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7・分岐点①
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地元名家のイケメン跡取り達とぽっと出の転校生が仲良くなるなんて、いつ吊るし上げられてもおかしくない、と思ったがそんなことはなかったぜ。
というか、うちの学園の女子、男子に興味なさ過ぎじゃない?
私を除いて美男美女揃いだというのに、浮いた話を少しも聞かない。いや、男子が攻略対象の女の子を見て溜息をついてるのはたまに見る。
私がゲームのままの男性主人公だったなら、沙姫ちゃんと仲良くしていることを責められていたに違いない。
そんなイベントもあったはずだ。本人は知らないけど、沙姫ちゃんには親衛隊がいるからね。特攻隊長はメガネで色の違う制服を着てた辺りがエロゲ世界。
『ラストサマーメモリー』の大筋のストーリーはルートが進むと好感度強制発生で基本一本道だったけど、日時場所パラで細かいサブイベントが起こったのだ。だから毎回新鮮に遊べたっけ。
女の私が吊るし上げられないのはエロゲ世界だからかな。男性主人公を差し置いてライバルが女子にモテてたら面白くないよね。
私がルートを開いていないから、ライバルが危機感を抱いて攻略対象に近寄ることもない。蒼吾君も友情ルートに入ったのか、授業中に血走った目で沙姫ちゃんを見つめていることもない。気にして様子を窺う私に苦笑を返してくるくらい落ち着いている。
苦笑を返されるのは、授業についていけてないくせによそ見してていいの? という気持ちを込めてだと思う。
この分なら吊るし上げられなさそうで良かった、と勉強会からまだ一週間も経たないうちに安心したのは早かった──
「葵先輩に近寄らないでください!」
ある日の放課後、いつものように裏庭の自販機でランダムボタンを押していたら、見覚えのある女生徒に言われたのだ。
いや、ついつい毎日ジュース買いに来ちゃうのよ。
ほとんどサキュバスジュースなんだけど、一度だけお茶が出たの! ゲームみたいにはいかないかなーなんて思ってたけど、飲んだら明らかに頭の回転が速くなったの!
また出ないかなー。
後一回いいのが出たら買うの止めようと思ってる。
だってこのままじゃ冷蔵庫がサキュバスジュースでいっぱいになっちゃうから。……流しに捨てるのもなんか起こりそうで怖いんだよねー。最初から買うなって話だけど。
「聞いてるんですか?」
「ああ、うん。聞いてる聞いてる」
ショートヘアと日に焼けた肌、野生動物のようにしなやかな体。
運動部の練習着に身を包んだ彼女は一年後輩(でも十八歳以上だよ!)、蒼吾君を好きで追いかけてる女の子だ。彼女が蒼吾君を監禁男の未来から救ってくれるのならお任せするけれど、それは無理だ。
ゲームでもNTR役の男性主人公が協力しないと彼女と蒼吾君の仲は発展しなかったし、現在女の私は彼女に協力出来ない。
この子は……蒼吾君は大人の女性が好き→H=大人という思い込みで、男性主人公に肉体関係を迫ってくるのだ。まあ主人公の発言のせいなんだけどさ。
好きな相手をものにしたくてほかの人間と関係を持つのはいかがなものか、と思って関係を持たない蒼吾君にNTRルートを探ったが、そんなものはなかったよ。
蒼吾君に彼女をNTRるのは絶対に、主人公が彼女と関係を持った後でした。いくらエロゲでもどうかと思うよ、そういうの! もちろん監禁もダメだよ!
……まあ男性主人公×体育会系後輩女子の正規ルートなら違う始まりもあるんだけど、沙姫ちゃんを監禁男から救うという使命があるので今の私には彼女に関わっている暇がない。
卒業に向けてお茶も買わなきゃいけないし(キリッ)!
「あなたのようにどこの馬の骨ともわからない人が葵財閥の御曹司にすり寄るなんて、目的はわかってます! お金でしょう?」
現金はもらったことないけれど、この前のドライブでは食事とパフェを奢ってもらったよ。
勉強会のときは手作りの夕食をご馳走になったし、ひとり暮らしだと知られてるからか毎日お弁当を作ってきてくれている。紅太郎君や沙姫ちゃんもくれる。
三人のお弁当で三食済ませて、お弁当箱だけ洗って返してる。……どうやって恩返ししたらいいんだろう。蒼吾君の監禁男化は止めようと決意してるものの、頑張りました! とそれを告げることは出来ないよね。
それにしても『どこの馬の骨』って今どき言わないよね。
うーん。このイベントはグラウンドで起こるはずなんだけどなあ。性別が変わったことで、いろいろおかしくなってるのかも。それともゲームと違って現実では、どのイベント場所もシームレスにつながってるからかな。
きゃんきゃん吠え続ける後輩女子を黙らせるセリフは覚えてる。覚えてはいるけれど、それを言っちゃうと肉体関係を迫られるようになっちゃう。
性別が違うから大丈夫と安心してはいられない。貞操の危機だ。
それに沙姫ちゃん以外の攻略対象の顔はあんまり見たくないんだよねー。
スペースキーに重し置いて飛ばしてたとはいえ、何度も見たHシーン思い出しちゃうから。目の前の後輩女子は特に、初めては葵先輩がいいからと男性主人公にお尻を──
「聞いてるんですかっ?」
「……うん、聞いてたよ」
嫌なことを思い出していた私の代わりに、彼女を止めたのは蒼吾君だった。
「あ、あ、葵先輩っ?」
「どうして僕の交友関係を君に意見されなきゃいけないのかな? 僕達は友達でもなんでもないよね?」
「ご、ごめんなさい。でもアタシ葵先輩が心配で……先輩はこの転校生に騙されているんです!」
「僕が世莉ちゃんに? 世莉ちゃんはね、僕の命の恩人で大切な友達なんだ。僕を騙す必要なんかない。彼女が欲しいというのなら、葵家のすべてを譲渡してもかまわない」
「命の恩人?」
首を傾げたのは後輩女子ではなく私だった。
命の恩人ってなんのことだろう。後、ご両親と弟君がいるんだから葵財閥のすべては無理でしょ。
蒼吾君に睨まれた彼女は、顔面蒼白で小刻みに震えている。
「部活の途中じゃないのかい? 早くグラウンドに帰りなよ。……これからもこの学園にいたいのならね」
「ご、ごめんなさいっ!」
後輩女子は野生動物のように美しいフォームで去っていった。
「蒼吾君、今のって……」
「うん。世莉ちゃんに許す気がないなら、いつでもあの子を退学にするよ? 葵家はこの学園に毎年多額の寄付をしてるし、創立者の末裔の紅太郎も世莉ちゃんに迷惑かけた人間は許さないと思うし」
「ゆ、許すもなにも、ちょっと絡まれただけだから……」
「絡まれるのって嫌じゃない?」
「嫌だけど……いなくなったから、もういいよ。それより命の恩人って?」
「暴れ犬から助けてくれただろ?」
「アレキサンダーは暴れ犬じゃなかったよ」
「名前覚えたんだ。今週末に紅太郎の家へ行くの、楽しみにしてるみたいだね」
「うん。蒼吾君は大丈夫? 犬怖くない?」
「怖いから、また守ってよ。世莉ちゃんが変なのに絡まれたときは、僕が守るから」
そう言って、蒼吾君は笑う。
後輩女子の話はこれで終わり、ってことみたい。
「はは、ありがと」
「ところで世莉ちゃん。いつも買ってるそのジュース、美味しいの?」
「っ!」
覗き込まれて、私は腕の中のサキュバスジュースのペットボトルを握り締めた。
初日に拾ったのを返してくれたときも初めて見るって興味持ってたんだよね。
どうしよう。さっき後輩女子を睨みつけていた蒼吾君には監禁男の片鱗を感じた。いっそここがエロゲ世界だと告げて、そうならないよう気をつけてって話してみようか。
「僕もランダムボタン押してみてるんだけど、一向に出てこないんだよね。いつもお茶ばっかりでさ」
「えー! いいなー!」
サキュバスジュースについて聞かれていたことも忘れて、私は叫んでしまった。
だって羨ましいよ、学力が上がるお茶! さすが友情ルートで学力を上げてくれる男、葵蒼吾君!……紅太郎君がランダムボタンを押したら、運動の上がるジンジャーエールが出てくるのかな?
私のテンションに、蒼吾君が顔を引き攣らせた。
「そ、そう? 飲み切れなくて冷蔵庫に入れてあるから、今度うちに来たときあげるよ」
「いいの? わーありがとう」
蒼吾君が監禁男にならないよう見張らなくちゃだから、勉強会はやめられない。
でも三人に迷惑をかけているのは明らかなのだ。三人とも頭がいいから、私みたいなレベルの人間がいること自体理解不能だろう。それでもこの前は根気よく教えてくれた。
お茶を飲んで学力を上げておけば、教えるほうも楽だと思う。
「……お茶あげるからさ、代わりにそのジュースちょうだい。興味あるんだ」
「え?」
答えを返す暇もなく、蒼吾君は腕を伸ばして私の持っていたサキュバスジュースを奪い取った。
きゅぽ、とキャップを捻る。
「どんな味? 炭酸だよね」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
A・殺さないけど奪い取る!→8ーAへ
B・とりあえず話をしてみよう。→8ーBへ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※一度分岐したら、エンドに到達するまでルートが続きます。エンドになったら、違う分岐ルートが始まります。
というか、うちの学園の女子、男子に興味なさ過ぎじゃない?
私を除いて美男美女揃いだというのに、浮いた話を少しも聞かない。いや、男子が攻略対象の女の子を見て溜息をついてるのはたまに見る。
私がゲームのままの男性主人公だったなら、沙姫ちゃんと仲良くしていることを責められていたに違いない。
そんなイベントもあったはずだ。本人は知らないけど、沙姫ちゃんには親衛隊がいるからね。特攻隊長はメガネで色の違う制服を着てた辺りがエロゲ世界。
『ラストサマーメモリー』の大筋のストーリーはルートが進むと好感度強制発生で基本一本道だったけど、日時場所パラで細かいサブイベントが起こったのだ。だから毎回新鮮に遊べたっけ。
女の私が吊るし上げられないのはエロゲ世界だからかな。男性主人公を差し置いてライバルが女子にモテてたら面白くないよね。
私がルートを開いていないから、ライバルが危機感を抱いて攻略対象に近寄ることもない。蒼吾君も友情ルートに入ったのか、授業中に血走った目で沙姫ちゃんを見つめていることもない。気にして様子を窺う私に苦笑を返してくるくらい落ち着いている。
苦笑を返されるのは、授業についていけてないくせによそ見してていいの? という気持ちを込めてだと思う。
この分なら吊るし上げられなさそうで良かった、と勉強会からまだ一週間も経たないうちに安心したのは早かった──
「葵先輩に近寄らないでください!」
ある日の放課後、いつものように裏庭の自販機でランダムボタンを押していたら、見覚えのある女生徒に言われたのだ。
いや、ついつい毎日ジュース買いに来ちゃうのよ。
ほとんどサキュバスジュースなんだけど、一度だけお茶が出たの! ゲームみたいにはいかないかなーなんて思ってたけど、飲んだら明らかに頭の回転が速くなったの!
また出ないかなー。
後一回いいのが出たら買うの止めようと思ってる。
だってこのままじゃ冷蔵庫がサキュバスジュースでいっぱいになっちゃうから。……流しに捨てるのもなんか起こりそうで怖いんだよねー。最初から買うなって話だけど。
「聞いてるんですか?」
「ああ、うん。聞いてる聞いてる」
ショートヘアと日に焼けた肌、野生動物のようにしなやかな体。
運動部の練習着に身を包んだ彼女は一年後輩(でも十八歳以上だよ!)、蒼吾君を好きで追いかけてる女の子だ。彼女が蒼吾君を監禁男の未来から救ってくれるのならお任せするけれど、それは無理だ。
ゲームでもNTR役の男性主人公が協力しないと彼女と蒼吾君の仲は発展しなかったし、現在女の私は彼女に協力出来ない。
この子は……蒼吾君は大人の女性が好き→H=大人という思い込みで、男性主人公に肉体関係を迫ってくるのだ。まあ主人公の発言のせいなんだけどさ。
好きな相手をものにしたくてほかの人間と関係を持つのはいかがなものか、と思って関係を持たない蒼吾君にNTRルートを探ったが、そんなものはなかったよ。
蒼吾君に彼女をNTRるのは絶対に、主人公が彼女と関係を持った後でした。いくらエロゲでもどうかと思うよ、そういうの! もちろん監禁もダメだよ!
……まあ男性主人公×体育会系後輩女子の正規ルートなら違う始まりもあるんだけど、沙姫ちゃんを監禁男から救うという使命があるので今の私には彼女に関わっている暇がない。
卒業に向けてお茶も買わなきゃいけないし(キリッ)!
「あなたのようにどこの馬の骨ともわからない人が葵財閥の御曹司にすり寄るなんて、目的はわかってます! お金でしょう?」
現金はもらったことないけれど、この前のドライブでは食事とパフェを奢ってもらったよ。
勉強会のときは手作りの夕食をご馳走になったし、ひとり暮らしだと知られてるからか毎日お弁当を作ってきてくれている。紅太郎君や沙姫ちゃんもくれる。
三人のお弁当で三食済ませて、お弁当箱だけ洗って返してる。……どうやって恩返ししたらいいんだろう。蒼吾君の監禁男化は止めようと決意してるものの、頑張りました! とそれを告げることは出来ないよね。
それにしても『どこの馬の骨』って今どき言わないよね。
うーん。このイベントはグラウンドで起こるはずなんだけどなあ。性別が変わったことで、いろいろおかしくなってるのかも。それともゲームと違って現実では、どのイベント場所もシームレスにつながってるからかな。
きゃんきゃん吠え続ける後輩女子を黙らせるセリフは覚えてる。覚えてはいるけれど、それを言っちゃうと肉体関係を迫られるようになっちゃう。
性別が違うから大丈夫と安心してはいられない。貞操の危機だ。
それに沙姫ちゃん以外の攻略対象の顔はあんまり見たくないんだよねー。
スペースキーに重し置いて飛ばしてたとはいえ、何度も見たHシーン思い出しちゃうから。目の前の後輩女子は特に、初めては葵先輩がいいからと男性主人公にお尻を──
「聞いてるんですかっ?」
「……うん、聞いてたよ」
嫌なことを思い出していた私の代わりに、彼女を止めたのは蒼吾君だった。
「あ、あ、葵先輩っ?」
「どうして僕の交友関係を君に意見されなきゃいけないのかな? 僕達は友達でもなんでもないよね?」
「ご、ごめんなさい。でもアタシ葵先輩が心配で……先輩はこの転校生に騙されているんです!」
「僕が世莉ちゃんに? 世莉ちゃんはね、僕の命の恩人で大切な友達なんだ。僕を騙す必要なんかない。彼女が欲しいというのなら、葵家のすべてを譲渡してもかまわない」
「命の恩人?」
首を傾げたのは後輩女子ではなく私だった。
命の恩人ってなんのことだろう。後、ご両親と弟君がいるんだから葵財閥のすべては無理でしょ。
蒼吾君に睨まれた彼女は、顔面蒼白で小刻みに震えている。
「部活の途中じゃないのかい? 早くグラウンドに帰りなよ。……これからもこの学園にいたいのならね」
「ご、ごめんなさいっ!」
後輩女子は野生動物のように美しいフォームで去っていった。
「蒼吾君、今のって……」
「うん。世莉ちゃんに許す気がないなら、いつでもあの子を退学にするよ? 葵家はこの学園に毎年多額の寄付をしてるし、創立者の末裔の紅太郎も世莉ちゃんに迷惑かけた人間は許さないと思うし」
「ゆ、許すもなにも、ちょっと絡まれただけだから……」
「絡まれるのって嫌じゃない?」
「嫌だけど……いなくなったから、もういいよ。それより命の恩人って?」
「暴れ犬から助けてくれただろ?」
「アレキサンダーは暴れ犬じゃなかったよ」
「名前覚えたんだ。今週末に紅太郎の家へ行くの、楽しみにしてるみたいだね」
「うん。蒼吾君は大丈夫? 犬怖くない?」
「怖いから、また守ってよ。世莉ちゃんが変なのに絡まれたときは、僕が守るから」
そう言って、蒼吾君は笑う。
後輩女子の話はこれで終わり、ってことみたい。
「はは、ありがと」
「ところで世莉ちゃん。いつも買ってるそのジュース、美味しいの?」
「っ!」
覗き込まれて、私は腕の中のサキュバスジュースのペットボトルを握り締めた。
初日に拾ったのを返してくれたときも初めて見るって興味持ってたんだよね。
どうしよう。さっき後輩女子を睨みつけていた蒼吾君には監禁男の片鱗を感じた。いっそここがエロゲ世界だと告げて、そうならないよう気をつけてって話してみようか。
「僕もランダムボタン押してみてるんだけど、一向に出てこないんだよね。いつもお茶ばっかりでさ」
「えー! いいなー!」
サキュバスジュースについて聞かれていたことも忘れて、私は叫んでしまった。
だって羨ましいよ、学力が上がるお茶! さすが友情ルートで学力を上げてくれる男、葵蒼吾君!……紅太郎君がランダムボタンを押したら、運動の上がるジンジャーエールが出てくるのかな?
私のテンションに、蒼吾君が顔を引き攣らせた。
「そ、そう? 飲み切れなくて冷蔵庫に入れてあるから、今度うちに来たときあげるよ」
「いいの? わーありがとう」
蒼吾君が監禁男にならないよう見張らなくちゃだから、勉強会はやめられない。
でも三人に迷惑をかけているのは明らかなのだ。三人とも頭がいいから、私みたいなレベルの人間がいること自体理解不能だろう。それでもこの前は根気よく教えてくれた。
お茶を飲んで学力を上げておけば、教えるほうも楽だと思う。
「……お茶あげるからさ、代わりにそのジュースちょうだい。興味あるんだ」
「え?」
答えを返す暇もなく、蒼吾君は腕を伸ばして私の持っていたサキュバスジュースを奪い取った。
きゅぽ、とキャップを捻る。
「どんな味? 炭酸だよね」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
A・殺さないけど奪い取る!→8ーAへ
B・とりあえず話をしてみよう。→8ーBへ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※一度分岐したら、エンドに到達するまでルートが続きます。エンドになったら、違う分岐ルートが始まります。
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