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第1回 ライオン丸とゴレンジャー
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物心ついたときの私のヒーロー、それは”ライオン丸“と“ゴレンジャー”。
ライオン丸は「魁傑ライオン丸」という特撮時代劇の主人公、
ゴレンジャーは「秘密戦隊ゴレンジャー」という特撮戦隊モノの主役5人組です。
まずライオン丸。
何かの紐で棒きれやプラスチックのおもちゃの刀を背中になんとか
くくりつけ、準備完了。これで私は獅子丸(変身前)そしてライオン丸です。
「風よー!光よー!」
背中から抜刀、そして顔の前で縦に構え・・・
当時、きちんとこの手順を踏んでいたかどうか謎ですが・・・
「忍法、獅子変化(へんげ)ー!!」
その場で半回転ジャンプして、変身!(の、つもり)。
「ライオン丸、見参!」
名乗りをあげたら、あとは楽しく繰り広げていくのです。
ビジュアル面では歌舞伎の連獅子風のヘアスタイルが特にカッコよく、
髪が短かった私の憧れでした。どうしてもそのヘアスタイルは外せない!
と、首元の詰まった長袖の服を前髪の生え際あたりで脱ぎ止め、それを
タテガミに見立てて振り回すというけなげな工夫(?)もしていましたっけ。
ちなみにもう一人誰かいたら決闘形式となり、対戦相手はトラの仮面。
ライオン丸のライバル、タイガージョーです。たまに登場する存在だったせいか
名前を覚えられず、トラの仮面、あるいは単にトラ、とか言っていましたね。
最後に、ライオン丸が敵にとどめを刺す際のしぐさ(垂直に持った刀を
もう片方の手で上方からそのまま一気に下方へスライドさせる)を決め、
背中へ納刀のはずが、いい加減に巻きつけていた紐に収まるはずもなく、
ストン。まぬけでした~!
次にゴレンジャー。
何人かでゴレンジャーごっこをするときはたいてい、
「私モモレンジャー!」という勝手な宣言から始まります。
なんといっても紅一点、女の子が2人以上いたら取り合いもとい、協議にも。
ハートのイヤリング爆弾を投げる際のセリフ、
「いいわね。いくわよ!」
を言いたかったり、仮面のハートマークからハートの武器を出して
投げつけたりなどの、一連のしぐさを真似るのが楽しかったんですよね~。
変身前のペギー松山のヘアスタイルは前髪も一緒に伸ばした真ん中分けの
ロングヘアで、これも羨望の眼差しで見ていました(長い髪への執着心がスゴイ)。
当時は、小さいモモレンジャーの人形(おそらくソフビ)も持っていました。
ちゃんと上記の武器も付いていて、ミニチュア感が可愛くお気に入りだった
わりにその武器はいつのまにか見失ない、人形本体も気がつけばないという、
残念な記憶が・・・。
ちなみに、実はたまにアカレンジャーやアオレンジャーになりたいときも
ありました。が、アカは1番人気、アオも負けず劣らずで、外遊びで担当
させてもらったことってあったかな~?という・・・
ミドレンジャーとキレンジャーは、子供だった私の目からしたら
ミドは地味で存在感がなく、キはカレーばかり食べているカッコよくない人
というイメージ。ずいぶん失礼というか、わかりやすいというか。
「5人揃って、ゴレンジャー!!」
この大切なことをわかっていなかったのですね。
ストーリーが理解出来なくても、ただライオン丸やゴレンジャーの
誰かが好きだったり、なりたかったり。そんな、懐かしい思い出です。
ライオン丸は「魁傑ライオン丸」という特撮時代劇の主人公、
ゴレンジャーは「秘密戦隊ゴレンジャー」という特撮戦隊モノの主役5人組です。
まずライオン丸。
何かの紐で棒きれやプラスチックのおもちゃの刀を背中になんとか
くくりつけ、準備完了。これで私は獅子丸(変身前)そしてライオン丸です。
「風よー!光よー!」
背中から抜刀、そして顔の前で縦に構え・・・
当時、きちんとこの手順を踏んでいたかどうか謎ですが・・・
「忍法、獅子変化(へんげ)ー!!」
その場で半回転ジャンプして、変身!(の、つもり)。
「ライオン丸、見参!」
名乗りをあげたら、あとは楽しく繰り広げていくのです。
ビジュアル面では歌舞伎の連獅子風のヘアスタイルが特にカッコよく、
髪が短かった私の憧れでした。どうしてもそのヘアスタイルは外せない!
と、首元の詰まった長袖の服を前髪の生え際あたりで脱ぎ止め、それを
タテガミに見立てて振り回すというけなげな工夫(?)もしていましたっけ。
ちなみにもう一人誰かいたら決闘形式となり、対戦相手はトラの仮面。
ライオン丸のライバル、タイガージョーです。たまに登場する存在だったせいか
名前を覚えられず、トラの仮面、あるいは単にトラ、とか言っていましたね。
最後に、ライオン丸が敵にとどめを刺す際のしぐさ(垂直に持った刀を
もう片方の手で上方からそのまま一気に下方へスライドさせる)を決め、
背中へ納刀のはずが、いい加減に巻きつけていた紐に収まるはずもなく、
ストン。まぬけでした~!
次にゴレンジャー。
何人かでゴレンジャーごっこをするときはたいてい、
「私モモレンジャー!」という勝手な宣言から始まります。
なんといっても紅一点、女の子が2人以上いたら取り合いもとい、協議にも。
ハートのイヤリング爆弾を投げる際のセリフ、
「いいわね。いくわよ!」
を言いたかったり、仮面のハートマークからハートの武器を出して
投げつけたりなどの、一連のしぐさを真似るのが楽しかったんですよね~。
変身前のペギー松山のヘアスタイルは前髪も一緒に伸ばした真ん中分けの
ロングヘアで、これも羨望の眼差しで見ていました(長い髪への執着心がスゴイ)。
当時は、小さいモモレンジャーの人形(おそらくソフビ)も持っていました。
ちゃんと上記の武器も付いていて、ミニチュア感が可愛くお気に入りだった
わりにその武器はいつのまにか見失ない、人形本体も気がつけばないという、
残念な記憶が・・・。
ちなみに、実はたまにアカレンジャーやアオレンジャーになりたいときも
ありました。が、アカは1番人気、アオも負けず劣らずで、外遊びで担当
させてもらったことってあったかな~?という・・・
ミドレンジャーとキレンジャーは、子供だった私の目からしたら
ミドは地味で存在感がなく、キはカレーばかり食べているカッコよくない人
というイメージ。ずいぶん失礼というか、わかりやすいというか。
「5人揃って、ゴレンジャー!!」
この大切なことをわかっていなかったのですね。
ストーリーが理解出来なくても、ただライオン丸やゴレンジャーの
誰かが好きだったり、なりたかったり。そんな、懐かしい思い出です。
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