正義のキャット

猫幸世

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正義のキャット

第6話

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使われていない倉庫の中で作戦を練っていた恵美(めぐみ)は三毛猫のミタに目をつけた。 

「三毛猫がピンチだと知ればつぐみは必ず姿を見せる」

そう言って黒い剣でミタの居場所を探し始めた。 

それから暫くして恵美はミタを見つけその場から姿を消した。 

ーケーキ屋ー 
スコティッシュフォールドのダイと再会できたミタは喜び抱きついた。

「会いたかったダイ」

「無事で良かった」

「キナ、俺達いない方が良いんじゃないか」

「そうね、コタ、アミー、帰ろ」

そう言ってキジ猫のキナとロシアンブルーのアキとキジ白猫のコタとスナネコのアミーがドアを開き店から出ると恵美が現れた。 

「三毛猫は中かしら」

「ミタ、逃げてー」

キナの叫びと同時にアキとコタとアミーもキナと一緒に店の中に入ろうとしたその時、恵美の黒い剣にやられ倒れた。 

その後、恵美が奥の部屋に近づくとミタを守ろうとダイが威嚇した。 

「ミタ、逃げろ」

「ダイ…」

「猫に戻ったのね」

恵美がミタに向かって口にするとダイが恵美に向かって口を開いた。 

「猫の街から出ていけ」

「あんたに用はないの、用があるのは三毛猫ちゃんなのだからあんたは眠ってて」

そう言って恵美は一瞬でダイに近づき眠らせるとダイは倒れた。

「ダイ!」

ミタが驚いた口調で口にすると恵美はミタに近づき口を開いた。 

「あんたを捕まえればつぐみは必ず助けに現れる、だから傷ついてね」

そう言って恵美は黒い剣でミタの身体を傷つけ倒れさせた。 

その後、恵美は傷ついたミタを連れてその場から消えると使われていない倉庫に向かった。 

その頃、つぐみはミタとダイのケーキ屋がある猫の街ではなく別の猫の街を歩いていた。 

「恵美、どこにいるんだ」

「つぐみ、聞こえるかしら」

「恵美…」

つぐみが立ち止まると恵美が口を開いた。 

「これを見なさい」

恵美が口にしたその瞬間、つぐみの前に傷ついたミタが紐で壁に繋がれた姿で現れた。

「ミタ!」

「猫ちゃんを助けたかったら水晶のブレスレットを持って使われていない倉庫に来なさい」

そう言って恵美が会話を切るとつぐみは険しい顔をしながらその場から姿を消し使われていない倉庫に向かった。 

ー使われていない倉庫ー 

「私を傷つけてもつぐみさんはあなたに水晶のブレスレットは渡さない」

「つぐみは優しい男よ、猫を助けるためなら大事な水晶のブレスレットを差し出す」

「……」

「来たようね」

そう言って恵美がミタから目線をそらし振り返ると白い服に白いズボン白いマントを羽織ったつぐみが現れた。
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