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2.後宮の生華
2-5.月に酔う⑤
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任暁が宿舎へ帰る頃には、雨は止んでいた。空を覆っていた雲は去り、満月だけが残っている。
彼は気まぐれの月に、静月と巡り合わせてくれた迷いの雨に感謝している。今宵のことは、もう二度と交わることのできない一時の行為に過ぎなかった。わずかな時間の幸福が、多大な不幸を招く火種に成り得ることも十分に分かっていた。
それでも、後悔はない。
二人の心に留めた記憶は、この先に待ち受ける困難に耐えるための覚悟へと変わってゆく。そういう強い意志を彼女の身体から感じた。もっと早くに想いを伝えておけば良かった、などと考えもするが、言わないままで終わるよりはいい。それに運命に身を任せたまま終わりを迎えるほど任暁は素直な男ではない。静月を幸せにする目標は以前として変わらないのだから、そこに至る過程が変化しただけ。
とはいえ、後ろめたいこともある。
帝の忠誠を裏切ったとか、そういう殊勝な精神ではない。
静月の家族を巻き込むことになったのを、事を終えて冷静になってから心配になった。遠い西南の家族もそうだが、この場合、近しい場所にいる友人に、静衛に迷惑を掛けることになる。
(これでは、いつもと逆だ)
直線的な行動こそ静衛の特権なのに、これでは例の手紙のことを言えた立場ではない。
(静月とのことを黙っておくべきか……いや)
自分の罪を自分で責任を取るのはいいが、連帯責任として静衛も負うとなれば話は別だ。
正直に話すべきか。
知らなくて良いことを、わざわざ教えてやれば共犯者になる。しかし不貞の事実を知ろうが、知らまいが、公になればどのみち一族郎党、全員が死を賜ることになる。では、黙っていても結果は同じか。
(明朝にでも、伝えるとしよう)
結局、友人に黙っていることは不義理だと考えて、任暁は正直に静衛に伝えることに決めた。そんなことを考えながら兵舎に戻れば、こんな夜中にも関わらずに門の前に一人の男が立っている。
あれは、静衛だ。
遠くからでもすぐに分かる、見慣れた背格好だから。
「脱走しにきたぞ」
静衛はこんな夜中に徳利を携えている。部屋に留守と分かれば帰るのが普通なのに、わざわざ寒い中を待っていたらしい。まさか……任暁の不貞を知っているはずがない。そうなると静月が寵愛を受けると決まったことについて、兄として想うところがあったのかもしれない。
任暁は肯いて、黙ったまま、二人で宮廷の外へと向かった。もう門は閉じられているが、守衛の任についている静衛は躊躇いもなく鍵を開けた。こういうのは懐かしい。昔、二人でよく師匠の所から逃げ出した。
都をしばらく抜けて、見晴らしのいい丘にまで歩いて、そこで腰を下ろして、二人の真ん中に徳利を置く。
まず、互いに酒を。
二、三ほどの杯を飲み終えたあたりで、任暁は短刀を裾から取り出した。静衛から手の届く距離だった。
「今夜、静月を抱いた。たまたま、後宮の近くで出会ってのことだ。示し合わせたわけではないが、意志を持ってお前の妹を抱いた。お前の家族に対しても、親孝行をしようとした静月の願いに反する行為だ。だから始末を任せたい」
この発言に、さすがの静衛も驚いたらしい。それもすぐに、任暁の本気を前にして、何度か小さく「なるほど」と頷いた。
「……言ったろ。俺の失敗は、お前の失敗。お前の失敗は、俺の失敗だ」
頬が緩めて、笑ってくれる。
「……本当にいいのか? 頭で考えていることと、実際に行動に起こしたのでは罪の桁が違う。このままではお前も、俺と同じ罪を背負うことになる」
「構わんと言ったろ、そもそも静月の実兄は俺だ。救ってやれなかったのは同じだ。罪はむしろ、俺の方が深いな」
任暁と静衛は遠くの空を見る。夜の空は、昼の空よりも果てしなく遠くにまで続いている気がする。
「俺は将軍になった」
任暁は視線の先にある、西方の町を思い浮かべた。
「勝ちを積み重ねて、今では千や万の兵士に号令をする身分になった。だが、たった一人の女の自由すらも、ままならない」
「では雲になってみようか、自由に流れる、あの雲のように」
「無理だな、しがらみの全てを捨てきれはしない。俺は、静月には……鳥になって欲しかった」
「じゃあ、俺たちが空を作るしかない。そうすれば妹は羽ばたける。そうだろう、この色男」
静衛が立ち上がる。
そうして任暁に手を伸ばした。
「立てよ、相棒。妹を鳥にしたければ、お前が空になれよ。それで俺は雲になって、気ままに流れてやるさ」
「……なんだ、良いことを言っているようで、お前は随分と気楽な立場だな」
「苦労を背負うのは、いつもお前の役目だ」
任暁は、静衛の手を取る。ぐっと力を込めた静衛の腕に引っ張られる。
「杯を挙げて名月を迎え、影に対して三人と成る、か」
月の夜に、周囲に誰もいない。
それでも今宵の酒は、一人だけではなかった。
少なくとも、月の影は二つある。
いつか、この影が三つ四つと増えてくれることを願う。
彼は気まぐれの月に、静月と巡り合わせてくれた迷いの雨に感謝している。今宵のことは、もう二度と交わることのできない一時の行為に過ぎなかった。わずかな時間の幸福が、多大な不幸を招く火種に成り得ることも十分に分かっていた。
それでも、後悔はない。
二人の心に留めた記憶は、この先に待ち受ける困難に耐えるための覚悟へと変わってゆく。そういう強い意志を彼女の身体から感じた。もっと早くに想いを伝えておけば良かった、などと考えもするが、言わないままで終わるよりはいい。それに運命に身を任せたまま終わりを迎えるほど任暁は素直な男ではない。静月を幸せにする目標は以前として変わらないのだから、そこに至る過程が変化しただけ。
とはいえ、後ろめたいこともある。
帝の忠誠を裏切ったとか、そういう殊勝な精神ではない。
静月の家族を巻き込むことになったのを、事を終えて冷静になってから心配になった。遠い西南の家族もそうだが、この場合、近しい場所にいる友人に、静衛に迷惑を掛けることになる。
(これでは、いつもと逆だ)
直線的な行動こそ静衛の特権なのに、これでは例の手紙のことを言えた立場ではない。
(静月とのことを黙っておくべきか……いや)
自分の罪を自分で責任を取るのはいいが、連帯責任として静衛も負うとなれば話は別だ。
正直に話すべきか。
知らなくて良いことを、わざわざ教えてやれば共犯者になる。しかし不貞の事実を知ろうが、知らまいが、公になればどのみち一族郎党、全員が死を賜ることになる。では、黙っていても結果は同じか。
(明朝にでも、伝えるとしよう)
結局、友人に黙っていることは不義理だと考えて、任暁は正直に静衛に伝えることに決めた。そんなことを考えながら兵舎に戻れば、こんな夜中にも関わらずに門の前に一人の男が立っている。
あれは、静衛だ。
遠くからでもすぐに分かる、見慣れた背格好だから。
「脱走しにきたぞ」
静衛はこんな夜中に徳利を携えている。部屋に留守と分かれば帰るのが普通なのに、わざわざ寒い中を待っていたらしい。まさか……任暁の不貞を知っているはずがない。そうなると静月が寵愛を受けると決まったことについて、兄として想うところがあったのかもしれない。
任暁は肯いて、黙ったまま、二人で宮廷の外へと向かった。もう門は閉じられているが、守衛の任についている静衛は躊躇いもなく鍵を開けた。こういうのは懐かしい。昔、二人でよく師匠の所から逃げ出した。
都をしばらく抜けて、見晴らしのいい丘にまで歩いて、そこで腰を下ろして、二人の真ん中に徳利を置く。
まず、互いに酒を。
二、三ほどの杯を飲み終えたあたりで、任暁は短刀を裾から取り出した。静衛から手の届く距離だった。
「今夜、静月を抱いた。たまたま、後宮の近くで出会ってのことだ。示し合わせたわけではないが、意志を持ってお前の妹を抱いた。お前の家族に対しても、親孝行をしようとした静月の願いに反する行為だ。だから始末を任せたい」
この発言に、さすがの静衛も驚いたらしい。それもすぐに、任暁の本気を前にして、何度か小さく「なるほど」と頷いた。
「……言ったろ。俺の失敗は、お前の失敗。お前の失敗は、俺の失敗だ」
頬が緩めて、笑ってくれる。
「……本当にいいのか? 頭で考えていることと、実際に行動に起こしたのでは罪の桁が違う。このままではお前も、俺と同じ罪を背負うことになる」
「構わんと言ったろ、そもそも静月の実兄は俺だ。救ってやれなかったのは同じだ。罪はむしろ、俺の方が深いな」
任暁と静衛は遠くの空を見る。夜の空は、昼の空よりも果てしなく遠くにまで続いている気がする。
「俺は将軍になった」
任暁は視線の先にある、西方の町を思い浮かべた。
「勝ちを積み重ねて、今では千や万の兵士に号令をする身分になった。だが、たった一人の女の自由すらも、ままならない」
「では雲になってみようか、自由に流れる、あの雲のように」
「無理だな、しがらみの全てを捨てきれはしない。俺は、静月には……鳥になって欲しかった」
「じゃあ、俺たちが空を作るしかない。そうすれば妹は羽ばたける。そうだろう、この色男」
静衛が立ち上がる。
そうして任暁に手を伸ばした。
「立てよ、相棒。妹を鳥にしたければ、お前が空になれよ。それで俺は雲になって、気ままに流れてやるさ」
「……なんだ、良いことを言っているようで、お前は随分と気楽な立場だな」
「苦労を背負うのは、いつもお前の役目だ」
任暁は、静衛の手を取る。ぐっと力を込めた静衛の腕に引っ張られる。
「杯を挙げて名月を迎え、影に対して三人と成る、か」
月の夜に、周囲に誰もいない。
それでも今宵の酒は、一人だけではなかった。
少なくとも、月の影は二つある。
いつか、この影が三つ四つと増えてくれることを願う。
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