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第八章
『焔馬(二)』
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拓飛が白馬に近づくと、白馬はピタリと草を食むのをやめ、馬首を拓飛に向けた。数秒睨み合う白き二頭だったが、突如白馬が馬首を返して走り出した。それは先程の馬のように拓飛を恐れたのではなく、どこか誘っているようにも見えた。
「……面白え。乗れるモンなら乗ってみやがれってか」
拓飛が地面を蹴ると、白馬は速歩から駈歩になり、その速度を上げた。しかし、拓飛は軽功を用いて白馬の背に難なく着地する。凰華と観衆は喝采を上げた。
白馬は拓飛を振り落とそうと、とうとう襲歩になった。風を切るような速さが拓飛を襲う。白馬には手綱も鐙も付いていないため、拓飛は振り落とされないよう首をガッシリと掴み、腿で白馬の胴を万力の如く締め上げた。
白馬は堪らずいななくと、先程の男を振り落としたように直立になったが、拓飛は余裕綽綽で持ち堪えた。
「どうしたよ? これで終わりか?」
どんどんと胴を締め付ける力が強くなってくる。白馬は前脚をドスンと下ろすと、今度は何度も跳躍を繰り返した。拓飛は小舟の上で嵐に巻き込まれたような心地になった。
「おおっ! やるじゃねえか! 馬野郎!」
拓飛がさらに締め付ける力を強めると、白馬は一際大きくいななき、ようやく大人しくなった。人も馬も息が上がり大汗をかいている。拓飛は地面に降りるとポンポンと白馬の頭を叩いた。
「よおーし、これでおめえは俺の馬だ! いいな!」
白馬は拓飛を主人と認めたように軽くいななくと、ペロッと拓飛の顔を舐めた。暴れ馬に主人が誕生すると、観衆から喝采が巻き起こり、凰華も拍手をしながらそばにやって来た。
「やったね、拓飛! 凄いじゃない!」
「ヘッ、大した事はねえよ!」
拓飛が得意げに笑うと、凰華は優しい顔になって、
「……ほっとけなかったんだよね、この子が一人ぼっちで」
「バッ……、んなワケねえだろ。コイツが誰も乗せねえって言うから、従わせてやりたくなったんだよ!」
拓飛は照れたようにそっぽを向いた。凰華は白馬を撫でると子供に言い聞かせるように話しかけた。
「もう暴れちゃダメだよ? もう怖くないからね」
白馬は凰華の眼をジッと見つめると、今度は凰華の頬を舐めた。
「白いお兄サン、凄いね! その馬、お兄サンに渡すよ」
彩族の男たちが駆け寄ってくると、関心したように言った。
「タダでいいのか?」
「いいよ、いいよ。最初からワタシたちの馬じゃない。それにワタシたち、馬乗るの上手いヒト、好きね。馬具も渡すよ」
彩族は馬と共に育ち、馬と共に生きる民族である。生活のために馬を売買することはあったが、馬の扱いに長けた者は尊敬の対象であった。
「気に入ったぞ、あんた方。今日は我々の天幕に泊まっていかれるがいい」
一際、頭の布が立派な老人が声を掛けて来た。言葉も流暢で、どうやら彩族の長老のようだ。気付けば、いつの間にか陽も落ちかけている。
「長老いいコト言う! 白いお兄サン、嫁サンと泊まっていく!」
「だから嫁じゃねえ!」
「奥さんじゃないですってば!」
二人は顔を真っ赤にすると、同時に否定した。
大草原に闇の帳が降りると、数十の天幕に灯りがポツポツと灯されていく。それはまるで、真っ暗な草原の中に数多の蛍が現れたような幻想的な情景であった。
長老の天幕に招かれた二人には、羊の肉や羊の乳などが振るまわれた。
「肉も美味えけど、この柔けえやつ塩気が効いてて美味えな! 初めて食ったぜ。なんて言うんだ?」
「それは乾酪と言う。羊の乳を固めて作った。栄養価も高い。これと一緒に食べると、もっと美味いぞ」
長老は白く濁った飲み物を勧めてきた。
「なんだ羊の乳か?」
拓飛は碗を受け取ると、ゴクゴクと飲み干した。すると途端に顔が真っ赤になり、バタンと後ろへひっくり返ってしまった。
「拓飛! どうしたの⁉︎」
凰華は慌てて揺するが、拓飛は眼を閉じて全く動かない。
「あなたたち、一体拓飛に何を飲ませたの⁉︎」
「驚いた。こんなに酒に弱い男は初めて見た」
「え?」
「これは馬の乳を発酵させて作った酒だ。そんなに強くはないのだが」
拓飛はガーガーといびきをかき始めた。凰華は安心すると共に吹き出してしまった。
「女の人が苦手で、お酒も駄目。ほんと弱点の多い虎ね」
「もっと話を聞きたかったのだが、こうなっては仕方ない。娘さん、この天幕は今夜自由に使ってくれ」
「え? いえ、あたしは別の天幕で……」
「何を言っている。夫婦なら夫のそばにいてやれ」
「ちょっ、だから夫婦なんかじゃ……」
しかし長老は、凰華の弁明を聞かず天幕から出て言ってしまった。残された凰華は拓飛の様子を窺うが、気持ちよさそうに眠っており、当分起きることはなさそうだった。
「はあ……、父さんにこんな所を見られたら、なんて言われるかしら……」
気が抜けると、先程自分も馬乳酒を飲んだせいか、凰華は催してしまった。仕方なく天幕の外に出ると、柵に繋いであった白馬の姿が見えない。
まさか誰かに連れて行かれてしまったのだろうか? しかし、あの白馬の気性からすれば、不審者が近寄れば鳴き声の一つや二つは上げそうなものなのだが。
そんな事を考えながら凰華が周囲を窺うと、信じられないものが目に入った。
凰華は急いで天幕に戻ると、拓飛を揺すって声を掛けた。
「拓飛! 起きて、大変よ!」
しかし、拓飛はどんなに揺すられようが眼を覚ます素振りすら見せない。焦れた凰華は服の上からではなく、拓飛の顔に直接手を触れてみた。だが拓飛は頬を撫でられても気持ちよさそうにしている。眠っているので、女に触れられても蕁麻疹が出ないのだろうか?
「…… 小蛍、もう少しだけ寝させてくれ……」
不意に拓飛が寝言を口にした。凰華は何をしても拓飛が眼を覚まさないのも相まって、腹立ちまじりに拓飛の頬に張り手を喰らわせたが、それでも拓飛は眼を覚まさなかった。
「……面白え。乗れるモンなら乗ってみやがれってか」
拓飛が地面を蹴ると、白馬は速歩から駈歩になり、その速度を上げた。しかし、拓飛は軽功を用いて白馬の背に難なく着地する。凰華と観衆は喝采を上げた。
白馬は拓飛を振り落とそうと、とうとう襲歩になった。風を切るような速さが拓飛を襲う。白馬には手綱も鐙も付いていないため、拓飛は振り落とされないよう首をガッシリと掴み、腿で白馬の胴を万力の如く締め上げた。
白馬は堪らずいななくと、先程の男を振り落としたように直立になったが、拓飛は余裕綽綽で持ち堪えた。
「どうしたよ? これで終わりか?」
どんどんと胴を締め付ける力が強くなってくる。白馬は前脚をドスンと下ろすと、今度は何度も跳躍を繰り返した。拓飛は小舟の上で嵐に巻き込まれたような心地になった。
「おおっ! やるじゃねえか! 馬野郎!」
拓飛がさらに締め付ける力を強めると、白馬は一際大きくいななき、ようやく大人しくなった。人も馬も息が上がり大汗をかいている。拓飛は地面に降りるとポンポンと白馬の頭を叩いた。
「よおーし、これでおめえは俺の馬だ! いいな!」
白馬は拓飛を主人と認めたように軽くいななくと、ペロッと拓飛の顔を舐めた。暴れ馬に主人が誕生すると、観衆から喝采が巻き起こり、凰華も拍手をしながらそばにやって来た。
「やったね、拓飛! 凄いじゃない!」
「ヘッ、大した事はねえよ!」
拓飛が得意げに笑うと、凰華は優しい顔になって、
「……ほっとけなかったんだよね、この子が一人ぼっちで」
「バッ……、んなワケねえだろ。コイツが誰も乗せねえって言うから、従わせてやりたくなったんだよ!」
拓飛は照れたようにそっぽを向いた。凰華は白馬を撫でると子供に言い聞かせるように話しかけた。
「もう暴れちゃダメだよ? もう怖くないからね」
白馬は凰華の眼をジッと見つめると、今度は凰華の頬を舐めた。
「白いお兄サン、凄いね! その馬、お兄サンに渡すよ」
彩族の男たちが駆け寄ってくると、関心したように言った。
「タダでいいのか?」
「いいよ、いいよ。最初からワタシたちの馬じゃない。それにワタシたち、馬乗るの上手いヒト、好きね。馬具も渡すよ」
彩族は馬と共に育ち、馬と共に生きる民族である。生活のために馬を売買することはあったが、馬の扱いに長けた者は尊敬の対象であった。
「気に入ったぞ、あんた方。今日は我々の天幕に泊まっていかれるがいい」
一際、頭の布が立派な老人が声を掛けて来た。言葉も流暢で、どうやら彩族の長老のようだ。気付けば、いつの間にか陽も落ちかけている。
「長老いいコト言う! 白いお兄サン、嫁サンと泊まっていく!」
「だから嫁じゃねえ!」
「奥さんじゃないですってば!」
二人は顔を真っ赤にすると、同時に否定した。
大草原に闇の帳が降りると、数十の天幕に灯りがポツポツと灯されていく。それはまるで、真っ暗な草原の中に数多の蛍が現れたような幻想的な情景であった。
長老の天幕に招かれた二人には、羊の肉や羊の乳などが振るまわれた。
「肉も美味えけど、この柔けえやつ塩気が効いてて美味えな! 初めて食ったぜ。なんて言うんだ?」
「それは乾酪と言う。羊の乳を固めて作った。栄養価も高い。これと一緒に食べると、もっと美味いぞ」
長老は白く濁った飲み物を勧めてきた。
「なんだ羊の乳か?」
拓飛は碗を受け取ると、ゴクゴクと飲み干した。すると途端に顔が真っ赤になり、バタンと後ろへひっくり返ってしまった。
「拓飛! どうしたの⁉︎」
凰華は慌てて揺するが、拓飛は眼を閉じて全く動かない。
「あなたたち、一体拓飛に何を飲ませたの⁉︎」
「驚いた。こんなに酒に弱い男は初めて見た」
「え?」
「これは馬の乳を発酵させて作った酒だ。そんなに強くはないのだが」
拓飛はガーガーといびきをかき始めた。凰華は安心すると共に吹き出してしまった。
「女の人が苦手で、お酒も駄目。ほんと弱点の多い虎ね」
「もっと話を聞きたかったのだが、こうなっては仕方ない。娘さん、この天幕は今夜自由に使ってくれ」
「え? いえ、あたしは別の天幕で……」
「何を言っている。夫婦なら夫のそばにいてやれ」
「ちょっ、だから夫婦なんかじゃ……」
しかし長老は、凰華の弁明を聞かず天幕から出て言ってしまった。残された凰華は拓飛の様子を窺うが、気持ちよさそうに眠っており、当分起きることはなさそうだった。
「はあ……、父さんにこんな所を見られたら、なんて言われるかしら……」
気が抜けると、先程自分も馬乳酒を飲んだせいか、凰華は催してしまった。仕方なく天幕の外に出ると、柵に繋いであった白馬の姿が見えない。
まさか誰かに連れて行かれてしまったのだろうか? しかし、あの白馬の気性からすれば、不審者が近寄れば鳴き声の一つや二つは上げそうなものなのだが。
そんな事を考えながら凰華が周囲を窺うと、信じられないものが目に入った。
凰華は急いで天幕に戻ると、拓飛を揺すって声を掛けた。
「拓飛! 起きて、大変よ!」
しかし、拓飛はどんなに揺すられようが眼を覚ます素振りすら見せない。焦れた凰華は服の上からではなく、拓飛の顔に直接手を触れてみた。だが拓飛は頬を撫でられても気持ちよさそうにしている。眠っているので、女に触れられても蕁麻疹が出ないのだろうか?
「…… 小蛍、もう少しだけ寝させてくれ……」
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