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第2章 ダンジョンマート金沢店 オープン編1日目
【012】ダンジョンマート金沢店オープンその3
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僕は休憩が終わった、ミリィとも話せたし、少しリフレッシュできた。
1階の受付ホールに入ると、まだまだ、来客は途切れることなく続いており、みんなが疲れもみせずに頑張っている。僕が戻ることで、大輔さんをインターバルで回して、休憩が入ることが出来るな。
ちょっと急いで妲己姉さんのとこに行ってこよう。
誰に見られることもなく、店の裏口からこっそりとでて、足早に歩いていく。勿論、ダンジョンマートの制服の上着は外してある。
駆け足で、行列の続いている後方へと行く。オープンから3時間経過したにもかかわらず凄い行列だ。
それでも朝の時よりは短くなっていた。そして最後尾にはバニーガール(いや、狐だからフォックスガールか?)姿の妲己姉さんがいた。
並んでいる人以外にも多くの見物客が妲己姉さんの周囲を取り囲んでいた。主に男性が8割ほどだったのだが。誘惑の術を使ってないにもかかわらず、凄い人の集まり用である。
しかも、男性客のほとんどが目をトロンとして、ぼ~~っと妲己姉さんの踊りを見つめているのである。最後尾を案内するプラカードはというと、若い男の子が持っていた。
そのプラカードには、「満員御礼のため、本日は整理券をお持ちでないお客様はご入店できませんわ。明日改めてご来訪お待ちしておりますね。」と達筆な文字で書かれている。しかも、赤いキスマークのおまけつきである。
整理券が全て配り終わったのか。いや、あんた仕事放置して何やってんの?と思ってしまった。で、妲己姉さんを見て、こっち来てくださいと手振りして招く。
妲己さんは、こちらに気付き、華麗なダンスを一旦終了させ、一礼し、投げキッスまで観客に向けてしていた。
男性からの湧き上がる歓声が、地下のイベントホールに響き渡る。耳を塞ぎたくなるほどだ。ほどなくし、こちらの方にくる。
男性のお前なんなのよ。。。僕の私の、俺の妲己ちゃんの・・・・・という恨みめがしい怨念の籠ったような視線と一緒に。。。。もう、勘弁して下さいよ。いらん恨みは買いたくないですよ。僕は。
「妲己姉さん調子の方はどうですか?踊りすごくお上手ですね。観客まで一杯いて。」
ははははっと苦笑いしながら、声をかける。
「もうばっちりよ。大ちゃんが交代して休憩してもらったらね。大ちゃんに男の人がみんなして詰め寄ってたわね。ダンジョンの入場する整理券をもらえなかった人達みたいだったわよ。
せっかく皆さん忙しいのに来てくれたのに、入れなかったらそれは、憤りもするわよね。そこでわらわが一肌脱いで、踊りを披露してさしあげてたわ。」
「そんな経緯があったんですね。妲己さんありがとうございます。僕はてっきり遊んでいるのかと思ってました。あと若い男の子を引き寄せて、いい子がいないかチョイスしてるものだとばっかり。」
「ふふふっ。ウィーンちゃん。わらわのことをそんな遊び人風情みたいに思っていたのね。わらわはウィーンちゃんにそんな風に思われて悲しいわ。」
他の人には聞こえないように。小さな声で。
しくっしくっ。
これでもかという女優顔負けの演技の上手さで泣いてしまう。しかも、しゃがみこんで。それを見た観客からは、恨みが怒りへと転じ、視線がより鋭く圧を伴ってきた。早くしないと暴動が起こりそうな、おどおどしい気配がしてきた。
これはまずい、オープン初日に会社の経営者と一般人のお客様との暴動なんてぜったいに起こせられない。なんとしてでも、早急に泣きまねをやめてもらわないと。。。。背に腹は代えられない。。。。そう、これは仕方のない決断なんだ。
「すみません。僕が勘違いしてましたので、許して下さい。なんでもしますから、僕に出来ることなら。」
「ほんとに、ウィーンちゃん。わらわのためになんでもしてくれる?」
と僕だけに聞こえる微かな声で伝えてくる。
目頭から、涙の跡がみえた状態でこちらを、保護欲を引き立てる表情でこちらを見上げてくる。くっ、これは危険だ。誘惑の術は使ってないみたいだけど、それ以上に観客の誘導がうますぎる。
さすが妲己姉さん。中国の伝承で、各王朝の王族たちを手玉にしただけはある。僕なんか恋愛経験もない若造なんてひとたまりもないですよ。
「えっ、ええっ、でも本当に僕の出来る範囲ですからね。あとそれは一回だけ、一回だけですよ。無限にお願いを聞いてくれるって、お願いもなしですよ。一回こっきりです。」
「そうか。そんな、わらわがそんなとんでもないこと言うなんて、、、信用されてないのね。」
「しくしくしくっ」
ぐぅぅぅううううっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ。や、役者が違い過ぎる。僕では対処できないですよ。エリックさん。ヨシさん助けて。
Help me~~~~~
もう泣きそうだった。妲己姉さんじゃないけど、僕の目からもじわっ涙が溢れてきそうだった。それを感じとった妲己姉さんは、
「わかったわよ。ウィーンちゃんが可哀想になってきたわ。」
負けたわといった感じで立ち上がった。僕にしか聞き取れない声で。
「あっ、取れたとれた、コンタクトに埃がついて、痛くて、涙でちゃったわ。みんな心配してくれてありがとう」
周囲の観客に向けて、大きな声で妲己姉さんは、今のやりとりを誤魔化して伝えた。暴動寸前の色に表すと燃えるような炎の赤色だった群衆の気が、沈静化され、透き通る爽やかな空色へ変わっていくようだった。
「妲己ちゃん。よかった。俺はてっきり、そいつから、いじめられてるのかと・・・」
「そうだそうだ。そいつは誰なんだ」
と様々なヤジが飛んでくる。収まったと思ったのに。。。次から次へと。。。。うぐぐぐ。。。僕が説明しても、聞いてもらえそうもないし。。。と思って、妲己姉さんに説明してくれるように視線を送って、拝んだ。
「みんなこっちの人はね。私と同じダンジョンマートのスタッフよん。のどが渇いてないか気を遣って見に来てくれたの。みんなが考えているような関係ではないから安心してん。」
そうい言われると、ほっとするかのように、また周囲の観客の熱量が下がった。
「妲己さん。喉乾いてるんですね。僕そこのコンビニで飲み物買ってきます。」
「俺も」「僕も」「私はお菓子を」
ぞろぞろと周囲の観客が動き出していった。おそるべし群衆心理の誘導。こんなこと今の僕には逆立ちしてもできっこないや。
「あっ、ありがとう妲己姉さん。でも揶揄(からか)わないでくださいね。僕本当に泣きそうでしたよ。」
「あらん、ウィーンちゃん。なんのことかしらん。わらわは、何もしてないわん。少し喉が渇いただけよん。わらわのお願いごとは、オープンの盛況を乗り切ったら伝えるわん。楽しみにしててね。」
「あっ、はいっ」
楽しみというよりも、何をお願いされるか戦々恐々なんだけどな。
「こっちはそれだけよん。他に特に問題はないわん。見に来てくれてありがとねん。嬉しかったわん。これ以降も来てくれたお客様に踊りやパフォーマンスを披露するからん。整理券に炙(あぶ)れた人達のことは心配しなくてもいいわよん」
「妲己姉さん。ありがとうございます。では後、お願いします」
そう伝えて、群衆が戻ってこないうちに、足早にそこを去っていった。どうして、ただ様子を見に来ただけなのに、こんなイレギュラーな事態が起こるのだろう?
1階の受付ホールに入ると、まだまだ、来客は途切れることなく続いており、みんなが疲れもみせずに頑張っている。僕が戻ることで、大輔さんをインターバルで回して、休憩が入ることが出来るな。
ちょっと急いで妲己姉さんのとこに行ってこよう。
誰に見られることもなく、店の裏口からこっそりとでて、足早に歩いていく。勿論、ダンジョンマートの制服の上着は外してある。
駆け足で、行列の続いている後方へと行く。オープンから3時間経過したにもかかわらず凄い行列だ。
それでも朝の時よりは短くなっていた。そして最後尾にはバニーガール(いや、狐だからフォックスガールか?)姿の妲己姉さんがいた。
並んでいる人以外にも多くの見物客が妲己姉さんの周囲を取り囲んでいた。主に男性が8割ほどだったのだが。誘惑の術を使ってないにもかかわらず、凄い人の集まり用である。
しかも、男性客のほとんどが目をトロンとして、ぼ~~っと妲己姉さんの踊りを見つめているのである。最後尾を案内するプラカードはというと、若い男の子が持っていた。
そのプラカードには、「満員御礼のため、本日は整理券をお持ちでないお客様はご入店できませんわ。明日改めてご来訪お待ちしておりますね。」と達筆な文字で書かれている。しかも、赤いキスマークのおまけつきである。
整理券が全て配り終わったのか。いや、あんた仕事放置して何やってんの?と思ってしまった。で、妲己姉さんを見て、こっち来てくださいと手振りして招く。
妲己さんは、こちらに気付き、華麗なダンスを一旦終了させ、一礼し、投げキッスまで観客に向けてしていた。
男性からの湧き上がる歓声が、地下のイベントホールに響き渡る。耳を塞ぎたくなるほどだ。ほどなくし、こちらの方にくる。
男性のお前なんなのよ。。。僕の私の、俺の妲己ちゃんの・・・・・という恨みめがしい怨念の籠ったような視線と一緒に。。。。もう、勘弁して下さいよ。いらん恨みは買いたくないですよ。僕は。
「妲己姉さん調子の方はどうですか?踊りすごくお上手ですね。観客まで一杯いて。」
ははははっと苦笑いしながら、声をかける。
「もうばっちりよ。大ちゃんが交代して休憩してもらったらね。大ちゃんに男の人がみんなして詰め寄ってたわね。ダンジョンの入場する整理券をもらえなかった人達みたいだったわよ。
せっかく皆さん忙しいのに来てくれたのに、入れなかったらそれは、憤りもするわよね。そこでわらわが一肌脱いで、踊りを披露してさしあげてたわ。」
「そんな経緯があったんですね。妲己さんありがとうございます。僕はてっきり遊んでいるのかと思ってました。あと若い男の子を引き寄せて、いい子がいないかチョイスしてるものだとばっかり。」
「ふふふっ。ウィーンちゃん。わらわのことをそんな遊び人風情みたいに思っていたのね。わらわはウィーンちゃんにそんな風に思われて悲しいわ。」
他の人には聞こえないように。小さな声で。
しくっしくっ。
これでもかという女優顔負けの演技の上手さで泣いてしまう。しかも、しゃがみこんで。それを見た観客からは、恨みが怒りへと転じ、視線がより鋭く圧を伴ってきた。早くしないと暴動が起こりそうな、おどおどしい気配がしてきた。
これはまずい、オープン初日に会社の経営者と一般人のお客様との暴動なんてぜったいに起こせられない。なんとしてでも、早急に泣きまねをやめてもらわないと。。。。背に腹は代えられない。。。。そう、これは仕方のない決断なんだ。
「すみません。僕が勘違いしてましたので、許して下さい。なんでもしますから、僕に出来ることなら。」
「ほんとに、ウィーンちゃん。わらわのためになんでもしてくれる?」
と僕だけに聞こえる微かな声で伝えてくる。
目頭から、涙の跡がみえた状態でこちらを、保護欲を引き立てる表情でこちらを見上げてくる。くっ、これは危険だ。誘惑の術は使ってないみたいだけど、それ以上に観客の誘導がうますぎる。
さすが妲己姉さん。中国の伝承で、各王朝の王族たちを手玉にしただけはある。僕なんか恋愛経験もない若造なんてひとたまりもないですよ。
「えっ、ええっ、でも本当に僕の出来る範囲ですからね。あとそれは一回だけ、一回だけですよ。無限にお願いを聞いてくれるって、お願いもなしですよ。一回こっきりです。」
「そうか。そんな、わらわがそんなとんでもないこと言うなんて、、、信用されてないのね。」
「しくしくしくっ」
ぐぅぅぅううううっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ。や、役者が違い過ぎる。僕では対処できないですよ。エリックさん。ヨシさん助けて。
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もう泣きそうだった。妲己姉さんじゃないけど、僕の目からもじわっ涙が溢れてきそうだった。それを感じとった妲己姉さんは、
「わかったわよ。ウィーンちゃんが可哀想になってきたわ。」
負けたわといった感じで立ち上がった。僕にしか聞き取れない声で。
「あっ、取れたとれた、コンタクトに埃がついて、痛くて、涙でちゃったわ。みんな心配してくれてありがとう」
周囲の観客に向けて、大きな声で妲己姉さんは、今のやりとりを誤魔化して伝えた。暴動寸前の色に表すと燃えるような炎の赤色だった群衆の気が、沈静化され、透き通る爽やかな空色へ変わっていくようだった。
「妲己ちゃん。よかった。俺はてっきり、そいつから、いじめられてるのかと・・・」
「そうだそうだ。そいつは誰なんだ」
と様々なヤジが飛んでくる。収まったと思ったのに。。。次から次へと。。。。うぐぐぐ。。。僕が説明しても、聞いてもらえそうもないし。。。と思って、妲己姉さんに説明してくれるように視線を送って、拝んだ。
「みんなこっちの人はね。私と同じダンジョンマートのスタッフよん。のどが渇いてないか気を遣って見に来てくれたの。みんなが考えているような関係ではないから安心してん。」
そうい言われると、ほっとするかのように、また周囲の観客の熱量が下がった。
「妲己さん。喉乾いてるんですね。僕そこのコンビニで飲み物買ってきます。」
「俺も」「僕も」「私はお菓子を」
ぞろぞろと周囲の観客が動き出していった。おそるべし群衆心理の誘導。こんなこと今の僕には逆立ちしてもできっこないや。
「あっ、ありがとう妲己姉さん。でも揶揄(からか)わないでくださいね。僕本当に泣きそうでしたよ。」
「あらん、ウィーンちゃん。なんのことかしらん。わらわは、何もしてないわん。少し喉が渇いただけよん。わらわのお願いごとは、オープンの盛況を乗り切ったら伝えるわん。楽しみにしててね。」
「あっ、はいっ」
楽しみというよりも、何をお願いされるか戦々恐々なんだけどな。
「こっちはそれだけよん。他に特に問題はないわん。見に来てくれてありがとねん。嬉しかったわん。これ以降も来てくれたお客様に踊りやパフォーマンスを披露するからん。整理券に炙(あぶ)れた人達のことは心配しなくてもいいわよん」
「妲己姉さん。ありがとうございます。では後、お願いします」
そう伝えて、群衆が戻ってこないうちに、足早にそこを去っていった。どうして、ただ様子を見に来ただけなのに、こんなイレギュラーな事態が起こるのだろう?
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