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18話「フィオナの未来は幸せいっぱい!」最終話
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殿下の気持ちを知って、私の心臓がドキドキと音を立てる、
「だけどあのときの僕は、池に落ちて鼻が詰まっていて、匂いがわからなかったんだ。
だから君がお風呂に入れてくれたとき、石鹸に混じった君の匂いを嗅いで、君が僕の番だとわかって、とても嬉しかった」
そっか……、最初から殿下は私のことを思っていてくれたんだ。
……というか、仔犬の殿下を洗ったとき……私は服を着ていなかった……!
今頃羞恥心がぁぁぁ……!
「お、男の子と……一緒に……お風呂に入ったなんて知られたら……私、もうお嫁にいけません……」
「僕のところにお嫁に来ればいいじゃない。
というか他の男のところになんかいかせないし……!」
殿下の目の中でまた嫉妬の炎がメラメラと燃えていた。
「…………寝顔も、パジャマ姿も、寝起きの顔も、殿下に全部見られてしまいました……」
可愛いと思って暮らしていた仔犬が、人型の獣人なんて……詐欺だよ。
まだ見られたのが、好きな人で良かったのかな……?
私は殿下が好き。
殿下の代わりなんか一生見つけられない。
きっと、他国の王族(しかも別種族)に嫁ぐのは、想像している以上に大変だと思う。
でも、殿下がいい……ううん、ハルがいいの。
ハルが好き。ハルと結婚したい。
「だ、だから……せ、責任取ってください……!」
「もちろんだよ!
愛してるよ、フィオナ!」
ハルが私の背に腕を回し、ギューッと抱きしめた。
「苦しいよ……! ハル……!」
「やっと僕のことを名前で呼んでくれたね!
嬉しいよフィオナ!」
その後、ハルの唇と私の唇が重なって……重ねるだけのキスは、ハルが犬の時は出来なかった深いキスへと変わっていった。
ハルは私の手に自分の手を重ねて来た……そのせいで時々、ハルとイチャコラしてる未来が視えて……でも、ハルは手を離してくれなくて……ちょっと泣きそうになった。
ハルの唇が離れたとき、私の目には涙が浮かんでいた。
ハルは犬だった時のように、私の頬をペロペロと舐めて、涙を拭ってくれた。
「フィオナ……顔が赤いね。
また僕とイチャイチャしてる未来を視たの?」
「み、視てないよ……!
そんな未来……!」
ハルは鋭いな……!
でもあんな未来、見たくて見たんじゃないからね!
「フィオナにそんな顔させるなんて、未来の僕に嫉妬しちゃうな」
ハルに肩を押されて、気がついたら私はベッドに仰向けに倒れていた。
「ハル……?」
ハルが私の顔の横に手をつき、私のことを見つめてくる。
「もうちょっとフィオナとイチャイチャしたいな。
いいかな?」
私ももう少しハルとキスしたいけど、だけどこの体勢はよろしくない!
「やっ、ほらでも……!
白装束の人達を廊下に座らせたままだし、父と母と兄も応接室に待機させたままだし、そろそろ戻らないと、部屋で何してたのか、変に勘ぐられちゃう……!」
「正直に言えばいいよ。
両思いになったからキスしてましたって」
「それは駄目ーー!」
部屋で好きな人とキスしてたなんて、親や他人にどんな顔で報告すればいいのよ!
「わかった。
じゃああと一回だけキスしたら戻ろう」
その後、ハルと深い口づけを交わした。
抱き合ってするキスと、押し倒されてするキスはまた違くて……これ以上は説明できないよ!
「フィオナ好きだよ。
愛してる。
これから沢山キスしようね」
ハルってば、口づけは一回だけって言ったのに……!
ハルとのキスはまだまだ終わりそうにない。
◇◇◇
その後、応接室に戻って、
両親にハルと婚約することを伝えた。
父が泡を吐いて倒れたり、
兄が妙に不機嫌だったり、
逆に母は妙に機嫌良かったり、
色々あった。
ハルと私の身分差とか、種族間の問題とか、色々あったけど、全部そういうのを乗り越えて、二年後私はハルと結婚した。
「ハル、絶対に浮気しないでね」
「しないよ。
フィオナも浮気しちゃ駄目だよ」
「しないよ。
ハル以外は見えないもん」
「フィオナ、愛してる」
「私もハルを愛してるよ」
赤い屋根に白い壁が素敵な教会で、私はハルと式を挙げた。
ハルは誓いの言葉通り、一途に私を愛してくれた。
私もハルに負けないぐらい、彼を一途に愛した。
ちなみに私の能力は、犬族の番探しに役立っている。
ハルが嫉妬するから、手を握って未来を視るのは女性限定だけどね。
――終わり――
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
最後まで読んでくださりありがとうございます。
もしよければブックマークやいいねをしていただけると、嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
【書籍化のお知らせ】
この度、下記作品が書籍化されることになりました。
「彼女を愛することはない 王太子に婚約破棄された私の嫁ぎ先は呪われた王兄殿下が暮らす北の森でした」
著者 / まほりろ
イラスト / 晴
販売元 / レジーナブックス
発売日 / 2025年01月31日
販売形態 / 電子書籍、紙の書籍両方
(紙の書籍が全国の書店に行き渡るのは2月4日頃になると思います)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/749914798/681592804
ぜひ、手にとっていただけると嬉しいです。
「だけどあのときの僕は、池に落ちて鼻が詰まっていて、匂いがわからなかったんだ。
だから君がお風呂に入れてくれたとき、石鹸に混じった君の匂いを嗅いで、君が僕の番だとわかって、とても嬉しかった」
そっか……、最初から殿下は私のことを思っていてくれたんだ。
……というか、仔犬の殿下を洗ったとき……私は服を着ていなかった……!
今頃羞恥心がぁぁぁ……!
「お、男の子と……一緒に……お風呂に入ったなんて知られたら……私、もうお嫁にいけません……」
「僕のところにお嫁に来ればいいじゃない。
というか他の男のところになんかいかせないし……!」
殿下の目の中でまた嫉妬の炎がメラメラと燃えていた。
「…………寝顔も、パジャマ姿も、寝起きの顔も、殿下に全部見られてしまいました……」
可愛いと思って暮らしていた仔犬が、人型の獣人なんて……詐欺だよ。
まだ見られたのが、好きな人で良かったのかな……?
私は殿下が好き。
殿下の代わりなんか一生見つけられない。
きっと、他国の王族(しかも別種族)に嫁ぐのは、想像している以上に大変だと思う。
でも、殿下がいい……ううん、ハルがいいの。
ハルが好き。ハルと結婚したい。
「だ、だから……せ、責任取ってください……!」
「もちろんだよ!
愛してるよ、フィオナ!」
ハルが私の背に腕を回し、ギューッと抱きしめた。
「苦しいよ……! ハル……!」
「やっと僕のことを名前で呼んでくれたね!
嬉しいよフィオナ!」
その後、ハルの唇と私の唇が重なって……重ねるだけのキスは、ハルが犬の時は出来なかった深いキスへと変わっていった。
ハルは私の手に自分の手を重ねて来た……そのせいで時々、ハルとイチャコラしてる未来が視えて……でも、ハルは手を離してくれなくて……ちょっと泣きそうになった。
ハルの唇が離れたとき、私の目には涙が浮かんでいた。
ハルは犬だった時のように、私の頬をペロペロと舐めて、涙を拭ってくれた。
「フィオナ……顔が赤いね。
また僕とイチャイチャしてる未来を視たの?」
「み、視てないよ……!
そんな未来……!」
ハルは鋭いな……!
でもあんな未来、見たくて見たんじゃないからね!
「フィオナにそんな顔させるなんて、未来の僕に嫉妬しちゃうな」
ハルに肩を押されて、気がついたら私はベッドに仰向けに倒れていた。
「ハル……?」
ハルが私の顔の横に手をつき、私のことを見つめてくる。
「もうちょっとフィオナとイチャイチャしたいな。
いいかな?」
私ももう少しハルとキスしたいけど、だけどこの体勢はよろしくない!
「やっ、ほらでも……!
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「正直に言えばいいよ。
両思いになったからキスしてましたって」
「それは駄目ーー!」
部屋で好きな人とキスしてたなんて、親や他人にどんな顔で報告すればいいのよ!
「わかった。
じゃああと一回だけキスしたら戻ろう」
その後、ハルと深い口づけを交わした。
抱き合ってするキスと、押し倒されてするキスはまた違くて……これ以上は説明できないよ!
「フィオナ好きだよ。
愛してる。
これから沢山キスしようね」
ハルってば、口づけは一回だけって言ったのに……!
ハルとのキスはまだまだ終わりそうにない。
◇◇◇
その後、応接室に戻って、
両親にハルと婚約することを伝えた。
父が泡を吐いて倒れたり、
兄が妙に不機嫌だったり、
逆に母は妙に機嫌良かったり、
色々あった。
ハルと私の身分差とか、種族間の問題とか、色々あったけど、全部そういうのを乗り越えて、二年後私はハルと結婚した。
「ハル、絶対に浮気しないでね」
「しないよ。
フィオナも浮気しちゃ駄目だよ」
「しないよ。
ハル以外は見えないもん」
「フィオナ、愛してる」
「私もハルを愛してるよ」
赤い屋根に白い壁が素敵な教会で、私はハルと式を挙げた。
ハルは誓いの言葉通り、一途に私を愛してくれた。
私もハルに負けないぐらい、彼を一途に愛した。
ちなみに私の能力は、犬族の番探しに役立っている。
ハルが嫉妬するから、手を握って未来を視るのは女性限定だけどね。
――終わり――
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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もしよければブックマークやいいねをしていただけると、嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
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この度、下記作品が書籍化されることになりました。
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著者 / まほりろ
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販売元 / レジーナブックス
発売日 / 2025年01月31日
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ulalume様
長文の感想ありがとうございます!🥰🥰🥰✨✨
読者様にこんなに愛されて、この小説は幸せですね💖✨😊
お恥ずかしい話ですが、私、今年小説のお仕事一件も入っていないので、営業をかけて仕事を取らなくてはいけません。
そのためには、編集さんが取ってくれそうな話か、数字が取れた作品を売り込まなくてはなりません。
残念ですがこの作品は数字が取れませんでした。
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申し訳ありません。
いつか、時間とお金に余裕ができましたら、この作品の続きを書きたいと思います。😊💖✨
応援ありがとうございました!🥰💖✨
ulalume様
感想ありがとうございます!😊✨
嬉しいお褒めの言葉いただけたので、ケーキ3個ぐらいペロっと食べられてしまうぐらいのエネルギーいただきました!🥰✨✨✨
作者的には、起承転結ないし、ライバル令嬢出てこないし、あかんわ……と思っていたのですが、ほのぼの枠というのがあったのですね!!😲😲😲
サザエさん展開は、キャラクターが立っていて、ネタが無限にないとなかなかに厳しいです😅💦
私にできるかな〜〜?
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ですがあなた様のおかげで、こういう作品にも需要があるとわかったので、機会がありましたら、加筆したいと思います。😌✨
長文での感想ありがとうございます。😊😊😊✨✨
8 話さないからね→離さないからねでは?
(承認不要です。)