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「 2ー30 」最終話
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鮎次朗と保が恋人になりましたが、あの2人は?
「♪イッチャイナ、イッチャイナ。イキタクなったら、イッチャイナーー!」
歌声が聞こえるのは、お城の御前様のお部屋。ベッドの上で昇天した御前様は、ピクピクとしている。薫は、吐息をついた。
「あふうーん。」
御前様から頂いた精力エネルギーのおかげで、肌は艶々顔は美しくなるばかり。ファンが増えております。
(御前様ばかり、気持ち良くなっちゃって。僕は?僕は?つまんなーい。)
もう、御前様は忘れて新しい恋を見つけようかな。どうしょうかな。
「総理事長は、如花ちゃんと楽しく旅行してるんだろうなあ。羨ましい!」
大妖怪の三股猫の如花は、修行させる為に犬に変えた総理事長を連れて行ってしまったのだ。強欲が薄れたら戻すとか。果たして、生きてるうちに薄れるのか?
薫は、余韻に浸っている御前様に尋ねてみた。
「ね、御前様。御前様にとって、恋は何?」
御前様は、目を閉じたままで答える。
「恋なんて忌まわしいものだけど、必要だと思うよ。」
「どうして?前は、必要ないって言ってたのに。」
「俺は、お前が必要だからさ。」
「えっ、どういう意味?」
御前様は、目を開けて腕を伸ばした。薫の方へ、「来いよ」と。嬉しそうな顔をして飛び込んで来る少年。
(お前って、化け物だよな。俺達の性欲を吸い取ってくんだから。)
吸い取るごとに、妖気を強めて悩ましさを増す。だけど、必要だ。並の男の十倍も精力の強い家系に生まれたからには。吸われなければ、父親のように沢山の愛人を持たなくてはならないからだ。
でも、可愛く思えてきたから不思議だ。腕の中の少年に愛情を持ち初めた自分がいる。
ーーーーーおわりーーーーー
2021,10,16,
『作者より』
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
基本的にBLは、あまり書かないのですが。たまーに、書きたくなるんですね。
こちらでは、これ以外は「女の子主人公」です。
他に読みたいと思われるお客様の為に、他サイトで1年前に書いていた短編をダウンロードしました。
タイトルは、「食事の皿の上にの」です。
そちらも、ファンタジーですので。宜しかったら、ご覧下さいませ。
「♪イッチャイナ、イッチャイナ。イキタクなったら、イッチャイナーー!」
歌声が聞こえるのは、お城の御前様のお部屋。ベッドの上で昇天した御前様は、ピクピクとしている。薫は、吐息をついた。
「あふうーん。」
御前様から頂いた精力エネルギーのおかげで、肌は艶々顔は美しくなるばかり。ファンが増えております。
(御前様ばかり、気持ち良くなっちゃって。僕は?僕は?つまんなーい。)
もう、御前様は忘れて新しい恋を見つけようかな。どうしょうかな。
「総理事長は、如花ちゃんと楽しく旅行してるんだろうなあ。羨ましい!」
大妖怪の三股猫の如花は、修行させる為に犬に変えた総理事長を連れて行ってしまったのだ。強欲が薄れたら戻すとか。果たして、生きてるうちに薄れるのか?
薫は、余韻に浸っている御前様に尋ねてみた。
「ね、御前様。御前様にとって、恋は何?」
御前様は、目を閉じたままで答える。
「恋なんて忌まわしいものだけど、必要だと思うよ。」
「どうして?前は、必要ないって言ってたのに。」
「俺は、お前が必要だからさ。」
「えっ、どういう意味?」
御前様は、目を開けて腕を伸ばした。薫の方へ、「来いよ」と。嬉しそうな顔をして飛び込んで来る少年。
(お前って、化け物だよな。俺達の性欲を吸い取ってくんだから。)
吸い取るごとに、妖気を強めて悩ましさを増す。だけど、必要だ。並の男の十倍も精力の強い家系に生まれたからには。吸われなければ、父親のように沢山の愛人を持たなくてはならないからだ。
でも、可愛く思えてきたから不思議だ。腕の中の少年に愛情を持ち初めた自分がいる。
ーーーーーおわりーーーーー
2021,10,16,
『作者より』
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
基本的にBLは、あまり書かないのですが。たまーに、書きたくなるんですね。
こちらでは、これ以外は「女の子主人公」です。
他に読みたいと思われるお客様の為に、他サイトで1年前に書いていた短編をダウンロードしました。
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