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アリスの考え
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「レオ君、そんなに自分を卑下することはないんだよ。ゲームの目的は人それぞれだって。私は、色んな人との出会いや現実の不自由な生活を幻想の世界で代替してる訳だし。人が生きる上でお金を稼ぐ、つまり仕事をするってことは大切なことだと思うよ。」
「うん。」
とはいえ、純粋にゲームを楽しんでいるアリスを目の前にすると、とてつもなく自分が嫌なやつに見えてくる。
「ゲームで稼ぐってことに抵抗感があるなら、仕事としては、不十分じゃないかな?」
「うん、そうなんだ。アリスを見てるとすごくそう感じる。やっぱりゲームはゲームとして楽しんで真っ当な仕事についた方が……」
「待って待ってレオ君、私の話を最後まで聞いてね。私の話し方が悪かったかもしれないし。ええと、それで話したかったことは………そうそう。仕事ってね、誰かの役に立ってお金をもらっているってイメージないかな?」
「うーん、どうなんだろう。新聞配達だと、朝早くに新聞を読みたい人がいて、その人に新聞を届けるのが仕事だからそうなのかな?でも、それは新聞を読む対価だから、僕には関係ないような?」
「そう、新聞屋さんは、お客さんに最新の情報をいち早く届けることで、お金の対価を頂いているよね。で、レオ君は、新聞屋さんが、お客さんに新聞を読んでもらいたいけど、自分一人じゃ多くの人に届けられないから、新聞屋さんの代わりに配達してお金をもらっているのよね。この場合、新聞屋さんは沢山の人に届けられることで助かっていると思うの。そのおかげでお客さんも朝早くに新聞を沢山の人が読むことが出来て、ハッピーになってるのよね」
「なるほど、そう言われてみればそうかも。僕も人の役に立っているんだ。なら、尚更ゲームで稼ぐは誰の役にも立ってないのでは?」
「レオくーーん。もうちょっと私の話を聞いてくれるかな。」
アリスが僕の両肩に手を乗せて、どうどうとおさえてくる。
「レオくん。ゲームでも、現実でも人の為になることは出来るんだよ。そこに人がいるのなら、その人の為にできることがきっとあるし、需要と供給の関連があるならお仕事にもなりえます。ただ、普通のお仕事と違って、ゲームでのお仕事は、ゲームが続いている間だけ。ゲームがサービス終了すれば、そこでゲーム内でのお仕事は終了しちゃう。ドゥユーアンダースタン?」
「イエス、アイ、ドゥーーー?でよかったかな。」
「OK!」
アリスが僕の答えにVサインをしてくる。
「うん。」
とはいえ、純粋にゲームを楽しんでいるアリスを目の前にすると、とてつもなく自分が嫌なやつに見えてくる。
「ゲームで稼ぐってことに抵抗感があるなら、仕事としては、不十分じゃないかな?」
「うん、そうなんだ。アリスを見てるとすごくそう感じる。やっぱりゲームはゲームとして楽しんで真っ当な仕事についた方が……」
「待って待ってレオ君、私の話を最後まで聞いてね。私の話し方が悪かったかもしれないし。ええと、それで話したかったことは………そうそう。仕事ってね、誰かの役に立ってお金をもらっているってイメージないかな?」
「うーん、どうなんだろう。新聞配達だと、朝早くに新聞を読みたい人がいて、その人に新聞を届けるのが仕事だからそうなのかな?でも、それは新聞を読む対価だから、僕には関係ないような?」
「そう、新聞屋さんは、お客さんに最新の情報をいち早く届けることで、お金の対価を頂いているよね。で、レオ君は、新聞屋さんが、お客さんに新聞を読んでもらいたいけど、自分一人じゃ多くの人に届けられないから、新聞屋さんの代わりに配達してお金をもらっているのよね。この場合、新聞屋さんは沢山の人に届けられることで助かっていると思うの。そのおかげでお客さんも朝早くに新聞を沢山の人が読むことが出来て、ハッピーになってるのよね」
「なるほど、そう言われてみればそうかも。僕も人の役に立っているんだ。なら、尚更ゲームで稼ぐは誰の役にも立ってないのでは?」
「レオくーーん。もうちょっと私の話を聞いてくれるかな。」
アリスが僕の両肩に手を乗せて、どうどうとおさえてくる。
「レオくん。ゲームでも、現実でも人の為になることは出来るんだよ。そこに人がいるのなら、その人の為にできることがきっとあるし、需要と供給の関連があるならお仕事にもなりえます。ただ、普通のお仕事と違って、ゲームでのお仕事は、ゲームが続いている間だけ。ゲームがサービス終了すれば、そこでゲーム内でのお仕事は終了しちゃう。ドゥユーアンダースタン?」
「イエス、アイ、ドゥーーー?でよかったかな。」
「OK!」
アリスが僕の答えにVサインをしてくる。
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