悪女ですので悪しからず

さぁぁああぁぁい

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3話〜出会い〜

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奴隷市場に行くにしても5歳の幼女のままじゃダメね。

この間覚えた古代魔法の幻影を使えば行けるわね。

侍女にバレないように言い付けておかなくちゃね。

傍にあった鈴を鳴らし侍女を待つ

コンコン

「お嬢様メイサでございます。入室致してもよろしいでしょうか。」

と扉の外から聞こえる

「入りなさい」

赤髪をキチッと結んだキツめの顔立ちの侍女が入ってくる。

「如何なさいましたでしょうか?」

「これから寝るから私が起きてくるまで起こさないようにしてちょうだい。」

私がそう言うとメイサはかしこまりましたと言い部屋から出ていった。

まあ巡回されてもいいようにこっちにも幻影魔法をつかっておく。

私が寝ているように見えるので完璧だろう。

私自身にも幻影魔法をかける。

黒髪は公爵位の象徴なので中位貴族辺りによくいる金髪緑目の20辺りの女性に化ける。


そして姿を消し城下の裏の人がまず居ない所へと転移する。

「えっと、何処だったかしら」

お父様の隠し倉庫から見つけた地図を思い出す。

あああそこね。

少したって一見普通の宿へ入る。

すると直ぐに受付の者がやってきた。

「いらっしゃいませ。

と人あたりの良さそうな青年は言った。



にっこりと笑みを深めてそう言う


「では、

2階へと通されたあと、青年がパチンと指を鳴らした直後部屋が変わった。

奴隷達のいる部屋ね

「お客様はどう言ったものをお探しでしょうか?」

コツコツと靴音が響く

「従者ね。ああそうだあるかしら。」

コツ、と反転して青年は笑みを深め

「お客様、ではあちらの方にご案内致します」

そこは先程とは変わり腐乱臭が漂う檻が1つ置かれていた。

「最近処分をしたばかりでこれしか残っておりませんので、お気に召さらなければ先程の方にご案内致します。」

そういう彼を無視し檻へと近づく。

檻の中には

四肢がない10歳くらいの男の子

焼け爛れて死ぬ手前の男の子

全身に呪言が巻き付けられ意識を失っている男の子

が居た

3人ともいい感じに壊れているわね

「3人とも買うわ。いくらかしら」

「ありがとうございます。3人とも廃棄寸前ですので150ゴールドとなります」

1ゴールドが日本円で言う1万だから150万円ね。
死にかけなのに結構高いわねまあいいわその価値があるもの。

金貨を青年に渡し

奴隷契約を結ぶ

もちろん偽名である

檻の中から出された3人に目を向け

「今日から私が主人よ」

と挨拶したは良いが反応がない。まあ1度治さないといけないわね。

青年に先程の部屋に戻してもらいそのまま空いている宿を借りた。

こんな汚いままじゃ家に入れられないからね


先に治した方がいいわね

2人の子には治癒をかけもう1人の呪言の子の方は解呪と治癒をかけた




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