28 / 69
第5章 首都へ
第26話 驚くべき成長速度
しおりを挟む
首都・ロワゴールへの旅を始めて4日後————。
小さな町で宿を取ることにしたタスクたちは再び二部屋に分かれることになった。
「だから、なーんで俺が一人部屋なんだよー……」
前回と同じくジャンが文句をたれると、聞きつけたミロワが年甲斐もなくアッカンベーをして見せる。
「言ったでしょ。ジャンは嫌いだって!」
「そりゃねえよ、ミロワちゃん……」
ジャンがガックリと肩を落とすと、二人のやりとりを聞いていたタスクが口を開く。
「では、俺がジャンと二人部屋に泊まろう」
「ダメダメ! ミロワ、一人だと怖いもん!」
そう言って、ミロワはタスクの手を取った。
「行こっ、タスク!」
「お、おい……」
ミロワに手を引っ張られ、タスクは戸惑いながら彼女の後に続いて行く。
————案内された部屋は、テーブルとベッドが二つ置いてあるだけのなんの変哲もない二人部屋である。
ミロワは部屋に入るなり奥のベッドに飛び込んだ。
「わあ! フカフカだあ!」
「この2日は野宿だったからな。今夜は良く眠れるんじゃないか?」
「うん!」
タスクの声にミロワは顔を上げて元気よく答えた。
タスクはうっすらと微笑むと、部屋に異常がないか確認してようやく荷物を置いた。
「小さいが部屋に風呂がついているぞ。野宿で垢もたまっているだろう。夕餉の前に身を清めてこい。俺は後でいい」
「アカなんてたまってないよー……。女の子に対して失礼だよね、タスクって」
口を尖らせるミロワにタスクは慌てて頭を下げる。
「す、すまん……」
困り顔のタスクにミロワはプッと吹き出した。
「……じゃあ、おわびの印にタスクに背中を流してもらおうかなー?」
「おい、からかうな! お前、もう一人で風呂に入れるだろう!」
「あはは! ゴメン、ゴメン!」
叱られたミロワはぺろっと舌を出してシャワールームに駆け込んでいった。タスクは自分のベッドに腰を下ろしてため息を漏らす。
「……まったく、ミロワの奴……」
タスクが独りごちた時、コンコンとノックの音が響き、続いて聞き覚えのある男の声が聞こえてきた。
「ごめんください」
「開いている。入って来い」
「ありがとう」
部屋に入ってきたのは、言わずもがなジャンである。
「ミロワちゃんは————シャワー浴びてんのか」
シャワーの音を敏感に聞き取ったジャンはテーブルに着いて、持っていた酒をコップに注いだ。
「ホテルのモンに聞いたとこだと明日の夜にゃあ、ロワゴールに着きそうだぜ」
「そうか。思ったより順調に進んでいるな」
「ああ。なんたってヤツらに出くわしても、あの子のことはガン無視だかんな。アンタも戦いやすかったろ」
ジャンはクイッと酒を煽りながらシャワールームの方へ視線を送った。
「……ああ。やはり、ミロワは『晄石獣』の攻撃対象から外れているようだな」
「どういうことなんだろうな……? 羨ましい限りだけど、カラクリが分かんねえ」
「俺にも分からん。その辺りは首都で医者か学者に調べてもらうしかないだろう」
残っていた酒を一気に飲み干し、ジャンは口元を手で拭った。
「————それと、ミロワちゃんの成長速度もだな」
「ああ……!」
ベッドに腰掛けたタスクは顔の前で指を組んで続ける。
「出会った当初はなんの感情もない人形のようだったが、そこからすぐに二、三歳ほどの幼子のように口を開いたかと思えば、その後は精神が驚くべき速度で肉体に追いついていっている……!」
「今は10歳くれえか。この眼で見てなけりゃ、とても信じらんねえわ」
ジャンは空になったコップに二杯目を注いでいく。
「でも、やっぱ俺らと会う前の記憶はねえんだろ?」
「ああ。自分が何者なのか、何をしていたのか、何処から来たのか、といった質問には全く答えられない。だが、嘘をついていたり隠しているようにも思えない……」
「そうなると、やっぱエラい学者センセイに診てもらうしかなさそうだな」
「…………」
タスクが無言でうなずいた時、シャワールームのドアがガチャリと開いて、身体から湯気を立てたミロワが姿を見せた。その様子にタスクは立ち上がって声を荒げる。
「ミロワ! なんとはしたない格好をしているんだ!」
「えー? バスタオル巻いてるじゃん」
「お前には大和撫子としての矜持はないのか! ちゃんと服を着ろ!」
「ヤマトナデ……なに? だって暑いんだもん。涼しくなるまで、ちょっと待ってよ」
「駄目だ、許さん!」
精神は10歳児でも身体は妙齢の女性である。タスクは眼を逸らして叱責した。
「いいよいいよ、ミロワちゃん。好きなだけそのカッコでいてくれて」
「うわっ……、ジャンに言われると、なんかスゴいイヤ……!」
「だから、なんでよ⁉︎」
「いいから湯冷めする前に早くしろ! ジャン、お前も自分の部屋に帰れ! 俺たちも身を清めたら夕餉に行くぞ!」
『はーい』
ミロワとジャンが同時に返事をすると、タスクは手拭いを持ってシャワールームに入って行った。ジャンは苦笑いしながらつぶやく。
「……ったく、アニキもいつまでもカテえなあ。もうちょいカルくなりゃいいのによ」
「ホント、ホント」
珍しくジャンの意見にミロワが同意した。
「ミロワちゃん、晩メシから帰って来たら寝る前にカードゲームでもやるかい?」
「カードゲーム? するーっ!」
ミロワは嬉しそうに手を上げて返事をした。
———— 第6章に続く ————
小さな町で宿を取ることにしたタスクたちは再び二部屋に分かれることになった。
「だから、なーんで俺が一人部屋なんだよー……」
前回と同じくジャンが文句をたれると、聞きつけたミロワが年甲斐もなくアッカンベーをして見せる。
「言ったでしょ。ジャンは嫌いだって!」
「そりゃねえよ、ミロワちゃん……」
ジャンがガックリと肩を落とすと、二人のやりとりを聞いていたタスクが口を開く。
「では、俺がジャンと二人部屋に泊まろう」
「ダメダメ! ミロワ、一人だと怖いもん!」
そう言って、ミロワはタスクの手を取った。
「行こっ、タスク!」
「お、おい……」
ミロワに手を引っ張られ、タスクは戸惑いながら彼女の後に続いて行く。
————案内された部屋は、テーブルとベッドが二つ置いてあるだけのなんの変哲もない二人部屋である。
ミロワは部屋に入るなり奥のベッドに飛び込んだ。
「わあ! フカフカだあ!」
「この2日は野宿だったからな。今夜は良く眠れるんじゃないか?」
「うん!」
タスクの声にミロワは顔を上げて元気よく答えた。
タスクはうっすらと微笑むと、部屋に異常がないか確認してようやく荷物を置いた。
「小さいが部屋に風呂がついているぞ。野宿で垢もたまっているだろう。夕餉の前に身を清めてこい。俺は後でいい」
「アカなんてたまってないよー……。女の子に対して失礼だよね、タスクって」
口を尖らせるミロワにタスクは慌てて頭を下げる。
「す、すまん……」
困り顔のタスクにミロワはプッと吹き出した。
「……じゃあ、おわびの印にタスクに背中を流してもらおうかなー?」
「おい、からかうな! お前、もう一人で風呂に入れるだろう!」
「あはは! ゴメン、ゴメン!」
叱られたミロワはぺろっと舌を出してシャワールームに駆け込んでいった。タスクは自分のベッドに腰を下ろしてため息を漏らす。
「……まったく、ミロワの奴……」
タスクが独りごちた時、コンコンとノックの音が響き、続いて聞き覚えのある男の声が聞こえてきた。
「ごめんください」
「開いている。入って来い」
「ありがとう」
部屋に入ってきたのは、言わずもがなジャンである。
「ミロワちゃんは————シャワー浴びてんのか」
シャワーの音を敏感に聞き取ったジャンはテーブルに着いて、持っていた酒をコップに注いだ。
「ホテルのモンに聞いたとこだと明日の夜にゃあ、ロワゴールに着きそうだぜ」
「そうか。思ったより順調に進んでいるな」
「ああ。なんたってヤツらに出くわしても、あの子のことはガン無視だかんな。アンタも戦いやすかったろ」
ジャンはクイッと酒を煽りながらシャワールームの方へ視線を送った。
「……ああ。やはり、ミロワは『晄石獣』の攻撃対象から外れているようだな」
「どういうことなんだろうな……? 羨ましい限りだけど、カラクリが分かんねえ」
「俺にも分からん。その辺りは首都で医者か学者に調べてもらうしかないだろう」
残っていた酒を一気に飲み干し、ジャンは口元を手で拭った。
「————それと、ミロワちゃんの成長速度もだな」
「ああ……!」
ベッドに腰掛けたタスクは顔の前で指を組んで続ける。
「出会った当初はなんの感情もない人形のようだったが、そこからすぐに二、三歳ほどの幼子のように口を開いたかと思えば、その後は精神が驚くべき速度で肉体に追いついていっている……!」
「今は10歳くれえか。この眼で見てなけりゃ、とても信じらんねえわ」
ジャンは空になったコップに二杯目を注いでいく。
「でも、やっぱ俺らと会う前の記憶はねえんだろ?」
「ああ。自分が何者なのか、何をしていたのか、何処から来たのか、といった質問には全く答えられない。だが、嘘をついていたり隠しているようにも思えない……」
「そうなると、やっぱエラい学者センセイに診てもらうしかなさそうだな」
「…………」
タスクが無言でうなずいた時、シャワールームのドアがガチャリと開いて、身体から湯気を立てたミロワが姿を見せた。その様子にタスクは立ち上がって声を荒げる。
「ミロワ! なんとはしたない格好をしているんだ!」
「えー? バスタオル巻いてるじゃん」
「お前には大和撫子としての矜持はないのか! ちゃんと服を着ろ!」
「ヤマトナデ……なに? だって暑いんだもん。涼しくなるまで、ちょっと待ってよ」
「駄目だ、許さん!」
精神は10歳児でも身体は妙齢の女性である。タスクは眼を逸らして叱責した。
「いいよいいよ、ミロワちゃん。好きなだけそのカッコでいてくれて」
「うわっ……、ジャンに言われると、なんかスゴいイヤ……!」
「だから、なんでよ⁉︎」
「いいから湯冷めする前に早くしろ! ジャン、お前も自分の部屋に帰れ! 俺たちも身を清めたら夕餉に行くぞ!」
『はーい』
ミロワとジャンが同時に返事をすると、タスクは手拭いを持ってシャワールームに入って行った。ジャンは苦笑いしながらつぶやく。
「……ったく、アニキもいつまでもカテえなあ。もうちょいカルくなりゃいいのによ」
「ホント、ホント」
珍しくジャンの意見にミロワが同意した。
「ミロワちゃん、晩メシから帰って来たら寝る前にカードゲームでもやるかい?」
「カードゲーム? するーっ!」
ミロワは嬉しそうに手を上げて返事をした。
———— 第6章に続く ————
0
あなたにおすすめの小説
氷結の夜明けの果て (R16)
ウルフィー-UG6
ファンタジー
Edge of the Frozen Dawn(エッジ・オブ・ザ・フローズン・ドーン)
よくある異世界転生?
使い古されたテンプレート?
――そうかもしれない。
だが、これはダークファンタジーだ。
恐怖とは、姿を見せた瞬間よりも――
まだ見えぬまま、静かに忍び寄るもの。
穏やかな始まり。ほのかな優しさ。
だが、石の下には、眠る獣がいるかもしれない。
その時が来れば、闇は牙を剥く。
あらすじ
失われた魂――影に見つめられながら。
だが、英雄とは……本当に常に“光”のために戦う者なのか?
異国の大地で、記憶のないまま、見知らぬ身体で目を覚ます。
生き延びようとする本能だけが、彼を前へと突き動かす。
――英雄か、災厄か。それを分けるのは、ただ一つの選択。
冷たく、謎めいた女戦士アリニアと共に、
彼は武器を鍛え、輝く都市を訪れ、古の森を抜け、忘れられた遺跡へと踏み込んでいく。
だが、栄光へと近づく一歩ごとに、
痛みが、迷いが、そして見えない傷が刻まれていく。
光の道を歩んでいるかのように見えて――
その背後で、影は静かに育ち続けていた。
――これは、力と希望、そして自ら築き上げる運命の物語。
🔹 広大で容赦のない世界が、挑む者を待ち受ける。
🔹 試練と沈黙の中で絆を深めていく、二人の仲間。
🔹 「居場所」を探す旅路の果てに待つものとは――。
ヴェイルは進む。
その選択はやがて、一つの伝説を生み出すだろう。
それが光か、闇か。――決めるのは、あなた自身だ。
異世界国盗り物語 ~戦国日本のサムライ達が剣と魔法の世界で無双する~
和田真尚
ファンタジー
戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。
「これは神隠しか?」
戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎
ところが、今度は自分を追うように領地までが異世界転移してしまう。
家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。
領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。
唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。
敵対勢力は圧倒的な戦力。
果たして苦境を脱する術はあるのか?
かつて、日本から様々なものが異世界転移した。
侍 = 刀一本で無双した。
自衛隊 = 現代兵器で無双した。
日本国 = 国力をあげて無双した。
では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――?
【新九郎の解答】
国を盗って生き残るしかない!(必死)
【ちなみに異世界の人々の感想】
何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!
戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?
これは、その疑問に答える物語。
異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。
※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも投稿しています。
ガルシア戦記
千山一
ファンタジー
ガルシアはひょんな事に幼なじみと出会う。そこで意気投合する。けれど、自分が考えている道からドンドン外れてしまった。果たして、人生の道はハッピーエンドなのか?バッドエンドなのか?そこで待ち受けるものは…
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
サディストの私がM男を多頭飼いした時のお話
トシコ
ファンタジー
素人の女王様である私がマゾの男性を飼うのはリスクもありますが、生活に余裕の出来た私には癒しの空間でした。結婚しないで管理職になった女性は周りから見る目も厳しく、私は自分だけの城を作りまあした。そこで私とM男の週末の生活を祖紹介します。半分はノンフィクション、そして半分はフィクションです。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
霊力ゼロの陰陽師
テラトンパンチ
ファンタジー
生まれつき霊力を持たない少年、西園寺玄弥(さいおんじげんや)。
妖怪の王を封じた陰陽師の血を引きながら、彼だけが“無能”と呼ばれていた。
霊術学院で嘲笑され、才能の差を突きつけられる日々。
それでも諦めきれなかった彼の前に現れたのは、王と対立する最強クラスの妖怪――九尾・葛葉。
「貴様の力は、枯れているのではない。封じられているだけだ」
仮契約によって解かれた封印。
目覚める霊力。動き出す因縁。
これは、無能と蔑まれた少年が、仲間と共に妖怪の王へ挑む物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる