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ライダ様との出会いから現在まで
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「ここなら人も少ないし、丁度いいだろう。急に話しかけてすまなかったなアマンダ」
何もわからないまま、ライダ様の後に続くと、そこは個室だった。
「それで、何の用件でしょうか?」
恐る恐るそう訊くと、
「あぁ。そのことなんだが、私と付き合ってくれないかアマンダ?」
あまりに突然の告白に、目を丸くしたのを覚えている。
「あの……それは具体的にどういうことなのでしょうか?」
事態を飲み込めないまま、聞き返した。
「そうだな、具体的にいえば交際というよりは、婚約者になってもらいたい」
私の気持ちなどお構いなしに、一方的な内容を告げられた。
「婚約者ですか……私たちはこれまでに面識すらありませんよね。家柄の繋がりもあるとは思えませんし、詳しく説明していただけますか?」
「そうか……即決だと思ったんだがな。フラメル家の次期当主である私と婚約者になりたい者などいくらでもいる。向こうからどうしてもと懇願されるくらいの私が、こんな扱いを受けるとはな……。いいだろう。説明するさ」
何やら不服そうにそんなことを言う。
私はあまり身分に縛られた生き方を好まない。
向こうがいくら王族であろうと関係ないのだ。
もしも結婚するのであれば、自身の認める素敵な人と結ばれたいと心から思う。
何もわからないまま、ライダ様の後に続くと、そこは個室だった。
「それで、何の用件でしょうか?」
恐る恐るそう訊くと、
「あぁ。そのことなんだが、私と付き合ってくれないかアマンダ?」
あまりに突然の告白に、目を丸くしたのを覚えている。
「あの……それは具体的にどういうことなのでしょうか?」
事態を飲み込めないまま、聞き返した。
「そうだな、具体的にいえば交際というよりは、婚約者になってもらいたい」
私の気持ちなどお構いなしに、一方的な内容を告げられた。
「婚約者ですか……私たちはこれまでに面識すらありませんよね。家柄の繋がりもあるとは思えませんし、詳しく説明していただけますか?」
「そうか……即決だと思ったんだがな。フラメル家の次期当主である私と婚約者になりたい者などいくらでもいる。向こうからどうしてもと懇願されるくらいの私が、こんな扱いを受けるとはな……。いいだろう。説明するさ」
何やら不服そうにそんなことを言う。
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