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三章 炎は時に激しく、時に儚く、時に普遍して燃える
123話 『不安定なプライバシー』
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その日の昼過ぎ──、
「ん、ふにゃぁぁ~……」
レイカが欠伸をかいてレイの太ももに頬を擦りつけて目を覚ました。目覚めも心持ち良さげなほわほわした表情で少し眠たそうに目を擦りながら起き上がってきた。
「おはよ~……」
「お昼は過ぎちゃってるけどね」
「えっ!? うそっ!? ──ほんとだぁぁ……!」
ドキュメンタリー番組の放映しているテレビの画面の左上を見て、レイカは肩を落とした。
「お、お昼、ごはん……は……」
「そ、それは……」
「食べちゃったの!? 食べちゃったのっっ!?」
「お、起こしても、起きてくれなくて……」
「にゃあああああああああ!! お腹空いたあああああああああっっっ!!」
「レイカちゃん! そんなこと言ってちゃ太っちゃうわよ!」
レイ達の後ろ、テーブルの所からつい数時間前に悪魔の囁きに傾いた結果を叩き出したネネが椅子から立ち上がって声を大にして言い張る。
しかし本人はその事にすら気づいていないので気にも留めることはできないのだが。
「ふ、太ってないもん! 太ったのはネネさんでしょ!」
「私も太ってないわよ! ちょっと、ほんのちょ~っぴりだけ体重が増えて神経質になってるだけ! ほんとっ、ほんの〇・二キロくらい! 誤差だから! 誤差!」
「じゃあなんでそんなに言ってるの!? ほんとは誤差とか思ってないんでしょ!!」
指を指されて言われたネネは、血を吐くフリをして片膝を着いた。しかしそれだけでは終わらない。やられたらやり返すのが、ネネだ。
「酷いじゃないレイカちゃん! 私はあなたをそんな子に育てた覚えはありません!」
「べーっだ! ネネさんは太っちゃったんだから仕方な──にゃっ!?」
不発に終わったやり返しも今度は物理に変化し、駆け出した。慌ててソファから飛び下りて階段に向かったレイカだったが、ソファの壁を無くして大の大人に足の速さで勝とうとしたのが間違いだったのだ。家の中を走って逃げるレイカの肩を掴んでそのまま押し倒すと、その細い体のあちこちに手を這わせて伝家の宝刀『擽りの刑』によって廊下にて断罪されてしまう。
「ひにゃはハハはハははっハはハははハハはハ、ハははッ、はハははははハハ、は、ハヒャっひゃヒャひゃひゃヒャひゃひゃひゃヒャっヒャヒャひゃヒッャひゃヒャひゃひゃひゃ──ッッッ!」
レイカの哄笑が家の中を駆け巡り、レイはただただ心配そうに眉尻を下ろして廊下の方に視線を向けていた。
哄笑がどこかへ走り去って行った後、ネネだけがリビングに戻って来た。その衣服は乱れに乱れ、直しながらいつも食卓として使っているテーブルに向かい、定位置に座った。
「レイカちゃん?」
そう、レイはぴょこっと顔を出してみて様子を伺う。そこには半分以上、いや、ほとんど衣服を脱がされて放置されているレイカがざんばらと乱れた髪で顔の上半分を隠して倒れていた。ただ、伺える口元からは笑いが引き攣って残っている。
「ひひ……ひひひ……」
その姿を見た途端、レイは慌ててレイカに駆け寄った。家の中では走らないと言うあって然るべきルールはこの家ではお構い無しに誰しもが破っている行為である。
しかし今は緊急事態。あって然るべきルールも今は関係ない。
レイカの腕が片方、服から脱げていて、その被害は頭まで被っている。要するに、ピンク色の寝間着は片腕しか隠しておらず、上半身はほぼ裸と言っても過言では無かった。
下半身は下着を履いているので上半身と比べれば被害は少ないが、履いていたピンクのズボンも膝の少し上まで脱げていて、先程から足が口が引き攣るようにぴくっぴくっと動いている。いや、足だけではなかった。
それは全身に及び、「ひぃ……ひぃ……」と掠れるような音を立てたおかしな呼吸までしているほどだ。
「だ、だいじょうぶ!?」
「ひぃ……ひひひ……らい、ひっ、ひょうるぅ……」
「だいじょうぶじゃないでしょ……!?」
レイカの頭の上から服を被せ、適当な穴から頭を出させる。次に腕を掴んで、残りの穴に通して服を着せてやり、足を持ち上げてズボンを腰まで上げ、横に抱き抱える。
──お姫様だっこだ。そうしたままリビングに戻り、レイカをソファの上に寝転がすと、ネネの方に向いた。
「ネネさん」
「どうしたの? レイくん」
「その……今日のこれは……やり過ぎ……だと、思います……」
「……分かった分かった。謝るわよ」と、振り返ってレイカが寝ていると思しきソファに向けて頭を下げた。「ちょっと、ほんのちょ~っぴりやり過ぎたと思っています。ごめんなさい。……これでいいかしら?」
どこかに隠していた棘をむき出しにするようにネネは、レイに確認を取る。
「……はい」
一つ、息を吐いてネネは蹲るように背中を曲げながら眉間にシワを寄せて「うぅ~……」と顔をしかめた。
「ごめんね。ほんとに。……今、ちょっと気が立ってるのよ。その……こう、ピリピリする時期って言うか、なんて言うか……。そんなだから、気を遣ったりできなくて、いや、ちょっと、ほんっとごめんね」
「ボクこそ、すみません。……知らなくて」
「逆に知ってたらエスパーか何かよ。誰にも話してないし。……あと、レイカちゃんにもそういう時期が来ると思うから、そういう時は優しくしてあげてね。レイくん、いつも優しいから大丈夫だとは思うけど」
「分かりました。心に留めておきます」
苦笑するネネはレイに背を向けてテーブルに顔を向けた。レイからはその表情を見る事さえ叶わない。やがてレイも諦め、まだ引き攣ったように体をぴくっぴくっとさせているレイカの頭を太ももの上に乗せて頭を撫でた。レイカはまだひくつく両手でレイの手を握った。
ピンポーン。
そう音がして、レイはネネの方を振り返る。ネネは姿勢を正して人呼吸を吐き、椅子から立ち上がって玄関の方に向かって行った。
それをリビングから見送ると、再びレイカの方に視線を向ける。
彼女はもう引き攣っていない。ただ──、
「……だいじょうぶ?」
思慮に包まれた声音で、レイは撫でるように優しく声をかける。しかし、レイカは先程掴んだレイの左手を、頬に当てて、レイのお腹の方にごろりと寝返りを打った。
「ネネさん、すっごい怒ってた……」
ぎゅっと握り締められた手に熱が篭もる。
「怖かった……。ネネさん、怖かった」
レイは反応を返すことができず、ただただ黙りこくっている。レイカの鼻を啜る音が、虚しくもテレビの音に掻き消された。
「そうだ、レイカちゃん」
と、ここまでの雰囲気に歯止めを効かせて、見上げるレイカの顔に微笑みかけ、そのかたを抱いてゆっくりと起こした。レイカの瞳には少し寂しげな思いが浮かび上がり、それでも何かと好奇心も多分に含んだ瞳でレイを見詰める。
「一緒に、遊ぼ」
いつもは彼女から呼びかけるその言葉。
絶対に彼からは口に出さなかった言葉。
それでも彼は今、その憂いを解くかのような優しい右目を向けて、先程まで握り締められて熱が篭った左手をレイカに差し伸べた。
その言葉が、行動が、彼女の双眸に塗られた悲しみを、嬉しさで塗り替えていく。
それは瞳だけに拘らず、表情にも侵食し──、
「うんっ! 遊ぶ!」
──ぎゅっと、レイに顔から抱きついた。
[あとがき]
おはよう、こんにちは、こんばんは。作者です。
もう二十日ですが、本編の構想を練っていて予定していた夏番外編に手がつけられない……!
精々頑張りますが、もしかしたら九月入ってから夏番外を公開するかも……。
そうなった場合でも、許して下さい。作者の能力不足です。
もしかしたら楽しみにしていない方もいるかも知れないけれど。
「ん、ふにゃぁぁ~……」
レイカが欠伸をかいてレイの太ももに頬を擦りつけて目を覚ました。目覚めも心持ち良さげなほわほわした表情で少し眠たそうに目を擦りながら起き上がってきた。
「おはよ~……」
「お昼は過ぎちゃってるけどね」
「えっ!? うそっ!? ──ほんとだぁぁ……!」
ドキュメンタリー番組の放映しているテレビの画面の左上を見て、レイカは肩を落とした。
「お、お昼、ごはん……は……」
「そ、それは……」
「食べちゃったの!? 食べちゃったのっっ!?」
「お、起こしても、起きてくれなくて……」
「にゃあああああああああ!! お腹空いたあああああああああっっっ!!」
「レイカちゃん! そんなこと言ってちゃ太っちゃうわよ!」
レイ達の後ろ、テーブルの所からつい数時間前に悪魔の囁きに傾いた結果を叩き出したネネが椅子から立ち上がって声を大にして言い張る。
しかし本人はその事にすら気づいていないので気にも留めることはできないのだが。
「ふ、太ってないもん! 太ったのはネネさんでしょ!」
「私も太ってないわよ! ちょっと、ほんのちょ~っぴりだけ体重が増えて神経質になってるだけ! ほんとっ、ほんの〇・二キロくらい! 誤差だから! 誤差!」
「じゃあなんでそんなに言ってるの!? ほんとは誤差とか思ってないんでしょ!!」
指を指されて言われたネネは、血を吐くフリをして片膝を着いた。しかしそれだけでは終わらない。やられたらやり返すのが、ネネだ。
「酷いじゃないレイカちゃん! 私はあなたをそんな子に育てた覚えはありません!」
「べーっだ! ネネさんは太っちゃったんだから仕方な──にゃっ!?」
不発に終わったやり返しも今度は物理に変化し、駆け出した。慌ててソファから飛び下りて階段に向かったレイカだったが、ソファの壁を無くして大の大人に足の速さで勝とうとしたのが間違いだったのだ。家の中を走って逃げるレイカの肩を掴んでそのまま押し倒すと、その細い体のあちこちに手を這わせて伝家の宝刀『擽りの刑』によって廊下にて断罪されてしまう。
「ひにゃはハハはハははっハはハははハハはハ、ハははッ、はハははははハハ、は、ハヒャっひゃヒャひゃひゃヒャひゃひゃひゃヒャっヒャヒャひゃヒッャひゃヒャひゃひゃひゃ──ッッッ!」
レイカの哄笑が家の中を駆け巡り、レイはただただ心配そうに眉尻を下ろして廊下の方に視線を向けていた。
哄笑がどこかへ走り去って行った後、ネネだけがリビングに戻って来た。その衣服は乱れに乱れ、直しながらいつも食卓として使っているテーブルに向かい、定位置に座った。
「レイカちゃん?」
そう、レイはぴょこっと顔を出してみて様子を伺う。そこには半分以上、いや、ほとんど衣服を脱がされて放置されているレイカがざんばらと乱れた髪で顔の上半分を隠して倒れていた。ただ、伺える口元からは笑いが引き攣って残っている。
「ひひ……ひひひ……」
その姿を見た途端、レイは慌ててレイカに駆け寄った。家の中では走らないと言うあって然るべきルールはこの家ではお構い無しに誰しもが破っている行為である。
しかし今は緊急事態。あって然るべきルールも今は関係ない。
レイカの腕が片方、服から脱げていて、その被害は頭まで被っている。要するに、ピンク色の寝間着は片腕しか隠しておらず、上半身はほぼ裸と言っても過言では無かった。
下半身は下着を履いているので上半身と比べれば被害は少ないが、履いていたピンクのズボンも膝の少し上まで脱げていて、先程から足が口が引き攣るようにぴくっぴくっと動いている。いや、足だけではなかった。
それは全身に及び、「ひぃ……ひぃ……」と掠れるような音を立てたおかしな呼吸までしているほどだ。
「だ、だいじょうぶ!?」
「ひぃ……ひひひ……らい、ひっ、ひょうるぅ……」
「だいじょうぶじゃないでしょ……!?」
レイカの頭の上から服を被せ、適当な穴から頭を出させる。次に腕を掴んで、残りの穴に通して服を着せてやり、足を持ち上げてズボンを腰まで上げ、横に抱き抱える。
──お姫様だっこだ。そうしたままリビングに戻り、レイカをソファの上に寝転がすと、ネネの方に向いた。
「ネネさん」
「どうしたの? レイくん」
「その……今日のこれは……やり過ぎ……だと、思います……」
「……分かった分かった。謝るわよ」と、振り返ってレイカが寝ていると思しきソファに向けて頭を下げた。「ちょっと、ほんのちょ~っぴりやり過ぎたと思っています。ごめんなさい。……これでいいかしら?」
どこかに隠していた棘をむき出しにするようにネネは、レイに確認を取る。
「……はい」
一つ、息を吐いてネネは蹲るように背中を曲げながら眉間にシワを寄せて「うぅ~……」と顔をしかめた。
「ごめんね。ほんとに。……今、ちょっと気が立ってるのよ。その……こう、ピリピリする時期って言うか、なんて言うか……。そんなだから、気を遣ったりできなくて、いや、ちょっと、ほんっとごめんね」
「ボクこそ、すみません。……知らなくて」
「逆に知ってたらエスパーか何かよ。誰にも話してないし。……あと、レイカちゃんにもそういう時期が来ると思うから、そういう時は優しくしてあげてね。レイくん、いつも優しいから大丈夫だとは思うけど」
「分かりました。心に留めておきます」
苦笑するネネはレイに背を向けてテーブルに顔を向けた。レイからはその表情を見る事さえ叶わない。やがてレイも諦め、まだ引き攣ったように体をぴくっぴくっとさせているレイカの頭を太ももの上に乗せて頭を撫でた。レイカはまだひくつく両手でレイの手を握った。
ピンポーン。
そう音がして、レイはネネの方を振り返る。ネネは姿勢を正して人呼吸を吐き、椅子から立ち上がって玄関の方に向かって行った。
それをリビングから見送ると、再びレイカの方に視線を向ける。
彼女はもう引き攣っていない。ただ──、
「……だいじょうぶ?」
思慮に包まれた声音で、レイは撫でるように優しく声をかける。しかし、レイカは先程掴んだレイの左手を、頬に当てて、レイのお腹の方にごろりと寝返りを打った。
「ネネさん、すっごい怒ってた……」
ぎゅっと握り締められた手に熱が篭もる。
「怖かった……。ネネさん、怖かった」
レイは反応を返すことができず、ただただ黙りこくっている。レイカの鼻を啜る音が、虚しくもテレビの音に掻き消された。
「そうだ、レイカちゃん」
と、ここまでの雰囲気に歯止めを効かせて、見上げるレイカの顔に微笑みかけ、そのかたを抱いてゆっくりと起こした。レイカの瞳には少し寂しげな思いが浮かび上がり、それでも何かと好奇心も多分に含んだ瞳でレイを見詰める。
「一緒に、遊ぼ」
いつもは彼女から呼びかけるその言葉。
絶対に彼からは口に出さなかった言葉。
それでも彼は今、その憂いを解くかのような優しい右目を向けて、先程まで握り締められて熱が篭った左手をレイカに差し伸べた。
その言葉が、行動が、彼女の双眸に塗られた悲しみを、嬉しさで塗り替えていく。
それは瞳だけに拘らず、表情にも侵食し──、
「うんっ! 遊ぶ!」
──ぎゅっと、レイに顔から抱きついた。
[あとがき]
おはよう、こんにちは、こんばんは。作者です。
もう二十日ですが、本編の構想を練っていて予定していた夏番外編に手がつけられない……!
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