私達の七日間

成田亮成

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   狂気

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 (あれ? なんか眩暈がするなぁ)

 (まぁ、そのうち治るか)


  と思い僕は症状を軽くみていた。

   すると時間差で強い吐き気に襲われた。

 (なんだこれは以前の時とは全く違う感覚があった。

 (どうしよう、病院に電話をすべきか否か)

 重要性があるにも関わらず僕は躊躇した。

 (また倒れるかもしれない)

  そんな恐怖に僕は駆られた。


   「あれ? なんだか顔色悪くない?」

 妻が僕に向かってそう尋ねた。

  
  (ちょっとね)

   僕は囁くような声で妻に返事をした。

 「どうする? 救急車呼ぼうか?」

  妻はそう言ったが、僕は首を横に振り拒否をした。


 「でもさ、これ以上悪化したら貴方に危険が及ぶのよ?」

 妻は囁くような口調で僕に諭す。

  
  (確かにそうだなぁ)

   そう思い、妻に救急搬送を依頼した。

 「夫の容態が急変したんです、救急搬送をお願いします」

 妻がそう言って救急隊員と会話をしていた。

 「分かりました、至急そちらに向かいますのでご安心下さい」

 と救急隊員が言った。

  妻は安堵の表情を浮かべていた。
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