96 / 201
第24章 『伝説の竜姫、真相を語る』
095 結び直された心
しおりを挟む
————そこまで、ヤンアルの語る言葉を魂に刻み込むように聴いていたベルはホッとしたように息をついた。
「……良かった……! キミはカステリーニ親子を手に掛けていなかったんだね……‼︎」
「……ああ」
「本当に良かった……! もしかしたら、キミが俺のためにその手を血で汚していたんじゃないかと思って、話を聴くのが恐かった……!」
「…………」
安心して気が抜けたのか、ベルは色彩の異なる左右の瞳から感激の涙を流した。
「…………ありがとう……ヤンアル……ッ、俺が生きていられるのはキミのおかげだ……‼︎」
「…………」
無言で首を振るヤンアルの眼にも光るものが見える。
「……お前の命が助かるのなら、私が惜しむものなど何もない……!」
「ヤンアル……‼︎」
涙顔で見つめ合う二人の空気に割り込むように女の声が聞こえてきた。
「————でもさあ、命の恩人度で言ったらフランチェスコもかなり大きいよねえ?」
「アリーヤ……」
ベルとヤンアルに顔を向けられたアリーヤだったが、二つの視線にも構わず続ける。
「それに、いくら悪人っぽくても二人も人が死んでるのに泣いて喜ぶのはどうかと思うなあ、あたし」
「……キミの言う通りだ。自分の命が助かったからといって不謹慎だった……」
ベルはソファーから立ち上がり十字を切った。
「……私は奴らを悼むことはしないぞ。奴らがベルを殺そうとしたことは許せない」
「無理にキミはしなくてもいいさ。俺だってもちろん彼らに思うところはある」
再びソファーに腰を下ろしたベルは思案するように眉根を寄せた。
「————それにしても、結局カステリーニ親子を手に掛けたのは、やっぱりロンジュだったのか……?」
「いや……あの後、眼を覚ましたロンジュに訊いてみたが『知らない』と言っていた。そもそも命令されたと言っていたし、状況から見てフランチェスコが自ら手を下したと考えるべきだろう」
「奴の医療の知識と魔法の腕なら病死に見せかけることなんて朝飯前ってことか……。しかし、奴がカステリーニ親子を手に掛けた理由はいったい……⁉︎」
「それについては私もそれとなく訊いてみたが、はぐらかされるばかりで何も答えてはくれなかった」
「うーん……」
考え込む二人に再びアリーヤが口を挟む。
「————やめやめ! そんなのここでいくら頭を捻っても分かんないわよ。それよりもっと聞きたいことがあるでしょ?」
「もっと聞きたいこと?」
「ヤンアルさんがフランチェスコの下に就いたのは約束を守ったからでしょうけど、燕の仮面を着けたり、アンタと再会した時に知らないフリをしたのは何でとか、いくらでもあるじゃない」
「それは確かに……」
ベルとアリーヤに顔を向けられたヤンアルは複雑な表情を浮かべて黙り込んでいたが、やや間を開けて口を開いた。
「……私がこの仮面を着けたのはロンジュのためでもあるんだ」
「ロンジュのため?」
ベルが尋ねるとヤンアルは手中の仮面に眼をやりながらうなずいた。
「ロンジュはいかなる時でも竜面を外さない。そのために好奇の眼に晒されることも珍しくない」
「確かに、仮面祭りの時でもなければ目立つよな」
「つまり……このロンジュって子が一人で悪目立ちしないように付き合ってあげてるってこと?」
「……平たく言えばそうだ」
ヤンアルの返事を聞いたアリーヤはいぶかしむような表情を浮かべる。
「本当……? それだけが理由じゃないでしょう……⁉︎」
「……そ、そんなことはない」
「————はい、ウソ! ヤンアルさんって分かりやすいわね。正直に白状しなさいよ」
アリーヤに詰め寄られたヤンアルはベルにチラリと視線を送った後、観念したようにようやく話し出した。
「……ロンジュに合わせたというのも本当だ。ただ、もう一つ単純に顔を隠したかったのもある」
「どうして、そんな綺麗な顔を隠したがるのよ?」
「……自分でこんなことを言うのは恥ずかしいが、私のこの顔が男を惹きつけたせいでベルを危うく死なせるところだった。だから、この奇怪な仮面を着けてもう誰にも素顔を見せないようにしようと思ったんだ……」
「…………!」
ヤンアルの告白を聞いたアリーヤは唖然とした様子でポカンと口を開けた。
「————プッ」
「……? ベル、どうした?」
「————アハハハハッ‼︎」
その時、突然ベルが立ち上がり腹を押さえて大笑いした。
「な、何が可笑しいんだ、ベル⁉︎」
顔を真っ赤にしたヤンアルが指差すと、ベルは一頻り笑った後、ようやく顔を上げた。
「……はあーあ、こんなに笑ったのは久しぶりだな。やっぱりキミといると退屈しないよ、ヤンアル」
「ど、どういうことだ⁉︎」
涙を拭ったベルは一転、真剣な顔つきになり、戸惑うヤンアルをギラリと見据えた。
「————まさかとは思うが、キミが俺を知らないフリをしたのは俺に危害が及ばないようにするためだとか言うんじゃないだろうな……⁉︎」
「……そうだ。事実、私のせいでベルは死にかけた。それに振り返ってみれば、ベルにはこれまでも色々迷惑を掛けていた。記憶を失っている私と出会ったせいで、平穏だったベルの生活は一変してしまった。私はきっと不幸を運ぶ女なんだ……!」
「…………」
ヤンアルの隠されていた胸の内を聞いたベルは無言で歩み寄って、その手から燕面を奪い取った。
「————悲劇のヒロインぶるな、この馬鹿女」
「なっ……⁉︎」
いつもの穏やかな口調とは違うベルの口振りにヤンアルは驚きを隠せない。ベルはヤンアルの肩をガッシリと掴んで顔を近付ける。
「俺がキミのことを迷惑だなんていつ言った⁉︎ 勝手に俺の気持ちを推し量って、勝手に姿を消すだなんて馬鹿のやることだと言ってるんだ‼︎」
「だ、だが、私のせいで殺されかけたのは事実————」
「————それがなんだって言うんだ! 時には迷惑を掛けることも、相手を怒らせることだってあるだろう! だが、それ以上の喜びや暖かさを共有することも出来る! それが人と人との結びつきというものだ‼︎」
「————‼︎」
ここまで言うとベルはヤンアルの肩から手を離し、包み込むように抱き締めた。
「……キミは不幸を呼ぶ女なんかじゃない。弱小領主のダメ息子だった俺を変えてくれたかけがえのない女だ。頼むから、自分をそんな風に卑下しないでくれ……!」
「————ベル……‼︎」
再びヤンアルの頬を清らかな雫が伝い、その手がベルの背中に添えられた。
「……ふふ、自分を卑下するのはベルの専売特許だったのに、お前と長く一緒にいたせいで私にもうつってしまっていたらしいな」
「そうだね、それも結びつきの一つになるのかな」
「ベル……」
「ヤンアル……」
そのまま二人の唇が重なろうとした時————、
「————あのー……盛り上がってるところ悪いんだけど、あたしとロンジュくんが同じ空間に居ること忘れてない……?」
『————‼︎』
呆れたようなアリーヤの声を聞いた二人はパッと離れて同時に赤面した。
「……良かった……! キミはカステリーニ親子を手に掛けていなかったんだね……‼︎」
「……ああ」
「本当に良かった……! もしかしたら、キミが俺のためにその手を血で汚していたんじゃないかと思って、話を聴くのが恐かった……!」
「…………」
安心して気が抜けたのか、ベルは色彩の異なる左右の瞳から感激の涙を流した。
「…………ありがとう……ヤンアル……ッ、俺が生きていられるのはキミのおかげだ……‼︎」
「…………」
無言で首を振るヤンアルの眼にも光るものが見える。
「……お前の命が助かるのなら、私が惜しむものなど何もない……!」
「ヤンアル……‼︎」
涙顔で見つめ合う二人の空気に割り込むように女の声が聞こえてきた。
「————でもさあ、命の恩人度で言ったらフランチェスコもかなり大きいよねえ?」
「アリーヤ……」
ベルとヤンアルに顔を向けられたアリーヤだったが、二つの視線にも構わず続ける。
「それに、いくら悪人っぽくても二人も人が死んでるのに泣いて喜ぶのはどうかと思うなあ、あたし」
「……キミの言う通りだ。自分の命が助かったからといって不謹慎だった……」
ベルはソファーから立ち上がり十字を切った。
「……私は奴らを悼むことはしないぞ。奴らがベルを殺そうとしたことは許せない」
「無理にキミはしなくてもいいさ。俺だってもちろん彼らに思うところはある」
再びソファーに腰を下ろしたベルは思案するように眉根を寄せた。
「————それにしても、結局カステリーニ親子を手に掛けたのは、やっぱりロンジュだったのか……?」
「いや……あの後、眼を覚ましたロンジュに訊いてみたが『知らない』と言っていた。そもそも命令されたと言っていたし、状況から見てフランチェスコが自ら手を下したと考えるべきだろう」
「奴の医療の知識と魔法の腕なら病死に見せかけることなんて朝飯前ってことか……。しかし、奴がカステリーニ親子を手に掛けた理由はいったい……⁉︎」
「それについては私もそれとなく訊いてみたが、はぐらかされるばかりで何も答えてはくれなかった」
「うーん……」
考え込む二人に再びアリーヤが口を挟む。
「————やめやめ! そんなのここでいくら頭を捻っても分かんないわよ。それよりもっと聞きたいことがあるでしょ?」
「もっと聞きたいこと?」
「ヤンアルさんがフランチェスコの下に就いたのは約束を守ったからでしょうけど、燕の仮面を着けたり、アンタと再会した時に知らないフリをしたのは何でとか、いくらでもあるじゃない」
「それは確かに……」
ベルとアリーヤに顔を向けられたヤンアルは複雑な表情を浮かべて黙り込んでいたが、やや間を開けて口を開いた。
「……私がこの仮面を着けたのはロンジュのためでもあるんだ」
「ロンジュのため?」
ベルが尋ねるとヤンアルは手中の仮面に眼をやりながらうなずいた。
「ロンジュはいかなる時でも竜面を外さない。そのために好奇の眼に晒されることも珍しくない」
「確かに、仮面祭りの時でもなければ目立つよな」
「つまり……このロンジュって子が一人で悪目立ちしないように付き合ってあげてるってこと?」
「……平たく言えばそうだ」
ヤンアルの返事を聞いたアリーヤはいぶかしむような表情を浮かべる。
「本当……? それだけが理由じゃないでしょう……⁉︎」
「……そ、そんなことはない」
「————はい、ウソ! ヤンアルさんって分かりやすいわね。正直に白状しなさいよ」
アリーヤに詰め寄られたヤンアルはベルにチラリと視線を送った後、観念したようにようやく話し出した。
「……ロンジュに合わせたというのも本当だ。ただ、もう一つ単純に顔を隠したかったのもある」
「どうして、そんな綺麗な顔を隠したがるのよ?」
「……自分でこんなことを言うのは恥ずかしいが、私のこの顔が男を惹きつけたせいでベルを危うく死なせるところだった。だから、この奇怪な仮面を着けてもう誰にも素顔を見せないようにしようと思ったんだ……」
「…………!」
ヤンアルの告白を聞いたアリーヤは唖然とした様子でポカンと口を開けた。
「————プッ」
「……? ベル、どうした?」
「————アハハハハッ‼︎」
その時、突然ベルが立ち上がり腹を押さえて大笑いした。
「な、何が可笑しいんだ、ベル⁉︎」
顔を真っ赤にしたヤンアルが指差すと、ベルは一頻り笑った後、ようやく顔を上げた。
「……はあーあ、こんなに笑ったのは久しぶりだな。やっぱりキミといると退屈しないよ、ヤンアル」
「ど、どういうことだ⁉︎」
涙を拭ったベルは一転、真剣な顔つきになり、戸惑うヤンアルをギラリと見据えた。
「————まさかとは思うが、キミが俺を知らないフリをしたのは俺に危害が及ばないようにするためだとか言うんじゃないだろうな……⁉︎」
「……そうだ。事実、私のせいでベルは死にかけた。それに振り返ってみれば、ベルにはこれまでも色々迷惑を掛けていた。記憶を失っている私と出会ったせいで、平穏だったベルの生活は一変してしまった。私はきっと不幸を運ぶ女なんだ……!」
「…………」
ヤンアルの隠されていた胸の内を聞いたベルは無言で歩み寄って、その手から燕面を奪い取った。
「————悲劇のヒロインぶるな、この馬鹿女」
「なっ……⁉︎」
いつもの穏やかな口調とは違うベルの口振りにヤンアルは驚きを隠せない。ベルはヤンアルの肩をガッシリと掴んで顔を近付ける。
「俺がキミのことを迷惑だなんていつ言った⁉︎ 勝手に俺の気持ちを推し量って、勝手に姿を消すだなんて馬鹿のやることだと言ってるんだ‼︎」
「だ、だが、私のせいで殺されかけたのは事実————」
「————それがなんだって言うんだ! 時には迷惑を掛けることも、相手を怒らせることだってあるだろう! だが、それ以上の喜びや暖かさを共有することも出来る! それが人と人との結びつきというものだ‼︎」
「————‼︎」
ここまで言うとベルはヤンアルの肩から手を離し、包み込むように抱き締めた。
「……キミは不幸を呼ぶ女なんかじゃない。弱小領主のダメ息子だった俺を変えてくれたかけがえのない女だ。頼むから、自分をそんな風に卑下しないでくれ……!」
「————ベル……‼︎」
再びヤンアルの頬を清らかな雫が伝い、その手がベルの背中に添えられた。
「……ふふ、自分を卑下するのはベルの専売特許だったのに、お前と長く一緒にいたせいで私にもうつってしまっていたらしいな」
「そうだね、それも結びつきの一つになるのかな」
「ベル……」
「ヤンアル……」
そのまま二人の唇が重なろうとした時————、
「————あのー……盛り上がってるところ悪いんだけど、あたしとロンジュくんが同じ空間に居ること忘れてない……?」
『————‼︎』
呆れたようなアリーヤの声を聞いた二人はパッと離れて同時に赤面した。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
【完結】侍女が王女に転生?!英雄と結婚して破滅の国を救います!
カナタカエデ
ファンタジー
八十歳で生涯を終えた、元王宮侍女カリナ。
その最期の瞬間――枕元に、かつて仕えた王女アメリアが現れた。
「お願い…私の人生をやり直して。国を、私を、救って――」
次に目を開くと、カリナは十八歳の“王女アメリア”として転生していた。
彼女は知っている。
このままでは王国は滅び、愛する主君が破滅する未来を。
未来を変えるため、アメリアは
冷徹と噂される英雄ヴァルクとの政略結婚を選ぶ。
これは、かつて守れなかった主人のための転生。
そのはずなのに――彼への想いは、気づけば変わり始めていた。
王女と英雄が紡ぐ、破滅回避ラブファンタジー開幕。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
挿絵はA I画像を使用
10/20 第一章完結
12/20 第二章完結
2/16 第三章完結
他サイト掲載
(小説家になろう、Caita)
【本編完結】厄災烙印の令嬢は貧乏辺境伯領に嫁がされるようです
あおまる三行
恋愛
王都の洗礼式で「厄災をもたらす」という烙印を持っていることを公表された令嬢・ルーチェ。
社交界では腫れ物扱い、家族からも厄介者として距離を置かれ、心がすり減るような日々を送ってきた彼女は、家の事情で辺境伯ダリウスのもとへ嫁ぐことになる。
辺境伯領は「貧乏」で知られている、魔獣のせいで荒廃しきった領地。
冷たい仕打ちには慣れてしまっていたルーチェは抵抗することなくそこへ向かい、辺境の生活にも身を縮める覚悟をしていた。
けれど、実際に待っていたのは──想像とはまるで違う、温かくて優しい人々と、穏やかで心が満たされていくような暮らし。
そして、誰より誠実なダリウスの隣で、ルーチェは少しずつ自分の居場所を取り戻していく。
静かな辺境から始まる、甘く優しい逆転マリッジラブ物語。
【追記】本編完結しました
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる