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春の物語
チョコは天才!?
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「ただいまー!ウ・カ!」
私がお昼の準備をしていたらようやく帰ってきた。
「おかえりー!!」
私はチョコとサムの頬を引っ張りながら笑顔で言った。
「さんざん、人に迷惑かけただけじゃなくいきなりいなくなることで私がどれだけ心配していると思ってるの?
3人とも悪い子でいるならお昼抜きにするよ??」
「いひゃい!はふかった!(痛い!悪かった!)」
「ごめんなさひぃ!」
「えー!どうして私まで入ってるの??」
サムとチョコは素直に謝ってる中1人のんびりと抗議の声をあげてるのはサラ。
「あたりまえでしょ!サムを止めなかった罰だよ!!」
私は2人から手を離す。
「いててててて。ウカ意外と力強いんだな。」
「ウカ姉さん、ごめんなさい。」
チョコは子犬のようにしょんぼりと反省してる。
・・・・なんか可愛い!
あーもう!これ以上怒れないじゃない!!
「・・・これからはこういうの無しにしてよね?何かあったら大変だし。それに私が怖いから。ね?約束。」
しゃがみながら言うとチョコはぱぁっと明るい笑顔で
「うん!約束する!!」
私の小指とチョコの小指を絡める。
「「ゆびきり、げんまん嘘ついたらハリセンボンの~む!!」」
2人で声をそろえて微笑みあう。
「さてと、お昼にしようか?2人ともお腹すいてるでしょ?サラ、手伝って。」
「はいはい、やっとお昼だー!」
私はサラと一緒にご飯を運ぶ。
「やった!お肉だ!!」
「よーし!チョコ、どっちが多く食べれるか勝負だ!!」
「負けないからな!サム」
「ちょっと!サム!!何子供相手に勝負挑むの!?しかもしょうもないやつ!!」
「2人ともゆっくり食べなさい!喉に詰まるでしょ!!」
突然始めた勝負に私達女子は振り回される。
「ふぅ、満腹満腹。」
大きなお腹をなでながらサムは言った。
「な~にが、満腹満腹よ。サムのせいで今日の夕飯の分まで無くなったんだけど!?」
サラは腰に手を当てながら怒っていた。
本当は私が怒らないといけないんだけど、少し貧血になって寝込んでしまっている。
「お肉、高いんだからね!!」
「悪いってば~。」
本当に仲がいいな。
「・・・姉さん、大丈夫?ごめん、疲れてるの全然気づけなくて。」
チョコは申し訳なさそうに私の隣にいる。
「ううん、大丈夫だよ。女の人はよく貧血になりやすくなるの。
それに私もご飯をちゃんと食べてなかったから・・・気にしなくていいよ。」
頭を優しくなでると、チョコは嬉しそうに笑っている。
・・・お兄ちゃんもこんな気持ちだったのかな?
よく頭をなでてくれた兄を思い出す。
「ウカ、体調はどう?」
サラが私の頭に乗っている布を外しながら言った。
「うん、もう大丈夫だよ。ごめんね、迷惑かけて。」
「迷惑じゃないからそんな顔しないの、それに迷惑はこっちがかけてるしね。
本当にごめん、サムのせいで今日のお肉無くなっちゃって。」
「気にしないで!実は今日の分はまだ、あるの。チョコにはそれを食べさせるから。」
「・・・おーい、2人とも話を進めてるみたいだけど、ちょっといいか?」
サラと2人で話していたらサムが私のベットに腰掛けながら言った。
「一週間分は余裕に肉、狩ってきたぞ?」
サムはチョコを見ながら言った。
「は?」
「え?」
サラと私は同時に声をあげた。
狩ったって、どういうこと?
「いや、実はさ、チョコに動物との戦い方を教えたんよ。そしたらこいつイノシシまで1人で仕留めたんよ?もう、これは天才じゃね?あ、ちゃんと血抜きとかも教えたから安心しろ!」
そう言って胸を張るサムはもはや清々しかった。
ていうかサム、いい加減にしてほしい。
「・・・なんかウカの周りが黒いんですけど・・・。」
サラの小さな声が聞こえるが私は何も気づいてないふりをして、サムに微笑んだ。
「サム」
「お、おう!なんだ?」
若干笑顔を引きつらせながらサムは言った。
「チョコに・・・私の家族に何勝手な事教えてるの?そんなに私を怒らせたい?ねぇ、聞いてるの、サム?」
私はそう言いながらサムの手を握る。
「痛い痛い!!すみません!変な事はもう教えないから、許してくれ!!!」
うん、これがチョコにじゃなくて私に教えてくれてたんなら怒らないよ?
まだ、こんなに小さな男の子に教えてるから怒ってんだよ!!!!
「痛い痛い!!骨が折れる~!!!」
「これがチョコが狩ったイノシシ?」
私は驚くことしかできなかった。
「てっきり、子供かと思ったらどうして親の方なの?」
私の隣ではサラが頭を抱えていた。
大人数人で運ぶのがやっとというのが目の前にある。
近くで見たらなんだろう?というものがどうやらチョコが1人で仕留めたみたい。
「ヤバすぎる、チョコ。」
「狩の天才だな、チョコは。」
サラがぼそりと言った後にサムが笑いながら言った。
頭が痛くなるような不思議な年の春は桜が散って終わりを迎えようとしていた。
私がお昼の準備をしていたらようやく帰ってきた。
「おかえりー!!」
私はチョコとサムの頬を引っ張りながら笑顔で言った。
「さんざん、人に迷惑かけただけじゃなくいきなりいなくなることで私がどれだけ心配していると思ってるの?
3人とも悪い子でいるならお昼抜きにするよ??」
「いひゃい!はふかった!(痛い!悪かった!)」
「ごめんなさひぃ!」
「えー!どうして私まで入ってるの??」
サムとチョコは素直に謝ってる中1人のんびりと抗議の声をあげてるのはサラ。
「あたりまえでしょ!サムを止めなかった罰だよ!!」
私は2人から手を離す。
「いててててて。ウカ意外と力強いんだな。」
「ウカ姉さん、ごめんなさい。」
チョコは子犬のようにしょんぼりと反省してる。
・・・・なんか可愛い!
あーもう!これ以上怒れないじゃない!!
「・・・これからはこういうの無しにしてよね?何かあったら大変だし。それに私が怖いから。ね?約束。」
しゃがみながら言うとチョコはぱぁっと明るい笑顔で
「うん!約束する!!」
私の小指とチョコの小指を絡める。
「「ゆびきり、げんまん嘘ついたらハリセンボンの~む!!」」
2人で声をそろえて微笑みあう。
「さてと、お昼にしようか?2人ともお腹すいてるでしょ?サラ、手伝って。」
「はいはい、やっとお昼だー!」
私はサラと一緒にご飯を運ぶ。
「やった!お肉だ!!」
「よーし!チョコ、どっちが多く食べれるか勝負だ!!」
「負けないからな!サム」
「ちょっと!サム!!何子供相手に勝負挑むの!?しかもしょうもないやつ!!」
「2人ともゆっくり食べなさい!喉に詰まるでしょ!!」
突然始めた勝負に私達女子は振り回される。
「ふぅ、満腹満腹。」
大きなお腹をなでながらサムは言った。
「な~にが、満腹満腹よ。サムのせいで今日の夕飯の分まで無くなったんだけど!?」
サラは腰に手を当てながら怒っていた。
本当は私が怒らないといけないんだけど、少し貧血になって寝込んでしまっている。
「お肉、高いんだからね!!」
「悪いってば~。」
本当に仲がいいな。
「・・・姉さん、大丈夫?ごめん、疲れてるの全然気づけなくて。」
チョコは申し訳なさそうに私の隣にいる。
「ううん、大丈夫だよ。女の人はよく貧血になりやすくなるの。
それに私もご飯をちゃんと食べてなかったから・・・気にしなくていいよ。」
頭を優しくなでると、チョコは嬉しそうに笑っている。
・・・お兄ちゃんもこんな気持ちだったのかな?
よく頭をなでてくれた兄を思い出す。
「ウカ、体調はどう?」
サラが私の頭に乗っている布を外しながら言った。
「うん、もう大丈夫だよ。ごめんね、迷惑かけて。」
「迷惑じゃないからそんな顔しないの、それに迷惑はこっちがかけてるしね。
本当にごめん、サムのせいで今日のお肉無くなっちゃって。」
「気にしないで!実は今日の分はまだ、あるの。チョコにはそれを食べさせるから。」
「・・・おーい、2人とも話を進めてるみたいだけど、ちょっといいか?」
サラと2人で話していたらサムが私のベットに腰掛けながら言った。
「一週間分は余裕に肉、狩ってきたぞ?」
サムはチョコを見ながら言った。
「は?」
「え?」
サラと私は同時に声をあげた。
狩ったって、どういうこと?
「いや、実はさ、チョコに動物との戦い方を教えたんよ。そしたらこいつイノシシまで1人で仕留めたんよ?もう、これは天才じゃね?あ、ちゃんと血抜きとかも教えたから安心しろ!」
そう言って胸を張るサムはもはや清々しかった。
ていうかサム、いい加減にしてほしい。
「・・・なんかウカの周りが黒いんですけど・・・。」
サラの小さな声が聞こえるが私は何も気づいてないふりをして、サムに微笑んだ。
「サム」
「お、おう!なんだ?」
若干笑顔を引きつらせながらサムは言った。
「チョコに・・・私の家族に何勝手な事教えてるの?そんなに私を怒らせたい?ねぇ、聞いてるの、サム?」
私はそう言いながらサムの手を握る。
「痛い痛い!!すみません!変な事はもう教えないから、許してくれ!!!」
うん、これがチョコにじゃなくて私に教えてくれてたんなら怒らないよ?
まだ、こんなに小さな男の子に教えてるから怒ってんだよ!!!!
「痛い痛い!!骨が折れる~!!!」
「これがチョコが狩ったイノシシ?」
私は驚くことしかできなかった。
「てっきり、子供かと思ったらどうして親の方なの?」
私の隣ではサラが頭を抱えていた。
大人数人で運ぶのがやっとというのが目の前にある。
近くで見たらなんだろう?というものがどうやらチョコが1人で仕留めたみたい。
「ヤバすぎる、チョコ。」
「狩の天才だな、チョコは。」
サラがぼそりと言った後にサムが笑いながら言った。
頭が痛くなるような不思議な年の春は桜が散って終わりを迎えようとしていた。
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