エロゲの男性主人公の立ち位置に転生しましたが、前世も今世も女です。

キマメ

文字の大きさ
72 / 79

エピローグ・海王さんの告白

しおりを挟む
「んんっ、ふあっ、ふみゃあああぁぁんっ!」

 体の奥底に海王さんの熱いものを放たれて、私は仰け反った。
 ここは彼の部屋だ。船長ではないけれどオーナーなので、一般の客室よりも遥かに豪華な部屋だ。
 まあ私に用意された客室も、我が家の自室に比べるとすっごく豪華なんだけどね。さすが豪華客船。

 私はマーメイドラインのドレスを脱がされて、真っ裸でキングサイズのベッドの上で四つん這いになっている。
 脱がすために贈ったと言っていた通り、私のドレスを脱がす海王さんの手に迷いはなかった。
 もちろんアクセサリーも外されている。

 真っ裸になった私は、後ろから海王さんに突かれていたのだ。
 ときに激しく、ときに緩やかに、緩急をつけて擦られた私のアソコから海王さんの長い、凄く長いものが抜かれて、彼の泡立つ精液がこぼれ出た。
 私の体を掴んで裏返した海王さんが、顔中にキスを落としてくる。

「ああ、もう世莉さんですね。俺の愛する世莉さん。貴女に憑りついていた幽霊は、俺の精液に込めた霊力でいなくなりました。幽霊を祓うためとはいえ、こんなことをして申し訳ありませんでした」
「ううん、私からお願いしたこ……」

 言い終わる間もなく、唇を重ねて口腔を貪られる。
 下と同じように長い舌で私の歯の裏や歯茎を蹂躙した後で、海王さんは互いの唇から漏れた唾液を舐めとりながら顔を離した。

「本当はセックスなどしなくても幽霊を祓えたのですが、世莉さんのほうから言い出されたことなので許してくださいますね?」
「え、なにそれ……んんんーっ!」

 両足を開かれて、海王さんの長いものがまた体に入ってくる。
 最初のときは幽霊に憑りつかれて発情していたし、今は散々可愛がられて一度イッた後なので体が快楽を覚えている。
 自分の愛液と海王さんの精液に濡れたそこは、あっさりと彼の長いものを受け入れた。ゆっくりと腰を動かし始めた彼に合わせて、勝手に私の体が動く。

「ごめんなさいね、世莉さん。貴女はオジサンでないと言ってくださいましたが、七つも年上のこの身では入れたまま回復することは出来ませんでした。でも貴女とキスしているうちに目出度く元気になりましたので、これから二回戦を始めましょう」
「んんっ、あっ、あんっ! あぁんっ」
「ああ、可愛いですよ、世莉さん。せっかく月の綺麗な夜だから甲板で愛し合いたいところですが、今夜は告白するだけのつもりだったので着たまましにくいドレスを贈ってしまいました。それに、いくら認識を阻害する陰陽の術をかけていても、パーティを開催している横で愛し合うのは……来年のお楽しみに取っておきましょう」

 いや、ゲームではパーティを開催している横で男性主人公を海に放り込んでましたが。
 というか男性主人公、甲板でHしてたな。
 そんなことを考えている私に気づいたのか、海王さんが優しく微笑む。

「ご安心ください。毎年開催しているパーティですから、妹達も重役達も接待役は慣れています。妹達は貴女が俺の妻となって、自分達の義姉になってくれるのを歓迎していますので、全力で頑張ってくれていますよ」

 パーティの状況を心配したわけじゃないです。
 なんてことを言う余裕はなかった。

「あんっ、あぁんっ!」

 海王さんの腰の動きが激しさを増したのだ。
 長いものが奥を突き、反りが敏感な部分を擦る。
 押し寄せる快感に、私は彼にしがみついた。

「そんなにしがみついてきたら腰を動かせませんよ」

 楽し気に言いながら、海王さんは私を抱き続けた。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 その後、私は海王さんの妻となった。義妹となった黒沢姉妹は懐いてくれて可愛い。
 エロゲ転生のことを打ち明けると海王さんは、前世と今世のふたつの世界を跨いだ私には運命を是正する力があるのではないかと言ってくれた。やめろー、中二心をくすぐるのはやめろー!
 良いように乗せられて、私は彼の妻だけではなく弟子にもなり──

「んっ、あっ、イッちゃうぅ! イッちゃいます、海王さんんんーっ!」
「ふふふ、そんなに締め付けないでください。俺もイッてしまいます」

 毎日のように幽霊やら妖やらに憑りつかれて、霊力が込められた夫の精液で浄化されてます。
 ちなみに今日は町のシンボルタワーの観覧室で、陰陽の術をかけて周囲の人達に認識されてない状態でシています。
 いろいろ理由はあるとはいえ、海王さんはお外でするのが好き過ぎると思うの。

<<10/10>><海王さんの告白エンド>
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日7時•19時に更新予定です。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です

星乃和花
恋愛
【全16話+後日談5話:日月水金20:00更新】 王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。 ……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。 追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。 無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」 騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!

黄泉がえり陽炎姫は最恐魔王に溺愛される

彪雅にこ
恋愛
「ああ、私、とうとう死んでしまうのね…」 侯爵令嬢フェリシアは、命の危機に瀕していた──。 王太子の婚約者だったフェリシアは、何者かの手にかかり、生死の境を彷徨い黄泉へと渡りかける。奇跡の生還を果たしたものの、毒の後遺症で子を成せなくなったと診断され、婚約は破棄に。陽炎姫と呼ばれる日陰の存在となっていた。 まるで邸を追い出されるかのように隣国の好色伯爵の元へ嫁がされる途中で馬車が暴漢に襲われ、再び命の危険に晒されたフェリシアを救ったのは、悪魔のような山羊の頭蓋骨の面を被った魔王だった。 人々から最恐と怖れられる魔王は、なぜフェリシアを助けたのか…? そして、フェリシアを黄泉へと送ろうとした人物とは? 至宝と称えられながらも表舞台から陽炎のように消えた侯爵令嬢と、その強大すぎる魔力と特異な容姿により魔王と恐れられる公爵の、恋と成長の物語。 表紙は友人の丸インコさんが描いてくださいました!感謝♡

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話

よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。 「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。

処理中です...