18 / 47
僕と兎さん
しおりを挟む
「よかったにゃ、レオ。兎ちゃんが仲間になってくれたにゃ。みゃーだけだと、レオの護衛ができにゃいから助かったにゃ。」
「そうだね。挑発してなかったら、僕に突進してくるんだから。」
「そっそうにゃ。レオ、モンスターにブリーダーの攻撃は効かにゃいから覚えておくにゃ。」
「そうなんだ。それで僕のドロップキックが効かなかったわけだ。納得。でも、なんか変な感じだな。」
モンスターの攻撃は僕に効くけど、僕の攻撃はモンスターに効かない。ということで、手持ちのモンスターが全部戦闘不能になったら,
僕は、モンスター相手に逃げ回ることしか出来ない訳だ。
「さっ、レオ。早く兎さんを召喚するにゃ。」
「あぁ、モンスターブリード」
カードが消え、代わりに可愛い兎さんが手のひらの上にちょこんと現れた。
「宜しくね兎さん。」
「うきゅ、うきゅうきゅうきゅきゅ」
多分宜しくねと言ってるんだけど、何を言っているのか分からない。そーっと、視線をノワールの方に向けると。
「うにゃ、宜しくにゃ。ご主人様にゃ」
「ご主人様ではなくて僕の名前はレオだから、レオって呼んでね。兎さんの名前も考えないとね。」
「うきゅうきゅうきゅきゅ」
「レオ宜しくにゃ。可愛い名前をつけてねにゃ」
兎さんの可愛い名前ね。ノワールの時は黒から連想でいったけど、兎さんはオレンジ色だから………フランス語でオレンジ、橙とは???
「うーん、オレンジなんてどう?」
地面に下ろしてある兎さんが僕の差し出している手を、肉球でペシンと叩いた。どうもお気に召さないらしい。そりゃそうかまんま過ぎるもんな。
兎兎兎か………うむむ、あっ
兎といえば月の餅つき兎。餅といえば団子。とくれば、美少女アニメの
「セーラー○○」
最後まで言わずに、またペシんと叩かれる。背中からはノワールが三又の尻尾でバタンと叩く始末でえる。
「ごめん。これは不味かったね。」
うんうんとノワールと兎さんが頷いている。
ならもう一回、兎、月と来れば、竹取の翁の輝夜姫。かぐやと名付けるか?王配になりたい兎さんならそれもありかと思うけど。
でも、和風って感じはしないんだよね。ヨーロッパ方面て感じがするな。ギリシャで確か、月の女神がいたと思ったけど。なんだったっけ?アポロン?ヘカ、ゼウス、アルタ……ああそうだアルテミスだ。
狩猟と貞潔の月の女神アルテミスだ。
「兎さん。これなら気に入ってくれると思う。きみの名前は狩猟と貞潔の月の女神 アルテミスだ。」
「うきゅーーーっ」
嬉しいのか、僕の周りをピョンピョンと飛び跳ねて回っている。さぁ、モンスターも2匹になったし、攻略を頑張っちゃうぞ。
「そうだね。挑発してなかったら、僕に突進してくるんだから。」
「そっそうにゃ。レオ、モンスターにブリーダーの攻撃は効かにゃいから覚えておくにゃ。」
「そうなんだ。それで僕のドロップキックが効かなかったわけだ。納得。でも、なんか変な感じだな。」
モンスターの攻撃は僕に効くけど、僕の攻撃はモンスターに効かない。ということで、手持ちのモンスターが全部戦闘不能になったら,
僕は、モンスター相手に逃げ回ることしか出来ない訳だ。
「さっ、レオ。早く兎さんを召喚するにゃ。」
「あぁ、モンスターブリード」
カードが消え、代わりに可愛い兎さんが手のひらの上にちょこんと現れた。
「宜しくね兎さん。」
「うきゅ、うきゅうきゅうきゅきゅ」
多分宜しくねと言ってるんだけど、何を言っているのか分からない。そーっと、視線をノワールの方に向けると。
「うにゃ、宜しくにゃ。ご主人様にゃ」
「ご主人様ではなくて僕の名前はレオだから、レオって呼んでね。兎さんの名前も考えないとね。」
「うきゅうきゅうきゅきゅ」
「レオ宜しくにゃ。可愛い名前をつけてねにゃ」
兎さんの可愛い名前ね。ノワールの時は黒から連想でいったけど、兎さんはオレンジ色だから………フランス語でオレンジ、橙とは???
「うーん、オレンジなんてどう?」
地面に下ろしてある兎さんが僕の差し出している手を、肉球でペシンと叩いた。どうもお気に召さないらしい。そりゃそうかまんま過ぎるもんな。
兎兎兎か………うむむ、あっ
兎といえば月の餅つき兎。餅といえば団子。とくれば、美少女アニメの
「セーラー○○」
最後まで言わずに、またペシんと叩かれる。背中からはノワールが三又の尻尾でバタンと叩く始末でえる。
「ごめん。これは不味かったね。」
うんうんとノワールと兎さんが頷いている。
ならもう一回、兎、月と来れば、竹取の翁の輝夜姫。かぐやと名付けるか?王配になりたい兎さんならそれもありかと思うけど。
でも、和風って感じはしないんだよね。ヨーロッパ方面て感じがするな。ギリシャで確か、月の女神がいたと思ったけど。なんだったっけ?アポロン?ヘカ、ゼウス、アルタ……ああそうだアルテミスだ。
狩猟と貞潔の月の女神アルテミスだ。
「兎さん。これなら気に入ってくれると思う。きみの名前は狩猟と貞潔の月の女神 アルテミスだ。」
「うきゅーーーっ」
嬉しいのか、僕の周りをピョンピョンと飛び跳ねて回っている。さぁ、モンスターも2匹になったし、攻略を頑張っちゃうぞ。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる