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第11章 ダンジョンフロア2階 オープン準備編
【099】雪山でのテストプレイ with スキー&スノボー9
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トナカイ達が、急ブレーキをかけて止まる。
雪煙がもうもうもうとたちこめる。視界がゼロ。ホワイトアウトの状態になってしまった。
「天魔さんをどんな調子ですか?」
「いや~、トナカイ捕まえるのも難義して、その後でまたトナカイでソリを引っ張ってもらうのも難義してる所ですよ。」
「捕らえるのも、物の怪でも苦労されるものですか?」
「ええ、私も力の差からかなり楽に出来るとは思ってたんですが、いやはや。」
「見たところ、ソウルショップの使い捨ての『使い魔の首輪』を使っているようですけど。」
「ええ、せっかくなので、人間の冒険者がここにきて使いそうなアイテムをチョイスしてみました。安価で購入出来ますし、実際使ってみないとソリでの移動なんかも分かりませんからね。」
「どの辺が苦労したのでしょうか?」
「まずこの『使い魔の首輪』なんですが、等級がありますよね。それの一番安価なものを購入したので、首輪をトナカイにつけるのが難しかったです。」
「天魔さんのお力なら、割と簡単にトナカイを拘束して、首輪をさらっと巻けそうな感じがするのですが」
「そう思うでしょ?等級の高い首輪は、モンスターに接触させるだけで、一定確率で捕獲することが出来るようなんです。でも、等級か低いので、首輪を自分の手でつけないといけないんですよ。で、トナカイを首を腕で締めて、動けないようにロックさせるんですが。。。」
「ですが、どうなるんですか?」
「どうも締める力が強すぎるみたいで、継続のダメージをトナカイに与えていたようで、首輪を後もう少しで、つけられるというところまで来て………」
「きてどうなったんですか?まさか……」
「そのまさかですよ…ウィーンさん。継続ダメージの上に、時間がかかりすぎた結果、トナカイの体力がゼロになって、魂石を残し、消えてしまいました。」
「それは、残念でしたね。」
「ええ、でも、それだけじゃないんです。その後も、5~6回微調整をしながらやってみたんですが。。。」
天魔さんが悲しげに首を振る。
「全部消えてしまったんですか?」
「ええっ、傍目から見てもモンスターの体力が減ってるて分からないじゃないですか。それで、何度も何度も美味しい所まで行って消滅するので。。。」
「ああ。。。。でっでも、最終的には、トナカイを2匹も捕らえることが出来て凄いじゃないですか。」
「いえ、最終的には、拘束してからの首輪の取り付けはやめまして。ある程度体力を削ってから、ソウルショップに売っている睡眠薬のポーションを購入して、眠らせてから首輪を着けてようやく捕獲ですよ。」
「そっそれは大変でしたね。」
「ええっ、その後もトナカイにソリを繋げて、ようやく目的が達成できると思ったんですが。」
まだまだ天魔さんの苦労は続くみたいです。
「どうも等級の低い首輪では、モンスターとのコミュニケーション、意思疎通の精度も低いみたいで、あっちに行きたい、行け、止まれ、が上手く言うことを、聞いてくれないようなんですよ。5回に一回くらいは命令と違う動作をするため、さっきまで、山頂に登ろうとしてましたが、延々と裾野の平野はをぐるぐると走り回ってました。」
「それで一向に山を登る天魔さんの姿が見えなかったんですね。ということは、あまり等級の低い首輪は使えないということですね。」
「ええ、私だけしか、今試してませんから、一般的にかどうか分かりませんが、そのような感じです。」
「ここら辺のアイテムってあまり使うことがないから詳細がわからないですね。以前召喚石を使ったのを見たことはありますが、召喚士の言うことをきちんと理解していたから、そんなことがあるとは思ってませんでした。それに………」
「召喚石だと冒険者で使っている人は、日本ではまだ少ないですからね。安物買いの銭失いではありませんが、それたりの価格帯のものを買った方が時間とお金の節約が出来ますね。結局催眠薬のポーション分を攻略すると、もう一段か2段等級の高いものが買えましたし、言うことを聞いてくれたと思いますから。あと、それにの後は何が続くのですか?」
「それに雪那さんは、アイテム無しに、スネグーラチカを複数従えて、もう氷の階段建設が終わってますから。」
と氷の階段建設のある方を指さした。
「えっ、ウィーンさん嘘でしょう」
僕は、信じたくない天魔さんに首を横に振って答える。
「見れば分かる通り嘘ではないんです。多分スネグーラチカのモンスターと同族である雪女の相性が良かったからだと思うのですが、最低限の指示だけ出して、さっきまでここで私とお話ししてましたし、その間もスネグーラチカ達はサボることなく、ミスなく、丁寧にそして、スピーディーに氷の階段を作り続けていたんですよ。」
「そんなことってあるんですか?もしかして、それ自体かバグでは?」
僕はまた、首を横に振る。
「そんな、では、僕も相性の良いモンスターだったらこんなに苦労しなくても。p」
僕は頷いた。
「では、次回からそのようにしますね。いやはや、今回はいい勉強だったと思うことにしますよ。」
「ええ、天魔さん、データはお陰で大分取れましたので、これから、テストプレイのことは気にせずスキー楽しんで下さいな。」
「本当ですか、ウィーンさん、ありがとうございます。では、」
天魔さんは、僕にトナカイとソリを渡し、半物の怪化して、羽を出して山頂までひとっ飛びしていった。
雪煙がもうもうもうとたちこめる。視界がゼロ。ホワイトアウトの状態になってしまった。
「天魔さんをどんな調子ですか?」
「いや~、トナカイ捕まえるのも難義して、その後でまたトナカイでソリを引っ張ってもらうのも難義してる所ですよ。」
「捕らえるのも、物の怪でも苦労されるものですか?」
「ええ、私も力の差からかなり楽に出来るとは思ってたんですが、いやはや。」
「見たところ、ソウルショップの使い捨ての『使い魔の首輪』を使っているようですけど。」
「ええ、せっかくなので、人間の冒険者がここにきて使いそうなアイテムをチョイスしてみました。安価で購入出来ますし、実際使ってみないとソリでの移動なんかも分かりませんからね。」
「どの辺が苦労したのでしょうか?」
「まずこの『使い魔の首輪』なんですが、等級がありますよね。それの一番安価なものを購入したので、首輪をトナカイにつけるのが難しかったです。」
「天魔さんのお力なら、割と簡単にトナカイを拘束して、首輪をさらっと巻けそうな感じがするのですが」
「そう思うでしょ?等級の高い首輪は、モンスターに接触させるだけで、一定確率で捕獲することが出来るようなんです。でも、等級か低いので、首輪を自分の手でつけないといけないんですよ。で、トナカイを首を腕で締めて、動けないようにロックさせるんですが。。。」
「ですが、どうなるんですか?」
「どうも締める力が強すぎるみたいで、継続のダメージをトナカイに与えていたようで、首輪を後もう少しで、つけられるというところまで来て………」
「きてどうなったんですか?まさか……」
「そのまさかですよ…ウィーンさん。継続ダメージの上に、時間がかかりすぎた結果、トナカイの体力がゼロになって、魂石を残し、消えてしまいました。」
「それは、残念でしたね。」
「ええ、でも、それだけじゃないんです。その後も、5~6回微調整をしながらやってみたんですが。。。」
天魔さんが悲しげに首を振る。
「全部消えてしまったんですか?」
「ええっ、傍目から見てもモンスターの体力が減ってるて分からないじゃないですか。それで、何度も何度も美味しい所まで行って消滅するので。。。」
「ああ。。。。でっでも、最終的には、トナカイを2匹も捕らえることが出来て凄いじゃないですか。」
「いえ、最終的には、拘束してからの首輪の取り付けはやめまして。ある程度体力を削ってから、ソウルショップに売っている睡眠薬のポーションを購入して、眠らせてから首輪を着けてようやく捕獲ですよ。」
「そっそれは大変でしたね。」
「ええっ、その後もトナカイにソリを繋げて、ようやく目的が達成できると思ったんですが。」
まだまだ天魔さんの苦労は続くみたいです。
「どうも等級の低い首輪では、モンスターとのコミュニケーション、意思疎通の精度も低いみたいで、あっちに行きたい、行け、止まれ、が上手く言うことを、聞いてくれないようなんですよ。5回に一回くらいは命令と違う動作をするため、さっきまで、山頂に登ろうとしてましたが、延々と裾野の平野はをぐるぐると走り回ってました。」
「それで一向に山を登る天魔さんの姿が見えなかったんですね。ということは、あまり等級の低い首輪は使えないということですね。」
「ええ、私だけしか、今試してませんから、一般的にかどうか分かりませんが、そのような感じです。」
「ここら辺のアイテムってあまり使うことがないから詳細がわからないですね。以前召喚石を使ったのを見たことはありますが、召喚士の言うことをきちんと理解していたから、そんなことがあるとは思ってませんでした。それに………」
「召喚石だと冒険者で使っている人は、日本ではまだ少ないですからね。安物買いの銭失いではありませんが、それたりの価格帯のものを買った方が時間とお金の節約が出来ますね。結局催眠薬のポーション分を攻略すると、もう一段か2段等級の高いものが買えましたし、言うことを聞いてくれたと思いますから。あと、それにの後は何が続くのですか?」
「それに雪那さんは、アイテム無しに、スネグーラチカを複数従えて、もう氷の階段建設が終わってますから。」
と氷の階段建設のある方を指さした。
「えっ、ウィーンさん嘘でしょう」
僕は、信じたくない天魔さんに首を横に振って答える。
「見れば分かる通り嘘ではないんです。多分スネグーラチカのモンスターと同族である雪女の相性が良かったからだと思うのですが、最低限の指示だけ出して、さっきまでここで私とお話ししてましたし、その間もスネグーラチカ達はサボることなく、ミスなく、丁寧にそして、スピーディーに氷の階段を作り続けていたんですよ。」
「そんなことってあるんですか?もしかして、それ自体かバグでは?」
僕はまた、首を横に振る。
「そんな、では、僕も相性の良いモンスターだったらこんなに苦労しなくても。p」
僕は頷いた。
「では、次回からそのようにしますね。いやはや、今回はいい勉強だったと思うことにしますよ。」
「ええ、天魔さん、データはお陰で大分取れましたので、これから、テストプレイのことは気にせずスキー楽しんで下さいな。」
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