一斉に起立し敬礼をするのに合わせた。
「ああ、どうか、そのままに。オレはもう予備役だし、元々高いところから演説をブッたりするのがニガ手でな! 」
話には聞いていた。
いつもフランクに兵たちの中に入っていくのを好む偉丈夫、と。
その彼が、なぜ今この場にいる?
反乱将校たちとの関係は?
「皆どうか座ってくれ」
士官たちが席に着き、大佐もバウマンに譲られた席に着いた。
演出なのだろうが、バウマンが大佐の斜め後ろに、まるで大佐の副官であるかのように侍立しているのが強く印象された。
「初めてまみえる者もいると思うが、昨年まで近衛第一落下傘連隊を預かっていたグールドだ。思うところあって退役し、今は恩給生活を楽しんでいる」
朗らかに語った大佐は、一転、表情を険しくした。
「あまり長い挨拶は好かんから、単刀直入に言う。
ここにいるバウマン予備役大尉から相談を受けた。
キミらが現政権と軍部に不満を持ち、彼らを除いて新しい世の中を作ろうとしている、と。オレも、今の政府と軍のやりかたには不満を抱いていた」
そして大佐は、決定的な一言を吐いた。
「そこで、及ばずながら、オレもキミらのために力を貸したいと思って来た。
軍事行動はもとより、蹶起後のあるべき政体づくりに至るまで、具体策のアドバイスが出来ればと思っている。
ただ、一言付け加えることがあるとすれば、政治もそうだが、ことに軍事は合議制ではダメだ。少数独裁こそ成功への道であることをみな肝に銘じるべきだと思う。
具体的にはこのバウマン大尉を司令官とし、オレを含めた若干名の参謀を定め、残りはその司令に服すべきだ。それが事業成功への唯一の道であると信ずる。
今回のような大掛かりな集会は当局の注意を惹き、計画の障害となるだろう。これを最後にし、以降は司令部の指示で行動するを鉄則とすべきと考える。
質問があれば、承ろう」
フェルディナントにとって、大佐の言葉は、重かった。
現実に1000名の兵隊を束ねて実戦に臨み、作戦した経験からの言葉だからだ。近衛のフェルディナントも他の第一と第二十三の面々も、先のチナ戦役では後方にいて実戦経験がなかった。
だから、その場の誰もが敬服せざるを得ない。
心なしかバウマンが満足の笑みを浮かべかけたように見えた。
だが、フェルディナントは、噛みついた。
「大佐、質問を、よろしいですか? 」
これだけは、言わねばならない。
「大佐は先ほど『力を貸したい』とおっしゃられました。
バウマン大尉の司令に服すべき、ともおっしゃった。
大佐がどのような経緯で我々に力を貸して下さることになったのか小官は存じませんが、大佐が大尉の命に服するのですか? 軍規に照らしておかしくないでしょうか」
「キミは? 」
「第一近衛のシュタルケ中尉であります! 」
グールド大佐は大きな目をさらに瞠り、微笑した。
「そうか! 貴官がシュタルケ中尉か! 噂には聞いていたぞ、中尉! 」
席を立ったグールド大佐は、両手を腰に当てて大きく胸を反らした。
「よろしい! 貴官の質問に答えよう。
オレもバウマン君もすでに現役ではない。予備役だ。だから、軍法に縛られる必要はない」
「お言葉ですが、軍法は、たとえ予備役であっても下位にある者が上位にある者に命令することを禁じています。それに、大佐が大尉の命に服すなど、下士官や兵たちもギモンを抱くでしょう。
我々は国家と陸軍の不正怠慢を正すために起ち上るのです! 陸軍の間違いを正そうと立ち上がる志士なのです! いたずらに国家と軍の秩序を紊乱(びんらん)するために蹶起するのではありませんし、陸軍を破滅させたり貶めたりしたいわけではないのです! それは我々の本意ではない。
大佐がお力をお貸しくださるのはたいへんにありがたいことですが、であるならば、大佐が頂点に立ち、我々に指導下さり御下知下さるのが至極真っ当なのではないですか? 」
フェルディナントならずとも誰がどう考えても、予備役とはいえ佐官最上位の者が尉官ふぜいの下位に甘んじるなど、おかしいのだ。年齢も経験も豊富なグールド大佐が上に立ってくれれば、それが最上の策であるのは明らかだった。
フェルディナントの言葉に、ヴェリンガー大尉もメッテルニヒ中尉も頷いた。
そこで大佐はふたたび表情を寛げ、フランクに呼びかけた。
「シュタルケ中尉。キミの言いたいことはよくわかる。
ところで中尉。キミのファーストネームは? 」
「・・・フェルディナントです」
「では、フェリーと呼ばせてくれ。
フェリー、オレはバウマン大尉の参謀長になる。キミは主任参謀としてオレを援けてくれ。
他の皆も、それぞれにいろいろ考えはあろう。だが、オレが矢面に立つよりも、キミらの兄貴分であるバウマン君が頭目になるほうがいいのだ。
オレがキミらの頭になってしまえば、軍や政府の者たちに要らぬ憶測を生むことになる。オレは、キミらの蹶起に乗じて為政者になりたいわけではないのだ。
そして、もう一つ付け加える。
バウマン大尉から作戦の大筋は聞いたが、出来得ればムダな殺生は避けたい。それは得策ではない。
今フェリーが言ったように、キミらの趣旨は、この帝国をして全(まった)き道に立ち戻らせることにあるのだろう。
で、あるならば、議員や役人たちはなるべく温存して仕事をさせるほうがいいし、国民を敵に回しては成るものも成らなくなる。
オレは、そのための手段を講じる。
諸君、勝つためだ。
オレは、黒子に徹する方がいい」
大物の登場で一時は作戦の見直しを迫られるかと思われたが、結局、決行日が明らかにされないまま、『作戦会議』は散会した。
そして、当然だが、その時は来た。
まいったな・・・。
こんなのは、まったくもって、想定外だ・・・。
「大佐! 彼女は空挺部隊からの参加です! ご存じですよね」
シュタルケ中尉がイランこと言ってくれたもんで、いよいよ万事休すかとハラをくくった。
「お久しぶりです! エマニュエル中尉であります! 」
ダメで元々!
むしろこっちから話しかける方がいい!
「誰だ、貴官は? 」
そう言われたら終わりだが、言われるのを覚悟の上で、エマール中尉は自ら進み出、落下傘部隊風の、バウだけの敬礼をした。西のドンの宮廷で培った、クソ度胸が役に立った。
一瞬。
大佐の顔が強張ったように見えたが、すぐに打ち解けたような笑顔を浮かべ、大きくてゴツイ毛むくじゃらの右手を差し出してきた。
「おお! ブルネットの! 貴官もか!
ナイグンではタイヘンだったなァ! 」
?
そこでシュタルケ中尉の顔に怪訝な色が浮かんだので、これもダメ元で、すかさず付け加えた。
「アルムです、大佐! ハーベ中佐の大隊におりました! 」
「おお! ああ、そうだった! 『マルス』に助けられたのだったな!
なにぶん、よろしく頼むぞ! 」
シュタルケ中尉はなおも怪訝な表情を浮かべたままだったが、大佐はすぐにバウマン大尉と部屋を出て行ってしまったので事なきを得た、というところ。
ほ・・・。
でも、安堵の吐息を抑えつつ、思わずにはいられない。
これでいいのだろうか? と。
いったい、どーなってるの?
大佐、ボケちゃったのかしら?
407号室のリヨンは、全てを聞いた。
※ 作中登場したグールド大佐については、拙著 teke 名義 歴史・時代カテゴリー
「遠すぎた橋 【『軍神マルスの娘と呼ばれた女』 3】 -初めての負け戦 マーケットガーデン作戦ー 」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/609920521/515531011
ご参照ください。
407号室で、レシーバーに全神経を集中していたリヨンは、耳を疑い、驚愕した。
第一近衛軍団第一落下傘連隊の前連隊長。
チナ戦役時、南からチナ領に侵攻する第三軍の先鋒部隊として自らもチナ領の街アイホーに降下し、陣頭指揮を執った、その人だったからだ。
リヨンも敵情偵察のために潜入した南部戦線で、大佐に会っている。
豪放磊落(ごうほうらいらく)。だが温かい人柄で、高所に立って説教を垂れるのを好まず、常に兵たちの輪の中に入って誰にでも胸襟を開くタイプ。
いや、だが、今問題なのは、『伝説』だ。
『エマニュエル中尉』が最も敵領深いアルム攻略部隊に参加した、という『伝説』を使っている以上、当然、大佐は彼女のことを知っていなければおかしい!
『エマニュエル中尉』など、アルムの攻略部隊にはいなかったのだ。
それが、バレてしまう!
これは、まずい!
まずいぞ、「マーキュリー」!
どうする?
しかし、もうどうしようもなかった。
当然ながら、それはモロに矢面に立っている『エマニュエル中尉』こと、エマール中尉が最も感じている、「いまそこにある危機」だった。
あまりな衝撃に、表情に出さぬようにするのだけで精一杯だった。
やっ、ばいわ・・・
俯くわけにも行かない。
「空挺部隊のエマニュエル中尉」ことエマール中尉は、大きな動悸を悟られぬよう、宴会場に入ってきたグールド大佐を見、テーブルを囲んだ私服の士官たちが一斉に起立し敬礼をするのに合わせた。
「ああ、どうか、そのままに。オレはもう予備役だし、元々高いところから演説をブッたりするのがニガ手でな! 」
話には聞いていた。
いつもフランクに兵たちの中に入っていくのを好む偉丈夫、と。
その彼が、なぜ今この場にいる?
反乱将校たちとの関係は?
「皆どうか座ってくれ」
士官たちが席に着き、大佐もバウマンに譲られた席に着いた。
演出なのだろうが、バウマンが大佐の斜め後ろに、まるで大佐の副官であるかのように侍立しているのが強く印象された。
「初めてまみえる者もいると思うが、昨年まで近衛第一落下傘連隊を預かっていたグールドだ。思うところあって退役し、今は恩給生活を楽しんでいる」
朗らかに語った大佐は、一転、表情を険しくした。
「あまり長い挨拶は好かんから、単刀直入に言う。
ここにいるバウマン予備役大尉から相談を受けた。
キミらが現政権と軍部に不満を持ち、彼らを除いて新しい世の中を作ろうとしている、と。オレも、今の政府と軍のやりかたには不満を抱いていた」
そして大佐は、決定的な一言を吐いた。
「そこで、及ばずながら、オレもキミらのために力を貸したいと思って来た。
軍事行動はもとより、蹶起後のあるべき政体づくりに至るまで、具体策のアドバイスが出来ればと思っている。
ただ、一言付け加えることがあるとすれば、政治もそうだが、ことに軍事は合議制ではダメだ。少数独裁こそ成功への道であることをみな肝に銘じるべきだと思う。
具体的にはこのバウマン大尉を司令官とし、オレを含めた若干名の参謀を定め、残りはその司令に服すべきだ。それが事業成功への唯一の道であると信ずる。
今回のような大掛かりな集会は当局の注意を惹き、計画の障害となるだろう。これを最後にし、以降は司令部の指示で行動するを鉄則とすべきと考える。
質問があれば、承ろう」
フェルディナントにとって、大佐の言葉は、重かった。
現実に1000名の兵隊を束ねて実戦に臨み、作戦した経験からの言葉だからだ。近衛のフェルディナントも他の第一と第二十三の面々も、先のチナ戦役では後方にいて実戦経験がなかった。
だから、その場の誰もが敬服せざるを得ない。
心なしかバウマンが満足の笑みを浮かべかけたように見えた。
だが、フェルディナントは、噛みついた。
「大佐、質問を、よろしいですか? 」
これだけは、言わねばならない。
「大佐は先ほど『力を貸したい』とおっしゃられました。
バウマン大尉の司令に服すべき、ともおっしゃった。
大佐がどのような経緯で我々に力を貸して下さることになったのか小官は存じませんが、大佐が大尉の命に服するのですか? 軍規に照らしておかしくないでしょうか」
「キミは? 」
「第一近衛のシュタルケ中尉であります! 」
グールド大佐は大きな目をさらに瞠り、微笑した。
「そうか! 貴官がシュタルケ中尉か! 噂には聞いていたぞ、中尉! 」
席を立ったグールド大佐は、両手を腰に当てて大きく胸を反らした。
「よろしい! 貴官の質問に答えよう。
オレもバウマン君もすでに現役ではない。予備役だ。だから、軍法に縛られる必要はない」
「お言葉ですが、軍法は、たとえ予備役であっても下位にある者が上位にある者に命令することを禁じています。それに、大佐が大尉の命に服すなど、下士官や兵たちもギモンを抱くでしょう。
我々は国家と陸軍の不正怠慢を正すために起ち上るのです! 陸軍の間違いを正そうと立ち上がる志士なのです! いたずらに国家と軍の秩序を紊乱(びんらん)するために蹶起するのではありませんし、陸軍を破滅させたり貶めたりしたいわけではないのです! それは我々の本意ではない。
大佐がお力をお貸しくださるのはたいへんにありがたいことですが、であるならば、大佐が頂点に立ち、我々に指導下さり御下知下さるのが至極真っ当なのではないですか? 」
フェルディナントならずとも誰がどう考えても、予備役とはいえ佐官最上位の者が尉官ふぜいの下位に甘んじるなど、おかしいのだ。年齢も経験も豊富なグールド大佐が上に立ってくれれば、それが最上の策であるのは明らかだった。
フェルディナントの言葉に、ヴェリンガー大尉もメッテルニヒ中尉も頷いた。
そこで大佐はふたたび表情を寛げ、フランクに呼びかけた。
「シュタルケ中尉。キミの言いたいことはよくわかる。
ところで中尉。キミのファーストネームは? 」
「・・・フェルディナントです」
「では、フェリーと呼ばせてくれ。
フェリー、オレはバウマン大尉の参謀長になる。キミは主任参謀としてオレを援けてくれ。
他の皆も、それぞれにいろいろ考えはあろう。だが、オレが矢面に立つよりも、キミらの兄貴分であるバウマン君が頭目になるほうがいいのだ。
オレがキミらの頭になってしまえば、軍や政府の者たちに要らぬ憶測を生むことになる。オレは、キミらの蹶起に乗じて為政者になりたいわけではないのだ。
そして、もう一つ付け加える。
バウマン大尉から作戦の大筋は聞いたが、出来得ればムダな殺生は避けたい。それは得策ではない。
今フェリーが言ったように、キミらの趣旨は、この帝国をして全(まった)き道に立ち戻らせることにあるのだろう。
で、あるならば、議員や役人たちはなるべく温存して仕事をさせるほうがいいし、国民を敵に回しては成るものも成らなくなる。
オレは、そのための手段を講じる。
諸君、勝つためだ。
オレは、黒子に徹する方がいい」
大物の登場で一時は作戦の見直しを迫られるかと思われたが、結局、決行日が明らかにされないまま、『作戦会議』は散会した。
そして、当然だが、その時は来た。
まいったな・・・。
こんなのは、まったくもって、想定外だ・・・。
「大佐! 彼女は空挺部隊からの参加です! ご存じですよね」
シュタルケ中尉がイランこと言ってくれたもんで、いよいよ万事休すかとハラをくくった。
「お久しぶりです! エマニュエル中尉であります! 」
ダメで元々!
むしろこっちから話しかける方がいい!
「誰だ、貴官は? 」
そう言われたら終わりだが、言われるのを覚悟の上で、エマール中尉は自ら進み出、落下傘部隊風の、バウだけの敬礼をした。西のドンの宮廷で培った、クソ度胸が役に立った。
一瞬。
大佐の顔が強張ったように見えたが、すぐに打ち解けたような笑顔を浮かべ、大きくてゴツイ毛むくじゃらの右手を差し出してきた。
「おお! ブルネットの! 貴官もか!
ナイグンではタイヘンだったなァ! 」
?
そこでシュタルケ中尉の顔に怪訝な色が浮かんだので、これもダメ元で、すかさず付け加えた。
「アルムです、大佐! ハーベ中佐の大隊におりました! 」
「おお! ああ、そうだった! 『マルス』に助けられたのだったな!
なにぶん、よろしく頼むぞ! 」
シュタルケ中尉はなおも怪訝な表情を浮かべたままだったが、大佐はすぐにバウマン大尉と部屋を出て行ってしまったので事なきを得た、というところ。
ほ・・・。
でも、安堵の吐息を抑えつつ、思わずにはいられない。
これでいいのだろうか? と。
いったい、どーなってるの?
大佐、ボケちゃったのかしら?
407号室のリヨンは、全てを聞いた。
※ 作中登場したグールド大佐については、拙著 teke 名義 歴史・時代カテゴリー
「遠すぎた橋 【『軍神マルスの娘と呼ばれた女』 3】 -初めての負け戦 マーケットガーデン作戦ー 」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/609920521/515531011
ご参照ください。
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