ゲームの世界に転生したら、ゲームの嫁[自キャラ]が僕[プレイヤー]の嫁になりました。

夜マグロ

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1話 ぷろろーぐ

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ドシュドカバァンドカーン

戦闘音が鳴り響く。

「お姉ちゃん援護して‼」

そう言って、白い髪をした小柄な少女は、宙返りをしながらツインマシンガンを撃ち、後方に下がった。

「ゲームの中はお兄ちゃんって呼んでていつも言ってるだろ!」

そう言いながら、白い髪をした背の高い青年は、右手に装備しているサブマシンガンを撃ちながらモンスターに接近し、左手に装備している片手剣[ヒートソード]で斬りあげる。

「Gugyaaaaaa…」

そして、モンスターは鳴き声を上げて倒れた。

「アップデートが終わってまだ一週間しか経ってないのに新しく出てきた階層ダンジョンクリアしてよかったのかな?」

白い髪の少女は笑いながら言った。

「俺達が強くなり過ぎたんだよ…プレイヤーランキング見ただろ?」
「たしか…1位がお兄ちゃん2位が私でしょ?」
「それはアプデ前の話だ…」
「え…」

白い髪の少女は、急いでプレイヤーランキングを確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 プレイヤーランキング(戦闘)
 ----------------
 1位真黒 雪
 2位黒鈴 
 3位……………………
 ………………

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「お兄ちゃんが2位で私が…1位になってる‼」
「ちなみに生産のランキングでも1位だぞ。」
「私…そんな目立つことしたかな?」
「俺がめんどくさがって受けなかった討伐クエストと生産クエスト片っ端からやってただろ?あれのおかげじゃないか?」
「え…お兄ちゃんやってなかったの?」
「だって報酬が割に合わないじゃん。」
「そうだったの?知らなかった~」

そう言って、白い髪の少女…真黒 雪と、白い髪の青年、黒鈴は街に戻りログアウトした。
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