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二章 無意味の象徴
105話 『判断』
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ギャギャン──ッ!
何かを弾くような、鉄を引っ掻いたような音がして、目を開けた。近くに同じ班に分けられた青年がいた。目元まで隠れている天然パーマの青年。名前は……トリ頭くん? 他の人達にずっとそう呼ばれていて忘れてしまったが、トリ頭くんは──違った。トリの巣頭くんだ。どっちでもいいか。悪口っぽいし。トリ頭くんは地面に倒れている。そう言えば、『玲美』たちはどうなったんだろう。どうにもこうにもきな臭い感じがする。ここは? 誰かに担がれて──、
「あっ、君は……」
睥睨されて、少し驚いた。この子も、そんな目をするんだな、と。この子には『玲美』を守ることをお願いしたはずだった。何がどうなってこうなったのか、予想だにできないけど、少なくとも友好的ではないね。
「眠っとけ、おっさん……」
「へ……?」
最後に見えたのは、二本の立った指だった。
※※※
「──んで? どーやってあの滝を登るんだよ」
「うーん……何かいい方法があると良いんだけどね……」
レイ達は今、滝の側にあった森に入って滝から少し距離をとろうと歩きつつ会議していた
「さっき鳴き声が聞こえたあのオオカミに協力してくれるように頼んだら、手伝ってくれるかもね。そうしたらきっと、すぐに見つかるよ。犬って鼻が良いみたいだしね」
宥めるように頭を撫でてそう言うが、そのオオカミに会う手段を持ち合わせていない一行に、レイはため息を吐いた。そのため息を受けてか、はたまたは別の理由でか、ともかく、鼻から血を流していた名残が鼻の頭にこびり付いているコーイチはどすんっ、と座り込んだ
「ともかく、だ。もう普通に聞こえるんだからこれ以上離れても戻るのに苦労するだけだろ。ここで考えよーぜ」
手で太ももを叩いてレイとナツメをその場に誘導すると、まんまと引っかかったレイ達が釣られ、近くに腰を下ろした
「それじゃ、確認だけどな? オオカミに会うためにゃあの滝の上に行かなきゃならねえ……んだよな?」
「たぶん、そうだよ」
「んじゃあ協力してる俺としても、宛もなく探すお前も、一番マシなレイの案に縋るしかねえわけだ。そこで、だ。ちょっとした腹案があるんだけどな……? ちょっと耳かせ……! 誰かに聞かれるかもしれねぇからな……!」
そう言っていたずらに笑う表情に、ナツメは事の鈍感さ加減に歯をキシキシ軋ませて大きなため息を吐く
「それで、どんな……?」
コーイチの甘い誘いに操られて耳を傾けるとコーイチはおかしなことを言い出し、それを聞いたレイは眉をひそめた
「どういうこと?」
「だぁーからっ! お前、バカでかいカバン持ってたろ? あれ。あん中にケータイとか入ってるだろ? それで電話しろって言ってんだよ」
「今は、無いよ。……院長さんにもらった物だけど、失くしちゃって……」
「マジかよ……! それでリーダーのケータイに電話してこっちに来てもらおうって魂胆だったのに……」
「あはは……。そうだね……」
苦笑して返すと、コーイチは不機嫌そうに太ももの上に肘を置いて掌に顎を置いて一息に鼻から全てを吐き出した。ナツメは俯いてしまっている。レイはと言うと目を細めながら辺りをしきりに見回していた
「そんなに警戒しなくても大丈夫だろ」
「でも、しておいた事に越した事はないよ。そんな事を聞くよりも、どうやってあの崖を登るか考えないと……。凹凸は激しそうだけど、高いし危ないから直接登ることもできないし……」
「……まあ、それは最終手段として置いとこうぜ。……んで、それ以外には何かねーのか?」
二人が考えて考えて、考えあぐねて話している間、ナツメはぶつぶつと何かを呟いていた。──お姉ちゃん。
「まだ、思いつかないや……。ナツメちゃんは何か思いついた?」
聞かれて、見上げると覗き込んでいるレイの右目と目があった。それから、少し俯いて、そして辺りを見回した。あるのは木、木、木。遠くに滝も見える。木、滝……。何も思いつかない。だけど、考えないと……。考えなきゃ。お姉ちゃ──、
「あっ……」
「何か思いついた? ナツメちゃん」
「うん……! お兄ちゃん達がこう……積み木みたいに立って、その上からあっちに行くの」
「あー……。なんとなく、分かったよ。出来そうだけど……出来なさそうでもあるね……。高さ的にも……。でも、やってみよっか。今の所、それしかなさそうだしね」
「うん……!」
そうと決まれば早速、ナツメが走り出した
「は、早く……!」
「なんだぁ……? あのガキ、急に……」
「怒らないであげてよ」
「怒ってねーよ。……ただ、びっくりしただけっつーかなんつーか……。うしっ、行くか……!」
即座に会話を断ち切ったコーイチは手で地面を叩く勢いで立ち上がると、走って行くナツメを追いかけ、小走りする。まだ動き出していないレイは、立ち上がって、二人の走って行く先を見詰めて胸に手を当てた
「もう少し待っててね、お姉ちゃん……」
深く、深く息を吐いた。レイの耳を劈くのはあの日の記憶から想起される憎たらしいほどの赤い水音。悲鳴。──それでも、それを受け容れて、進まなきゃならない。あの時から助けてくれているこの子のためにも。
腕を下ろして、前を見る。二人とは少し距離が開いていて、それに気付いたレイは止めていた足を動かして追いかけた
幸いにも滝の近くに行くまでに二人に追いつき、どの辺りから登るか話し合う機会を設ける事に成功したレイは、こちらを向いている二人と滝を交互に見てから、
「……滝を見失わない程度に離れた方がいいと思うよ。だってね、あの近くに行くと他の人の声が聞こえないでしょ?」
と進言した
「けどなぁ、見失わない程度っつってもよ、どんだけ離れりゃ良いんだよ。それにできるだけ、こう、デコボコしてない所を選ばなきゃいけねーし。ほれ、いっちばん近くの壁なんかもう岩が突き出して棘みたくなってんぞ? その近くもけっこう険しいし……。さっきのアイデアで行くとしてもよ、こっから見渡す限りじゃあの滝の近くの方がまだトゲトゲしくねーぞ?」
「うーん……でもねぇ……」
「でもねぇ……。じゃねーよ。さっきから、てかずっとな、俺らに判断を任せ過ぎなんだよ。自分でも考えろ。提案してるっちゃしてるけどその判断を他人に任せんじゃねー。テメーは何のためにここに来たんだ? なんだったっけ? あー……。そうだったっ。家族を危険から遠ざけるため? に来たんだろ? だったらそうする為に考えろよ。そうすりゃ俺も手伝ってやる。……『仲間』だからなっ!」
どんっ、とレイの胸に拳を突き当てて鼻から大きく息を吐いたコーイチを見た。そのまま、伝うように肩、腕、そして拳に視線を下ろして目尻の力を抜いて短く息を吐き、再びコーイチに視線を戻した。ナツメはコーイチの後ろの方でそわそわしている
「……ありがとう。分かったよ。考えてみる」
そう言ってコーイチの拳を掴んでそっと下ろした
何かを弾くような、鉄を引っ掻いたような音がして、目を開けた。近くに同じ班に分けられた青年がいた。目元まで隠れている天然パーマの青年。名前は……トリ頭くん? 他の人達にずっとそう呼ばれていて忘れてしまったが、トリ頭くんは──違った。トリの巣頭くんだ。どっちでもいいか。悪口っぽいし。トリ頭くんは地面に倒れている。そう言えば、『玲美』たちはどうなったんだろう。どうにもこうにもきな臭い感じがする。ここは? 誰かに担がれて──、
「あっ、君は……」
睥睨されて、少し驚いた。この子も、そんな目をするんだな、と。この子には『玲美』を守ることをお願いしたはずだった。何がどうなってこうなったのか、予想だにできないけど、少なくとも友好的ではないね。
「眠っとけ、おっさん……」
「へ……?」
最後に見えたのは、二本の立った指だった。
※※※
「──んで? どーやってあの滝を登るんだよ」
「うーん……何かいい方法があると良いんだけどね……」
レイ達は今、滝の側にあった森に入って滝から少し距離をとろうと歩きつつ会議していた
「さっき鳴き声が聞こえたあのオオカミに協力してくれるように頼んだら、手伝ってくれるかもね。そうしたらきっと、すぐに見つかるよ。犬って鼻が良いみたいだしね」
宥めるように頭を撫でてそう言うが、そのオオカミに会う手段を持ち合わせていない一行に、レイはため息を吐いた。そのため息を受けてか、はたまたは別の理由でか、ともかく、鼻から血を流していた名残が鼻の頭にこびり付いているコーイチはどすんっ、と座り込んだ
「ともかく、だ。もう普通に聞こえるんだからこれ以上離れても戻るのに苦労するだけだろ。ここで考えよーぜ」
手で太ももを叩いてレイとナツメをその場に誘導すると、まんまと引っかかったレイ達が釣られ、近くに腰を下ろした
「それじゃ、確認だけどな? オオカミに会うためにゃあの滝の上に行かなきゃならねえ……んだよな?」
「たぶん、そうだよ」
「んじゃあ協力してる俺としても、宛もなく探すお前も、一番マシなレイの案に縋るしかねえわけだ。そこで、だ。ちょっとした腹案があるんだけどな……? ちょっと耳かせ……! 誰かに聞かれるかもしれねぇからな……!」
そう言っていたずらに笑う表情に、ナツメは事の鈍感さ加減に歯をキシキシ軋ませて大きなため息を吐く
「それで、どんな……?」
コーイチの甘い誘いに操られて耳を傾けるとコーイチはおかしなことを言い出し、それを聞いたレイは眉をひそめた
「どういうこと?」
「だぁーからっ! お前、バカでかいカバン持ってたろ? あれ。あん中にケータイとか入ってるだろ? それで電話しろって言ってんだよ」
「今は、無いよ。……院長さんにもらった物だけど、失くしちゃって……」
「マジかよ……! それでリーダーのケータイに電話してこっちに来てもらおうって魂胆だったのに……」
「あはは……。そうだね……」
苦笑して返すと、コーイチは不機嫌そうに太ももの上に肘を置いて掌に顎を置いて一息に鼻から全てを吐き出した。ナツメは俯いてしまっている。レイはと言うと目を細めながら辺りをしきりに見回していた
「そんなに警戒しなくても大丈夫だろ」
「でも、しておいた事に越した事はないよ。そんな事を聞くよりも、どうやってあの崖を登るか考えないと……。凹凸は激しそうだけど、高いし危ないから直接登ることもできないし……」
「……まあ、それは最終手段として置いとこうぜ。……んで、それ以外には何かねーのか?」
二人が考えて考えて、考えあぐねて話している間、ナツメはぶつぶつと何かを呟いていた。──お姉ちゃん。
「まだ、思いつかないや……。ナツメちゃんは何か思いついた?」
聞かれて、見上げると覗き込んでいるレイの右目と目があった。それから、少し俯いて、そして辺りを見回した。あるのは木、木、木。遠くに滝も見える。木、滝……。何も思いつかない。だけど、考えないと……。考えなきゃ。お姉ちゃ──、
「あっ……」
「何か思いついた? ナツメちゃん」
「うん……! お兄ちゃん達がこう……積み木みたいに立って、その上からあっちに行くの」
「あー……。なんとなく、分かったよ。出来そうだけど……出来なさそうでもあるね……。高さ的にも……。でも、やってみよっか。今の所、それしかなさそうだしね」
「うん……!」
そうと決まれば早速、ナツメが走り出した
「は、早く……!」
「なんだぁ……? あのガキ、急に……」
「怒らないであげてよ」
「怒ってねーよ。……ただ、びっくりしただけっつーかなんつーか……。うしっ、行くか……!」
即座に会話を断ち切ったコーイチは手で地面を叩く勢いで立ち上がると、走って行くナツメを追いかけ、小走りする。まだ動き出していないレイは、立ち上がって、二人の走って行く先を見詰めて胸に手を当てた
「もう少し待っててね、お姉ちゃん……」
深く、深く息を吐いた。レイの耳を劈くのはあの日の記憶から想起される憎たらしいほどの赤い水音。悲鳴。──それでも、それを受け容れて、進まなきゃならない。あの時から助けてくれているこの子のためにも。
腕を下ろして、前を見る。二人とは少し距離が開いていて、それに気付いたレイは止めていた足を動かして追いかけた
幸いにも滝の近くに行くまでに二人に追いつき、どの辺りから登るか話し合う機会を設ける事に成功したレイは、こちらを向いている二人と滝を交互に見てから、
「……滝を見失わない程度に離れた方がいいと思うよ。だってね、あの近くに行くと他の人の声が聞こえないでしょ?」
と進言した
「けどなぁ、見失わない程度っつってもよ、どんだけ離れりゃ良いんだよ。それにできるだけ、こう、デコボコしてない所を選ばなきゃいけねーし。ほれ、いっちばん近くの壁なんかもう岩が突き出して棘みたくなってんぞ? その近くもけっこう険しいし……。さっきのアイデアで行くとしてもよ、こっから見渡す限りじゃあの滝の近くの方がまだトゲトゲしくねーぞ?」
「うーん……でもねぇ……」
「でもねぇ……。じゃねーよ。さっきから、てかずっとな、俺らに判断を任せ過ぎなんだよ。自分でも考えろ。提案してるっちゃしてるけどその判断を他人に任せんじゃねー。テメーは何のためにここに来たんだ? なんだったっけ? あー……。そうだったっ。家族を危険から遠ざけるため? に来たんだろ? だったらそうする為に考えろよ。そうすりゃ俺も手伝ってやる。……『仲間』だからなっ!」
どんっ、とレイの胸に拳を突き当てて鼻から大きく息を吐いたコーイチを見た。そのまま、伝うように肩、腕、そして拳に視線を下ろして目尻の力を抜いて短く息を吐き、再びコーイチに視線を戻した。ナツメはコーイチの後ろの方でそわそわしている
「……ありがとう。分かったよ。考えてみる」
そう言ってコーイチの拳を掴んでそっと下ろした
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