65 / 127
千年の封印
しおりを挟む
ヴェルデ聖堂の内部は、森の匂いがした。
石壁の隙間から蔦が侵入し、天井の梁に苔が生えている。東大陸の大聖堂の荘厳さとは対照的な、自然に還りかけた聖堂。だがその静けさの中に——古い力の気配が満ちていた。
神官長のエリアスが、七人を聖堂の奥に案内した。白髪の老人で、背は曲がっているが目は澄んでいる。
「地下への入口はここです」
祭壇の裏に、石の床板があった。二枚の石板が合わさった形で、表面に古代文字が刻まれている。文字は銀色に微かに光を帯びていた。
「千年前の封印です」エリアスが杖で石板を示した。「初代のヴェルデ神官長が施したと伝えられています。以来、一度も開かれたことはない」
「開けようとした者は」レイドが聞いた。
「おります。百年に一度ほど、聖教会の上層部から調査の命令が来ます。ですが——封印に触れた者は全員、意識を失いました。力で抉じ開けようとした者もいましたが、石板は傷一つつかなかった」
リーシャが石板の前に跪いた。手を石に近づけると——四つの残滓が体内で震えた。石板の古代文字が、銀色の光を強めた。
「共鳴している」リーシャが息を呑んだ。「この封印は——柱の力で作られています。守り手の力でなければ——解けない」
「千年間、守り手が来るのを待っていたのか」アルヴィンが石板を見下ろした。
「いいえ。守り手が安易に開けないように、という封印です。四つの残滓を持つ者でなければ、解除できない」
「四つ——つまり、五つの残滓のうち四つを集めた後でなければ、最後の一つに辿り着けない」
「はい。順番が決まっていたんです。最初から」
レイドはリーシャの隣に立った。
「開けられるか」
「開けられます。ですが——時間がかかります。封印を無理に砕けば、残滓ごと消えてしまう。丁寧に、一層ずつ解いていかなければ」
「どのくらいかかる」
「分かりません。一刻か。半日か。封印の構造を読み解きながら進めるしかない」
「俺たちが守る」ガレスが大盾を下ろした。「好きなだけ時間を使え」
セレナがリーシャの隣に跪いた。
「私にも手伝えますか」
「セレナさん——」
「聖女の力と守り手の力は同じ源。前に禁術を中和した時も——力が通じ合いました」
リーシャが微かに笑った。
「お願いします」
二人が石板に手を触れた。
銀色と緑の光が、石板の表面に広がった。古代文字が一つずつ浮かび上がり、光に包まれていく。封印の構造が——二人の目に見えるようになった。
七つの層。千年前の神官長が、七重の封印を施していた。一層ごとに異なる術式。異なる鍵。
「第一層——地の封印」リーシャが呟いた。「大地の力で石板を固定している。これは——」
リーシャの手から銀色の波動が流れた。石板の古代文字の一部が消え、石が微かに震えた。
「一つ解けた」
レイドたちは聖堂の入口と窓を固めた。ガレスが正面入口に大盾を構え、カイルが窓際に弓を置いた。アルヴィンは聖剣を帯びたまま、祭壇の周囲を巡回している。ミラは屋根に上がり、周囲の森を監視していた。
レイドはリーシャの傍に残った。左手の紋様が——微かに温かくなっている。ヴェルディアが何かを伝えようとしている気がした。
「第二層——水の封印」
セレナの緑の光が、石板の上を流れた。文字が一つ消え、また一つ消える。水のように穏やかに、封印が解けていく。
「第三層——風の封印」
リーシャの髪が舞い上がった。聖堂の中に風が渦巻き、蔦が揺れた。石板から風が吹き出し——やがて収まった。
三層が解けるまでに、一刻が経過していた。
「リーシャ、休め」レイドが水を差し出した。
「大丈夫です。四つの残滓が力を貸してくれている。今は——体力の問題ではなく、集中力の問題です」
「集中力なら尚更、休息が必要だ」
リーシャが少し考え、頷いた。
「五分だけ」
リーシャは目を閉じ、壁に背を預けた。セレナが隣に座り、静かに祈りを捧げている。
レイドは聖堂の窓から外を見た。森は静かだ。月が高く昇り、聖堂の前庭を白く照らしている。リーシャが地脈を鎮めた効果が、まだ続いているのだろう。
ミラが屋根から下りてきた。
「異常なし。ただ——気になることがある」
「何だ」
「森の東側に、焚き火の痕がある。半日前くらいのもの。五人から六人の野営跡」
「アルヴィンたちの野営跡か」
「いや。アルヴィンたちは街道沿いに来たはず。焚き火があったのは——街道から外れた場所。わざと隠れるように野営していた」
レイドの目が鋭くなった。
「追手か」
「カレンの聖教会の船の連中とは別口かもしれない。鴉の伝書は——俺たちより速いとジークが言っていた」アルヴィンが近づいた。「マルティウスの命令が、西大陸にも届いている可能性がある」
「聖堂の支部は押さえたんだろう」
「聖堂の神官たちは従った。だが——ヴェルデの街にも聖教会の信者はいる。マルティウスの拘束を知らない者たちが、旧命令に従って動いている可能性がある」
「守りを固める必要があるな」ガレスが言った。
「既に固めている」アルヴィンがエドモンに目配せした。「エドモンが聖堂の周囲に聖騎士の結界を張った。接近する者がいれば、分かる」
「抜かりないな」
「勇者を十年やっていた。——護衛の手順くらいは心得ている」
レイドはアルヴィンを見た。一周目では——この男に殺された。二周目では——同じ男が、味方として隣に立っている。
「アルヴィン」
「何だ」
「お前がいてくれて——助かる」
アルヴィンの碧眼が一瞬揺れた。だがすぐに目を逸らし、小さく頷いた。
「償いだと言っただろう。——感謝は不要だ」
五分が過ぎた。リーシャが目を開けた。
「続けます」
「第四層——火の封印」
石板が赤く光った。熱が聖堂の空気を震わせた。リーシャの額に汗が浮かぶ。セレナの緑の光が、赤い光を冷まし、封印の術式を柔らかく解いていく。
「第五層——光の封印」
石板全体が白く輝いた。聖堂の内部が昼間のように明るくなり、壁の蔦が影を落とした。光が収まると——石板の文字が半分以上消えていた。
「あと二層」
リーシャの声に疲労が滲んでいた。額に汗の筋が幾本も流れている。だが目は澄んでいる。集中は途切れていない。
「第六層——闇の封印」
聖堂から光が消えた。蝋燭もかがり火も——全ての光が吸い込まれた。完全な闇。目を開けても何も見えない。
「リーシャ!」レイドが手を伸ばした。
「大丈夫——です」
闇の中で、銀色の光だけが灯った。リーシャの両手から放たれる守り手の光。その光が——闇を内側から食い破るように広がった。
闇が割れた。光が戻った。石板の文字は——残り一行だけになっていた。
「最後の層」リーシャの声が掠れていた。「第七層——命の封印」
「命?」
「この層だけ——術式が違います。力で解くのではなく、問いかけに答える形式です」
「問いかけ?」
石板の最後の一行が、銀色に浮かび上がった。古代文字。だがリーシャには——読める。
「『汝は何のために、柱の力を求めるか』」
聖堂が静まり返った。七人が——リーシャを見つめた。
リーシャは石板に両手を置いたまま、目を閉じた。
何のために。
力を求める理由。
守り手として——世界を支えるため? ヴェルディアを救うため? レイドとの約束を果たすため?
どれも正しい。だがどれも——本当の答えではない気がした。
リーシャは目を開けた。
「——世界を、好きだからです」
静寂。
「この海が。この森が。この空が。この町で暮らす人たちが。——好きだから。なくしたくないから。それだけです」
石板の最後の文字が——消えた。
石板が二つに割れた。音もなく、静かに。割れた石板の下に——階段が現れた。地下へ続く、古い石段。段の一つ一つに苔が生え、湿った空気が下から吹き上がってきた。
そして——青い光が、地下の奥から微かに射していた。
「封印が——解けた」エリアスが声を震わせた。「千年の封印が——」
リーシャの体が傾いた。レイドが支えた。
「大丈夫か」
「大丈夫です。少し——疲れただけ」
「休め。地下に降りるのは——」
「いいえ。今行きます。残滓が——呼んでいます。待てないんです。ヴェルディアが——もう、限界に近い」
レイドの左手の紋様が、激しく脈動した。ヴェルディアの声なき声が——届いている。急いでくれ、と。
「分かった。行こう」
七人が階段を下り始めた。青い光が、一段ごとに強くなっていく。
千年の封印の奥に眠る、最後の残滓。世界を支える最後の欠片。
それが——すぐそこにある。
石壁の隙間から蔦が侵入し、天井の梁に苔が生えている。東大陸の大聖堂の荘厳さとは対照的な、自然に還りかけた聖堂。だがその静けさの中に——古い力の気配が満ちていた。
神官長のエリアスが、七人を聖堂の奥に案内した。白髪の老人で、背は曲がっているが目は澄んでいる。
「地下への入口はここです」
祭壇の裏に、石の床板があった。二枚の石板が合わさった形で、表面に古代文字が刻まれている。文字は銀色に微かに光を帯びていた。
「千年前の封印です」エリアスが杖で石板を示した。「初代のヴェルデ神官長が施したと伝えられています。以来、一度も開かれたことはない」
「開けようとした者は」レイドが聞いた。
「おります。百年に一度ほど、聖教会の上層部から調査の命令が来ます。ですが——封印に触れた者は全員、意識を失いました。力で抉じ開けようとした者もいましたが、石板は傷一つつかなかった」
リーシャが石板の前に跪いた。手を石に近づけると——四つの残滓が体内で震えた。石板の古代文字が、銀色の光を強めた。
「共鳴している」リーシャが息を呑んだ。「この封印は——柱の力で作られています。守り手の力でなければ——解けない」
「千年間、守り手が来るのを待っていたのか」アルヴィンが石板を見下ろした。
「いいえ。守り手が安易に開けないように、という封印です。四つの残滓を持つ者でなければ、解除できない」
「四つ——つまり、五つの残滓のうち四つを集めた後でなければ、最後の一つに辿り着けない」
「はい。順番が決まっていたんです。最初から」
レイドはリーシャの隣に立った。
「開けられるか」
「開けられます。ですが——時間がかかります。封印を無理に砕けば、残滓ごと消えてしまう。丁寧に、一層ずつ解いていかなければ」
「どのくらいかかる」
「分かりません。一刻か。半日か。封印の構造を読み解きながら進めるしかない」
「俺たちが守る」ガレスが大盾を下ろした。「好きなだけ時間を使え」
セレナがリーシャの隣に跪いた。
「私にも手伝えますか」
「セレナさん——」
「聖女の力と守り手の力は同じ源。前に禁術を中和した時も——力が通じ合いました」
リーシャが微かに笑った。
「お願いします」
二人が石板に手を触れた。
銀色と緑の光が、石板の表面に広がった。古代文字が一つずつ浮かび上がり、光に包まれていく。封印の構造が——二人の目に見えるようになった。
七つの層。千年前の神官長が、七重の封印を施していた。一層ごとに異なる術式。異なる鍵。
「第一層——地の封印」リーシャが呟いた。「大地の力で石板を固定している。これは——」
リーシャの手から銀色の波動が流れた。石板の古代文字の一部が消え、石が微かに震えた。
「一つ解けた」
レイドたちは聖堂の入口と窓を固めた。ガレスが正面入口に大盾を構え、カイルが窓際に弓を置いた。アルヴィンは聖剣を帯びたまま、祭壇の周囲を巡回している。ミラは屋根に上がり、周囲の森を監視していた。
レイドはリーシャの傍に残った。左手の紋様が——微かに温かくなっている。ヴェルディアが何かを伝えようとしている気がした。
「第二層——水の封印」
セレナの緑の光が、石板の上を流れた。文字が一つ消え、また一つ消える。水のように穏やかに、封印が解けていく。
「第三層——風の封印」
リーシャの髪が舞い上がった。聖堂の中に風が渦巻き、蔦が揺れた。石板から風が吹き出し——やがて収まった。
三層が解けるまでに、一刻が経過していた。
「リーシャ、休め」レイドが水を差し出した。
「大丈夫です。四つの残滓が力を貸してくれている。今は——体力の問題ではなく、集中力の問題です」
「集中力なら尚更、休息が必要だ」
リーシャが少し考え、頷いた。
「五分だけ」
リーシャは目を閉じ、壁に背を預けた。セレナが隣に座り、静かに祈りを捧げている。
レイドは聖堂の窓から外を見た。森は静かだ。月が高く昇り、聖堂の前庭を白く照らしている。リーシャが地脈を鎮めた効果が、まだ続いているのだろう。
ミラが屋根から下りてきた。
「異常なし。ただ——気になることがある」
「何だ」
「森の東側に、焚き火の痕がある。半日前くらいのもの。五人から六人の野営跡」
「アルヴィンたちの野営跡か」
「いや。アルヴィンたちは街道沿いに来たはず。焚き火があったのは——街道から外れた場所。わざと隠れるように野営していた」
レイドの目が鋭くなった。
「追手か」
「カレンの聖教会の船の連中とは別口かもしれない。鴉の伝書は——俺たちより速いとジークが言っていた」アルヴィンが近づいた。「マルティウスの命令が、西大陸にも届いている可能性がある」
「聖堂の支部は押さえたんだろう」
「聖堂の神官たちは従った。だが——ヴェルデの街にも聖教会の信者はいる。マルティウスの拘束を知らない者たちが、旧命令に従って動いている可能性がある」
「守りを固める必要があるな」ガレスが言った。
「既に固めている」アルヴィンがエドモンに目配せした。「エドモンが聖堂の周囲に聖騎士の結界を張った。接近する者がいれば、分かる」
「抜かりないな」
「勇者を十年やっていた。——護衛の手順くらいは心得ている」
レイドはアルヴィンを見た。一周目では——この男に殺された。二周目では——同じ男が、味方として隣に立っている。
「アルヴィン」
「何だ」
「お前がいてくれて——助かる」
アルヴィンの碧眼が一瞬揺れた。だがすぐに目を逸らし、小さく頷いた。
「償いだと言っただろう。——感謝は不要だ」
五分が過ぎた。リーシャが目を開けた。
「続けます」
「第四層——火の封印」
石板が赤く光った。熱が聖堂の空気を震わせた。リーシャの額に汗が浮かぶ。セレナの緑の光が、赤い光を冷まし、封印の術式を柔らかく解いていく。
「第五層——光の封印」
石板全体が白く輝いた。聖堂の内部が昼間のように明るくなり、壁の蔦が影を落とした。光が収まると——石板の文字が半分以上消えていた。
「あと二層」
リーシャの声に疲労が滲んでいた。額に汗の筋が幾本も流れている。だが目は澄んでいる。集中は途切れていない。
「第六層——闇の封印」
聖堂から光が消えた。蝋燭もかがり火も——全ての光が吸い込まれた。完全な闇。目を開けても何も見えない。
「リーシャ!」レイドが手を伸ばした。
「大丈夫——です」
闇の中で、銀色の光だけが灯った。リーシャの両手から放たれる守り手の光。その光が——闇を内側から食い破るように広がった。
闇が割れた。光が戻った。石板の文字は——残り一行だけになっていた。
「最後の層」リーシャの声が掠れていた。「第七層——命の封印」
「命?」
「この層だけ——術式が違います。力で解くのではなく、問いかけに答える形式です」
「問いかけ?」
石板の最後の一行が、銀色に浮かび上がった。古代文字。だがリーシャには——読める。
「『汝は何のために、柱の力を求めるか』」
聖堂が静まり返った。七人が——リーシャを見つめた。
リーシャは石板に両手を置いたまま、目を閉じた。
何のために。
力を求める理由。
守り手として——世界を支えるため? ヴェルディアを救うため? レイドとの約束を果たすため?
どれも正しい。だがどれも——本当の答えではない気がした。
リーシャは目を開けた。
「——世界を、好きだからです」
静寂。
「この海が。この森が。この空が。この町で暮らす人たちが。——好きだから。なくしたくないから。それだけです」
石板の最後の文字が——消えた。
石板が二つに割れた。音もなく、静かに。割れた石板の下に——階段が現れた。地下へ続く、古い石段。段の一つ一つに苔が生え、湿った空気が下から吹き上がってきた。
そして——青い光が、地下の奥から微かに射していた。
「封印が——解けた」エリアスが声を震わせた。「千年の封印が——」
リーシャの体が傾いた。レイドが支えた。
「大丈夫か」
「大丈夫です。少し——疲れただけ」
「休め。地下に降りるのは——」
「いいえ。今行きます。残滓が——呼んでいます。待てないんです。ヴェルディアが——もう、限界に近い」
レイドの左手の紋様が、激しく脈動した。ヴェルディアの声なき声が——届いている。急いでくれ、と。
「分かった。行こう」
七人が階段を下り始めた。青い光が、一段ごとに強くなっていく。
千年の封印の奥に眠る、最後の残滓。世界を支える最後の欠片。
それが——すぐそこにある。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる