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聖騎士でワロタ
ジンジャーと抱擁したかと思うと教皇が修道者に呼ばれ、戦後のあれこれを話すために、会議に向かったので、放置されたままになってる残りの爆弾をワープポイントに回収しに向かう。
もしかしたら魔族に確保されることもあるかもしれないのでできるだけ早く回収した方がいいだろう。
戦後の俺の処遇については気になるが、教会上層部が決めることで俺がどうこうできるわけではないしな。
できれば成り行きとはいえ前魔王と闇の精霊を倒したのは流石にやりすぎだったので修正できるならば修正したいが。
「俺は爆弾を回収してくる。皆は疲れているだろうし、休んどいてくれ」
「すいません、シド様。先に休ませてもらいます」「悪いな。後で今回の埋め合わせはするわ」
皆に言うとステラとロイドが返事をして、それぞれ自室に戻っていく。
俺の申し出に素直に従っていることを見るにかなり来ていたようだ。
ステラに至っては若干ふらついているので俺がいない時も大変だったのだろう。
妹が世話になったし、明日には労ってやるか。
おそらくあの調子だと今日一日教皇も忙殺されて俺の処遇が決まるのも明日くらいだし、俺もささっと終わらせて休むことにしよう。
そう思いながらワープポイント──魔族の鎧の残骸の山がある方に向かうと放置したままの天使と一緒に鎧が残骸を見ているのが見えた。
あれは確か登場即破壊される聖騎士の鎧だっだか。
『これは貴様が成したことか?』
俺が相手を同定すると聖騎士は渋い声でそう尋ねて来た。
素直に答えてもただでさえ功績がおかしなことになっているというのにこれまで追加されることになって大変なことになりそうだからな。
否定がてら増えてもなんら問題のないステラの聖女としての功績ということにしておくか。
「違います。聖女のなしたことです。俺はただそこにある爆弾と天使を回収しに来ただけです」
『貴様のように鎧の動きが洗練されている者ならばあり得ると思ったが。新しい聖女とやらか。これをやったものを聖騎士候補生に推したいと思っていたがそれでは無理だな。まあいい。これも何かの縁だ。私も貴様を手伝おう』
素直に答えたら最前線のエリート部隊行きだったな。
嘘ついて正解だったな。
聖騎士が手伝ってくれると言うので手伝ってもらうか。
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