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閑話 ギルバートの手記 1
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シキミ・ソウイチ。彼は、オレの人生に変革をもたらした。
もちろん、良い意味で。
筆不精なオレだけど、彼との出会いを機に、手記を残そうと思う。
この世界に来て三年。オレは勇者となり、魔王になった。
魔王の呪いがオレの首をじわじわと絞めつけるような苦悶の日々だった。
だがそれも、ソウイチと出会うまでの話だ。
ソウイチが召喚され、光に包まれた身体を抱きしめた時、オレは彼の髪が黒色だと気づいた。マジでやばいと思った。
この世界に黒髪はまず存在しない。それは神ティレニアが黒髪だから、人は同じ色には染まらないという説がある。黒髪とはつまり、神ティレニアの縁者であることを意味する。
ヴァールグレーン国の国教はティレニア教。召喚されたその場所は、城内にある祈りの間だ。この召喚の儀を多くの人間が目にしている。ソウイチを神の子だと崇め奉るに違いない。
交渉はできないだろうから素早く掻っ攫おうと思った。悪役みたいだけど、仕方がない。まあ、元よりそのつもりだったけど。
光が消えて、ソウイチの姿をはっきりと見た時は驚いた。
彼はとても美しかった。
艶やかな黒髪に、象牙色のきめ細かい肌。顔立ちは均整の取れたシンメトリー。髪と同色の整った眉に長い睫毛。鼻はやや低めだ。サクラの花弁を落としたような小振りの唇。顎のラインは細い。身体は絞られている。細身だけど、鍛えられた筋肉が美しく隆起していて、体脂肪率が低そうだと思った。
神ティレニア君によって生みだされた彼の造形は、生前の姿を再現したものらしい。年齢は不明。見た感じだとティーンかな。でも、アジア人は実年齢より若く見えるから、わからないな。
ソウイチに生命魔法をかけ、魔素を取り込ませる。
ティレニア君はなぜこんな手間の掛かる仕様にしたんだろう?
勇者ではないにしても、神パワーとかでどうにかしておいてほしかった。
手間だとは思ったけど、オレの腕の中のスリーピングビューティーにキスをした時は、おとぎ話に登場する王子様の気分だった。
ロマンチックな出会いだった。
ソウイチに投げ飛ばされるまではね。
ソウイチは物静かな人だった。あまり話そうとしないし、表情も変わらない。人形みたいだと思った。
だけど、彼の驚いた顔を見た時は、何だか嬉しかった。
可愛い、と思ったのは、もしオレに弟がいたらなんて考えたからだけど、どうかな。
見た目は悪くない。いや寧ろ好みだ。でも男だ。オレは性別に拘るタイプじゃないが、ソウイチは違うかもしれない。慎重に接しよう。
ソウイチはオレの話をあっさりと聞き入れた。見返りを要求することもなく、無条件でだ。ありえない。何か裏があるのではと疑った。
呪いの委譲の術式を展開してからキスを強要したのは、少し意地悪だったかもしれない。反応が見たかった。拒否すると思った。
でも、ソウイチはそうしなかった。
呪いの委譲が完了し、魔素を消費したソウイチは発熱して倒れた。とても苦しそうなのに、ソウイチは笑った。
頬を優しく撫でる仕草が、父に似ていた。
オレは確信した。
ソウイチこそ、本物の運命の人だと。
眠りについたソウイチをベッドに運んで、その顔を眺めながら、父親を思い出す。
父は親日家だ。祖父がそうだった。
父は祖父の教えをオレに聞かせてくれた。
「もし、お前が困っている時、無条件に助けてくれると言う奴がいたら、決して信用するな。だが、それが日本人なら決して裏切るな。オレ達一家を救ったのは日本人なんだ」
戦時中の話だ。祖父の体験から得た教訓だ。
まさかこの教訓を体現することになろうとは、夢にも思わなかった。
ソウイチにはいずれ家族の話をしよう。彼には知ってもらいたい。
ソウイチが目覚めると、彼の感情が一気に流れ込んできた。形容しがたいが、ソウイチを感覚としてわかる。ソウイチという存在がオレの中にいる、というべきか。
いろいろと試したくなった。
流れてくる感情は言葉や仕草、接触で目まぐるしく変化する。それがもう、面白いのなんのって。反応するソウイチが可愛らしく、つい調子に乗ってしまった。
ソウイチに手を出したのは、やり過ぎたと反省している。
だけど、あの扇情的な恍惚の顔と甘い嬌声は反則だと思う。
あんなソウイチを見たら誰だって――……。
ペンを折りそう。
今、オレがこうして邪な感情を抱いてもダークサイドに落ちる心配をしなくていいのは、ソウイチがいてくれるからだ。
オレは心の自由を得たかわりに、心に他人を受け入れた。
楽になったのか、苦になったのか。まだわからない。
だが、オレとソウイチ次第でいくらでもハッピーになれると思っていた。
ソウイチを怒らせると怖い。
感情を無にしてトリッキーな技で攻撃してくる。きっと武術ってやつだ。
彼は多くを語らないので、感情の動きには細心の注意を払わなければならない。気を付けよう。
ソウイチの前ではアインハルトとも休戦だ。
だが、アインハルトには用心しなくては。彼は信仰心が強く、爵位持ちで、上位魔法も使いこなす、イケメンでチートのハイスペックパラディン様だ。
アインはソウイチを崇拝する勢いだから、二人の関係が恋愛になるとは考えにくい。だが、ソウイチは押しに弱いところがあるので、なるべく近づけない方がいいだろう。
それと、ソウイチの世話人だ。護衛も兼ねて、高位の悪魔族を召喚した。メイド姿は却下されたので、執事に扮した彼にも警戒すべきだろう。
悪魔族は報酬さえ支払えば従順だから、ソウイチに危害を加えるようなことはない。
だが、ソウイチは彼を気に入ったようだった。
少し心配だ。ソウイチに言っても聞かなそうだから、執事君に釘を刺しておこう。
ライバルが多いな。
いや待て。ライバル認定をしている時点で、もうそうなのか?
いやいやいや、ソウイチの感情を強く感じることで、意識しているだけだろう。
先ずは、ソウイチを知ることだ。ソウイチの望みを叶え、常に上機嫌でいてもらわなくてはならない。接待と言えば聞こえは悪いが、友達や親兄弟をもてなすと思えば、楽しみにもなる。
ソウイチの感情を読み解こう。
何を考え、何を思うのか知りたい。
言葉が聞きたい。
声を聴きたい。
笑顔が見たい。
幸せにしたい。
ソウイチを目覚めさせるのは、オレでありたい……。
もちろん、良い意味で。
筆不精なオレだけど、彼との出会いを機に、手記を残そうと思う。
この世界に来て三年。オレは勇者となり、魔王になった。
魔王の呪いがオレの首をじわじわと絞めつけるような苦悶の日々だった。
だがそれも、ソウイチと出会うまでの話だ。
ソウイチが召喚され、光に包まれた身体を抱きしめた時、オレは彼の髪が黒色だと気づいた。マジでやばいと思った。
この世界に黒髪はまず存在しない。それは神ティレニアが黒髪だから、人は同じ色には染まらないという説がある。黒髪とはつまり、神ティレニアの縁者であることを意味する。
ヴァールグレーン国の国教はティレニア教。召喚されたその場所は、城内にある祈りの間だ。この召喚の儀を多くの人間が目にしている。ソウイチを神の子だと崇め奉るに違いない。
交渉はできないだろうから素早く掻っ攫おうと思った。悪役みたいだけど、仕方がない。まあ、元よりそのつもりだったけど。
光が消えて、ソウイチの姿をはっきりと見た時は驚いた。
彼はとても美しかった。
艶やかな黒髪に、象牙色のきめ細かい肌。顔立ちは均整の取れたシンメトリー。髪と同色の整った眉に長い睫毛。鼻はやや低めだ。サクラの花弁を落としたような小振りの唇。顎のラインは細い。身体は絞られている。細身だけど、鍛えられた筋肉が美しく隆起していて、体脂肪率が低そうだと思った。
神ティレニア君によって生みだされた彼の造形は、生前の姿を再現したものらしい。年齢は不明。見た感じだとティーンかな。でも、アジア人は実年齢より若く見えるから、わからないな。
ソウイチに生命魔法をかけ、魔素を取り込ませる。
ティレニア君はなぜこんな手間の掛かる仕様にしたんだろう?
勇者ではないにしても、神パワーとかでどうにかしておいてほしかった。
手間だとは思ったけど、オレの腕の中のスリーピングビューティーにキスをした時は、おとぎ話に登場する王子様の気分だった。
ロマンチックな出会いだった。
ソウイチに投げ飛ばされるまではね。
ソウイチは物静かな人だった。あまり話そうとしないし、表情も変わらない。人形みたいだと思った。
だけど、彼の驚いた顔を見た時は、何だか嬉しかった。
可愛い、と思ったのは、もしオレに弟がいたらなんて考えたからだけど、どうかな。
見た目は悪くない。いや寧ろ好みだ。でも男だ。オレは性別に拘るタイプじゃないが、ソウイチは違うかもしれない。慎重に接しよう。
ソウイチはオレの話をあっさりと聞き入れた。見返りを要求することもなく、無条件でだ。ありえない。何か裏があるのではと疑った。
呪いの委譲の術式を展開してからキスを強要したのは、少し意地悪だったかもしれない。反応が見たかった。拒否すると思った。
でも、ソウイチはそうしなかった。
呪いの委譲が完了し、魔素を消費したソウイチは発熱して倒れた。とても苦しそうなのに、ソウイチは笑った。
頬を優しく撫でる仕草が、父に似ていた。
オレは確信した。
ソウイチこそ、本物の運命の人だと。
眠りについたソウイチをベッドに運んで、その顔を眺めながら、父親を思い出す。
父は親日家だ。祖父がそうだった。
父は祖父の教えをオレに聞かせてくれた。
「もし、お前が困っている時、無条件に助けてくれると言う奴がいたら、決して信用するな。だが、それが日本人なら決して裏切るな。オレ達一家を救ったのは日本人なんだ」
戦時中の話だ。祖父の体験から得た教訓だ。
まさかこの教訓を体現することになろうとは、夢にも思わなかった。
ソウイチにはいずれ家族の話をしよう。彼には知ってもらいたい。
ソウイチが目覚めると、彼の感情が一気に流れ込んできた。形容しがたいが、ソウイチを感覚としてわかる。ソウイチという存在がオレの中にいる、というべきか。
いろいろと試したくなった。
流れてくる感情は言葉や仕草、接触で目まぐるしく変化する。それがもう、面白いのなんのって。反応するソウイチが可愛らしく、つい調子に乗ってしまった。
ソウイチに手を出したのは、やり過ぎたと反省している。
だけど、あの扇情的な恍惚の顔と甘い嬌声は反則だと思う。
あんなソウイチを見たら誰だって――……。
ペンを折りそう。
今、オレがこうして邪な感情を抱いてもダークサイドに落ちる心配をしなくていいのは、ソウイチがいてくれるからだ。
オレは心の自由を得たかわりに、心に他人を受け入れた。
楽になったのか、苦になったのか。まだわからない。
だが、オレとソウイチ次第でいくらでもハッピーになれると思っていた。
ソウイチを怒らせると怖い。
感情を無にしてトリッキーな技で攻撃してくる。きっと武術ってやつだ。
彼は多くを語らないので、感情の動きには細心の注意を払わなければならない。気を付けよう。
ソウイチの前ではアインハルトとも休戦だ。
だが、アインハルトには用心しなくては。彼は信仰心が強く、爵位持ちで、上位魔法も使いこなす、イケメンでチートのハイスペックパラディン様だ。
アインはソウイチを崇拝する勢いだから、二人の関係が恋愛になるとは考えにくい。だが、ソウイチは押しに弱いところがあるので、なるべく近づけない方がいいだろう。
それと、ソウイチの世話人だ。護衛も兼ねて、高位の悪魔族を召喚した。メイド姿は却下されたので、執事に扮した彼にも警戒すべきだろう。
悪魔族は報酬さえ支払えば従順だから、ソウイチに危害を加えるようなことはない。
だが、ソウイチは彼を気に入ったようだった。
少し心配だ。ソウイチに言っても聞かなそうだから、執事君に釘を刺しておこう。
ライバルが多いな。
いや待て。ライバル認定をしている時点で、もうそうなのか?
いやいやいや、ソウイチの感情を強く感じることで、意識しているだけだろう。
先ずは、ソウイチを知ることだ。ソウイチの望みを叶え、常に上機嫌でいてもらわなくてはならない。接待と言えば聞こえは悪いが、友達や親兄弟をもてなすと思えば、楽しみにもなる。
ソウイチの感情を読み解こう。
何を考え、何を思うのか知りたい。
言葉が聞きたい。
声を聴きたい。
笑顔が見たい。
幸せにしたい。
ソウイチを目覚めさせるのは、オレでありたい……。
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